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プロフィール
コメント数 159
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 メインストリームでは無いが映像プランナー/ディレクターを生業としています。
映画を観たのは小・中学時代がテレビの吹替えで。高校・大学時代は映画館で年間300本ほど…好きな作品はリピート鑑賞。ニューシネマより王道の娯楽作品を好みます。
吹替えの演技で好きになった映画も多数。広川太一郎、羽佐間道夫、大塚周夫、中村正、若山弦蔵、石丸博也は個人的に人間国宝に認定したい。

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101.  ザ・プレデター 自分が思う、プレデター・シリーズとは 「宇宙最強決定戦!」につきる。 その意味で、 人類最強(かも知れない)兵士シュワVSプレデターの決闘を描いた 第1作は、文句無しの大傑作。 2は、警官じゃロサンゼルス最強も怪しくて役不足。 三つ巴戦のAVPは、2対1の変則タッグとして面白い。 AVP2は、対決にすらならず最低。 プレデターズも有りだが、頂上対決って感じはしない。 今回の『ザ・プレデター』は、プレデター2よりは楽しめた。 だが、やはり人間の数が多過ぎて「最強対決」感はなかった。 観ている間は、けっこう楽しいんだけどね。 それに、最後の○○○○○キラーだけは、ほんと意味不明!  いくらア○ア○マ○3の監督だからってねぇ 余計なことヤッちまったなァ~だった。 もうこれは、次回作の冒頭でローリー少年がハッ!と目を覚まし 「なんだ~夢か。」と、ほっとする。(俺も、ほっとする) という夢落ち大作戦しかない。ヨロシクFOX![映画館(字幕)] 6点(2018-09-15 18:32:21)《改行有》

102.  ジェーン・ドウの解剖 《ネタバレ》 とてもシンプルで美しいホラー。 親子が営む葬儀屋(解剖室 兼 死体安置所)で、ある身元不明死体(ジェーン・ドウ)をめぐって得体の知れない恐怖が親子を襲う。 ほぼ全編が地下の解剖室で展開するところは密室劇のスタイルで緊張感がある。 特筆すべきは《耽美的》とも言える撮影で、解剖というゴアな要素をそれとは対極のクールな映像で見せており、ホラーでありながら医療サスペンスのような雰囲気を作り出している。 だから表面上のオチは超自然的要因なのだが、仮に脳障害を起こすウイルス感染病だったというオチでも違和感はなかっただろう。 終盤の展開は正直いって凡庸。謎が解けるまでのクオリティーの高さから傑作を期待しただけに評価は逆に下がった。 アンドレ・ウーヴレダル監督の次回作には期待したい。[DVD(吹替)] 6点(2018-03-20 01:50:38)《改行有》

103.  バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 《ネタバレ》 さすがに公開から3年経つと新鮮味は無い。 長大なワンカット撮影に見える撮影のも、今では多くの手法の一つでしか無くなった。 それよりも、この映画の意図することは何なのかが気になるところ。私の浅知恵では確信しようが無いが マイケル・キートン本人の役者人生を下敷きに、現在のハリウッドショービジネスとブロードウェイのリアルな裏側をパロディ風に諷刺しシニカルに笑い飛ばしたコメディと言ったところではなかろうか? 故に、ハリウッドの業界人、とくに浮き沈みに翻弄されているスター達にとっては最高の自虐ネタとして大いにウケたのだろう…と勝手に納得している。 ちょうど昨日『スパイダーマン/ホームカミング』のブルーレイが届いた。空飛ぶヴィラン(悪役)としてマイケル・キートンは見事アメコミヒーロー映画に復活し大暴れしている。3年前って丁度その役をオファーされた頃じゃないかな…笑[ブルーレイ(吹替)] 6点(2017-12-23 21:42:26)《改行有》

104.  ライフ(2017) 《ネタバレ》 基本的には〝人喰いアメーバ in 軌道ステーション〟 1.気になったコト アレの名前がカルビーって聞こえ…エビせんか?チップスか?と。(正解はカルビン) 無重力中で超高速移動できる原理はちゃんと納得できる設定があるのか? 「助けてぇ〜!」は スーパーマンのファントムゾーンのパロディーか? 「開けるなー!」は「開けてくれ」のパロディーか? 2.妄想したコト カルビンが進化して大型知性体になったら…メッセージのヘプタポッドに違いない。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2017-12-11 15:49:15)《改行有》

105.  エイリアン:コヴェナント 《ネタバレ》 どうしても『エイリアン(1979)』との比較は避けられない。タイトルからして自らリメイクだと言っているようなものだ。しかし実質は『プロメテウス』の続編。映画の評価としては先行レビュアーの皆さん同様、最新の映像で凡庸な古典劇を見せられた感もあるし、設定やストーリーの粗も多い。ただ、コヴェナント号など未来的ビジュアルは相変わらず素晴らしかった。 三作目に期待するならば、デヴィッド率いる最恐のエイリアン軍団と、超文明のエンジニア母星、そして人類による三ツ巴のアルマゲドンだろうか…それは見たい気がする。 最後に、コヴェナント号のクルーにメッセージを DON'T PANIC( パニくるな!)宇宙の旅にはそれが肝心。笑[映画館(吹替)] 6点(2017-09-20 00:56:09)《改行有》

106.  メッセージ 《ネタバレ》 ファーストコンタクトを言語学者の視点から謎解き映画として見せる革新作かと思いきや… 星新一的なショートショートだった。 人類と地球外生命のファーストコンタクトを描く映画は、『地球の静止する日』『2001年宇宙の旅』『未知との遭遇』『エイリアン』『地球防衛軍』等など過去に金字塔的な作品が多い… だからこそ小さくまとめるのでは無く新たな視点や解釈を期待してしまうのだ。 前半、ファーストコミュニケーションに至るまでの意思疎通の困難と手掛かりの発見は、緊迫感があり引き込まれる。そのまま時間概念の話を絡めずに、訪問者たちの言語の謎解明と来訪理由の理解、人類の融和と解放を描き切って欲しかった。 その期待はあの爆発とともに吹き飛んでしまった… 残念だ。 余談。ギャレス・エドワーズの『モンスターズ/地球外生命体』といい、巨大軟体海洋生物タイプが今のトレンドなのかな?[映画館(字幕)] 6点(2017-06-30 12:15:48)《改行有》

107.  LOGAN ローガン 《ネタバレ》 闘いは終った…安らかに眠れ。 ローガンの死に様を見て、中村主水を長い間演じた藤田まことの言葉を思い出した。 〝ヒーローとはいえ、主水は只の人殺し…最期は泥水にまみれて人知れず寂しく死んで行くのが一番いい〟 ローガンの血塗られた闘いは終った…安らかに眠れ。俺もあとで行くから。 評価 8点。…と言いたいところなのだが あまりにも、過去のX-MENを愛する者に向けて作り過ぎでしまい 1本の映画として、一般客にオススメできない作品になってしまったように思う。 私の様な映画好き(しかもオッサン)にとっては本当に「涙する完結編」なのだが… うちの奥さん(派手なヒーロー映画好き)には「暗く重いマーベルらしくない映画」らしい。 おそらく多くの観客にはそう見える筈で、観客動員的なヒットは望めないでしょう。 それを踏まえ、ここの評価基準に準じれば、総合評価は残念ですが6点なのです。[映画館(字幕)] 6点(2017-06-13 02:11:24)(良:1票) 《改行有》

108.  ゴースト・イン・ザ・シェル 《ネタバレ》 公開初日に吹替版にて。 予告を見て、ダメだこりゃと思ったが、似せようとして失敗した作品ではなく…よく頑張って作った感は伝わってきた。 だが、マンガ原作をソリッドに再構築した押井アニメが先に存在している以上、そのままでは驚きがない。 ドラマに共感させる為に世界観もコンパクト化されており、後半はもうサイバーパンクとは言えなくなってしまう。 原作が持っている未来考察の多様性や、押井アニメには残されていた哲学性・カルトな魅力を削り、 解りやすく底の浅い自分探しに帰結させたのは如何なものか… 邦画とは比較にならない大予算を投じたにも関わらず、 映画の顔である光学迷彩で主人公が消失するシーンに驚きがなく、多脚戦車のVFXもレトロに見え、全体に小粒な感じが否めない。 この規模でハリウッド映画になった意義が大きいと思うだけに、もっと、目新しいビジュアルを連発して欲しかった… 吹替に関しては、それで観て正解だと思った。ただ、大木民夫氏の不在だけが残念。 荒巻役=ビートたけし本人の声そのままというのは正当ではあるが・・他が全員アニメのオリジナル声優では、どうしても浮いてしまう。 吹替版でも字幕が出るので、字幕版でも荒巻はたけしが日本語で話してるんでしょう。桃井かおりは吹替えでしたが… Blu-ray用に追加録音して、完全なアニメキャストの吹替バージョンを特典にしては如何でしょう。[映画館(吹替)] 6点(2017-04-07 21:52:20)《改行有》

109.  ピクセル(2015) 《ネタバレ》 レトロゲームがピコピコと侵略してくる無邪気なSFコメディ よくあるハリウッドのドタバタ系コメディ。と言えばそてまで(笑)だが、コメディ俳優の芸に頼っていた頃と今ではこうも違うのかと実感した。 〝コメディ〟と〝荒唐無稽〟は相性がいいな。オカルト映画やSF映画がブームになると必ずパロディとしてコメディが生まれてくる。 『ゴーストバスターズ』や『ギャラクシークエスト』等々、ダメ男が自分の価値に目覚め大活躍するサクセスストーリーはそのパターンのひとつ。『ピクセル』も同じフォーマットだが、ゲームとインベーション系SFをミックスしたことがみそ。ストーリー性よりレトロゲームが3Dでキラキラピコピコ現れ、飛び回って砕け散る。そのビジュアル自体が主役といった印象。 随分前に、映画の原案となったパトリック・ジーン作の短編動画『PIXELS』を観ていたので、よくぞまぁ、ここまで派手に長編化したものだと驚いた。短編は有名動画サイトで今でも見ることができる。 日本語吹替えに関しては、アダム・サンドラーの吹替え声優の先入観さえ無ければ普通に観れると思う。むしろ、柳沢真吾や神谷明の世界観を無視したお決まりの悪ノリギャグを笑って許せるかが問題。私は大好きですが(笑) また、個人的には三戸なつめが歌う日本版エンディング曲が、ドット絵風にストーリーをオールリピートするクレジットの画面と合っていて、オリジナルのヘビメタ曲よりこの映画らしい遊び心を感じて良かった。(一応、字幕版と吹替え版を両方を観ての感想です)[映画館(吹替)] 6点(2016-10-17 13:30:03)《改行有》

110.  ドラゴンスレイヤー 《ネタバレ》 ドラゴンを描いた映画としては重要な作品。 竜=ドラゴンが登場する映画は数多くある。「ドラゴンハート」や「サラマンダー」、最近では「ホビット」のドラゴンが印象的だった。 1981年公開のこの作品は、ドラゴンを描いた映画のターニングポイントとして評価したい。 それまで、映画に登場するドラゴンといえば、ハリボテ製で動かずに首を振りながら煙を吐くだけだったり、いかにも人形のコマ撮りだったり、動作のノロい機械じかけだったりと造型的リアルさにも、生物感にも欠けていた。 『ドラゴンスレイヤー』は、ILMがSTAR WARSで培ったモーションコントロール撮影技術をコマ撮りに応用し、被写体にブレを生じさせることで複雑かつスムーズなモデルアニメーションを可能にした映画で、ブルーバックで撮影したドラゴンが生き生きと羽ばたいて飛び、地下を這いずり回る巨大な翼竜(ワイバーン)の映像を実現している。 バーミスラックスという固有名で呼ばれるドラゴンのキャラクターも素晴らしい。残忍な性格。人間のように賢く、生贄を好む一種の神として(王よりも強い力で)領土を支配している。反面、子育てをする動物的な性質があり、ファンタジーとはかけ離れた生命感あふれるドラゴンだ。ディズニー映画なのに・・・である(笑) ストーリー的には、竜退治を書いたいくつかの神話(「叙事詩ベオウルフ」の神器も敵わない竜との相討ち、「聖ゲオルク」の王女の生贄など)をベースに創作されているように思うが、《魔法使いとドラゴンの戦い》というファンタジックな設定にしては少々エグい。 救うべき王族の美女が、あろう事か幼体ドラゴンの餌にされ、精神的に病んでしまった王の姿が陰鬱(いんうつ)で暗く。竜がいなくなった王国も何だかハッピーではない。日本で劇場公開されてなかったのも、その為か。 主人公も、しょうがなく師匠の代わりに竜退治するハメになった魔法使いの弟子なので、彼の冒険物語ではなく《ドラゴンや魔法使いに象徴される神話的世界の終わり》を描いた映画といった方が正しいでしょう。 「ホビット」や「ロード・オブ・ザ・リング」も神話時代から人間の時代への転換を描いた映画で、ホビットの竜=スマウグの造形や描写は、ドラゴンスレイヤーのバーミスラックスに対するオマージュではないかと思える程。 もっとも、バーミスラックスの方がホビットの原作『ゆきてかえりし物語』にインスパイアされて造形された可能性もありますが・・・ 「バンデッドQ」で《神》を演じていたラルフ・リチャードソンが、老魔法使いウルリク役。 「竜も魔法も時代遅れ」と自覚しながら来客には大げさに威厳を見せつけたり、老骨にムチ打って旅に出掛けようとしたりとチャーミング。「スター・ウォーズ」銀河帝国の皇帝(シス暗黒卿ダース・シディアス)イアン・マクダーミドも神父の役で出演して、ここでも壮絶な死に様を見せてくれる。 日本ではVHSとLDが既に廃盤。字幕入りDVDは未発売で、海外版DVDしか今のところ観る手段はない。 発掘系シネマとしてDVD化して欲しい一本です。[ビデオ(字幕)] 6点(2016-10-07 22:11:25)(良:1票) 《改行有》

111.  スーサイド・スクワッド あえて、期待せずに観ました。 かなり早い時期から始まった予告編やマスメディアでの紹介が「こんな映画見た事ない!」系で期待させ感がハンパなく、でもハーレイ・クインのセリフは面白いが予告映像は案外地味・・・経験上、これは期待値Maxで観るとヤバイかなぁと。結果、あまり予想(妄想)せずにスクリーンに向かったら普通に面白く観れました。 案の定、各キャラの〝微妙な味〟が売りの作品で、会話ニュアンスが良くわかる《吹き替え版》をあえて選択したのも正解でした。 類似した過去の映画をあげるとすれば、ジョン・カーペンターの『ニューヨーク1997』ですね。 そういう、ちょっと〝古臭い良さ〟があるアウトロー映画です。[映画館(吹替)] 6点(2016-10-01 09:14:07)《改行有》

112.  リンク 《ネタバレ》 特別な教育で知恵のついた猿=類人猿がどれほど不気味で得体が知れなくて恐いかを見せてくれる映画です。とは言えショッキングなシーンはありません。 ヒロインの女子学生はバック・トゥ・ザ・フューチャー2と3でマーティーの彼女ジェファーも演じているエリザベス・シューで可愛いです。他のレビュアーさんも言及されていますが、彼女のセクシーなシーンもあるんですが同時にとても不気味なシーンになっています。 それと、これは《ネタバレ》ですが映画の最後に落ちと言うか、ちょっとした暗示があります。ただ微妙すぎて気づかない人もいると思うので書いておきます。 エンドクレジットの直前、ヒロインの車が走り去るラストシーンで放牧された家畜が死んでいます。結局一番悪賢いのは・・・お楽しみに。[DVD(字幕)] 6点(2014-04-07 23:56:33)《改行有》

113.  パシフィック・リム:アップライジング とにかく、ドラマ展開に燃える要素が少なくて前半はかなり眠たかった。 ストーリーのベースは前半が「使徒化したエヴァンゲリオン」、後半が東映の「グレンダイザー・ゲッターロボG・グレートマジンガー 決戦!大海獣」ですよね。 ならば、スクラッパーの活躍もボスボロット的にアマーラに造られるユーモラスなシーンや、アマーラとの再会〜別れとか泣ける絡みがあれば、アマーラを軸に物語がもっとエモーショナルになったはず。 イエーガーもメカ的な驚きが少なくて、あれだけボロボロにやられるなら最後の最後に新兵器を出すとか、新たなイエーガーが現れるとか東映的な衝撃のラストにしても良かったのでは? カイジューは海底の穴から現れるのだから、司令基地は衛星軌道上に置くべきでしょうね。 とは言え、ビジュアル的には資本力を活かした派手なバトルでお腹いっぱいになりました。次回は「泣かせ」と「笑わせ」でドラマを充実させてください・・・また観ますから、よろしく!![映画館(吹替)] 5点(2018-04-24 19:47:20)《改行有》

114.  ジャスティス・リーグ(2017) BvSのドゥームズデイといい、今回のステッペンウルフといい、何故こんなに魅力の乏しい敵と戦わせるのか? 監督交代で得たものは確かにあるがMCUと差が無くなっただけという気も。BvSに感じた威厳と言うか壮大な美学の様なものは明らかに失われてしまった。DCEUの未来にとって…これは良かったのか悪かったのか。 ただ、音楽がダニー・エルフマンになって、懐かしいバットマンやウィリアムズのスーパーマンの旋律がチラッと聴けたのはサプライズでした。[映画館(吹替)] 5点(2017-11-25 22:14:21)《改行有》

115.  サウンド・オブ・サンダー 《ネタバレ》 すべてが中途半端なタイムパラドックスSF 2055年そう遠くない未来が舞台。TIME SAFARI社の時間旅行ツアーで白亜紀を訪れた客が小さなミスを犯す。それを始まりに、生物進化の歴史変革が波のように押し寄せ 人類滅亡の危機が訪れる。という壮大な話…だが色々と中途半端。 まず、未来描写の映像センスがない。 CGレベルが低いのは予算の問題でやむ無しかも知れない。が、リアルに見せようとする工夫が皆無。 CGが無いハンディを撮影の工夫で克服して革命を起こした『ブレードランナー』の未来描写から何も学ばなかったのだろうか? 未来の街角をただ会話しながら歩く背景合成のシーンがあるが、役者がその場で足踏みして歩いて無いのがバレバレ。信じられない。 製作サイドは極めて真面目なのだが…これは陳腐なB級映画ですと、自ら宣言してるようなものだ。 そして、SF的な設定ミス。 フィクションを描く場合、自ら設定した基本ルールに矛盾を生んではサスペンスが成立しない。この映画のルールは以下の通り。 「過去と現在は一つの時間軸上にあり、過去の変化が現在に影響する(違う歴史に上書きされる)」 「時間の上書きは、変化が生じた時間を起点にし段階的に起きる」となる。 もし、過去に影響を与えると違う時間軸が新たに生じる設定(=並行時間軸が生じる)場合は、時間旅行から帰った時点で歴史は変わっている事になる。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のように。 で、どこが設定ミスかと言うと、時間旅行ツアーが矛盾している。 白亜紀で恐竜をハンティングするこのツアーは、旅行者がその時間・場所に一時的に存在する訳なので “前回のツアー客もその場所にいる” ことになるが、この映画に前回のツアー客は存在しない。本当はツアーをくり返すたびにキルゾーン内の人数は増え過密になる筈だ。ちょっと笑えるが、そもそもの部分でルールを無視している。更に物語の解決のキーがこの「前回の旅行者がその時間にいる」前提なのだから、もうムチャクチャでSF映画としての価値はゼロだ。 ただ、うちの奥様はこの映画がお気に入り。DVDで繰り返し観ている。深く考えなければ案外 飽きずに楽しめる娯楽映画なのかも知れない。[DVD(吹替)] 5点(2017-11-19 16:41:07)《改行有》

116.  ジョン・ウィック:チャプター2 YouTubeにカウント動画が多発しそうな映画だった。 『キングスマン』とギネス記録を競ってるのかも… そんな物騒な記録はギネスに載りませんよ!笑 前作を観てないとキアヌが何者なのかさっぱりでしょうね、単品では評価しづらいです。 あ、そうそう、『燃えよドラゴン』みんな大好きなんだな〜[映画館(字幕)] 5点(2017-07-22 20:47:41)《改行有》

117.  2010年 《ネタバレ》 名作の続編ということで、過度に低く評価していた作品。 ただ、名人 R.エドランドらしからぬ、オプチカル合成のミスマッチは気になった。 久しぶりにBlu-rayで再見し、レビューを書く気になったのは・・ 「木星の衛星エンケラドゥスに生命の可能性がある」と、NASAが会見したからである。 アーサー・C・クラークの小説を映画化した『2001年宇宙の旅』の後日譚的なこの映画でも、木星の衛星に生命が発見され 同時に、戦争直前の米ソの緊張、調査宇宙船での両国クルーの対立と協力が並行して描かれる。 そして・・・宇宙的意思から人類への警告と米ソ衝突の回避、新生命との共存が人類の未来として啓示される。 先日のNASAの会見・・このタイミングは偶然だろうか? 国が暴走した時、警鐘を鳴らし続けて来たメディアは映画だった・・ 北朝鮮とアメリカの危うい緊張情勢に対して、NASAが『2010年』に倣(なら)って発した「愚かな行為に対する警鐘」。私には、そう思えて仕方がない。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-04-14 18:05:21)《改行有》

118.  1941 《ネタバレ》 スティーブン・スピルバーグ初期3大超大作、唯一の大コケ映画(笑) 「ジョーズ」、「未知との遭遇」で若きヒットメーカー天才監督の名を得たスピルバーグが、例によって公開まで徹底的な秘密主義を貫いて公開したのが本作「1941」。だったが、アメリカ国内では製作費も回収できない大コケ。日本でも公開直後は〝おもちゃ箱をひっくり返した楽しさ!〟などと宣伝されたが、映画専門誌などでの最終的評価は〝ウルトラ級の期待ハズレ〟だったと記憶している。 ただ、面白いのは本作までの3作で、現在に至るスピルバーグ全作品の要素がほぼ出つくしているコト。「ジョーズ」がサスペンスと恐怖とアドベンチャー、「未知との遭遇」がSFとファンタジーとポリティカルフィクション、「1941」が戦争とコメディーと家族愛。 スピルバーグも〝これまでに見た事もないモノ〟を見せようとした筈だが、「1941」に限っては戦争とコメディーという水と油の素材の調理方法を間違ってしまった。やはり戦争は、ただ笑い飛ばして良いモノでは無かったということだ。皮肉や自虐を込めて否定すれば「博士の異常な愛情 - または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」や「トロピックサンダー/史上最低の作戦」のような名作になったかも…。 出演者では、やはり故ジョン・べルーシの扱いにつきる。彼のSNL(サタデーナイトライブ)のギャクを見れば分かるが、突拍子のない予測不可能性と暴走、本質を捉えたモノマネと絶妙な間(ま)による天才的な個人芸が魅力なので、普通の人物が絡めないキャラ。唯一コンビを組んでいるダン・エイクロイドが徹底的な〝受けのキャラ〟に立って普通の人とのクッションになった時にコミュニケーションが可能となるが「1941」では2人を分断してしまった為、べルーシひとりが映画の中で孤立して物語から浮いてしまった。もっとキャスティングを工夫すれば、べルーシがドラマを牽引するパワフルな映画になったのではと妄想してしまう。 三船敏郎、クリストファー・リー、ロバート・スタック、ウォーレン・オーツ等など自分が好きな名優たちを集めて、映画オタクとして舞い上がってハリキリ過ぎたスピルバーグの若気の至り…そんな、羨ましい愛すべき失敗作。爆発音入りのジョン・ウィリアムスのマーチ曲も耳に残る名スコア。まぁ、次の作品が「レイダース/失われた聖櫃」なので名誉挽回は早かった訳で、スピルバーグにとって自分を制御する良い教訓になった映画だったのでは…と思います。[映画館(字幕)] 5点(2016-11-05 10:21:13)《改行有》

119.  ザ・マミー/呪われた砂漠の王女 モッタイナ〜イ お化けが出そう。 ユニバーサル・ダーク・ユニバース第1作にして、最終作?になってしまうのか…トム・クルーズとラッセル・クロウを投入したのに色々ともったいない作品でした。 特に、前半の編集は下手としか言いようが無い。切り詰め過ぎで状況とキャラクターが頭に入ってこない、ハラハラしない、怖くない、笑えない。観客の生理に合うよう編集するだけでも楽しめる映画になった筈・・・呪われてんじゃない?[ブルーレイ(吹替)] 4点(2017-11-25 21:40:06)《改行有》

120.  ビバリーヒルズ・コップ3 なんだコリャ? ファンムービー??[映画館(字幕)] 2点(2019-10-30 15:31:10)

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