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プロフィール
コメント数 1401
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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【製作国 : 韓国 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
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1.  パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女 《ネタバレ》 凄腕のドライバーが活躍するカーアクションもの、ワケありの荷物を届ける運び屋もの、いずれも既に相当数の作品があり、超大作や超人気俳優出演作もある中、韓国ならではのヒロイン設定にオリジナリティは感じるものの、正直言って決して目新しさを感じるような作品ではないように思えます。 けれども惹き付けられる。主演のパク・ソダムさんがいいですね。童顔で小柄で決して華やかな雰囲気とも言えない彼女(誉め言葉です)が繰り広げるアクション。とっても魅力的です。彼女が連れて逃げる依頼人の愛息役のチョン・ヒョンジュン君は、ソダムさんと「パラサイト」で共演していた社長の息子役の子ですね。子役然とした演技の中にも何か飄々とした雰囲気があってこちらも魅力的。 まさかの、と言うかある程度予想はしていましたが、ハッピーエンド的な締め方も良かったと思います。あのまま終わったら如何にもクライム系韓国作品といった感じの悲壮感が残ってしまうところです。種明かしのないところもスッキリしていて好感。 という訳で総じて好感持って観終えることの出来た定番的運び屋作品に8点献上します。 ちなみに、邦題は少々仰々しいかな?特に副題にはクドさを感じました。原題直訳でも十分ではないかと。[インターネット(字幕)] 8点(2024-03-29 11:24:16)《改行有》

2.  新感染 ファイナル・エクスプレス 《ネタバレ》 ストーリーそのものは決して目新しいものではなく、王道を行くゾンビ映画。なぜ?どうして?は極力省き、と言うより敢えて語らず、只管ゾンビによるパニックを描き続ける。視聴層を意識しているのか、やたらリアルに血生臭くはない。「健全なゾンビ映画」とでも言えば良いのだろうか。 これが韓国発というのがある意味驚き。韓国映画であれば、色調も明るさも落とした中で悲劇が凄惨に描かれるようイメージしてしまうが、本作はどこか湿度が低く青空の背景が妙に似合っている。されど、コメディではない。純粋にホラーかつ人間ドラマ。それも決して軽々しくなくリアルに描かれている人間ドラマ。ひさびさに約2時間の尺で見応えのあるゾンビ映画を観ました。 細かく観れば粗と言うか気になる点がないこともありませんが、本作はゾンビ映画としての粗は気にするべきではない作品。スピード感に溢れた展開に身を任せて、シンプルに楽しむべき作品ですね。面白かった。エンディングもgood!8点献上します。[インターネット(字幕)] 8点(2023-11-12 23:42:12)《改行有》

3.  食われる家族 《ネタバレ》 主人公は、妻が目の前で轢き逃げされ死亡してしまったことのショックに加え、犯人が未だ捕まらないことによる苦しみも加わり、極めて精神的に不安定な状況に陥っています。知人の精神科医に受診しているものの、服薬管理もままならず、最早限界といった状況。 そこに突然現れた25年間行方不明になっていた妹を名乗る女性。彼は、遊園地に遊びに行った時に一時的に母親に妹の面倒みるよう託されたものの、うっかり繋いでいた手を離してしまったがために妹が行方不明となったことを常に気に病み続けていたものの、何か違和感を感じてしまい心から受け入れることが出来ません。 ありがちなサスペンスものだと、妹を名乗る偽者の目的は富豪である両親の資産であり、まんまと実家に入り込んだ上に何らかの手段で相続権を独占し、いずれは両親を亡き者としてしまう、みたいな展開かなと思うところです。 がしかし、本作はそこからがまさかの展開。何と偽者は資産目当てではなく姪が目当て。それも新興宗教の信仰の対象として。金欲しさの犯罪ではなく宗教団体の組織犯罪だったということです。 2023年という今の時代にたまたま鑑賞したので、リアルタイムで韓国の宗教団体の問題が取り沙汰されているだけに、あたかも自虐ネタなのか?と思ってしまいそうですが、この作品の製作時である2020年時点は現在とは少し状況が違っていたと思いますので、それは考え過ぎでしょうか? という訳で、詐欺犯罪系のサスペンスかと思いきや、オカルト系サスペンスとでも言うべき本作。主人公が偽の妹とその仲間たちに追い詰められ、警察からは被害者どころか加害者と見做されてしまい、最早これまでという状況から起死回生の脱出劇。終盤は少々強引かなと思えないこともありませんが(主人公の行動を警察が不問にするとも思えず)、見応え十分のサスペンスに7点献上します。 ちなみに、直接的過ぎの感がある原題より、邦題にセンスを感じます。[インターネット(字幕)] 7点(2023-11-09 15:56:00)《改行有》

4.  ヨコクソン 《ネタバレ》 本邦の怪談話に洋画的悪魔モノ&スプラッターテイストを足して二で割ったような作品。グロさ加減は少々抑えめのようにも思えますが、如何にも韓国ホラーのテイストです。 おどろおどろしいカットの連続。ただし、演出的には想定内であって予想以上の恐さはありません。物語的にも斬新ということはなく、寧ろ古典的とも思えます。そこそこの恐さともの悲しさ。期待以上でもなければ以下でもないという無難な仕上がりと思えます。 ただし、ラストシーンは全くの蛇足、要りません。お腹の子が悪鬼に支配されているかどうかは結構早い段階で予想されます。ダメ押しのようでいて、最後の最後にトーンダウンしてしまった感があります。その分-1点の5点献上します。[インターネット(字幕)] 5点(2023-10-14 23:46:28)《改行有》

5.  哭声/コクソン 《ネタバレ》 良く言えば難解、悪く言えば捏ね繰り回してブレ過ぎな作品。どう見ても矛盾していると思える状況を堂々と前面に押し出して来るのだから、観ている方は絞り切れずに混乱するばかりです。 おそらくは、國村隼演ずるところの謎の日本人は元々は村に憑りつく悪霊を払うべくしてやって来た祈祷師。しかし、同時に悪霊からもその姿を利用されており、やがて死して完全に悪霊(悪魔)に乗っ取られてしまう。 また、祈祷師イルグァンは迷いつつも悪霊の手先となっていて、善なる人格も見え隠れしていて一見すると親身になってジョング一家を救おうとしているようでいるものの、娘のヒョジンへの呪いには一役買っている。 そして、白い服の女ムミョンは一部の事件の目撃者を装いながらも強力な力を持つ霊能者、あるいは天使で、一度はジョングに誤解されながらも村の守護者として悪霊(悪魔)と対峙する。 そんな風に思われるのですが、随所に予想を裏切る言動や行動が出現し、上記の解釈が幾度となく揺るがされ続けてしまいます。一体テーマは何なのか?人の心に巣食う闇なのか、それとも人の心を照らす光なのか?事の真相は悪魔系なのか心霊系なのか?そもそも一貫したテーマはないのか? 主人公の頼りない警察官ジョングが序盤から中盤にかけてまではコミカルに描かれていて、韓流作品お約束のコミカルなカットや台詞が盛り込まれているところは、個人的には馴染めない、と言うか正直なところ嫌いなところです。否、そもそも作品通じてジョングには全く感情移入出来ませんでした。 全体的な雰囲気や色調は如何にも韓国映画という感じで馴染みやすいものの、冒頭書いたように捏ね繰り回し感があり続け、人物描写の矛盾も後押しする中では、真面目に考察しても仕方ないのかも知れないとさえ思えてしまい、5点献上に留めたいと思います。 けれども、仮令実行していないにしても、犬や鶏、羊の殺戮シーンは好まないため-1点の4点を献上します。[インターネット(字幕)] 4点(2023-09-29 23:23:28)《改行有》

6.  守護教師 《ネタバレ》 マ・ドンソクさんとキム・セロンさんのための作品と言っても過言ではないような作品。二人の魅力が画面いっぱいに溢れた作品ですね。行方不明のスヨン役のシン・セフィさんの切なく健気な雰囲気も良かったです。あ、あと主人公の後輩で警察官役の俳優さんの、頼りないようで頼りになる感じも良かったな。 物語としては、サスペンス或いはミステリーとしてのツボをきちんと押さえた上でラストにはサプライズも用意されており、適度な尺とも相まって間延びしたりすることなく楽しめました。が、とは言え小さく纏まった感があり、総じて言えば可もなく不可もなくと言ったところでしょうか。 それにしても、鈍器で殴られようがハサミで刺されようがクルマがクラッシュしようが無敵のドンソクさん。あの二の腕で脇腹にフックを入れられたら、肋骨は勿論のこと内臓関係は大変なことになってしまいそうです。あぁ怖い。[インターネット(字幕)] 6点(2023-02-10 17:34:00)《改行有》

7.  パラサイト 半地下の家族 《ネタバレ》 高評価された作品だけあって見るべきものは確かにあると思います。ただ、あくまでも個人的な嗜好の問題として、嫌いです。観終わった後、ただ疲労感、いや徒労感だけが残ってしまいました。 その理由を考えてみると、ひとつには単純に尺なのかもしれません。長い。この物語にこの尺は長い。 もう一つは韓流のブラックユーモア。否、ブラックでもないですね。普通のユーモア。韓流のラブコメとかは好きなのに、この重苦しい作品の中に織り込まれたユーモアはダメでした。 そして一番の受け入れ難い部分は、貧しい階層、それも一家族にのみ肩入れし過ぎて(作品的には当たり前ですけど)富める階層から実質的には目を背けていること。見方を変えれば自虐に過ぎるとも言えるかも知れません。 そう、作品全体が歪んでいるから疲れてしまうのです。 当初6点献上しましたが、やはり受け入れ難く4点献上に留めます。 (追記) モノクロ版で再度鑑賞しました。個人的には、独特の色彩が失われたことで尖った感じが弱まり、作品のテーマが見えやすくなっているように思えました。↑に書いたレビューも、我ながら少々ピントがずれているように思えてしまいます。 以前観た時は貧富の差がもたらした悲劇のように受け止めていたのですが、人間が内側に秘めているもの、それは善意であったり悪意であったり、時として狂気であったり、それを描いた作品というように改めて感じた次第です。コメディ的演出なしにそれをストレートに描き切られてしまっていたら、おそらく受け止めきれないだろうなと。そんなこともあって、前言一部撤回して7点献上に修正します。[インターネット(吹替)] 7点(2022-11-12 17:56:20)《改行有》

8.  お嬢さん(2016) 《ネタバレ》 第一部と第二部で一人称を替えることで、ひとつの作品の中にスピンオフが入り込んでいるような構成。そして、その転換によって早々にどんでん返しを持ち込み、この物語はこの後どうひっくり返るのか?まだまだ気が抜けない!と期待させてくれる作品でした。 物語を大きく動かしていくダブルヒロインの同性愛的関係性は原作同様ですが、その場面を独特の色彩で美しく、かつ、躊躇うことなく過激に表現しているところや、舞台を戦前の朝鮮半島に替え、朝鮮語と日本語(「敢えて」かも知れませんが相当不自然で聴き取りにくいのが難点)を巧みに使い分けた演出(朝鮮語のセリフなのに放送禁止用語だけ何故か日本語?)、更には原作を大きくアレンジした第3部の展開とエンディング、そして性描写や拷問シーンも全体を通してさり気なく散りばめられたコミカルな演出で、映し出されている程には過激さを感じないところ等々、流石パク・チャヌク監督!といった出来栄えです。 とは言え、エロティックシーンが独り歩きして、サスペンススリラー作品なのか官能映画なのか不明瞭になりかねないような気もして、そのあたりをもう少し抑えて、更なるどんでん返しを用意しても良いのでは?との思いが残り7点献上です。[インターネット(字幕)] 7点(2021-09-22 00:26:08)《改行有》

9.  シンクロナイズドモンスター 《ネタバレ》 酷評するには勿体なく、絶賛するには物足りな過ぎる。一体何なんでしょ、この作品? アイディアは面白いです。確かに最初にオチを思いついちゃったのかもしれない。でも、純粋SFとかパニックとかにするには薄い。じゃ、ヒューマンとかラブコメとかブラック要素とかどう?なんて考えてるうちにてんこ盛りになり、どっちを向いたら良いのか判らない作品に落ち着いたという感じか。いや、それじゃ落ち着いちゃいないか?それぞれの側面から切り分けてみれば、そんなにつまらないわけでもないのだけれど… ただ、メインとなっているモンスターとのシンクロエピソード。あっちの国に行って逆転というアイディアは意外性もあって良かったけど、そもそも幼少の頃の雷で何故こんな事態を招いたのか?何故に韓国?もしかして、シンクロの大元は2人の持ってる精神的なというか感情の発する強大なエネルギー?だったらまさかのミュータント?などなど、突っ込みどころを論じ合って楽しめる作品かも。 評価が難し過ぎて5点献上です。(暫定的かも)[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-08-28 10:07:19)(良:1票) 《改行有》

10.  息もできない ほとんどの観客にとって、この世界は非日常でしょう。けれども距離感を感じさせられないのは何故なのか?それは主人公やヒロインのどうしようもない境遇が、多かれ少なかれ見るものすべての共感を得られる種類のものだからなのでしょう。はっきり言って大嫌いです、こういうチンピラ。もしかしたら単なる小心者の偽善者なのかもしれない。でも、受け入れてしまう。彼の中の「良い面」を見つけようとしてしまう。それは何故なのか?作り手の誠意が感じられるからかもしれない。心を動かされるエネルギーを内包した秀作です。[DVD(字幕)] 8点(2013-03-30 21:43:25)

11.  ベストセラー 《ネタバレ》 ホラーテイスト十分に語り始められる本作。しかし、そのままホラーでは終わらず、中盤からサスペンスミステリーの味わいに進路変更。ところが、そのまま最後まで突っ走るかと思いきや、ホラーテイストも捨てることなくクライマックス。なかなか良く出来たストーリーです。 が、いつも韓国映画を観て思うのですが、今ひとつ真実味がない。と言うか、犯行の背景や動機、事後処理などなど、どうも理解に苦しむ。国民性の違いと言ってしまえばそれまでなんでしょうけれどね。 ま、振り返って我が国の2時間ドラマなんかを考えてみれば、飽きもせずに似たようなテイストの作品を送り続けている訳で、その内容にも理解に苦しむものが多々あり、こりゃ国民性というより個人的に受け付けてないのかな?などとも思えたりして。 とは言え、少なくともノンストップで惹きつけれらてしまったことは事実。上手くまとめられた作品です。[ビデオ(字幕)] 6点(2011-10-10 02:27:41)《改行有》

12.  母なる証明 《ネタバレ》 見応えのある重厚な人間ドラマですね。母の我が子への愛は、真実さえ、社会正義さえ突き飛ばしてしまう。客観的に理解出来ないことはありません。でも、感情移入はどうしても出来ない。ここで描かれる母の愛は、多くの人の共感は得られても、決して社会の中では賛同を得られないでしょう。少なくとも、およそ法治国家と呼ばれるものを形成しているのである限り、やはり罪は罪。「死人に口なし」をまかり通らせる訳にはいかないでしょう。 「あなたの息子への愛は素晴らしい。決して、おいそれと真似出来るものではない。そして、警察は結果オーライの捜査を許されるべきではない。真実を追究し解明すべきだ。しかし、あなたも息子さんも正義に生きるべきです。自分たちだけの世界で完結することは許されない。何も知らずに亡くなった少女のためにも、そして老人のためにも。」 これが私の答えです。 ちなみに、韓国作品に見られる陰惨な中に散りばめられたユーモアは、どうにも受け付けられないなぁ…。 それと、関係ないけど、世界中には自分と瓜二つの人間が2人は居るって言いますが、殺された女子高生の友だち役の彼女、「いとうあさこ」に似過ぎてませんか?本人かと思った…。[DVD(字幕)] 7点(2011-04-10 12:56:16)(良:1票) 《改行有》

13.  4人の食卓 テーマというかコンセプト自体は悪くないです。霊能力者のヒロインもきちんと機能しているかに見える。 でも、無駄が多い。と言うか、描き方が少し歪に感じてしまいます。何故?どうして?という感じが多過ぎる。ファンタジーなのかホラーなのか、何か中途半端に感じ、しかも突出して悪趣味な点が強調されている。 Kホラーらしい、と言えばそれまでなんですけれども、ほんの少し角度を変えれば良作になるような気がして惜しいかも。[DVD(字幕)] 4点(2011-03-07 00:58:08)(良:1票) 《改行有》

14.  セブンデイズ スピード感のある展開。事件の意外な結末。良くまとまった作品ですね。 法廷シーンや登場人物の処遇に少々非現実的かな?という部分がなきにしもあらず。韓国だとそれってあり?みたいな感じがしないでもありませんが、あくまでもエンターテインメントと割り切って観れば許容範囲かな?[DVD(字幕)] 7点(2010-11-10 02:12:49)《改行有》

15.  親切なクムジャさん 《ネタバレ》 同監督の復讐三部作ということを考えなければ、そこそこ面白い作品(ユニークな作品?)ですね。ただし、ヒロインに感情移入できるかと言えば結構キツイ。テーマは復讐?それにしてはヒロインの復讐と遺族の復讐は温度差がありすぎる。しかも低い方の温度が全体を支配している。敢えてこの設定を選んだのだろうか? ヒロインの愛娘の設定、勤め先の店主の息子の位置付け、利用された(親切にされた)者たちの位置付け等々、詳細を考えれば考えるほどにメッセージ性が薄れていくように感じてしまいます。纏まりに欠けると言ってもいいかも? という訳で6点献上止まりです。 追記。 ①関係ないけど、同じく韓国映画「セブンデイズ」と連続してDVD鑑賞したので頭の中で混ざってしまった。 ②遺族によるリンチシーン。同じくコミカル・スプラッター(?)作品、少し前にあったような気がしないでもない… [DVD(字幕)] 6点(2010-11-08 02:27:45)《改行有》

16.  D-WARS ディー・ウォーズ 《ネタバレ》 新鮮味も意外性も見当たらない作品。どっかで見たよね?の連続。全体の構成が良くないのか、テンポがいいようでいて、ただ単にご都合主義なだけ。FBIが何でそこまで解っちゃうの?とか。 場面場面では迫力あって面白いのに、繋げるとダメってのは、やっぱり監督さんの問題なのかなぁ? まっ、予告編につられてレンタル借りてしまったのがいけないのかな?だけど、予告編てば違い過ぎるんだもの… 宇宙侵略SFモノかと思っちゃいましたよ。[DVD(字幕)] 3点(2010-03-08 01:56:50)《改行有》

17.  ブレス 《ネタバレ》 夫の浮気に苦しんだ挙句、たまたまテレビで見た死刑囚に興味をそそられるのは解らないでもない。日本的な「耐える女」はそこには不在。お国柄と考えればそれで良しというところか? でも、あっという間に面会室を壁紙まで変えてしまう早業はあまりに非現実的?だいたいからして、韓国では刑の執行間近の死刑囚を4人部屋で自由に、同性愛でも何でもありにしておくのだろうか?面会で理不尽な規則違反をする「自称元カノ」を課長は黙認するのだろうか?少しばかり日本的常識観を逸脱し過ぎていて、深刻なのに笑いを誘われてしまう。 エンディングも無理やりのハッピーエンド(?)なのが納得出来ず、ただボーッと見るには問題ないという程度の作品でした。[DVD(字幕)] 5点(2009-09-22 11:11:22)《改行有》

18.  PROMISE プロミス 《ネタバレ》 漫画や劇画の実写版って何で製作されるんでしょうか?この作品を観ていてつくづく思いました。ここのサイトでも激しく批判を浴びている実写版ものはありますけど、何故そんなリスクをおかしてしまうんでしょうかね?この作品の場合には、キャスティングと画面の美しさを追求し過ぎたから? で、この作品は別に実写版というわけではありませんよね。でも逆に、この世界を表現する手段としてはアニメの方がいいんじゃないかな~?などと思ってしまいます。 皆さんの失笑をかっている一番の原因は、CGやワイヤーアクションのやり過ぎ。でも、そもそもが起点不明の3千年の昔の物語。神も人間も同居している世界という設定なんだから、四足で高速走行しようが人間凧揚げしようが、今の世界と比較しても仕方のないこと。てか、必要なファクター。でも、観客が比較して、笑い転げて、仕舞いにゃ怒り出してしまうのは、全てが実写故でしょう。 是非とも同じ監督でアニメ版を作って、この雄大でいて切なくも哀しいテーマを表現して欲しいものです。実写版ゆえのキャスティングの妙や画面の美しさは、全体のバランスの中できっと吸収できるはず。ただし、もう少しストーリーを練り込んでね。[DVD(字幕)] 6点(2008-07-20 07:57:53)(良:1票) 《改行有》

19.  墨攻 ずっと気になっていた作品。原作は未読です。 ストーリー的には非常に好みなんですけど、何にしても2時間そこそこじゃあ無理ですよ、壮大すぎるテーマなんだから…。結果として、あれもこれも省略省略、不完全燃焼の作品になってしまいました。だから、妙に短絡的で意味不明な展開が目立ってしまうんですね。 とは言え、エンターテイメント作品としてはハイレベル。飽きさせない展開は演出の妙と言ったところでしょうか? ちなみに、アンディ・ラウ、今までで一番カッコ良かったと思います。[DVD(字幕)] 7点(2007-12-09 20:54:40)《改行有》

20.  デイジー 韓流炸裂といった感じのベタベタな展開。なんとも出来過ぎだったり、なんともカッコつけ過ぎだったり、映像的にはかなりハイレベルだと思うんですけど素直に受け入れられない。人物設定がしっかりしていないから、2人のストーカーに翻弄された無垢な女性の悲劇になっちゃってるし、その2人の行動には、刑事やヒットマンという孤高で過酷なプロフェッショナルとは思えない緊張感の希薄さが。そして、ヒロインの行動にしても不自然で感情移入しにくい。クライマックスでの唐突な主題歌挿入は、一昔前のアイドル映画みたいで観てる方が恥ずかしくなる。素材がいいだけに実にもったいないです。 チョン・ジヒョンのあまりの愛くるしさと、観る度に女優として進化する姿故の6点献上ですが、もしヒロインが別人(しかもタイプじゃない)だったら、3点ないし4点かな?期待していただけに、極めて残念![DVD(字幕)] 6点(2007-10-04 01:01:12)《改行有》

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