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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  ショーシャンクの空に 見事なシナリオ。きちんとテーマもあり、勧善懲悪の爽快感あり、どんでん返しの妙あり、ということなし。圧巻。10点(2001-01-22 07:28:59)

2.  グッド・ネイバー 《ネタバレ》 なるほど、そう来たかというどんでん返しが素晴らしい。 しかも泣ける。ラストはうるっと来てしまった。 前半の見せ方もいい。途中から裁判のシーンが入り、「実験」のスタートから事件の結末に向けて時系列に進む物語と、事件が全てが終わった後の裁判、という2方向から真相に近づいていくという手法は、結末に向けて嫌でも興味がそそられる。 イーサンの父親のDV事件にあのじいさんが絡んでいたということが途中で明らかになることや、深夜に音楽をかけて踊る奥さんに近所迷惑だと諌めるシーンは必要だったかどうか。伏線と言えば伏線なのだが、このじいさん実は悪い人じゃないんじゃ?って、少し気づいてしまう。 逆に、じいさんが斧で網戸をぶち壊すシーンは、じいさんを「狂気じみたおかしい奴」にするために無理やりそうした感がある。だって、他の怪奇現象にはすべて温厚に対応してたのに、なぜ網戸だけはあんなに攻撃的になるのか?不自然ではないか。 細かいことは言ったけれど、とても楽しめる。 いい映画なんだけど、日本では劇場公開されていないし、アメリカでも評論家の評価はイマイチらしい。うーん、なんでだろう。[インターネット(字幕)] 9点(2021-04-16 07:02:22)《改行有》

3.  シャッター アイランド 全く予想できない衝撃のラスト。 なるほど~そう来たか!すばらしい。 難解な映画と言われていて、それは本当にその通り。 ただ、細かい部分を除いて、大筋だけならたいていの人は理解できるレベルではないだろうか。 そして細かい部分は、何度か見返すことで理解して、「ああ、そういうことか」となってまた楽しめる。 まあ、巻き戻しもできない、二度見るにはお金がかかる劇場で視聴する場合は、理解のハードルは高いんだろうけど。 もともと、映画って、現実と回想シーンが入り乱れた時、区別がつかなくなって混乱するんだけど、この映画はそれが顕著。どれが現実でどれが回想(というか妄想)なのかは、一度見ただけでは理解不能だろう。 まあ、もう少しわかりやすく作ってくれよ、と注文はつけたい。 でも、非常に面白かった。[インターネット(吹替)] 9点(2021-04-16 07:00:11)《改行有》

4.  ゼロ・ダーク・サーティ 面白い。 映画のキモの一つは、やはり主人公マヤのキャラクターであろう。 と言っても、彼女の素性やバックボーンはほとんど作中に描かれない。唯一わかるのは、あるシーンでちらっと映る彼女のモニタの背景画像から、どうも子供がいるっぽい、ということくらいだ。なぜビンラディンをそこまで憎むのか(通常のアメリカ人なら当然の感情ではあるとは思うが)、どういった政治信条があるのかも不明。 しかし、そういったキャラクター性は一切削ぎ落とし、ただただ彼女の執念にのみ焦点を当てることで、ストーリーを濃密なものにしている。 彼女の何者も恐れず強気に行動する様は見ていてとても惚れ惚れする。 筋骨隆々の海兵隊に平然と無理難題を押し付けたり、自分の直属の上司どころか、そのはるか上の役職にまで食って掛かる様は、しびれるものがある。 彼女のキャラクターが深く描かれていない故に、ラストシーンで彼女が涙するのも、単純に思いを成し遂げて感極まったからではなく、何か別の意味があるのではないか?と思わせる。 実際にあったできごとを、フィクションを交えつつうまくサスペンスに仕立て上げているのも見事。 良い映画だった。[インターネット(吹替)] 9点(2021-04-13 06:38:37)《改行有》

5.  リメンバー・ミー(2017) 《ネタバレ》 感動した。面白い。 最後に、キーとなる歌を歌って、ひいおばあちゃんに父親を思い出させるシーンは涙が溢れた。 ストーリーは、非常に王道的な作りである。悪いやつを倒し、愛や友情でクライマックスを作る。悪く言えばありがちであるのだが、完成度が高いので評価できる。 きっちり伏線をはり、いくつかのどんでん返しを用意し、綿密にストーリーが練られている。 メキシコ独特の宗教、文化を活かした設定も面白い。現世で写真を飾っていれば現世に一日だけ戻ることができて、そのための入国管理局みたいなのがあったり、などなど。 大人でも感動できるというふれこみの通りで、自分もいたく感動したが、逆に小さな子どもはこのストーリーを十分に理解できるのだろうか?とも思う。アナ雪などと比べると、かなり複雑な内容になっている。[映画館(吹替)] 9点(2018-05-04 16:40:21)(良:1票) 《改行有》

6.  レッド・オクトーバーを追え! 面白い!CIA、ソ連艦長、USネイビー艦長、様々な視点から進んでいって一つに集約していくのが面白い。登場人物もかっこいい。特にUSネイビー艦長いい味だしてるわー。ソ連人とアメリカ人の対比みたいなのもいいな。罠にはめて敵戦艦を沈めるのもいい(かわぐちかいじの「沈黙の艦隊」がパクりまくってたなあ)。しびれるシーンが多い。あと20秒でミサイルと衝突です!→ところで君はどんな仕事をしてるんだい?・・・か、かっこいい! どっちに旋回した!→右です!→(゚Д゚;)!・・・しびれるわー。「あ、アメリカ人だ・・・」は笑えた。 さて、逆に残念なのは・・・。やはり古い映画だけあって映像はしょんぼり。CGで作りましたってのが丸出しのシーンが多く萎える。 ストーリーとしてはいかにも「アメリカ寄り」な内容。アメリカは正しくて自由で、ソ連はろくでもない、ってスタンス。ロシアの人が見たら胸糞悪い映画だろうなあ(笑) まあ自分には関係ないけども。いやー、面白かった。[DVD(吹替)] 9点(2014-08-17 14:19:15)(良:1票) 《改行有》

7.  ランボー ランボーは強い。無敵で不死身である。でもそんなランボーが最後に見せる人間的な弱さ。それがとても涙を誘い、感動的だった。再放送されるたびに見てしまう名作。[地上波(吹替)] 9点(2008-05-23 01:51:25)

8.  マトリックス 30年ぶりに鑑賞 当時、衝撃だったバレットタイムによる視覚効果を含めた映像の素晴らしさも、映像技術が進んだ今となっては特段の感動がなくなったのは致し方ない。 しかし、カッコイイのは30年経っても色褪せない。 ネオとトリニティが、敵施設に乗り込むシーンはしびれる。 カッコイイだけで文句なく楽しめる作品。 ただ、モーフィアスのすきっ歯だけは気になって仕方なかった。あれは俳優として許されるのか?[インターネット(吹替)] 8点(2023-10-11 07:12:44)《改行有》

9.  グリーンブック 主人公がとにかく魅力的である。 ガサツで無学だが、思いやりや家族愛にあふれる。 何かのトラブルも暴力に頼るだけでなく、臨機応変に対応する様もかっこいい。 役者の演技もさることながら、吹き替えの声優のキャスティングも素晴らしい。 この主人公と正反対の属性の黒人ピアニストシャーリーが徐々に心を開いて打ち解けていく、心あたたまるお話。 ラストだけなんか微妙だった。シャーリーが突然家に来て何か微妙な空気になるんだけど、何でラストであんなモヤモヤする展開をぶちこんできたのか、残念。[インターネット(吹替)] 8点(2022-11-04 12:35:37)《改行有》

10.  プリズナーズ 《ネタバレ》 主人公である父親の取る行動や態度がどうにも気に障る。 娘が行方不明になって気が気でないのは分かるが、警察にまで無茶な注文をつける様は、これぞモンスターペアレントって感じ。 知的障害のある男を犯人と決めつけ、監禁して拷問するなど、もはや誰が悪役なんだか分かりゃしない。 しかし、彼の狂気もまた映画の見所であろう。 さて、サスペンスとして素晴らしい出来なのは認めるが、かと言って手放しに褒められるようなものでもない。 最大の問題点は分かりにくいことだ。話の大筋を理解することは容易だろうが、この映画のすべてと言わずとも9割方の内容を、一回見ただけで理解できる人間が果たしてどれくらいいるのだろうか? 分かりにくい部分は多数あるが、特に意味不明だったのは、黒人の少女が保護され、主人公が彼女と面会するシーン。 少女は主人公を見て「あなたもいた」と言った後パニックになる。主人公はそれを聞いて、突然病院を飛び出す。 このシーン、本当に意味がわからない。「あれ?実は親父が犯人なの?」って勘違いしそうになるくらい意味不明。解説サイトで説明を見てやっと理解はできたけど、あんな描き方で普通分かる? あとは、犯人が実は…という結末も、伏線がなさすぎて、驚きがなかった。[インターネット(字幕)] 8点(2021-04-13 06:00:48)《改行有》

11.  生きてこそ 壮絶な映画。最初の墜落に始まって、その後の極寒の世界での生活まで、よくぞそんな過酷な状況で生き残れたな、と思う。あの状況で70日以上生存、しかも登山装備などない状況で山を超え助けを呼んでくる。すごいサバイバル能力だ。 飛行機の残骸から、雪を効率よく溶かす道具、毛布がわりのシート、断熱寝袋なんかを作って、工夫する様も面白い。作品では描かれていないが、目を守るためのサングラスも手作りだったらしい。 人肉を食べるシーンはなかなかにエグい。でもあんなカチカチになった肉ならまだ食べる抵抗もましかな(笑) 10数人の死体があれば男10人以上が2ヶ月生き残れるだけのカロリーになるんだなあ。それでもさすがにガリガリにやせ細るはずだろうけど、俳優は最後までふくよかだった(笑)これはご愛嬌ということで。[インターネット(字幕)] 8点(2019-02-17 22:06:37)《改行有》

12.  ザ・ボーイ ~人形少年の館~ 《ネタバレ》 一体どういうからくりなのか?どういう結末なのか?が予想できず、見入ってしまう。 謎の怪奇現象は、オカルトなのか、現実的仕掛けがあるのか、どっちなんだろうと思いつつ見ていて、さすがにこれは前者、オカルトな話で終わるんだろうなと思ってたら、後者だった。ここまで予想を裏切ってくれたのなら高く評価したい。 数々の伏線を張ってしっかり回収しているのも素晴らしい。 結末であるブラームスの正体は、悪魔のいけにえのレザーフェイスとあまりに似ていて、ちょっと新鮮味にはかけてたのは残念。 あの人形が耳にした内容を、本物のブラームスがすべて聞いていたということになるわけだが、だったら、あの人形を壊した時に中からマイクとかカメラが出て来たほうがよかったのではないだろうか。そうじゃないと、一体ブラームスはどうやって情報を得ていたのか分からずじまいになってしまう。[インターネット(吹替)] 8点(2018-12-23 16:34:43)(良:1票) 《改行有》

13.  ゲット・アウト 《ネタバレ》 黒人差別を逆手に取った社会派サスペンスかと思ったが、何だかどんどん違う方向へ。さらにラストは、全く意外な展開に。 前半はとにかく不気味で、何だか謎めいた出来事だらけ。一体これはどういうことなのかと、話に非常に引き込まれる。なのでそこまでは面白かった。 しかし、そこからの種明かしは少々ガッカリするものがあった。 確かに意外性はあった。だが、それは悪い意味での意外性であった。 脳移植で永遠の命を・・ということなわけだけど、そんな脳移植の技術があるはずもない現代社会の、それも片田舎で、そんな脳移植が行われていましたよ!って唐突に言われても、意外というより、何じゃそりゃ!とあっけにとられるだけである。意外性があったというより、現代サスペンスの話が突然SFになってしまって驚いた、という方が正確である。 また、その脳移植もあまりに手垢が付きすぎたネタであった。「脳移植によって永遠の命を手に入れる」「その脳移植用の健康な体を手に入れる為に、人権を無視した人体獲得システムが構築されている」というのはSFではあまりに古い。 催眠術で人を操るってのも非現実的だなあ。 まあ、それでも細かい点でラストのどんでん返しで楽しめる点は多かったけども。 多少は怪しいと思いつつも少しは信じていた彼女の裏切りと豹変っぷりとかね。あと、一家がとにかくろくでもなく不快な奴ばかりだっただけに、最後に全員ぶっ殺していったのもカタルシスがあった。 まずまず楽しめる。[インターネット(吹替)] 8点(2018-10-12 03:27:12)(良:1票) 《改行有》

14.  アンフレンデッド 《ネタバレ》 最初から最後までパソコンモニタの映像だけで物語が進むという一風変わった映画。 最近はLINEいじめとかネットでのいじめが取りざたされるけど、この映画もそれで、時代を反映してるな、という感じなのだが、まさか、怨霊までがスカイプやフェイスブックを駆使して襲ってくるとはすごい時代だ(笑) なんとも現代的なホラー映画である。 復讐に燃える死人がデジタル上のメッセージや、チャットで語りかけてくるというのは今までにない恐怖がある。特にあのプロフィール画像未設定時の人の体マーク、見慣れた画像のはずなのにすごく不気味。 しかし、この映画の本当の面白さは、幽霊に襲われる恐怖ではない。そういうホラー要素よりも勧善懲悪の楽しさが際立つ。一人の少女を死に追いやりながら、そんなことは気にもせず仲間内でゲラゲラ笑いあってるろくでもない連中が一人ひとりぶち殺されていくのには胸がすく思いがある。 いろいろとよくできた作品。[インターネット(字幕)] 8点(2018-03-13 01:35:03)《改行有》

15.  セルラー 面白い。 展開が早く、ダラダラとしたシーンもなく、ずっと画面に見入ってしまう。 お話は最初はかなりイライラした。充電が切れるとか、充電器を買いに行ったら大混雑とか、大音量で音楽かけてるババアがいたり、電話が混線したり、何かとイラッとさせられる。しかも、主人公の行動が、苦労の割に、いちいち全部「間に合わない」。子どももお父さんも結局助けられない。前半は見ていて、スリルを感じるというよりイライラともどかしさがすごかった。でも後半からどんどん悪人をぶっ倒していって気分爽快。前半にフラストレーション溜まってた分なおさら。これは製作者の狙い? 最初から最後まで電話(無線含む)が何かと鍵になって物語が進むのもニクい演出である。 引退間際のおじいちゃん警官もいい味出してる。 警官が悪いやつってのはもううんざりするほどありがちなのは気になったが。 しかし、冒頭の元カノとのやりとりは何だったのだろう。「無責任で自己チュー」が理由で彼女にフラれたわけだが、彼は今回の事件で赤の他人のためにすごい頑張った。これで彼女も彼のことを見直して仲直りして終了だな、と思ったら、そこは何にもないんだな(笑)じゃあ、元カノのくだりは要らなくない?[インターネット(字幕)] 8点(2017-09-18 20:07:12)《改行有》

16.  悪魔のいけにえ 《ネタバレ》 作りはバカっぽいと言えばバカっぽいんだけど、なかなかに怖がらせてくれる良作。 大して金もかかってないし、SFXだのCGだのの映像にも頼らず、よくぞここまで気持ち悪く、そしておぞましい気分にさせてくれた。 ヒッチハイクで乗せたやつのしょっぱなからの異様な気持ち悪さがすごい。しかし、どんな奴か分からないヒッチハイカーを簡単に乗せる当時のアメリカってすごいおおらかだよなあ。一人目の犠牲者の死は驚くほど突然で、かつあっけなくてびっくり。しかし、被害者の男もいきなり人の家に勝手に入るか?ある意味殺されても文句言えないぞ。それともこれもアメリカ的おおらかさ? 3人が行方不明になり、探しに行こうとするサリー、懐中電灯を取り合って一悶着、明らかに足手まといなのに、車椅子のデブも一緒に行こうとする・・・などなど、やることがアホすぎてイライラマックス。サリーについてはその後もギャーギャーわめいて逃げまわり、「もう、とっととコイツ殺してくれよ」と言うくらいのうざさ(笑) ラストはイマイチだった。動けないジジイにハンマー持たせて殴らせてうまくいかず、挙句の果てに逃げられる。トロくさい逃走劇の後、一人は車に潰されてあっけなくお陀仏。もう一人からは何とか逃げ切って高笑い。何だよこの流れ。喜劇じゃないんだからさ。それに、キチガイ一家を全員ぶっ殺すでもなく、女が殺されるわけでもないんだね。無事逃走ってのも、あまりに中途半端で、別の意味で後味が悪すぎる。[インターネット(字幕)] 8点(2017-09-07 22:32:28)《改行有》

17.  ゼロ・グラビティ 登場人物がたったの2人というのが面白い。おまけに一人は途中でいなくなるので、後半はずっと一人。孤独な宇宙を表現してる(?)・・のかもしれない。 余計な前振りもなく、物語の序盤からいきなりアクシデントが発生。そこからずっと息を呑む展開が続く。全編1時間半と言う短さもあいまって、はじめから終わりまで一気に見れる感じ。映像も迫力がある。宇宙ならではの表現を随所に散りばめ映像としてのリアリティも高い。 男が主人公に見せる優しさ、主人公が持つ死んだ娘への思いなど、人間ドラマの部分があるが、全部、ベタだし薄っぺらい。が、そこはおまけ程度と考えて目をつむりたい。 ISS、中国の宇宙船と2つの船を渡り歩いて地球に帰る・・というのは「流石に無理だろ!うまく行きすぎだ!」というツッコミもあるが、まあ多少のリアリティも目をつむりたい。 消火器の推力で宇宙船を目指すというアイデアもよかった。[ブルーレイ(吹替)] 8点(2016-03-10 01:51:01)《改行有》

18.  エスター 《ネタバレ》 冒頭から物語に引き込まれる。怪しげな少女、それによってかき回される家族。目が離せない。そしてものすごいイライラする。エスターの性悪さを見てるこちらは分かるから、パパンがとてもバカに見えて、またママンがとてもかわいそうで、何ともやりきれない気持ちになる。そうやってすごい不快な気持ちになるのがこの映画の醍醐味だろう。製作者もしてやったりではないか。終わり間際に明かされるエスターの正体もそれなりに衝撃的。ブラックライトで描かれた部屋の絵や、手首の傷など演出や伏線もよく出来ている。 ただ、非常に残念なのはパパンが殺されてから後の30分間である。そこから一気にB級ホラー映画になってしまう。 暗闇で犯人と主人公との対決→犯人を倒した!→犯人の死亡を確認せず気を抜く主人公→そこに犯人再び→また格闘・・・この流れ、あまりに「ありきたり」で「使い古された」展開ではないか?もう後半30分は退屈で死にそうだった。 おまけに、氷の上で格闘するも、特に何かあるわけでなく、犯人を蹴り落として終了。だから何?というしかないしょぼい終わり方。 で、見終わってからDVDの特典映像の「もう一つのラストシーン」を見る。なんだ、こっちのほうが断然いいじゃないか!なぜこっちにしなかったの?多分製作者も本当はこっちのラストにしたかったのだろうと思う。でも、これじゃあ一般受けしないだろとどこかから横槍が入って、泣く泣く本作のラストにしたのではないだろうか。多分きっと。うーん残念。 でも入ったのか? 総じて作品としては十分楽しめた。[DVD(吹替)] 8点(2015-04-26 19:12:27)《改行有》

19.  テッド 《ネタバレ》 面白い。笑える。かわいい。 話はすごいベタ。別れそうになるカップル、それを友だちがとりもつ。いったん命を落としそうになり、お涙頂戴しつつ、結局生き返ってハッピーエンド。何このありがちなお話。 見ていて、常に先の展開が読めてしまうベッタベタなお話(どうせ、一波乱あったあと、結局二人は元の鞘に戻るんだろ~?とかもう読め読め) しかし、それを補って余りある面白さがある。 テッドがかわいい。その一挙手一投足、動きがすべて可愛らしい。小さい体でベッドによいしょと上がるしぐさだけでかわいい。ところがそこから繰り出される、下品極まりない 言動、ひねたジョーク。そのギャップがまた面白い。そこかしこにちりばめられた不条理なギャグやシモネタも笑える。 ただ、80年代?のアメリカドラマを分からないと、全く理解できないネタが多い。この人誰?これは何を言ってるの?というネタが多かった。くまモンやガチャピンなどところどころ日本人向けにローカライズされてる部分もあり、日本公開にあたってそれなりに工夫してきいるのは評価できる。ところで、ユダヤ人いじめ(しかも主人公がそれに加担したがる)なんてのがさらっと出てきて、それがちょっと驚き。そういうのって全然アリなんだ、アメリカって。 楽しい2時間をすごせた。R15指定だけあってシモネタが多く、女性向けではないし、デート向けではないかもしれないが、自分は大変楽しめた。[映画館(字幕)] 8点(2013-02-14 14:40:33)《改行有》

20.  ハート・ロッカー 《ネタバレ》 かっこえええええ。こんなかっこいい主人公は初めて。無鉄砲で何も考えてない命知らずのバカだけど、根っこのところで人の命を奪う爆弾はテロは許さないという使命感がある。平穏な生活もつかの間、また死と隣り合わせの戦場に向かっていく主人公の後ろ姿、任務明けまで365日の文字。かっこ良すぎます。しびれます。 全編通してリアリティーがあってよい。まわりの現地人がみんなテロリストに見えて恐怖する。手を上げろ、下がれ、と言っても、言葉も通じないもどかしさ。そういう緊張感みたいなのがビンビン伝わってくる。[DVD(吹替)] 8点(2012-03-12 01:32:51)《改行有》

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