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プロフィール
コメント数 159
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 メインストリームでは無いが映像プランナー/ディレクターを生業としています。
映画を観たのは小・中学時代がテレビの吹替えで。高校・大学時代は映画館で年間300本ほど…好きな作品はリピート鑑賞。ニューシネマより王道の娯楽作品を好みます。
吹替えの演技で好きになった映画も多数。広川太一郎、羽佐間道夫、大塚周夫、中村正、若山弦蔵、石丸博也は個人的に人間国宝に認定したい。

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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81.  バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 《ネタバレ》 さすがに公開から3年経つと新鮮味は無い。 長大なワンカット撮影に見える撮影のも、今では多くの手法の一つでしか無くなった。 それよりも、この映画の意図することは何なのかが気になるところ。私の浅知恵では確信しようが無いが マイケル・キートン本人の役者人生を下敷きに、現在のハリウッドショービジネスとブロードウェイのリアルな裏側をパロディ風に諷刺しシニカルに笑い飛ばしたコメディと言ったところではなかろうか? 故に、ハリウッドの業界人、とくに浮き沈みに翻弄されているスター達にとっては最高の自虐ネタとして大いにウケたのだろう…と勝手に納得している。 ちょうど昨日『スパイダーマン/ホームカミング』のブルーレイが届いた。空飛ぶヴィラン(悪役)としてマイケル・キートンは見事アメコミヒーロー映画に復活し大暴れしている。3年前って丁度その役をオファーされた頃じゃないかな…笑[ブルーレイ(吹替)] 6点(2017-12-23 21:45:38)《改行有》

82.  ラ・ラ・ランド 《ネタバレ》 やっと観ました、ラ・ラ・ランド(笑) 予想できたが、すべてはラストのミュージカルシーンの為に逆算で出来ている。 来るな〜とわかっているから、やっぱり来たー!!!と喜んでしまう。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2017-12-22 08:58:47)《改行有》

83.  ライフ(2017) 《ネタバレ》 基本的には〝人喰いアメーバ in 軌道ステーション〟 1.気になったコト アレの名前がカルビーって聞こえ…エビせんか?チップスか?と。(正解はカルビン) 無重力中で超高速移動できる原理はちゃんと納得できる設定があるのか? 「助けてぇ〜!」は スーパーマンのファントムゾーンのパロディーか? 「開けるなー!」は「開けてくれ」のパロディーか? 2.妄想したコト カルビンが進化して大型知性体になったら…メッセージのヘプタポッドに違いない。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2017-12-11 15:54:22)《改行有》

84.  KUBO/クボ 二本の弦の秘密 これはもう芸術作品である よくある《ナンチャッテニッポン》ではなく邦画と日本の伝統芸術を良く研究し独自にアレンジした作品。 同じライカの『コララインとボタンの魔女』も優れたストップモーションアニメだったが、本作は日本の民話・絵物語を模したストーリーと日本風の色・構図で統一され、単なる物語を超えた芸術作品の域に達している。 部分的に中国やアジア文化との混合表現もあるが、それでも日本を描こうとした海外作品の中で間違いなく最も優れた作品の一本だと思う。 辻村寿三郎にも通じる《妖しい和の魅力》を持った人形の一つ一つの所作に、私は冒頭から感涙してしまった。[映画館(吹替)] 8点(2017-11-26 18:46:03)《改行有》

85.  ザ・マミー/呪われた砂漠の王女 モッタイナ〜イ お化けが出そう。 ユニバーサル・ダーク・ユニバース第1作にして、最終作?になってしまうのか…トム・クルーズとラッセル・クロウを投入したのに色々ともったいない作品でした。 特に、前半の編集は下手としか言いようが無い。切り詰め過ぎで状況とキャラクターが頭に入ってこない、ハラハラしない、怖くない、笑えない。観客の生理に合うよう編集するだけでも楽しめる映画になった筈・・・呪われてんじゃない?[ブルーレイ(吹替)] 4点(2017-11-26 18:43:15)《改行有》

86.  ジャスティス・リーグ(2017) BvSのドゥームズデイといい、今回のステッペンウルフといい、何故こんなに魅力の乏しい敵と戦わせるのか? 監督交代で得たものは確かにあるがMCUと差が無くなっただけという気も。BvSに感じた威厳と言うか壮大な美学の様なものは明らかに失われてしまった。DCEUの未来にとって…これは良かったのか悪かったのか。 ただ、音楽がダニー・エルフマンになって、懐かしいバットマンやウィリアムズのスーパーマンの旋律がチラッと聴けたのはサプライズでした。[映画館(吹替)] 5点(2017-11-25 22:14:21)《改行有》

87.  マイティ・ソー/バトルロイヤル 《ネタバレ》 これは、ストレス疲れの地球人にディズニーマーベルが送る世界一贅沢な、夢と笑いのプログラムピクチャーである。題して・・・ 『大宇宙の無責任バカ大将パート3~ ゴッド姉ちゃん故郷に帰る!』 毎度おなじみ東宝マークとファンファーレ…え?マーベルだっけ(笑)宇宙一のバカ大将ことソー・オーディンソンの大冒険!さて今回のお話は… 勘当された姉貴“女王の兇死兎(きょうしつ)”こと長女ヘラが、故郷に帰って大暴れ!ようりょうバツグン“青大将”こと弟ロキと珍道中。最強の友:春くんとも涙の再会。呑んだくれ女は獅子奮迅、小心者は裏切って表返って英雄に。青大将は美味しいとこを持っていき、わがままカオスな社長はLet’sビンボー!エンディングはピコパコとレトロゲーム風も良いが『だまって俺について来い♪』が似合いそう(笑) 明るく楽しい前向きヒーロー大暴れ祭り!只々楽しい。そこがいい![映画館(吹替)] 8点(2017-11-22 16:08:01)(笑:1票) 《改行有》

88.  サウンド・オブ・サンダー 《ネタバレ》 すべてが中途半端なタイムパラドックスSF 2055年そう遠くない未来が舞台。TIME SAFARI社の時間旅行ツアーで白亜紀を訪れた客が小さなミスを犯す。それを始まりに、生物進化の歴史変革が波のように押し寄せ 人類滅亡の危機が訪れる。という壮大な話…だが色々と中途半端。 まず、未来描写の映像センスがない。 CGレベルが低いのは予算の問題でやむ無しかも知れない。が、リアルに見せようとする工夫が皆無。 CGが無いハンディを撮影の工夫で克服して革命を起こした『ブレードランナー』の未来描写から何も学ばなかったのだろうか? 未来の街角をただ会話しながら歩く背景合成のシーンがあるが、役者がその場で足踏みして歩いて無いのがバレバレ。信じられない。 製作サイドは極めて真面目なのだが…これは陳腐なB級映画ですと、自ら宣言してるようなものだ。 そして、SF的な設定ミス。 フィクションを描く場合、自ら設定した基本ルールに矛盾を生んではサスペンスが成立しない。この映画のルールは以下の通り。 「過去と現在は一つの時間軸上にあり、過去の変化が現在に影響する(違う歴史に上書きされる)」 「時間の上書きは、変化が生じた時間を起点にし段階的に起きる」となる。 もし、過去に影響を与えると違う時間軸が新たに生じる設定(=並行時間軸が生じる)場合は、時間旅行から帰った時点で歴史は変わっている事になる。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のように。 で、どこが設定ミスかと言うと、時間旅行ツアーが矛盾している。 白亜紀で恐竜をハンティングするこのツアーは、旅行者がその時間・場所に一時的に存在する訳なので “前回のツアー客もその場所にいる” ことになるが、この映画に前回のツアー客は存在しない。本当はツアーをくり返すたびにキルゾーン内の人数は増え過密になる筈だ。ちょっと笑えるが、そもそもの部分でルールを無視している。更に物語の解決のキーがこの「前回の旅行者がその時間にいる」前提なのだから、もうムチャクチャでSF映画としての価値はゼロだ。 ただ、うちの奥様はこの映画がお気に入り。DVDで繰り返し観ている。深く考えなければ案外 飽きずに楽しめる娯楽映画なのかも知れない。[DVD(吹替)] 5点(2017-11-19 17:10:08)《改行有》

89.  ブレードランナー 2049 《ネタバレ》 似て非なる真逆をいく続編。 映画を観ればわかる事だが、今回の主人公 K はデッカードよりも感情移入が難しい非人間(新型レプリカント)の設定。前作のロイ・バッディたちタイレル社製のネスサス8は(原作のアンドロイドと異なり)時間が経つと自我が芽生え、故に4年の寿命を持たされていた。 しかし、映画の序盤から感情のない筈の K に感情移入してしまう。理由はいろいろだが、決定的なのはアナ・デ・アルマス演じるジョイに尽きるのではないか。美しく献身的で非の打ち所がない理想の(バーチャル)彼女。二人の疑似恋愛が純粋に見え K に心を感じ、彼の自己探求の旅に自然と引き込まれてしまう。 これは「人間性とは何か?」というテーマが明確に伝わる優れたSF映画だと言える。 ただ、印象としては『惑星ソラリス』並にクラシックで…驚きは乏しい。 前作『ブレードランナー』はそれまで無かった近未来のリアルなガジェットが満載で、テーマさえもビジュアルの添え物に感じる程だった。逆にそれが革新的で、だからこそクリエターやアーティストに強烈な影響を与え特別なカルト作品となった。『2049』は一級のSF作品ではあるが優等生ゆえに『ブレードランナー』の続編としては食い足りなかった。 よく似てるけど、ちょっと眉尻が下がったなんか違うレイチェルみたいな…そんな映画でした。笑[映画館(字幕)] 7点(2017-11-12 22:35:59)(良:1票) 《改行有》

90.  アトミック・ブロンド シルバーブロンド(ウイッグ)の女版ジョン・ウィックだと思ったら監督もかぶってた。笑[映画館(字幕)] 7点(2017-10-31 22:54:40)

91.  エイリアン:コヴェナント 《ネタバレ》 どうしても『エイリアン(1979)』との比較は避けられない。タイトルからして自らリメイクだと言っているようなものだ。しかし実質は『プロメテウス』の続編。映画の評価としては先行レビュアーの皆さん同様、最新の映像で凡庸な古典劇を見せられた感もあるし、設定やストーリーの粗も多い。ただ、コヴェナント号など未来的ビジュアルは相変わらず素晴らしかった。 三作目に期待するならば、デヴィッド率いる最恐のエイリアン軍団と、超文明のエンジニア母星、そして人類による三ツ巴のアルマゲドンだろうか…それは見たい気がする。 最後に、コヴェナント号のクルーにメッセージを DON'T PANIC( パニくるな!)宇宙の旅にはそれが肝心。笑[映画館(吹替)] 6点(2017-09-29 18:28:24)《改行有》

92.  スパイダーマン:ホームカミング 《ネタバレ》 下町エリアの市民生活を守るヒーロー、殺さないヒーローの登場 最初は、すっかりMCUの超人たちの活躍を慣れた目で観ていた。観終わると、ちょっとした違和感が。いつものカタルシスとは違う感じ…なんだか無邪気な映画だなぁ… トム・ホランド演じるピーターは単純で無鉄砲、失敗だらけで、反抗的で、甘ちゃん…ま〜ぁモドカシイ。未熟で不安定…でも、だからこそ10代の頃の自分と同じリアルな人間に見え…新鮮で〝親愛なる隣人〟らしいと今回のスパイディーには感じることができた。 劇中の大人たちにとっても それは同じで、繰り返しクイーンズ住人どうしの親近感が描かれていている。そこに完全悪は存在せず、死んでいい人間はいない。 これまでのスパイダーマンには、常に「死」がつきまとっていた…要は、相反する思想の衝突による死が、次なる死に連鎖する…淘汰の連続。その悲劇を描いた映画だったと気づかされる。 年齢が下がり、ピュアな目で世界を見る新たなスパイディー。アベンジャーズの内紛にも「なにやってんだよ!ヒーローのくせにケンカするなよ」と当たり前の事を言ってくれそう…そんな、スパイダーマン(TH)私は気に入りました。 P.S MARVELロゴのスパイダーマンのテーマ曲、猫の救出に ニヤリです。[映画館(吹替)] 8点(2017-08-18 18:28:43)《改行有》

93.  ジョン・ウィック:チャプター2 YouTubeにカウント動画が多発しそうな映画だった。 『キングスマン』とギネス記録を競ってるのかも… そんな物騒な記録はギネスに載りませんよ!笑 前作を観てないとキアヌが何者なのかさっぱりでしょうね、単品では評価しづらいです。 あ、そうそう、『燃えよドラゴン』みんな大好きなんだな〜[映画館(字幕)] 5点(2017-07-22 20:47:41)《改行有》

94.  バック・トゥ・ザ・フューチャー ティーンエイジャーにとって、共通体験として心に残る映画がある、今それは『君の名は。』だろうか、だとすると…かつてティーンだった僕たち私たちの共通体験映画が、この『バック・トゥ・ザ・フューチャー』だろう。 共通点は、ティーンが主人公のドタバタコメディで、時空移動SFで、タイムリミットサスペンスでもあるところ。『君の名は。』は性の差、『バック・トゥ…』は年の差バディーが走り回り夢を叶えるドリームカムトゥルー物語。さらに『君の名は。』の魅力は美しい風景。それに匹敵するのが「どうせならカッコよくしよう!」というスピルバーグの一言で生まれた最高のガジェット、タイムマシン・デロリアンの魅力ではなかろうか![映画館(字幕)] 10点(2017-07-21 00:15:42)《改行有》

95.  ハドソン川の奇跡 21世紀アメリカの見事な英雄譚。 とてもシンプルなのに、 ミステリーとしても、サスペンスとしても もちろん、実話の映画化としても 一級品。 邦題も。(笑)[ブルーレイ(吹替)] 8点(2017-06-30 13:35:21)《改行有》

96.  メッセージ 《ネタバレ》 ファーストコンタクトを言語学者の視点から謎解き映画として見せる革新作かと思いきや… 星新一的なショートショートだった。 人類と地球外生命のファーストコンタクトを描く映画は、『地球の静止する日』『2001年宇宙の旅』『未知との遭遇』『エイリアン』『地球防衛軍』等など過去に金字塔的な作品が多い… だからこそ小さくまとめるのでは無く新たな視点や解釈を期待してしまうのだ。 前半、ファーストコミュニケーションに至るまでの意思疎通の困難と手掛かりの発見は、緊迫感があり引き込まれる。そのまま時間概念の話を絡めずに、訪問者たちの言語の謎解明と来訪理由の理解、人類の融和と解放を描き切って欲しかった。 その期待はあの爆発とともに吹き飛んでしまった… 残念だ。 余談。ギャレス・エドワーズの『モンスターズ/地球外生命体』といい、巨大軟体海洋生物タイプが今のトレンドなのかな?[映画館(字幕)] 6点(2017-06-30 12:19:34)《改行有》

97.  LOGAN ローガン 《ネタバレ》 闘いは終った…安らかに眠れ。 ローガンの死に様を見て、中村主水を長い間演じた藤田まことの言葉を思い出した。 〝ヒーローとはいえ、主水は只の人殺し…最期は泥水にまみれて人知れず寂しく死んで行くのが一番いい〟 ローガンの血塗られた闘いは終った…安らかに眠れ。俺もあとで行くから。 評価 8点。…と言いたいところなのだが あまりにも、過去のX-MENを愛する者に向けて作り過ぎでしまい 1本の映画として、一般客にオススメできない作品になってしまったように思う。 私の様な映画好き(しかもオッサン)にとっては本当に「涙する完結編」なのだが… うちの奥さん(派手なヒーロー映画好き)には「暗く重いマーベルらしくない映画」らしい。 おそらく多くの観客にはそう見える筈で、観客動員的なヒットは望めないでしょう。 それを踏まえ、ここの評価基準に準じれば、総合評価は残念ですが6点なのです。[映画館(字幕)] 6点(2017-06-13 17:45:54)(良:1票) 《改行有》

98.  ゴースト・イン・ザ・シェル 《ネタバレ》 公開初日に吹替版にて。 予告を見て、ダメだこりゃと思ったが、似せようとして失敗した作品ではなく…よく頑張って作った感は伝わってきた。 だが、マンガ原作をソリッドに再構築した押井アニメが先に存在している以上、そのままでは驚きがない。 ドラマに共感させる為に世界観もコンパクト化されており、後半はもうサイバーパンクとは言えなくなってしまう。 原作が持っている未来考察の多様性や、押井アニメには残されていた哲学性・カルトな魅力を削り、 解りやすく底の浅い自分探しに帰結させたのは如何なものか… 邦画とは比較にならない大予算を投じたにも関わらず、 映画の顔である光学迷彩で主人公が消失するシーンに驚きがなく、多脚戦車のVFXもレトロに見え、全体に小粒な感じが否めない。 この規模でハリウッド映画になった意義が大きいと思うだけに、もっと、目新しいビジュアルを連発して欲しかった… 吹替に関しては、それで観て正解だと思った。ただ、大木民夫氏の不在だけが残念。 荒巻役=ビートたけし本人の声そのままというのは正当ではあるが・・他が全員アニメのオリジナル声優では、どうしても浮いてしまう。 吹替版でも字幕が出るので、字幕版でも荒巻はたけしが日本語で話してるんでしょう。桃井かおりは吹替えでしたが… Blu-ray用に追加録音して、完全なアニメキャストの吹替バージョンを特典にしては如何でしょう。[映画館(吹替)] 6点(2017-04-17 18:34:57)《改行有》

99.  2010年 《ネタバレ》 名作の続編ということで、過度に低く評価していた作品。 ただ、名人 R.エドランドらしからぬ、オプチカル合成のミスマッチは気になった。 久しぶりにBlu-rayで再見し、レビューを書く気になったのは・・ 「木星の衛星エンケラドゥスに生命の可能性がある」と、NASAが会見したからである。 アーサー・C・クラークの小説を映画化した『2001年宇宙の旅』の後日譚的なこの映画でも、木星の衛星に生命が発見され 同時に、戦争直前の米ソの緊張、調査宇宙船での両国クルーの対立と協力が並行して描かれる。 そして・・・宇宙的意思から人類への警告と米ソ衝突の回避、新生命との共存が人類の未来として啓示される。 先日のNASAの会見・・このタイミングは偶然だろうか? 国が暴走した時、警鐘を鳴らし続けて来たメディアは映画だった・・ 北朝鮮とアメリカの危うい緊張情勢に対して、NASAが『2010年』に倣(なら)って発した「愚かな行為に対する警鐘」。私には、そう思えて仕方がない。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-04-14 18:57:22)《改行有》

100.  キングコング: 髑髏島の巨神 テレビスポットの大げさなキャッチコピーそのままに、映画本編も巨大生物バトルてんこ盛り! 堂々とB級・娯楽大作を目指した点で潔く、童心に帰って大いに楽しみました。 映画には日本人が一人登場します。 珍しくちゃんと日本人らしい名前で感心しましたが、何と碇ゲンドウと任天堂の横井軍平が由来らしいです。 演じているのは国際的に有名な日本人ギタリストのMIYAVI。 監督さんは相当なマニアのようで、観ていると色んな映画のオマージュがあって面白いです。 若い映画ファンの人には、これをキッカケに古い作品にも興味を持ってもらえると嬉しいです。 キング・コング(1933年/RKO/白黒) キングコング対ゴジラ(1962年/東宝) キングコングの逆襲(1967年/東宝) フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ(1966年/東宝) 地獄の黙示録(1979年/アメリカン・ゾエトロープ) また、「ガーディアン・オブ・ギャラクシー」など最近の流行で、本編中に以下の挿入歌が流れます。 映画の時代背景も含め、本作のクラシックなスタイルを一層印象づけていると思います。 1. Time Has Come Today / The Chambers Brothers 2. Mat Troi Den / Minh Xuan 3. White Rabbit / Jefferson Airplane 4. Long Cool Woman (In A Black Dress) / The Hollies 5. Down On The Street / The Stooges 6. Paranoid / Black Sabbath 7. Brother / Jorge Ben Jor 8. Bad Moon Rising / Creedence Clearwater Revival 9. Ziggy Stardust / David Bowie 10. Run Through the Jungle / Creedence Clearwater Revival 11. We'll Meet Again / Vera Lynn それと、【エンドクレジットの最後に短い本編が有ります】から、最後まで席は立たないように!  [映画館(吹替)] 8点(2017-04-02 17:52:12)《改行有》

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