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【製作国 : アルゼンチン 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 回る春 日本未公開のアルゼンチン映画といえば、「娼婦と鯨」など、意外と名作が多いのですが、これは微妙でした。初老の小説家が、大学教授時代の教え子であるラウラと不倫関係に陥り、そのうちラウラの行動がおかしくなり失踪・・・。どのサイトをみても「エロティックな官能サスペンス」と紹介されていますが、ラブシーンもそれほどエロくもなく、失踪の真実もサスペンス的な要素は薄いです。ラストシーンはなにやら意味深げな感じでしたが、いまひとつ意図が理解できず・・・。結局、何を伝えたいのかよくわかりませんでした。タイトルの「回る春」=回春を意識しているのだとしたら、とんでもなくセンス悪いです。[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-02-15 12:30:58) 2. 瞳の奥の秘密 《ネタバレ》 見応えある、いい映画だったと思います。前半は、いまひとつ入り込めないところも多かったですが、後半にかけてテンポもよく、意外な展開で楽しませてくれました。また、画面全体が独特の色調で、それがとても心地よかったです。でも最後、殺さずに閉じ込めているシーンはゾッとしました。いい映画だとは思いますが、たまたま観た時の気分と作品の内容が合わず、ちょっと残念でした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-06-17 00:30:56) 3. モーターサイクル・ダイアリーズ 《ネタバレ》 南米の雰囲気・空気感がよく伝わってきて、一度は訪れてみたいという気になりました。ただ、映画として観た時に、その完成度には不満が残ります。特に、バイクがなくなってからは、やや退屈でした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-17 17:16:13) 4. 娼婦と鯨 《ネタバレ》 現在を生きる女性が、過去に生きた男女の人生をなぞるようなストーリーで、とても素敵な映画でした。バンドネオンの音色、情熱的なタンゴが、いい具合に絡んでいますね。裸の女性など、エロティックなシーンが次々と出てきますが、これが全く下品ではないところに、作り手のセンスを感じます。特に「お前の匂いは"シ"だ。ロ短調の匂いがする」というセリフが印象的でした♪ 話の内容からすると、男性よりも女性に好まれそうな作品です。こんなに素敵な映画が、日本では劇場未公開。映画館で観たい作品でした。[CS・衛星(字幕)] 10点(2011-07-20 17:25:09)
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