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プロフィール
コメント数 646
性別 女性
自己紹介 2006年のレビュー本数4本ってあんまりですわね。
2005年には「姑獲鳥の夏」まで見ていたクセに。
ってこういう使い方やっぱ邪道ですよね。来年こそは。

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【製作国 : 西ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  U・ボート 無類の戦争映画好きとして言わせてもらえばもっと面白い戦争映画はいっぱいある。限られた予算の中で工夫を凝らした派手さは評価できるし、潜水艦という独特な空間ならではの閉塞感や演技陣の堅実さは高水準。リアリズムに走り過ぎて個々のドラマが希薄になった感があり、無いに等しいストーリーと戦争の不毛さ、ナチス・ドイツへの反感を打ち出してしまったところがベタベタ。ドイツ人ならではのストイシズムが裏目に出た印象が否めない。戦争を題材にする以上、強烈に人間性を掘り下げるか、過剰にドラマチックなストーリーを用意することは最低限必要。記録映画に終わっているという意味で、残念ながら大した戦争映画とは言えない。ウォルフガング・ペーターゼンはこの作品で認められてハリウッドに招聘されたようだが、その後の仕事ぶりを見ても大した才能の持ち主ではないことは明白。一定の水準はクリアしていると思うが、繰り返して言うがもっと面白い戦争映画はいっぱいある。というか戦争映画って、もっと面白くあるべきだ。5点(2004-07-03 16:39:25)(良:2票)

2.  パリ、テキサス 人生って何だろうね。取り戻せない過去って何だろうね。若さ故の過ちって、家族っていったい何だろうね。様々な余韻を漂わせながら、答えも出せなければ正しい結末もないのが人生なんだよね、とさりげなく過ちを肯定してくれるこの映画に救われることはあったかも知れない。不幸な結婚とそこから始まる男女の手さぐりの人生。深い絶望と放浪の旅から帰った男を迎えてくれる家族。不幸な過去をお仕着せの目隠しで覆うことより、真実を見つめようと決意する男と、いずれは誰かに語ることでしか再生への手がかりを見つけられない女。過去は決してリセットの効くものではなく、人は誰でも記憶と共存して生きて行く方法を見つけなければならない。ここに描かれた物語は、決して美しくも輝かしくもなく、誰もが憧れるようなものではないが、類を見ないほど美しいラストシーンには、言葉だけでは決して語ることのできない人間への暖かい眼差しが溢れている。人間ってちっぽけだ。人生にはやり直しが効かない。取るに足らない一人一人が、それぞれのちっぽけな物語をそれでも、どうにか必死で生きている。10点(2004-01-25 02:47:21)

3.  薔薇の名前 意味深なタイトルや重厚な映像に気分的にはかなり盛り上がれたのだが、原作を読まずに観たためかミステリとしてはもう一つ決めてに欠ける気がした。謎解きの面白さより、雰囲気を味わう作品かな、という印象がある。今世紀最大の謎、みたいなフレコミだったせいかどうしても空振り感は否めなかった。ただし中世の修道院といういかにもミステリアスな雰囲気や、全体の運びは決して退屈しなかったので、あくまでもコスプレとしては楽しめたと思う。この映画で初めてクリスチャン・スレイターを観た時に瞬間的に感じたのは、こんなにクセの強い、他では絶対に使い物にならない子供を引っ張り出して来て若者の人生を台無しにする、というハリウッドへの激しい怒りであった。ところがどっこい、ちゃんと生き延びたばかりでなくキレた主人公から背景と見分けのつかない脇役まで幅広く演じ始めた時には己の見る目の無さをはっきり自覚したものである。この頃の彼は頬がコケていて可愛かったデスネー。8点(2004-01-17 23:30:09)(良:1票)

4.  そして誰もいなくなった(1974) もう誰も知らない人がいないくらい有名なミステリを映画化しようと思ったところに既に無理がありましたよね。私も原作はクリスティの作品としてはかなり上位に挙げたい方ですが、この映画はちょっと・・・観たことを忘れたい・・・というかこちらのサイトで「映画大辞典」を眺めていて久しぶりに思い出しました。キャストは豪華ですが「ナイル殺人事件」とあまりにも近すぎて、なんか続編でも見せられているような気がします。あとは景色がステキとか、衣装がステキとか、ステキな要素はいっぱいあるんですが、どうしてもこれがミステリじゃなきゃいけないような理由が強く感じられませんでした。観光映画として雰囲気だけ楽しむという方法はあるかも。4点(2003-12-20 15:22:05)

5.  ストレンジャー・ザン・パラダイス のっけからスクリーミン・ジェイ・ホーキンスのシャウトにうっかり巻き込まれてしまった私も素直だが、この世界に入り込める人はけっこうハマると思う。独特のテンポで、どっちへ向かっているのかよくわからないユルい展開。日常を忘れて静かなムードに浸り、時々「ぷ。」と笑いたい方にはお勧めできる。あんまりストーリーとかメッセージ性とかをクヨクヨ考える作品ではないように思う。なんとなく、雰囲気に浸れれば良いのではないでしょうか。アメリカ映画とはちょっと思えないくらいヨーロッパの香りが漂いますね。ジョン・ルーリーのとぼけた表情が良いです。8点(2003-12-20 14:10:04)

6.  カサンドラ・クロス 当時立て続けに作られたパニック映画の中でも、着想、ストーリー共に秀逸と言ってよい傑作。飛行機やバス、豪華客船などあらゆる入れ物を舞台にパニック映画が生産されていたが、地味に列車で攻めて来たところに好感度が高い。生物化学兵器に冒された列車というSF的な味つけも他のパニック映画に比べて非常にオリジナリティがあって良かった。走る密室を舞台に、じわじわと広がって行く感染症の恐怖と、行く先のわからない不安が高まって行く中で、何とかして事態を食い止めようと必死の努力を続ける医師。パニックから無謀な行動に出る若者、そして機密を守るため事件を列車ごと葬り去ろうとする軍司令官。様々な思惑を乗せて、30年間無人状態の鉄橋「カサンドラ・クロス」へと列車は絶望的な走行を続ける。パニック映画のお約束であるオールスターキャストもリチャード・ハリスやソフィア・ローレン、リー・ストラスバーグなど渋めの顔ぶれ。善意の民間人を犠牲にしてでも機密保持に力を注ぐ国家の冷徹ぶりを描いたこの作品は、同じ年の「大統領の陰謀」や翌年公開された「カプリコン・1」と並んで、74年ニクソン辞任で終結したウォーターゲート事件による国家への不信感を如実に反映した作品とも言えるだろう。 10点(2003-12-11 22:59:59)

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