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81.  フィフス・ウェイブ 《ネタバレ》 ツッコミどころ満載のB級感たっぷりのつまらない映画。 登場人物が子供ばかりだし、ストーリーも幼稚。もしかして子供向けの映画なのだろうか?それなら、いい大人が批判するのも馬鹿らしいが、やっぱり感想を書いておこう。 まず地球滅亡の危機なのに、主人公の目的は弟探しという、アンバランスさにずっこける。 話の終わり方も尻切れトンボ。敵を倒せないまま終わるのは別にいいが、敵の正体が最後まで不明というのはどうなのか。どうも頭を乗っ取って地球人のふりをしている、というのは敵の嘘ではなく本当っぽい(と言ってもはっきり明示されない)のだが、あの軍人達がそうやって頭を乗ったられた人たちなのかわからない。あの透視映像に出てきた脳の中にいる緑色のやつが、本当に宇宙人の姿なのか、それとも敵の嘘なのかも最後まで不明。 後はアザーズハーフの男は結局その後どうなったの?そもそもあれだけ主人公とハーフ男の色恋沙汰でひっぱいておいて、二人の関係に決着がつかないまま終わってどうするの。 ご都合主義な展開も随所に見受けられる。敵の基地に乗り込んだ主人公が運よく元クラスメイトに出会ったり、ピンチになったらハーフの男が上から飛び降りてきたり、爆風に巻き込まれそうになったら仲間の女が助けに来たり、主人公はただの女子高生のくせに軍人を一本背負いで投げ飛ばしてやたら強かったり、お話が都合よくできすぎ。 避難キャンプで大人を一箇所に集めてグダグダ説明してたのも何がしたかったの?子供だけ洗脳して戦闘員にしたかったんだから、大人は全員すぐ殺せばいいじゃない。 CGだけはB級にはないそれなりのクオリティ。それ以外はダメダメの映画。お子様なら楽しめるの?[DVD(字幕)] 2点(2017-01-12 00:51:44)(笑:1票) 《改行有》

82.  アメリカン・スナイパー 《ネタバレ》 中途半端。ドラマがない、見せ場がない、訴えたいものがない。 製作者は戦争に行く兵士の家族の苦悩を描きたかったそうだけど、全然ダメ。そもそも奥さんって、相手がプロの軍人って分かってて結婚してるんでしょ?それで戦争に行くな、だの、戦争のことは忘れて家族を大事にしてくれだの、ちょっと自分勝手なんだよな。死体で戻ってくる人がたくさんいるのに、怪我すらなく帰ってくるだけでも喜ばないと。 家に帰ってうじうじしてる主人公と、うるさい奥さんのシーンは見てて苦痛なだけ。戦場に戻った時の方がほっとする。 後半の不自然な点も目立つ。戦争から戻ってきても、心あらずだった主人公が、突然いつもの明るい彼に戻って、奥さんもご満悦の様子。でも彼に一体何があったの!?退役軍人の病院で他の患者に会ったらあっさり治った?描き方が軽いなー…。 終わり方も尻切れトンボのようで。締めくくる何かを入れてないから、「いつもの明るい彼に戻りましたよ」で終わっちゃってるよ。誰かに殺されて葬儀シーンが最後に流れるけど、あんなのストーリーにカウントできないレベルだし。 あとは、アメリカンスナイパーとか言いながら、スナイプしてるの、最初の30分と最後だけだよね…。[DVD(吹替)] 5点(2016-10-15 02:19:45)(良:1票) 《改行有》

83.  アイランド(2005) 《ネタバレ》 自分のいる世界が実はクローンの臓器生産工場だった!とか、あまりによくあるSFネタじゃない?今更それやる? まあ、そのSFネタの種明かしは作品の半分も経過しないうちに明らかになる。じゃあその後どうなるかっていうと、カー・チェイスしたり、銃で撃ち合ったり、高いところから落ちそうになったり、と、これまたベタベタなアクション映画の展開。 そのアクションシーンもどっかで見たようなよくある映像のオンパレード。 主人公が男と女ってのもベタ。最後はチューしてセックスして結ばれるというのもベタ。 つまりは全部、ありがちでベタで新鮮味がない。 うーん・・・。退屈な映画だった。あと、主人公男の額のほくろ2つが最後まで気になって仕方なかった(笑)[DVD(吹替)] 4点(2016-10-10 21:36:07)(良:1票) 《改行有》

84.  死霊のはらわた(2013) 《ネタバレ》 元の作品は大好き。リメイク版のこの作品もそこそこ楽しめた。 残念なのは、元作品最大の怖さだった「女が発狂する」シーンの発狂具合がイマイチだったところだ。 気持ち悪い声、気持ちの悪い顔、気が狂った不気味さ、そういうのが全然足りない。 映像は当然綺麗になってるのに、肝心の部分が逆にダメになってるなんて。これじゃあ元作品のほうが怖いよ・・・。 あとは、主人公が妹ミアを生き埋めにして、その後電気ショックで生き返らせたら元に戻るというのは、「そりゃねえだろ!」と思った。でもまあ今までにないある種斬新?な方法だな。ゾンビ化した人が元に戻るって展開、あんまりないような。 主人公と妹との過去の確執とか、妹の薬物依存みたいなのを入れてきたのは良かった。元作品をリスペクトしつつ、それなりに上手く仕上げた作品。[DVD(字幕)] 7点(2016-07-23 22:38:01)《改行有》

85.  ブレイブハート 主人公がすぐに女とセックスしすぎ! 幼なじみの村娘は再会後、2回会っただけでプロポーズ!→女の方もあっさりOK!!→セックス。 イングランドのお姫様とも2回会っただけ、しかもほとんど会話なし!→でもあっさりセックス。 なんだよそれ・・・。作品のテーマは主人公の勇気らしいですが、勇気よりも主人公のモテっぷりに驚愕です。なんでそんなに簡単にやれちゃうんだよぅ。 それとも勇気があれば私もモテるんでしょうか? メル・ギブソンのようにイケメンではありませんが。 しかし、あまりに主人公のリア充(?)ぶりに、物語の最初から主人公に感情移入できなかったのは自分が非リア充だからでしょうね(笑) さて、話はイギリスの歴史もの。 歴史ものと言えば、我々が日常目にするのは日本のものばかりだが、イギリスの歴史ものというならそれだけで面白い。 当時の衣装、町並み、生活、そういうのを見るだけで楽しい。知的好奇心が満たされる。まずそれが大きかった。 話としては、まあ迫力はあってそこそこ楽しめる。 まあでも、もう少しドラマが欲しかったかな。[DVD(吹替)] 6点(2016-07-23 22:34:00)(笑:1票) 《改行有》

86.  それでも夜は明ける 黒人奴隷は可哀想だね、奴隷や差別はよくないね、っていうだけの何のひねりもない映画。 小学校とかの時、体育館に集められて見せられた反戦映画と同じ作り。その反戦映画でも可哀想な戦災孤児が出てきて、とってもとっても可哀想。だから戦争はダメなんだよ、って結論になる。まんまこの映画と同じ。これじゃ教材ビデオを見せられているようなもんだ。 いや、教材ビデオとはいえよくできてるとは思う。実際見てたら、本当に主人公を含めた黒人奴隷は可哀想で仕方がない。奴隷制度なんてひどいなと思う。主人公には感情移入するし、ブラピに助けてもらって悪徳主人のもとを去る時はスカッとするし、心から良かったなと思える。 でもさ、お話としてこれでいいの? あまりに話がベタすぎやしないか? ○○が可哀想→だから△△はよくない というもはや、やりつくされて、手垢がつきまくった手法をただそのままやっただけ。 それじゃあダメだろう。 これがアカデミー賞っていうのも、わかりやすいなあ。黒人差別とかそういうのを扱えばこんなベタなのでも作品賞とっちゃうのだとしたら残念だ。[DVD(吹替)] 6点(2016-07-23 22:32:59)《改行有》

87.  フライト 《ネタバレ》 製作者のやりたいことは分かるが、描き方がまずかった。 嘘をつき、アル中を隠し、何とか無実を勝ち取ろうとする主人公。ところが最後の最後で、主人公は嘘をつくのやめ、すべてを正直に話す。 こここそがこの作品のミソであり醍醐味でありテーマである。…のであるが、残念ながら、それがうまくいっていない。 というのも、その「正直に話すきっかけ」になったトリーナという客室乗務員について、作中でほとんど語られていないからだ。 最後に正直に罪を認めたのはどう見ても「トリーナに罪をかぶせることはできない」という気持ちからに見える(もちろんそれ以外もあるだろうが)。トリーナの遺影を見て、主人公が答えにつまるシーンから見ても明らかだ。 だが、そうであるなら、どうして作中、もっとトリーナにスポットを当てなかったのか? そもそもこのトリーナという女性がどういう人物だったのかが作中に全然描かれていない。 一番大事な「主人公とはどういう関係だったのか?」すらほとんど語られない。最初に主人公とセックスしてるのもトリーナで、そこから主人公とトリーナが懇ろなのは察しがつくものの、そんなの誰も覚えてないって。 彼女はアル中だったらしいが、その事実すらも最後の最後でいきなり降って湧いたように明らかになる。 さらには事故の時、トリーナが死んだシーンすら出てこない。何でだ? 別の搭乗員のカミーの死亡シーンは出てくるくせに・・。 他にトリーナが出てくるシーンと言えば葬儀のシーンだけ。見てる方は完全にトリーナって誰だ?状態である。 これで「トリーナに罪をかぶせることはできない」「だから俺は正直に話す!」ってなっても感動もクソもない。 この重要なシーンにからむトリーナをもっと話に出すべきであった。それなのに、ニコルというよくわからないシャブ中女はやたら出てくる。 逆にこいつ、出す意味ある?あんまり話に関係ないじゃない。 あとは、ちょっと長ったらしいことも残念だった。中だるみしすぎ。この話なら1時間半くらいにまとめてもいいい。[DVD(字幕)] 6点(2016-06-27 07:47:22)(良:1票) 《改行有》

88.  ゼロ・グラビティ 登場人物がたったの2人というのが面白い。おまけに一人は途中でいなくなるので、後半はずっと一人。孤独な宇宙を表現してる(?)・・のかもしれない。 余計な前振りもなく、物語の序盤からいきなりアクシデントが発生。そこからずっと息を呑む展開が続く。全編1時間半と言う短さもあいまって、はじめから終わりまで一気に見れる感じ。映像も迫力がある。宇宙ならではの表現を随所に散りばめ映像としてのリアリティも高い。 男が主人公に見せる優しさ、主人公が持つ死んだ娘への思いなど、人間ドラマの部分があるが、全部、ベタだし薄っぺらい。が、そこはおまけ程度と考えて目をつむりたい。 ISS、中国の宇宙船と2つの船を渡り歩いて地球に帰る・・というのは「流石に無理だろ!うまく行きすぎだ!」というツッコミもあるが、まあ多少のリアリティも目をつむりたい。 消火器の推力で宇宙船を目指すというアイデアもよかった。[ブルーレイ(吹替)] 8点(2016-03-10 01:51:01)《改行有》

89.  パフューム/ある人殺しの物語 《ネタバレ》 匂いに魅せられた男が、匂いのために連続殺人をするという話。舞台が昔のフランスだったんだけど、もしこれを舞台を現代にしていたら「よくある猟奇殺人話」と言われてた話かも。こういう異常者のシリアルキラーなんてよく題材にされてるから。 DVDのパッケージには「衝撃のラスト!」なんて書いてあって、確かに結末には意外性があるにはあるが、うーん、何だかな。あのラストはちょっとむちゃくちゃではないか?女性の香りで人を自分に手なづけて、かつ色狂いさせる、なんてちょっとありえない。 あと、映画は2時間半もあり、とても長いのだがその割に内容がない。冗長がすぎる。もっとサクサク話を進めてほしい。 全体としてそこまでひどいわけでもないが、あまり褒められる内容でもない。[DVD(吹替)] 6点(2016-03-10 01:49:47)《改行有》

90.  エスター 《ネタバレ》 冒頭から物語に引き込まれる。怪しげな少女、それによってかき回される家族。目が離せない。そしてものすごいイライラする。エスターの性悪さを見てるこちらは分かるから、パパンがとてもバカに見えて、またママンがとてもかわいそうで、何ともやりきれない気持ちになる。そうやってすごい不快な気持ちになるのがこの映画の醍醐味だろう。製作者もしてやったりではないか。終わり間際に明かされるエスターの正体もそれなりに衝撃的。ブラックライトで描かれた部屋の絵や、手首の傷など演出や伏線もよく出来ている。 ただ、非常に残念なのはパパンが殺されてから後の30分間である。そこから一気にB級ホラー映画になってしまう。 暗闇で犯人と主人公との対決→犯人を倒した!→犯人の死亡を確認せず気を抜く主人公→そこに犯人再び→また格闘・・・この流れ、あまりに「ありきたり」で「使い古された」展開ではないか?もう後半30分は退屈で死にそうだった。 おまけに、氷の上で格闘するも、特に何かあるわけでなく、犯人を蹴り落として終了。だから何?というしかないしょぼい終わり方。 で、見終わってからDVDの特典映像の「もう一つのラストシーン」を見る。なんだ、こっちのほうが断然いいじゃないか!なぜこっちにしなかったの?多分製作者も本当はこっちのラストにしたかったのだろうと思う。でも、これじゃあ一般受けしないだろとどこかから横槍が入って、泣く泣く本作のラストにしたのではないだろうか。多分きっと。うーん残念。 でも入ったのか? 総じて作品としては十分楽しめた。[DVD(吹替)] 8点(2015-04-26 19:12:27)《改行有》

91.  レッド・オクトーバーを追え! 面白い!CIA、ソ連艦長、USネイビー艦長、様々な視点から進んでいって一つに集約していくのが面白い。登場人物もかっこいい。特にUSネイビー艦長いい味だしてるわー。ソ連人とアメリカ人の対比みたいなのもいいな。罠にはめて敵戦艦を沈めるのもいい(かわぐちかいじの「沈黙の艦隊」がパクりまくってたなあ)。しびれるシーンが多い。あと20秒でミサイルと衝突です!→ところで君はどんな仕事をしてるんだい?・・・か、かっこいい! どっちに旋回した!→右です!→(゚Д゚;)!・・・しびれるわー。「あ、アメリカ人だ・・・」は笑えた。 さて、逆に残念なのは・・・。やはり古い映画だけあって映像はしょんぼり。CGで作りましたってのが丸出しのシーンが多く萎える。 ストーリーとしてはいかにも「アメリカ寄り」な内容。アメリカは正しくて自由で、ソ連はろくでもない、ってスタンス。ロシアの人が見たら胸糞悪い映画だろうなあ(笑) まあ自分には関係ないけども。いやー、面白かった。[DVD(吹替)] 9点(2014-08-17 14:19:15)(良:1票) 《改行有》

92.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 話としては非常にベタ。よくある話。 困った問題も、「愛の力」で解決とか、身を挺して愛する人を守る、その姿に涙とか、うーん、ベタだなあ。発想が古いなあ。クサイし。 登場キャラクターも主人公アナ、恋人役の男クリストフ、ちょっとした小動物(?)の雪だるまも、特にひねりもないどこかで見たようなキャラばかり。アナとクリストフにしても、最初はケンカしてたけど、冒険中に徐々に仲良くなって最後は結ばれる、ってのももうさすがにベタすぎ。 でも、まあそこそこ楽しめる映画だった。 キャラは確かにベタなんだけど、うまく作ってる。主人公にも感情移入できる。お姉さん王女の悲哀も胸に来る。雪だるまくんも愛嬌を振りまいてて可愛い。劇場では笑い声、子どもは大喜び。 話もベタなんだけど、自分は元々涙腺が弱いせいか最後はちょっとホロリと来てしまう。アナとお姉さんとの悲劇やその後の確執をうまく描いて感情移入させてるだけに、ハッピーエンドは嬉しい。 あと、話は確かにベタなんだけど、最後の「愛の力」は、男の愛情でなく、あくまでお姉さんの愛情であったのもよかった。童話のように、王子様(的な男)のキスで・・だったら、お話はぶち壊しだったろう。 映像のクオリティも高い。特に雪や氷の表現はこの映画のキモだろうが、とても綺麗。 まあ、やはり、ベタでありがちな作りはネックで、大人が見るには少々物足りないものを感じるかもしれないが、子どもと一緒に見るならおすすめ。私は大人どうしで見ましたが(笑)[映画館(吹替)] 6点(2014-03-16 22:54:40)《改行有》

93.  キル・ビル Vol.2 第一作に比べるといまいちインパクトが足りない。 バカっぽさ、はっちゃけ感、おふざけがなく、凡庸な作りになってる印象がいなめない。 「普通の映画」になってる。 普通の映画としても悪い出来ではないんだけど、取り立てて褒めるべきところもない。 ラストシーンも、普通ならけっこうグッと来る展開なんだけど、バカ映画の延長線で見てしまってるので、どうしても茶番に見えてしまう。[DVD(吹替)] 6点(2013-08-24 03:36:41)《改行有》

94.  ブラック・スワン 怖い・・・。下手なホラーよりよっぽど怖い。主人公は念願かなって大役に抜擢されるけど、それによるプレッシャーでどんどん精神を病んでいく・・その精神状態を見てるこっちも同じように体験してしまう、そんな映画。 周りは誰も彼女に優しくしてくれず、お母さんすらも狂気を帯びてきて、家にも心休まるところがない。恐ろしい幻覚も見えてきて、周りがすべて悪意に満ちあふれているような感じに。そういう絶望的な精神状態を見るものにガンガン与えてくる。プレッシャーに飲まれる主人公の気持ちを見るものも一緒になって味わえる。そしてそれがとても不安で怖くてたまらない。サイコスリラーとしては抜群の出来だ。 しかし、一部非常にエグいシーンがある。血しぶき飛びまくるグロ映画でもそこそこ耐性のある自分だが、そんなグロ映画なんかよりよっぽどキツい。2週間くらい頭から離れなかった。PTSDもんだぞこれ・・・・・。これから見る人は注意。 [DVD(吹替)] 7点(2013-08-06 22:36:45)《改行有》

95.  恋におちたシェイクスピア 退屈で死にそう。ダラダラとどうでもいいシーンが続く。そして登場人物すべてが好きになれない。特に主人公。見た目も性格も。[DVD(吹替)] 1点(2013-05-02 21:25:16)

96.  キル・ビル Vol.1(日本版) 女剣術士というだけで心にビンビンくるものがあるのだが、ヒロイン、女組長、女子高生、みんなかっちょいい。素敵。 独特の世界観と、変なノリが持ち味の映画。飛行機に堂々と刀を置いてるところだけは笑えた。 血が飛びまくる残虐描写は必要だったのか?ちょっと見ていてグロい。そしてすごいB級感が出てしまう。 女子高生の武器は、鉄球でなくもう少しスタイリッシュなのが良かったな。 女組長はもっと綺麗な日本人でできなかったのか。リューシールー・・向こうで人気あるのは分かるけど。アメリカ人てアジア系にはああいうつり目の女を求めるの?正直全然魅力のない女優だ。 ヒロインは一体何者で、なぜビルに殺されかけたのかが、最後までよく分からない。続編まで待てという感じなのか?[DVD(吹替)] 7点(2013-05-02 14:35:18)《改行有》

97.  CUBE2 第一作は名作。でも、この手の映画の続編には全く期待してはいけない。そうと知りつつ、借りて見てみたが、やはり想像通りのダメっぷり。 設定、展開、登場人物などもろもろが、前作と同じような作りであるのだが、前作にあった緻密なシナリオはもう微塵もなく、面白くない。 謎の数字も結末は「え?それだけ?」とずっこけるシロモノ。次々明かされる「意外な事実」も伏線がなく取ってつけたよう。数多く登場する人物もほとんどがストーリー上無意味な存在で、いてもいなくてもどうでもいいような奴ばかり。壁が迫ってきたり、謎の四角形が襲ってきたり、と前作キューブにあった「洗練された独自ルール」に反するような「例外」的仕掛けも多くうんざり。時間の遅れだの、パラレルワールドだの色々新要素が出てきてはいるものの、だから何なの?それによってお話が面白くなってるの?としか思えないものばかり。 制作費が安そうなのも、今回も健在だが、今回はその安さゆえの「チャチさ」がかなり目立つ。CGというかSFX的な部分が本当にチープで、見てると失笑モノ。 役者ももう少しどうにかならないのか。アジア系の盲目の女は妙にブサイクだし、赤いドレスの女はなぜあんなに背中が汚いのか?あの背中には何かわけがあって最後にそれが明らかになるのかとすら思ってしまった。 前作が「ワンアイディアで勝負!」の作品だったから、その続編に期待してはいけないのであるが、全く想像通りのダメ映画。でもこういうサバイバル映画好きなんだな~。最後まで見れるだけの楽しさはあったので6点。[DVD(吹替)] 6点(2013-04-30 00:20:14)《改行有》

98.  ブレイブ ワン 《ネタバレ》 昔見たチャールズ・ブロンソンの俺が掟だ的な映画。その女版。法が裁けないなら私が、てな感じですか。話としてはベタ。何のことはないただの勧善懲悪モノ。でも「法を破って自ら裁く・・・・そんなのダメ!いけないこと!」みたいな説教臭い結末にはなってないのがよかった。そんな説教臭い展開になると予想してたんだけど。結局刑事も復讐劇に最後は加担する。 "悪いやつ"をやっつけるってのはやっぱり見ていて気持ちいい。それが倫理的にいいとか悪いとかじゃなくて、あくまでお話として楽しければそれでいい。最後はなんだかんだでハッピーエンド。「もう元の自分には戻れない」と主人公はいうけれど、犬も戻ってきてるし、雰囲気としても明るい未来を予感させる。 悪いやつをやっつけてすかっと爽快、ハッピーエンド。勧善懲悪モノは、ベタだけどそれでも物語の王道。楽しめる。[DVD(吹替)] 7点(2013-04-13 05:21:56)(良:1票) 《改行有》

99.  ブレードランナー 《ネタバレ》 この映画の公開当時、みんながイメージしていた「未来像」とはかけ離れた、猥雑な雰囲気の町が、当時としてけっこうインパクトがあったのであろう。 1980年代の日本のアニメや漫画に、この映画の影響を受けたのだろうなあ、と思える作品が多いことに気づく。 ただ、2013年現在この映画を見ても公開当時のインパクトは当然のように、ない。むしろ、チャチなSFで失笑しそうな演出も多い。テクノ調の曲も時代を感じさせる。 それでも、この映画作っている一種異様な「未来像」の雰囲気は楽しめる。 なぜか、妙に日本テイストなものが登場したり、常にサーチライトのようなものが照らされている屋内、今となってはアナクロにしか見えない当時としては「未来っぽい」電子機器などなど、ヘンテコな未来像は面白い。 しかし、お話の筋はひどいの一言。レプリカントが突然「命の大切さ」を知って主人公を助けたり、女レプリカントと主人公が意味もなく恋に落ちたり、ケバい女レプリカントが無駄な動きをしているところを銃で撃たれて死んだり、首をかしげずにはいられない不自然な部分が多すぎる。 特に見るべき展開もなく、とにかく各々の登場人物が何をしたいのかよく分からないまま、話が終わる。そんな感じ。 お話ではなく、独特の未来世界を楽しむ映画。そして、公開された当時に見ていればもっとそれが楽しめたであろう。[DVD(吹替)] 5点(2013-04-05 23:14:59)《改行有》

100.  ダークナイト(2008) アメコミ映画に全く興味が無いのだが、これは面白いと聞いて見てみた。確かに悪くない。 ジョーカーという悪役は良い味を出している。ガッツリとピエロのメイクをするのでなく、常にメイクが落ちかけのような状態で、髪もボサボサなのがインパクトがある。 ただ、口元が裂けているという割には、あまりそう見えず、ただ、口元から耳にかけて赤いメイクが施されているだけのようにしか見えない。 トゥーフェイスというバットマンでは代表的な悪役がいることは見終わってから知ったが、バットマンを知る人には、トゥーフェイスの誕生秘話としても楽しめる作りなのかもしれない。 アメコミなので単純な勧善懲悪ものかと思ったら、人間の狂気だの尊厳だの、色々描かれていて面白い。 すべての罪をかぶり、また頼りにしていた仲間とも別れることになり、それでも悪のヒーローとして生きていく、というラストはなかなかにかっこいい。 もっとも、アクションシーンには微妙さが。ラストの廃ビルみたいなところでの戦闘も、いったい、バットマンは何をしたいのか?何と戦っているのかよく分からない。映像も暗くて見にくい。ジョーカーとの決着も「なにそれ?」というお粗末感がぬぐえない。 総評としては、そこそこに楽しめる映画。[DVD(吹替)] 7点(2013-04-04 20:18:08)《改行有》

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