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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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61.  リメンバー・ミー(2017) 《ネタバレ》 感動した。面白い。 最後に、キーとなる歌を歌って、ひいおばあちゃんに父親を思い出させるシーンは涙が溢れた。 ストーリーは、非常に王道的な作りである。悪いやつを倒し、愛や友情でクライマックスを作る。悪く言えばありがちであるのだが、完成度が高いので評価できる。 きっちり伏線をはり、いくつかのどんでん返しを用意し、綿密にストーリーが練られている。 メキシコ独特の宗教、文化を活かした設定も面白い。現世で写真を飾っていれば現世に一日だけ戻ることができて、そのための入国管理局みたいなのがあったり、などなど。 大人でも感動できるというふれこみの通りで、自分もいたく感動したが、逆に小さな子どもはこのストーリーを十分に理解できるのだろうか?とも思う。アナ雪などと比べると、かなり複雑な内容になっている。[映画館(吹替)] 9点(2018-05-04 16:40:21)(良:1票) 《改行有》

62.  ソウ4 《ネタバレ》 3ではがっかりしたが、本作は「ゲーム」もしっかりしていていつものソウに戻ってくれた。 ゲームのプレイヤーが問題を解決するためのヒントはきちんと提示してあり、伏線もがっつりはられている。 実は何もしないでじっとしていれば良かったというどんでん返しである。ただ、そのネタは少々2とかぶっている感は否めないのであるが。 思いもかけない人物が黒幕であったわけだが、コイツがどういう経緯でジグソウの遺志を継ぐようになるのか、はわからずじまい。もうシリーズ化してるから次回作を見ろということなのだがそういうのは好きじゃないなあ。[インターネット(字幕)] 7点(2018-03-31 12:36:32)《改行有》

63.  ソウ5 《ネタバレ》 色々と残念な出来。 ストーリーの綿密さは今回あまりなかった。 5人で行われたゲームと、刑事同士の戦いが、最後まで何も関係ないまま終わるというのはあまりにひどい。 もっとも、次回作で実は両者には関係があったってことが明らかになる、とかありそうだけど。もう最近は、そのパートでの不自然な点や、謎なところも、どうせ続編で明らかになるんだろうって感じで見てしまう。末期の癌患者にあんなゲームの下準備は無理だろう→アマンダという協力者がいた→あんな非力な女一人増えたくらいじゃこの仕掛は無理だろう→ガタイのいい刑事の協力者がいた…なんて具合に、色々後で分かるわけだ。 いいのかそれで。 5人のゲームについては、「実は5人力を合わせていれば楽にクリアできた」ということが最後に明らかにはなるのは面白かったが、協力しなくてもクリア(生存)自体は可能、というのはゲームとしての完成度は低い。 新ジグソウ(?)の刑事は少し甘いマスクで不気味さと迫力に欠けるのも残念。こいつも次回ですぐ死にそうだけど。[インターネット(字幕)] 4点(2018-03-31 12:35:16)《改行有》

64.  セッション 《ネタバレ》 暴言は吐くわ、物は投げるわ、こんな教師が実際いたら、今ならアカハラに体罰にと、問題だらけで即刻クビもののクソ教師ということになろう。 こんな無茶苦茶な指導が許されるのか?許されるわけがない。 ……などとこの映画をことの善悪で見ていたら面白くも何ともない。 天才を育てるべく狂気のレベルにまで激しい指導をする教師、天才になりたくて狂気のレベルにまで修練を積む生徒。そのふたりの姿が凄まじい迫力を持つ。 そうしたお互いの努力も虚しく天才は生まれなかったのだが、最後の最後でそれが結実することになる。 あの教師が本当に、生徒を密告者と勘違いし復讐をしかけたのか、それとも才能を開花させるためにあえて課した試練だったのか判断に迷うところではあるが、最後はお互いの意識がぴったりと合いボルテージが上がっていくシーンは圧巻である。 2時間、見るものを圧倒し続ける壮絶な映画である。[インターネット(字幕)] 7点(2018-03-27 08:14:57)《改行有》

65.  ザ・ウォール(2017) 《ネタバレ》 代わり映えしないシーンが延々と続く。しかも特に何も起こらない。代わりに、どうでもいい会話の連続。 見ていて退屈で仕方なかった。 劇中のほとんどを占める「敵との会話」の内容は面白くもないし、また、全然重要ではない。敵スナイパーがアメリカに憎しみを持ってるとか、主人公が過去に過ちを犯していたとか色々な話が出てくるが、それがその後の展開に何か関係してくるかと言うと、何にもないのである。つまり作中のあの会話部分を全く無音にしてもこの映画は成立するのだ。作った奴はまともではない。 最後に、ヘリが2台も落とされるのも違和感。どうもパイロットが狙撃されたようだが、現場からそこそこの距離を飛び去ったヘリのパイロットをどうやったら狙撃できるのか?角度的にも距離的にも無理があるだろう。 見えない謎の敵と、砂漠で一騎討ち。設定は面白いのに、それが全く活かせていない。ドラマなし、意外性なし、映像的見せ場なし。非常にしょうもない映画。[インターネット(字幕)] 3点(2018-03-26 06:37:32)《改行有》

66.  ポゼッション(2012) 《ネタバレ》 ひどい映画。 ただの悪魔憑きと悪魔祓いのお話。そこに目新しさは何もない。 ホラー要素もほとんどない。全然怖くない。 一体何を楽しんだらいいの、この映画。 映画の最初の方で「この話は実話」みたいなことを言うんだけど、世にあふれる「本当にあった怖い話」と同じで、実話と言っておけば怖くなるとでも思ってるのだろうか。そういう低レベルな発想は海の向こうでも同じらしい。 ラストは結局何でパパの体から悪魔を取り払うことができたのか、よく分からない。娘の時は失敗したけど何故かパパにはあっさり成功。ん?…なんで? 最後は家族で幸せそうに団欒。親父が見せた娘への愛情で家族仲が元に戻った、とでも言いたいのだろうが、そもそも夫婦が離婚した原因が作中で語られてないから、復縁してハッピーみたいにされても、「はあ?」としか思わない。例えば仮に奥さんの潔癖症にパパが嫌気が差して離婚してたのならパパがいくら愛情見せようが復縁しないわけで、原因を描かないで解決だけはしましたよってやられても、物語として成立しないだろ? あと、ママの新カレは、特に何も悪いことしてないのに、歯をぶっこ抜かれ、その後どうなったかも不明。ママよ、あのカレはもういいのかい?ひどい女だ。 すごく時間を無駄にした気がする映画。[インターネット(字幕)] 3点(2018-03-21 19:48:37)《改行有》

67.  ソウ3 《ネタバレ》 3作目であるが、一番の駄作。 理不尽、不自然な展開ばかりだった。 アマンダがジェフに撃たれて死んでしまうのは、たまたま銃で女医を撃った瞬間にジェフがその場にやってきたからである。つまり全くの偶然なのだ。本作ではジェフには「時間制限」が課されておらず、ジェフがいつあの場にやってくるかはジグソウには予見できないからだ。これでは「ゲーム」が成立していない。本シリーズは綿密に仕組まれたゲームが売りなのに本作はそこが破綻している。 また、アマンダがなぜあんなにヒステリックになっていたのかもさっぱり分からない。医者女に対して変に突っかかる理由が不明。なのでゲームの目的がそもそもよく分からない。 ジェフも今まで散々「赦す」ことをしてきたのに、なぜ最後の最後だけそれができなかったのかも分からない。事故の後ずっと恨み続けた3人をすべて赦したのに、一体何者なのかも分からないジグソウはあっさり殺すのは納得できない。 不自然な点が目立つ駄作。[インターネット(字幕)] 5点(2018-03-19 11:20:14)《改行有》

68.  ボーダーライン(2015) 《ネタバレ》 麻薬マフィアの恐ろしさを強烈に感じさせてくれる映画。 圧巻はファレスでの敵の要人の護送シーン。世界最凶クラスに治安が悪いというファレスを車で走るシーンは本当に恐ろしい。 アメリカからほんの少しのところにこんな恐ろしい違いがあるのだな。 男だらけのSWAT隊でエース級の活躍をする女性隊員。それがある日別の作戦任務につくことになり・・という話。女性隊員がそこでも大活躍するかと思いきや、彼女の周りは海千山千のツワモノ揃い。彼女はまるっきり子供扱いされてしまう。最後は泣きべそまでかいてしまう。それがとてもぐっとくる。 家族を殺され復習に燃える男は、ずいぶんなタレ眉毛。槇原敬之に似ている。槇原敬之を50倍渋くしたみない俳優だ。 BGMが非常におどろおろどしくて、独特の恐怖心を掻き立ててくれた。[インターネット(字幕)] 7点(2018-03-13 02:00:12)《改行有》

69.  アンフレンデッド 《ネタバレ》 最初から最後までパソコンモニタの映像だけで物語が進むという一風変わった映画。 最近はLINEいじめとかネットでのいじめが取りざたされるけど、この映画もそれで、時代を反映してるな、という感じなのだが、まさか、怨霊までがスカイプやフェイスブックを駆使して襲ってくるとはすごい時代だ(笑) なんとも現代的なホラー映画である。 復讐に燃える死人がデジタル上のメッセージや、チャットで語りかけてくるというのは今までにない恐怖がある。特にあのプロフィール画像未設定時の人の体マーク、見慣れた画像のはずなのにすごく不気味。 しかし、この映画の本当の面白さは、幽霊に襲われる恐怖ではない。そういうホラー要素よりも勧善懲悪の楽しさが際立つ。一人の少女を死に追いやりながら、そんなことは気にもせず仲間内でゲラゲラ笑いあってるろくでもない連中が一人ひとりぶち殺されていくのには胸がすく思いがある。 いろいろとよくできた作品。[インターネット(字幕)] 8点(2018-03-13 01:35:03)《改行有》

70.  スプライス 《ネタバレ》 ストーリー展開はテンポよく飽きさせない。最後までどうなるか読めず目が離せない。 不気味な形容のドレンに愛情をそそぐ二人や、異なる種とセックスする旦那、そこに今まで味わったことのない異様なグロテスクさがあって面白い。 ただ、筋書きは残念な出来である。いいお膳立てがあったのに、それを活かせないまま終わっている。子供を早くして亡くした夫婦の悲哀、それゆに不気味なドレンに愛情を持ってしまう二人、不仲になる二人、さらに科学倫理との葛藤、そういうものを描いているのに、結局、それが全部未消化のまま終わってしまっている。ドラマが全くないのだ。 男の死に意味がない。ドレンの死にも意味がない。「ただ死んだだけ」である。女が妊娠を決意する意味もない。「ただ投げやりになった」だけである。ドラマなし、訴えたいものなし、意味なし。 題材はいいのに、何とも薄っぺらい作品になってしまった。[インターネット(字幕)] 6点(2018-02-05 22:38:11)(良:1票) 《改行有》

71.  ピクセル(2015) パックマンやドンキーコング、知ってる人は多いだろうが、これらにノスタルジーを感じられるのは確実に40代以上の男、つまりオッサンだろう。しかもマニアの。そんな限られた層しか喜ばないネタを扱ってる割には、ストーリーは大人から子供まで楽しめるような内容。お父さんが昔を懐かしみつつ、子供とも一緒に見れる、そんな映画にしたかったのだろうか。しかし、若い世代はパックマンなぞに思い入れがあるわけもなく、小ネタも当時を知らなければ分からないものばかりで、この映画の肝の部分は楽しめない。かと言ってマニアのオッサン(自分含む)がこんなお馬鹿なストーリーを喜んで見るのだろうかとも思う。 吹き替えで見たのだが、主人公と声が全くマッチしていない。それはまだいいとして、柳沢慎吾の声が非常に聞き取りにくくて何言ってるのか分からないシーンが多かったのが致命的。[地上波(吹替)] 5点(2018-01-09 04:06:48)《改行有》

72.  飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲 《ネタバレ》 主人公がレザーフェイス一家の遺志を継ぐという結末は、序盤から容易に読めてしまったが、お話としてはソツなくまとめている。ホラーであれば、本来憎み、恐れるべき敵である「モンスター」が途中からむしろ守りたい味方に変わっていく逆転展開は面白い。 ただ、不自然な点もある。初代作のラスト、女が逃げ切った後から話が始まるのであるが、レザーフェイス一家に、前作にはいなかった一族と思われる人物が随分増えていて「なんじゃこりゃ?」となる。他の場所から集まってきたような描写はあるものの、多すぎないか。それに、レザーフェイス一家の親族の割には随分まともそうな人ばかりだし。違和感ありあり。 主人公はレザーフェイス一家を滅ぼした一味の男に拾われる、というのも変な話。いくら子供が産まれないと言っても、皆殺しにしたいほど毛嫌いされている一族の子供を果たして自分の子供にするだろうか?それに、法的に養子にする手続きをちゃんと踏んでいるようだが、それは無理ってものだろう。 時代設定は、前作の20年後の1990年代にすればよかったのに。あのスマホシーンなんてあってもなくてもどうでもいいじゃない。 残虐さは初代作を上回っていて、かなりグロい。レザーフェイスを顔に縫い付けるシーンなどはなかなかにインパクトがある。ただ、レザーフェイスが不気味な化粧をしていないのは残念であった。 主人公のおねーさんは抜群のプロポーションですなあ。[インターネット(字幕)] 7点(2017-12-22 14:47:18)《改行有》

73.  デビル(2010) 《ネタバレ》 展開もテンポが良いし、結末がどうなるか気になるし、最後まで釘付けになって見れたのは評価する。 この映画の面白いところはオカルトな話なのに、舞台は人里離れた山奥でもなければ薄暗い廃屋でもなく、都会のど真ん中の高層ビルで、白昼堂々事件が起こり、大勢の人がその現場を見守ってるところだ。ちょっと今までにないオカルト・ホラーと言える。 そこは目新しくてよいのだけれど、結局そのせいで、オカルト・ホラーとしての恐怖を楽しむでもなく、サスペンスにある種明かしの面白さを楽しむでもなく、どちらもない中途半端な作品になっている感は否めない。 最初のナレーションからしてこれはオカルトだよって明示されてるものの、展開としてはサスペンス、またはミステリー的であるから、誰が犯人なのか?どうやって殺したのか?目的は何なのか?がやはり気になってくる。 ところが、結末は要は悪魔がやったと言うわけだから、そういう疑問や謎について作中で一切答はでてこないまま終わる。悪魔という超常的なものがやったんだから何だってできるわけだ。普通なら不可能そうな自ら首を吊ることも、エレベーターを止めることも、そんなことは「悪魔がやったんだから」の一言ですべて説明できてしまう。作る方は楽でいいだろうが、見てる方はつまらない。 で、サスペンス的な面白みにかけるから、じゃあ、ホラーとしてならどうなのか、というと全く怖くはない。 緊迫感、ハラハラ感はあってよかったけども。 ところで、この悪魔さん、悪魔なのに、悪いやつを殺し、悪事を反省したやつは生かすんだなあ。悪魔の所業って言うより、神の使いが罰を与えてるように見えるんだが。[インターネット(字幕)] 6点(2017-09-19 16:18:39)《改行有》

74.  サプライズ(2011) 面白い。その面白さは主人公の爽快な行動に尽きる。 ホラーを見ていると、大体は登場人物の行動に「お前はなんでそんなにバカなんだ!?」とイライラするシーンが多い。そしてそのおバカ行動によって人がどんどん死んでいく。ところがこの映画、そういうイライラシーンがない。それどころか、主人公は常に的確に動いて、最善の手段を取る。サバイバル能力ハンパない。 敵を中途半端に攻撃して、でも死んでなくて、後で襲われる…なんていうよくあるトンマは、彼女はもちろんしない。確実に殺す。ちょっとやりすぎだろ!って言うくらい執拗にトドメをさす(笑) さっさと殺せばいいのに、モラルとか恐怖のせいでなかなか殺すことが出来ない…なんてのもよくあるパターンだが、彼女にはそんなものはない。殺す奴はためらわずぶち殺す。 あと、ありがちな「ドタバタして取っ組み合い」みたいなのもほとんどない。だいたいはスカッと殺してくれる。まあ敵が少し弱すぎるんだけど(プロの殺し屋っぽかったが、どうしてあそこまで弱いのか)。 こういう主人公の殺戮っぷりがいちいち爽快で非常に面白い。 意外な結末(気づかなかった、というかあいつ忘れてた)もいい。 ところで、タイトルにもなってる「you're next」。これっていちいち犯人が壁に書く意味あんの?快楽殺人とかの異常犯罪者なら分かるけど、明確に金目当てにやってる犯人がそんな無駄なことする理由がないだろう。[インターネット(字幕)] 7点(2017-09-19 06:40:17)《改行有》

75.  セルラー 面白い。 展開が早く、ダラダラとしたシーンもなく、ずっと画面に見入ってしまう。 お話は最初はかなりイライラした。充電が切れるとか、充電器を買いに行ったら大混雑とか、大音量で音楽かけてるババアがいたり、電話が混線したり、何かとイラッとさせられる。しかも、主人公の行動が、苦労の割に、いちいち全部「間に合わない」。子どももお父さんも結局助けられない。前半は見ていて、スリルを感じるというよりイライラともどかしさがすごかった。でも後半からどんどん悪人をぶっ倒していって気分爽快。前半にフラストレーション溜まってた分なおさら。これは製作者の狙い? 最初から最後まで電話(無線含む)が何かと鍵になって物語が進むのもニクい演出である。 引退間際のおじいちゃん警官もいい味出してる。 警官が悪いやつってのはもううんざりするほどありがちなのは気になったが。 しかし、冒頭の元カノとのやりとりは何だったのだろう。「無責任で自己チュー」が理由で彼女にフラれたわけだが、彼は今回の事件で赤の他人のためにすごい頑張った。これで彼女も彼のことを見直して仲直りして終了だな、と思ったら、そこは何にもないんだな(笑)じゃあ、元カノのくだりは要らなくない?[インターネット(字幕)] 8点(2017-09-18 20:07:12)《改行有》

76.  悪魔のいけにえ 《ネタバレ》 作りはバカっぽいと言えばバカっぽいんだけど、なかなかに怖がらせてくれる良作。 大して金もかかってないし、SFXだのCGだのの映像にも頼らず、よくぞここまで気持ち悪く、そしておぞましい気分にさせてくれた。 ヒッチハイクで乗せたやつのしょっぱなからの異様な気持ち悪さがすごい。しかし、どんな奴か分からないヒッチハイカーを簡単に乗せる当時のアメリカってすごいおおらかだよなあ。一人目の犠牲者の死は驚くほど突然で、かつあっけなくてびっくり。しかし、被害者の男もいきなり人の家に勝手に入るか?ある意味殺されても文句言えないぞ。それともこれもアメリカ的おおらかさ? 3人が行方不明になり、探しに行こうとするサリー、懐中電灯を取り合って一悶着、明らかに足手まといなのに、車椅子のデブも一緒に行こうとする・・・などなど、やることがアホすぎてイライラマックス。サリーについてはその後もギャーギャーわめいて逃げまわり、「もう、とっととコイツ殺してくれよ」と言うくらいのうざさ(笑) ラストはイマイチだった。動けないジジイにハンマー持たせて殴らせてうまくいかず、挙句の果てに逃げられる。トロくさい逃走劇の後、一人は車に潰されてあっけなくお陀仏。もう一人からは何とか逃げ切って高笑い。何だよこの流れ。喜劇じゃないんだからさ。それに、キチガイ一家を全員ぶっ殺すでもなく、女が殺されるわけでもないんだね。無事逃走ってのも、あまりに中途半端で、別の意味で後味が悪すぎる。[インターネット(字幕)] 8点(2017-09-07 22:32:28)《改行有》

77.  フッテージ 《ネタバレ》 サスペンスだと思って見てたらオカルトだった。 何か怪しげな副保安官みたいなのも出てきてサスペンス的結末かと思ったら、超常的な現象が出てきて、完全なオカルトホラー映画展開に。ちょっとがっかり。まあオカルトホラーならオカルトホラーで、と気持ちを切り替えて見るんだけど、ホラーとしての出来も今ひとつ。 連続殺人があって、調べていくうちにどんどん謎が解けていく、というのが作品の大筋なんだけど、明らかになっていく事実もどうでもいいというか、そんなの分かってるよってのばっかりで退屈。複数の一家惨殺が同じ「何か」の仕業であることなんて最初から分かってるよ。 肝心のラストもイマイチ。 最後は過去のホームビデオのように、自分たちが一家惨殺される、という(当然の)オチなんだけど、そのシーンがあまりに淡白。 まず、一家惨殺なのに、主人公以外の家族があんまり見えなくて、長男なんて手しか映ってない。一家を並べて、「さあ殺戮ショーの始まりです」って怖さはなし。 殺し方にも全く工夫がなくって、斧でぶった切るだけ。廊下に血で描かれた「お絵かき」を映すだけじゃなくて、実際に、血しぶきでお絵描きするシーンくらい入れて欲しい。 でも、一人だけ行方不明になってる子どもが実は一家惨殺の実行者だったというオチや、それが明らかになる8mmビデオの映像は、なかなかの恐怖があった。そこはよかった。 あと、細かいようだけど、夜に物音がした時、主人公が家の中を見て回るんだけど、何故か、絶対部屋の電気をつけない。電気をつけろよ!お前は何であえて暗闇で探すんだよ!と突っ込まずにはいられない。 うーん、ホラーは好きなので点数は甘くなるけど、出来はイマイチ。[インターネット(字幕)] 5点(2017-09-06 23:56:28)(良:1票) 《改行有》

78.  キャビン 《ネタバレ》 とにかく先が読めない。最初はただのB級系ホラーかと思ったら、何かの組織がモニターで監視してて、その正体も目的も全く不明。いったいなんじゃこら!?と言う感じで見入ってしまう。そこかしこに何処かで見たようなシーン(特に「死霊のはらわた」)もあって、ますます気になって仕方がない。そして、最後は壮絶なオチに。ド肝を抜かれる。 なるほどー、昔のよくあるホラー映画のメタ的作品というわけか。 死霊のはらわたのようなホラーが実は裏で大きな組織によって仕組まれていたものだった、という、人を喰ったような映画。 ホラー好きで色んなホラー映画を見ている人ほどニヤリとする映画であろう。[インターネット(字幕)] 7点(2017-09-05 23:53:15)(良:1票) 《改行有》

79.  フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ 何がやりたいのかよくわからん映画。 付き合う付き合わないで揺れる女と何とか彼女をものにしたいドS男の物語だが、男が何を考え、何がしたいのかさっぱり分からんまま、ダラダラ話が続き、さっぱり分からんまま終わる。 そんなだから、えんえん二人のどうでもいい痴話喧嘩と、金に物を言わせた成金デートを見せつけられるだけのしょーもない映画になっている。続編がある?知ったこっちゃない。ちゃんと一作で面白く作ってくれ。 自分は全くおもしろくないが、これは女性向の映画なのだろう。若くして成功し、金も地位も名誉もあって、イケメンでたくましいという、完璧超人みたいな男に、言い寄られて、エッチなお仕置きをされる。女性には、特にMな女性には憧れの展開なのかもしれない。 男の自分には無理だ。あんな完璧超人、殺意しか湧いてこない(笑) ところで、何故か男は女がどこにいようが、居場所がすぐ分かり(それもかなり詳細に)、やってくる。女に発信機でも付けてるのか?男はドSなだけじゃなく、覗き趣味もあるのか?ご都合主義も大概にしてほしい。 女性にはある種のシンデレラストーリーで面白いのかもしれないが、男には見るべきところは全くない映画。[DVD(字幕)] 1点(2017-05-08 17:52:01)《改行有》

80.  遊星からの物体X 《ネタバレ》 子供の時に見て、大興奮した映画だったけれど、さすがに今見るとあまり楽しめない。 子供の私を恐怖させた化物のSFXも今見れば、とても褒められた出来ではない。古い映画なので仕方がない。 話のできもあらが目立つ。 ブレアやパーマーはいつ感染したのか?ブレアはなぜ研究室を破壊したのか?よくわからない。外に出て戻ってきただけで主人公がやたら疑われたりするのも意味不明。 この映画、「どういう理由で感染する」のかがはっきり明示され、その上で「ある理由で誰かが疑われる」というごく当然の図式が全く成り立っていないのだ。 最後も、非常にくだらない終わり方だった。というのも、発電機を壊されてしまうのだが、なんとそこで主人公たちは早くも生きるのを諦めてしまう。そりゃあ、ないんじゃない?生き残るために必死で戦うから、見ててハラハラして面白いのだろう。もう死んでもいいや、なんて投げやりな気持ちで戦ってる姿見せられて緊張感なんてあったもんじゃない。このままじゃ全世界の人が滅んでしまう、という使命感にかられて戦ってるわけでもないしさ。 後は、火炎放射器やダイナマイトなど、何でそんなもんが南極観測基地にあるんだ?というのもツッコミたい。[DVD(吹替)] 4点(2017-02-17 09:37:09)《改行有》

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