みんなのシネマレビュー
椎名みかんさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 278
性別

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123456789
投稿日付順123456789
変更日付順123456789

1.  ALONE/アローン 最初はサバイバルものにみえるが、ヒューマンドラマの色合いが濃い。 地雷を踏んでから、さあ彼はこれからどうやって生き残るのか?とワクワクした。とは言うものの、地雷から一歩も動けない状況で、どうやってストーリーを展開させるんだ?と思っていたら、案の定、そこからは主人公の過去の改装や幻だらけになってしまった。 まあ、低予算映画によくあるパターン。最近見たのだと、「マイナス21℃」でも全く同じことやってた。 この回想と幻が本当に見ていて退屈。 彼の過去の人生をダラダラ見せられても面白くないのだが、ましてや幻シーンは苦痛すぎる。制作者よ、幻というのは、他人の夢の話を聞かされているくらい退屈、ということに気づいてほしい。 というわけで、あまりに退屈でかなり雑に視聴することになる。 なので、彼の人生に置いて一歩踏み出した瞬間と、地雷を踏んだ今の状況を重ねているっぽいんだが、それで何が言いたかったのか、あまりに映画を雑に見すぎていてよくわからなかった。 ところで、アメリカの戦争の話で、命の危機に瀕している兵隊を、軍本部がここまで雑に扱うのは初めて見た。まあこの映画は戦争映画ではないからだろう。 戦闘関係の作りは非常に雑。 まず、根本の狙撃作戦があまりにおかしい。 狙撃を行えば、当然相手から反撃があるのは想定されるのに、どうして彼らはそこから迅速に撤収する手段を何も用意していなかったのだろうか?見た感じ、車なども見当たらない。というか、撤収する目的地すら事前に決まっていないというのはどういうことなのか。さらに、軍は特殊任務を行う彼らをサポートする気がさっぱりない。そんなわけないだろ・・・。 しかし、最初の狙撃で彼はどうして撃たなかったんだ?初っ端からイライラさせられた。[インターネット(吹替)] 2点(2024-04-08 03:54:50)《改行有》

2.  ハンニバル(2001) 《ネタバレ》 羊に比べると、見劣りはするものの、十分楽しめるサイコスリラー。 羊とは比べてはいけないのだけれど、監獄にいるからこそのレクターであり、外の世界で社会に溶け込んでいるレクターには怖さはあまり感じない。 切り取った脳みそをその場で焼いて本人に食べさせる。ここが本作の一番の見せ場なのだが、これはグロいし、キョーレツである。ここを面白いと思えるか、目を背けてしまうかで、この映画の評価もだいぶ変わるだろう。 ただ、食人鬼としてのレクターの狂気が本作でやっと映像化されたわけで、これはやはり見逃せないシーンである。 クラリスがジョディ・フォスターでなくなってしまったのは残念で、それだけで、1点マイナスしたくなる。あれは全然クラリスじゃない。[インターネット(吹替)] 6点(2024-03-09 05:35:11)《改行有》

3.  スノーデン アメリカが全世界の人間を監視しているとか、そんな話はネットで調べればいくらでもすぐ知り得ることであるし、そもそも、映画で真実のお勉強をするつもりなんて元よりない。 映画である以上、面白くなければならないのであるが、全く面白くない。制作者に、見てる人間を楽しませようなんて意図がまるで最初からないのでは?っていうくらいにつまらない。 CIAに入局し、CIA職員として働き始めるくらいまでは、見ていて面白かったが、物語のかなり早い段階で、問題の「疑惑」は発覚する。ところが、そこから、主人公は何か行動するわけでなく、その疑惑を抱えたままグダグダと過ごすのだが、そのグダグダと過ごすシーンを延々とやる。あまりに見ていて退屈。ダルい、ダルすぎる。 いや、何が面白いの、これ? 全体を通しても、ストーリーに起承転結もないし、ヤマ場も見せ場もないし、ドラマもない。 これはもう、「映画として成立してない」と言ってもいいレベルである。 今回の疑惑やスノーデン絡みの話を知りたいなら、「スノーデン」というワードでググって、ウィキペディアで見たほうが早いし、情報は多いし、何より楽しいだろう。 こんな酷い映画はそうそうない。 ほんと、見て損をした。[インターネット(吹替)] 2点(2024-03-09 05:10:45)《改行有》

4.  ノマドランド ストーリーはほぼないに等しい。特段ドラマはない。 とにかく、ダラダラと間延びしたシーンが続き、非常に退屈。 独特の味があるのはわかる。それが心に沁みるのはわかると言えばわかる。しかし、それだけで2時間見続けるのはきつく、退屈な映画という評価を覆すまでには至らない。 ノマドの人はみんな何か悲しみを背負っているという話が、映画の終わり直前にいきなり出てくるのだけれど、彼らが何の悲しみを背負ってるのか作中にまるで描かれていないのはどうなのだろう。 率直に言って、この映画は社会問題を提起しているとは全く思わない。彼らがノマドをする事情も、ノマド生活をせざる得ない状況なのかどうかすらも、この映画では全く明示されていないからだ。この映画はそんなものを訴えたいのではないと思う。 全体として悲しい雰囲気を漂わせているのに違和感を感じた。主人公は好きでノマド生活を送っているだけで、その気になれば安定した生活を送ることも可能な状況だ。彼女の性格、能力的にも世間に溶け込んで生きていける力はあり、実際他人ともうまくやれていて、みんなにも好かれている。 彼女はかなり恵まれているように見えるし、充実した毎日を送っている。そうであるのに、常に悲しい雰囲気であるのが、作中ずっと違和感を感じてしまった。 主人公の渋い顔と演技はよかったとは思う。[インターネット(吹替)] 5点(2024-01-06 08:27:41)《改行有》

5.  エイリアン:コヴェナント プロメテウスより続けて鑑賞。 かなり地味だった前作より、だいぶ派手さが増したし、何よりエイリアンがガッツリ出てくる。まあ今回は前回と違って、タイトルにきっちり「エイリアン」と入っているしね。これで出なきゃあ詐欺になる。 でも、エイリアンとのアクションはそんなに出来がいいとは思わなかった。エイリアン、意外とあっけなくやられるしなあ。 前作であまりに多かった謎が本作でいくらか解決できるかと思ったがそうでもなかった。デビットがエリザベス・ショウの旦那にエイリアンを植え付けた理由(嫉妬のため)が分かったくらいか。 2作を通じてデビットの壮大な野望が描かれることになった。エイリアンという凶悪な敵から生き残ることに主眼を置いた過去作(1や2)ではエイリアンは主役であったが、もうエイリアンは完全にデビッドの野望のための小道具になってしまった。恐ろしいのはエイリアンではなくデビッドである。 ラストはすっかり騙されてしまった。ウォルターは裏切るのかどうか?ばかり気にしていて、完全にやられた。 調査メンバーの行動の雑さは相変わらず、というか前回以上であった。言いたいことは色々あるが、とりあえず、どんな危険があるのか全く分からない未知の惑星に来たんだから、スーツくらいは着ていこうよ。そして小麦を食うのはやめようよ(笑) アクションシーンがそこまで楽しめなかったのは残念だが、ストーリー展開はなかなかよかった。[インターネット(吹替)] 6点(2024-01-05 04:01:54)《改行有》

6.  ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男 いまいち。単純にお話がつまらない。 結局面白いのは、最後の演説の部分だけで、それ以外はそこに至るまでのお膳立てにしか思えないほどドラマがなく、非常に退屈。そのラストも、あまりに予定調和。私はこのあたりの史実をまるで知らないが、そんな自分でも、もう物語序盤で、最後に演説かまして終わるんだよね、そこがクライマックスで泣き所なんだよね、というのが見え見え。 全体としてもとにかく、ぐだぐだと喋るシーンばかり。セリフのみでもって人を感動させよう、ドラマを作ろうとしているのだ。それじゃあ心は動かされない。特に、大事なクライマックスの演説はきっと実際のチャーチルのものなのだろう。それゆえか、その内容は、どうしてもパッとしない。 映画の脚本家が、物語に合わせて練りに練って作り上げたものには到底かなわないのだ。 物語として出来が悪いとしか言いようがない。 ところが、こんな映画が数々の賞を獲ってしまう。まあ、獲っているのは作品自体というより、主演のゲイリー・オールドマンではあるけれど、ある程度作品自体が評価されなければ、主演男優賞も取れないのが世の常。 同様に評価の高いダンケルクも全くおもしろくなかったが、結局あの戦争に勝利した西欧の人間には、あの時期の物語というのは心に刺さるんだろう。でも、それで評価を決めていいものかね? そもそも、当時のドイツがろくでもなかったとしても、だからといってイギリスに正義ヅラできる資格もないはずだ。戦争の勝者たちが、都合よく悪人を設定してそいつを倒し、自分たちの勝利を賛美する、そんな映画に酔いしれてる姿はいびつなものもを感じる。 まあ、そういう政治的な話はなしにして、普通にエンタメとして映画を見たのだが、先述の通り、単純にお話としてつまらなかった。これで少しは戦争シーンもあれば映像的には盛り上がったかもしれないが、ダンケルク撤退戦もほとんど出てこず退屈。 これはイマイチだ。[インターネット(吹替)] 4点(2023-12-23 00:15:30)《改行有》

7.  ダンケルク(2017) 面白くない。 とにかく、物語にドラマ性が全然ない。人物描写も希薄で、全然感情移入できない。 映像は「金かけて作ってるな」と思うだけで、映像として楽しませてくれる要素はほとんどなかった。 こんな内容でどうやって面白いと思わせようと思ったのか、ノーランに聞きたいもんだ。 浜、空、海の3つの事象を時間の経過を変えて同時進行させるというのは、少し面白い試みではあるけれど、それで、映画が面白くなってるかというと別にそうでもない。 いまいちな映画。[インターネット(吹替)] 3点(2023-12-12 17:25:11)《改行有》

8.  TENET テネット 難解なのにも程がある。あきらかに許容範囲を超えている。 メメントは難解だったが、1度見ただけでも、大筋は理解できる。だが、本作は本当に綺麗さっぱり意味が分からない。難解な映画は2回見て理解を深めようと思うし、それがまた楽しかったりするのだが、そんな気すら起きないほどに難解であった。 時間が逆行する世界という基本設定がすでにすごくややこしいのに、さらにそこに未来人だの、武器商人と妻との関係だの、大きいことから小さいことまで含めていろんな要素が出てきて、しかもそれすらも説明不足で難解。もう、わけがわからないよ。 そもそも時間が逆行していて、自分だけが正の時間でいる時、自分が周りの世界にどのような影響を与え、どのような影響を受けるのかが、感覚的に全く理解が追いつかない。なので、例えば最後の戦いで砲弾の爆発の中走り抜ける、というシーンでも、「その砲弾に当たったら死ぬの?」と首をかしげながら見続けることになる。 アクションシーンがすごいと評判だが、そのほとんど(カーチェイスも殴り合いも銃撃戦も)が、逆行と順行が入り乱れるものばかりで、見ていて脳みそがついていかず、全く楽しめない。 こんな意味不明の映画は、映画界ははっきりノーと言うべきだと思うが、残念ながら高く評価された。映画評論家の意見を色々見てみたが、難解であることをネガティブに評価している人は一人も見つけられなかった。 この映画に限らずだが、映画評論家は難解な映画に高評価をつけないとカッコ悪いと思っているきらいがある。ましてやノーランという大御所の撮った作品だ、ますます批判もしにくいのだろう。映画評論家もそろそろ「王様は裸だ」と言える勇気を持ってはいかがだろうか。 最後に総評を書こう。見終わったあとに「ワケワカラんかった!」と誰かに言いたくて仕方がないインパクトはあったし、ノーランの挑戦する姿勢は買うけど、単純に映画はつまらなかった。[インターネット(吹替)] 3点(2023-11-24 22:50:40)《改行有》

9.  7月4日に生まれて 戦争映画は大好きでよく見るのだが、作中、「ここで大怪我した人はその後人生はどうなるんだろう」と常々考えてしまう。 そして、この映画はまさに「その後」の人生を描いてくれている。 戦争映画では、やれ仲間だ家族だと感動シーンをいれ、数時間の戦闘でドラマチックな展開は満載だ。 だが、その興奮も終わってみれば待っているのは、その時の傷を負ったまま送る長い人生なのであり、それは悲惨なときもある。それを分からせてくれる。 もっとも、戦争映画を見ている時からすでに、こんな恐ろしいことよくするなと思いながら見ているし、戦争の恐ろしさを今頃この映画で理解するほどトンマではないのだが、この映画を見るとやはり改めて戦争は怖いな、と思える。 まあ、話の筋としてはそこまで面白いわけではなかったけれど。そしてやっぱり「運動」している人間を見るのってあんま楽しくないよね。政治色が強いシーンも嫌。映画をエンタメとして見ている私としては、政治的な主張することの価値や意味も、主張する内容の良し悪しもどうでもよく、やはり楽しませてほしい。 とりあえず、戦争映画好きとしては、いつも見ている戦争の「後日譚」が見れるようで面白いと言える。[インターネット(字幕)] 6点(2023-11-12 15:05:37)《改行有》

10.  アウトポスト 前半が退屈すぎる。 敵から総攻撃を食らう中盤までは見る価値はないと言っていい。 まあ、よくある史実ベース戦争映画。 戦闘シーンはそれなりに見れる作りだが、とにかく前半がひどすぎる。[インターネット(吹替)] 5点(2023-10-13 10:46:26)《改行有》

11.  ウィッチ 300年前、ニューイングランドに入植した経験なキリスト教徒(清教徒)の家族、生活。それをあんなにリアルに描いてくれるだけで、見ていて非常に楽しい。 今の時代、悪魔だ悪霊だなんて言ったら「オカルト」扱いだけれど、当時のキリスト教信者には、悪魔はリアルに存在するものであったのだろう。 不気味さの演出が冴えている。ただの森を映すだけでも恐怖がすごい。 ヒロインの女の子が可愛くてよい。[インターネット(吹替)] 7点(2023-10-13 10:45:55)《改行有》

12.  マトリックス 30年ぶりに鑑賞 当時、衝撃だったバレットタイムによる視覚効果を含めた映像の素晴らしさも、映像技術が進んだ今となっては特段の感動がなくなったのは致し方ない。 しかし、カッコイイのは30年経っても色褪せない。 ネオとトリニティが、敵施設に乗り込むシーンはしびれる。 カッコイイだけで文句なく楽しめる作品。 ただ、モーフィアスのすきっ歯だけは気になって仕方なかった。あれは俳優として許されるのか?[インターネット(吹替)] 8点(2023-10-11 07:12:44)《改行有》

13.  ワルキューレ だいぶどうでもいい話かもしれないが、ひとつ面白いことがあった。 「慎重もしくは臆病なせいで決断ができず、主人公と揉める上官」というのは映画でよく登場する。そして、そういうのが出てきた場合、常に正しいのは主人公で、上官が間違っているのである。これは私の知る限りではあるが、100%必ずそうである。 しかし、本作では、上官の判断は事前の打ち合わせ通りにしなかった点で正しくはなかったが、結果的にはそこまで間違ってもなかった。映画の定番通りにならない掟破りがあって面白かったのだが、なぜそんなことになったかといえば、それが史実だからなのだ。あの上官は、実際ヒットラーの生死が確認できないとして、作戦を実行しなかった。ランチに行ったのも事実だそうだ。 この映画はだいぶ史実に則って作られている。 この映画で興味を持ったので、このワルキューレ作戦についてwikiでも見てみたが、当時の記録が驚くほど詳細に残っていて、そして、本作はそうした事実にだいぶ忠実に作られていた。また、当時の建物や戦車などもかなり正確に再現しているそうな。 話の筋としてはそこまで大したものではないのだけれど、史実の再現ドラマという感じで、楽しむことができた。[インターネット(吹替)] 7点(2023-10-11 07:02:16)《改行有》

14.  ナイトクローラー 《ネタバレ》 ただただ話がつまらない。 淡々と主人公の行動を描いただけでメリハリなし、起承転結なし。面白みに欠ける。 反抗してきたアルバイトくんを罠にはめて殺すというエグい展開だけは面白かったが、ほかは終始退屈であった。 世間では高い評価を得ているようだが、それを見ると、概ね主人公を演じた役者の演技力を高く評価するばかりだった。確かにそこはいいとは思うが、あんな脚本では駄目だ。 犯罪があった家に不法に侵入し、被害者を撮影する。あろうことか、それをテレビ局が放映する。そんなことは日本ではありえないことだが、アメリカで許されることなの?とずっと疑問に思いながら見ていた。それがこの映画のリアリティを損なわさせ、楽しめない一因になった。 ところで、あの役者はデイ・アフター・トゥモローに出てた人だな。あの人、わざと目を見開いているの?それとも元からあんな顔なの?あの顔だけはすごい。[インターネット(字幕)] 4点(2023-09-18 04:48:02)《改行有》

15.  ジーパーズ・クリーパーズ 前半部分は、世にあふれる「激突」パクリ系の展開。アメリカでの評価を見ると「前半はいいけど、後半がだめ」みたいに書かれているんだけど、前半からすでに駄目だろ。こんな見飽きた展開もういい。 ただ、「激突」のように、敵が何者なのかよくわからないまま続くことはなく、途中から割とはっきり正体が映し出される。それはそれでなんだか興ざめ。 あとは、主人公きょうだいの行動が逐一アホでイライラする映画だった。この手のアメリカホラー映画の登場人物がアホな行動をするのはある程度お約束かもしれないが、どうにも耐えられない。 別に怖くもないし、話もチープだし、ただただイライラするし、かなりの駄目映画。[インターネット(字幕)] 2点(2023-07-31 02:17:06)《改行有》

16.  アルゴ 《ネタバレ》 映画を作るとという壮大な偽装工作までして人質の脱出を図るという展開は非常に面白かった。 そんなドラマみたいな話が実際にあったというのだから驚きだ。 ただ、物語の後半、脱出の当日になってからは、ごく平凡な「スリリングな演出」に終始し、また、いかにも作り話的な展開ですこし興ざめした。 いくら何でも、作戦の前日に中止命令が出たり、事務所の電話にギリギリ応答できたり、ちょうど脱出のその日に敵にメンバーの素性がバレて、あまつさえ、飛行機の離陸の瞬間ギリギリまで追いかけられるなんて、ちょっとあまりにリアリティ無視でエンタメに走りすぎである(実際、その当たりは当然全て事実と異なる)。 映画として成立させるには仕方なかったとは思うけれど、あそこまでされてしまうと、「実際にあった出来事」から「フィクションのアクション映画」に引き戻されてしまった。 まあ、十分に面白い映画であった。ただ、そこまで突き抜けた魅力があるわけでもない。アカデミー賞を取ったのは、一にも二にも、愛国的な映画だったからであろう。[インターネット(吹替)] 7点(2023-07-31 02:03:54)《改行有》

17.  ウォーターワールド USJのアトラクションになるくらいなのだがら名作なのだろうと思って見てみたが、面白くない。 設定はよかったし、世界が海に沈んだ後で、人々がどんな生活を築いているかが描かれており、それだけで単純に楽しめる。 しかし、それ以外に見るべきところはあまりなかった。 とにかく主人公の性格の悪さにげんなりする。口数の多い少女に腹を立てて海に落としたり、よかれと思って飛行機を落とそうとしたヒロインに激怒し髪の毛を切り落としたりと、冒険活劇の主人公にあるまじき、人間としての器の小ささにドン引きだった。 海で会った男に女を売ることで一旦交渉成立させといて、後からなかったことにする身勝手さと、それに怒った相手を容赦なく殺す残虐非道さにも、更にドン引きであった。 ずっと一人で生きていたから心が閉ざされてしまった主人公が、二人と過ごすうちに徐々に打ち解け、心が穏やかになっていく、という展開にしたかったのはわかるが、それにしてもひどすぎないかい? ちなみに、この映画って、ものすごく「マッドマックス2」を彷彿とさせる(パクリ?)。 世界の設定も、衣装やメカも、ストーリー展開も、まるで、マッドマックスの海版と言いたくなる作り。 しかし、マッドマックスのマックスは、心を閉ざしていても、常にかっこよかったのに、何で本作の主人公はこんなにも魅力のない人物にしてしまったのか。性格のみならず見た目もハゲのロン毛でダサいし。 あと、少女もかなりうっとうしかった。主要な登場人物にこんなに思い入れが持てなきゃ楽しめるはずがない。 あとは、古い映画とはいえ、映像面で残念なところが多かった。特に、飛行艇に乗ってるシーンはまるで、ドリフのコントを見てるようであった。[インターネット(吹替)] 3点(2023-05-31 08:42:14)《改行有》

18.  ミッドウェイ(2019) ミッドウェー海戦の史実に興味があるか、軍隊のドンパチものが好きでないと、楽しめない映画。 ストーリーはあってないようなもの。ドラマは大してなく、軍人とその家族の愛情とか、仲間との友情を描く程度で、この手の戦争ものには定番のネタ。でも描き方は極めてチープで面白くはない。 戦闘シーンは美しく、迫力のある映像で見ごたえは十分。またミッドウェー海戦に興味があるなら、あの時何が起こっていたかをドラマ仕立てで楽しく知ることができる。もっとも、逆にある程度あの海戦について基礎知識がないと、作中に何が起こったのか理解するのは難しいかもしれない。 お決まりの兵装転換のもたつき、無能な南雲、解析されちゃう暗号など、日本人の自分としてはなんともモヤモヤせずには見れない感じ。でもそれがいい。 ミッドウェーというタイトルながら、物語は真珠湾攻撃から始まって、「日本は卑劣で、倒すべき悪いやつ」というお膳立てを忘れないのは、やはりアメリカの映画だからであろう。とは言うものの、日本映画界も協力して作った作品であるのは間違いなく、それなりに日本軍を立てる描写も見られる。 総合評価としては、かなり見る人を選ぶ、マニア向けな一作という感じ。[インターネット(吹替)] 6点(2023-01-19 17:44:24)《改行有》

19.  13日の金曜日(2009) いやあ、やっと見たよ、13日の金曜日 子供の頃にテレビでやっていて、両親が見てたけど、当時は怖くて見れなかった。 今回、このリメイク版でやっと、きっちり通してみた。 まあ、分かっていはいたけど、怖くはないし、ストーリーも演出もどうということはない。「面白い」とはとても言えない。 けれど、「軽いエロに、軽いグロ。湖畔にやってきた無軌道な若者たち数人が次々襲われる。結局最後はバッドエンド」というホラーのテンプレの原作品を見れたのは、資料的価値としては面白かった。[インターネット(吹替)] 4点(2022-11-10 12:14:40)《改行有》

20.  グラスハウス 何のひねりもないありきたりストーリー。 なんだかよく知らないけど、ルールーだか、リーリーだかいう女優が売りの映画ですか。 映画ってのは「誰それが出てる」と言うだけで、内容がくだらなくても客を集められるんですかねえ。悲しい話です。 この映画で恐怖心を一番なくさせてるのは、 いつでも逃げれるのになぜ逃げない?  家に来た調査員は「二人部屋→一人部屋」などの異変に気づいていたのになぜ何もしない? というあたり。[ビデオ(字幕)] 3点(2022-11-10 12:04:59)《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS