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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 座頭市 THE LAST 《ネタバレ》 阪本順治の「ザ・座頭市」ですね。 とても映画的ではあるけど、座頭市の映画ではないですね。 座頭市の魅力と言うのは、好敵手や敵とも言えない相手(時には愛する相手)と やむにやまれぬ決闘をするのが魅力です。 仲代達也と闘わせたりするアイデアも面白いですし、すべりやすい雪でのアクションのアイデアも 秀逸ですが、やはり阪本映画としてしか面白がれなかったですね。 このタイトルにめげずに、どんどん色んな監督が座頭市を創れればいいんじゃないでしょうか? 「座頭市~お終い~」「完結編」「さらば座頭市」とか。 なんちゃって最終回にして、また新しい座頭市が観たいです。 日本映画、得意じゃないですか、そういうの(笑)[DVD(邦画)] 7点(2024-03-31 02:52:14)《改行有》 2. THE FIRST SLAM DUNK 《ネタバレ》 え?ラスト・・ 流川じゃないんだ!?[DVD(邦画)] 7点(2024-02-29 22:29:14)《改行有》 3. 37セカンズ 《ネタバレ》 障がい者は、手がかかるから、じっとしてという考えは、 保護する側のイヤらしい考えなのかもしれない。 難しいことでしょうけど、 本人を信じて、他人を信じて、世界を信じて・・ 難しいことでしょうけどね・・ (やっぱりコワい(笑))[DVD(邦画)] 7点(2024-01-14 20:16:55)《改行有》 4. 座頭市の歌が聞える 《ネタバレ》 傑作「座頭市物語」の敵友、天知茂の起用といい、 貫禄の琵琶法師といい、 話を盛り上げる役者が多いのに、 クライマックスがモンスターばりの座頭市では、ちとシラケる。 子母沢寛の原作「座頭市物語」は、討つもの、討たれるものへの敬意のこもった短編だった。 いくら非道とはいえ、こんなにバッサバッサ斬ったんじゃ座頭市の根底にある 世界観に疑問もっちゃうよ。 そろった役者がいいのに、残念![DVD(邦画)] 7点(2023-07-01 01:04:48)《改行有》 5. さがす 《ネタバレ》 いやぁ巧いなぁ。 タイトルの「さがす」も、冒頭の失踪シーンを心配する娘からの描写ではじまり、 妻のことがあってからの本当のお父ちゃんを探し出したラストで終わる。 見事な作品。 佐藤二朗も弱さがありそうなキャラで、殺人犯につけいれられそうな感じが出てて、見事なはまり役。 主演男優賞をあげたい♪ 島の事件があってから、幸せが訪れたかのような終盤。 あれ?これでいいの?観てる側は、そう思う。 そこに、娘がまた大きく存在感を出す。 凄いです。 凄い監督だと思います。[DVD(邦画)] 8点(2023-02-18 21:29:00)《改行有》 6. さらば箱舟 《ネタバレ》 日本にこういう映画があったということが、まず驚き! ホドロフスキーに近い。 時間を所有する本家の男を殺した、分家の男が死ぬまでが、本編のメインストーリーである。 人殺しが死ぬまでに、どうなっていくのかを、寺山流に描写。 殺しの動機が、時間が無くなると、気持ちが静まらなくなるというとこが面白い。 その分家の男の妻が貞操帯を持っていたというのも動機の一つだろう。 (何故?貞操帯?許嫁が他にいる女だからか?) 演劇的な意味合いは良く知らないので、細かいところは分からないが、 その分家の男が、時間を本家とは別に持つことで、殺され、その妻の貞操帯が外れ、 それを本家の隠し子の男がモノにして、現代社会が生まれるという話は、いかにも一時代を湧かした作家らしい発想。 さらには石橋演じる分家の人間がやってくるあたりから、もうついていけましぇ~ん!(泣) 作家らしい発想としか言いようがありません。 ただ、神話を勉強したら意味が分かるかなとは思いました。 しかし、日本神話に真っ向勝負をかけた、寺山現代神話とも言えそうな気もします。 あの世の風景が現代社会というとこが面白く、ラストは高層ビル背景に記念写真で終わり♪ とてもユニークな作家が日本にいたというとこが発見でした。[DVD(邦画)] 7点(2023-02-04 23:44:48)《改行有》 7. 百日紅 ~Miss HOKUSAI~ 《ネタバレ》 よく江戸時代を勉強してるな~と感心する絵作り。 画狂人北斎の造形がいささか物足りない気もするが、 お栄の話なので、これでいいのだ。 原作も買いました。 是非、読書の秋の一冊になれば・・[DVD(邦画)] 7点(2022-11-19 19:06:04)《改行有》 8. 桜の森の満開の下 《ネタバレ》 見応えある! 平安時代、女性の地位が下がりつつある時代を 日本女性の代表として、岩下志麻が堂々と演じている。 時代考証が興味深くて、平安のカラーの時代劇は、自分には初めて。 日本映画史の中でも珍しいんじゃないか!? 何よりよく国宝の中で撮影許したなぁ・・ 邦画の中ですごい作品と言える!! 興味深かったのは、検非違使の下で働く、江戸の目明しみたいな人たち。 う~ん、日本の警備史もひも解けば奥が深そうだ。 桜と女性。まさに日本の時代劇の傑作である。 日本の女性映画の大事な作品ともいえる! こんな作品があるなんて・・ だから映画鑑賞は止められない(笑)[DVD(邦画)] 8点(2022-08-23 00:42:56)《改行有》 9. サマーフィルムにのって 《ネタバレ》 何も言いますまい。 奇跡のラストに、ただ感涙、そして祝福の拍手。[DVD(邦画)] 10点(2022-06-05 23:02:09)《改行有》 10. さらば愛しき大地 《ネタバレ》 柳町監督作品が好きだ。 中上健次と組んだ「十九歳~」「火まつり」が特に好きだ。 さて、本作は・・ モンスターのようなダンプに乗って、上から見下ろすような立ち位置が 主人公の気持ちをよく表している。 子を失った悲しみのあまり、浮気をし、やがてシャブ中になっていく。 観客はいたたまれない気持ちのまま、秋吉久美子と同じ目線で、 この根津の演じる男をただ見守るしかない。 段々ラストになるにつれ、根津の目力が変わっていくのがスゴイ。 この変化がわかりやすいように、木村拓哉にも似た目力の強い根津を選んだのではないか? 柳町監督の新作が観たい。[DVD(邦画)] 7点(2021-09-18 16:13:53)《改行有》 11. 佐々木、イン、マイマイン 《ネタバレ》 佐々木には幸せになってほしいいいい! 心に残ったぁ![DVD(邦画)] 8点(2021-08-08 01:41:57)《改行有》 12. サッドティー 《ネタバレ》 面白い! 今泉監督は、ワンルーム映画と言える 日本ならではの、ラブストーリーを綴るのが上手い! 令和(創られたのは平成だけど)時代の若者がよく描けてる。 一言で言うと、令和日本のエリックロメールだ![DVD(邦画)] 7点(2020-03-07 17:31:19)《改行有》 13. さよならくちびる 《ネタバレ》 素敵ですね。 スイマセン! 痛い監督かな~なんて思ってました。塩田監督のこと。 改めて、監督作品を観ようと思いました♪ 「女の子」の卒業、そして女性としてのシンガーの出発。 さらりと描いてくれました。 最高っす![DVD(邦画)] 8点(2020-02-13 00:30:01)《改行有》 14. 斬、 《ネタバレ》 60年代の時代劇を観た後に鑑賞。 やはり現代風のは気持ちがいい。 テンポのいい音楽で打ち合いが展開される様は観てて、爽快。 浪人たちも汚くて、リアルでいい。 蒼井優の存在が、今風時代劇のあり方を示す。 重そうな刀で斬り合う。 実際もこんな感じだったのだろう。 「本気のアイツに勝つ」塚本演じる澤村の一言。 悠長なことを言ってられない時代だったのだ。[DVD(邦画)] 8点(2019-12-14 18:47:46)《改行有》 15. 座頭市千両首 《ネタバレ》 ちょっと話が散漫でしたか・・ 国定忠治との絡みを全編活かせれば、もっと面白い話に なったと思いますけど・・ 思うに、座頭市が何かに巻き込まれ、最後剣客と勝負する。 そのパターンでシリーズを創っているようですね。 第1作の「座頭市物語」の構造に色々付け加えたのが、 座頭市シリーズみたいです。 良きワンパターンという作りですね。 まぁでもレビュー読んでて、お薦めの座頭市があれば、 今後も観ていくつもりです。[DVD(邦画)] 6点(2019-12-14 15:24:24)《改行有》 16. 座頭市血煙り街道 《ネタバレ》 三隈研次の座頭市。 今度は、子連れの旅である。 股旅もので子連れは、寅さんでもお馴染みだが、 とにかく股旅は、子どもにモテる。 自分のボロボロの草鞋はさておいて、子どもに新品の草鞋を買ってやる。 無敵の市の情がホロリと来る。 ラストの子どもとの別れ、眼の見えぬ座頭市の目に涙。 剣豪の公儀隠密が、カタギを守ろうとする市の必死の姿に 「俺の負けだ」と手配中の絵かき親子を逃がしてやるとこもグッときます。[DVD(邦画)] 8点(2019-12-14 12:42:16)《改行有》 17. 座頭市物語 《ネタバレ》 面白い! この頃の勝新太郎は、見事にカッコいい。 しかもこの話の座頭市は、見事すぎる。 なんといっても平手造酒との友情、そして斬り合い。 この一戦、まったくダラダラした斬り合いじゃないので、ビシッと来る。 むぅ、なんと「平手造酒」という彼のみを描いた映画も、地元の図書館にあった。 観ねばなるまいな・・ 冬の夜の鑑賞にピッタシなのであった。 鑑賞後、酒を買いに行く自分にヒロイズムを感じる夜だった。[DVD(邦画)] 9点(2019-12-05 20:33:31)《改行有》 18. 三文役者 《ネタバレ》 一度、劇中で見たら、忘れられない風貌の俳優、殿山泰司。 彼の愛すべき私生活を、殿山が怖い人だと言っていた監督、新藤兼人監督自身の 手により映画化。作品も竹中の好演が効いて、愛すべき一本になっている。 荻野目慶子は映画と結婚したような女優。 その体当たりの演技は、もうこれが映画の中と思えないくらいの肉迫ぶり。 素敵です。 何度も言うが、とても愛すべき映画だ。 やはり映画は、役者の魅力が隠し味のように効いてくるものだと再認識させられた。 竹中の魅力が、いつしか殿山の魅力と重なり、乗り移ったのではないかと思わせられる。[ビデオ(邦画)] 9点(2019-07-04 00:48:02)《改行有》 19. 細雪(1983) 《ネタバレ》 大好きで何度も観てる映画。 昭和のころは、こういう作品もテレビで放映されてたのだ。 ビデオに録って、大事にしてた一本。 最後の佐久間良子の「あの人、ねばりはったなぁ」の一言で笑ってしまうんだよなぁ。 吉永小百合が結果的にしたたかに見える強情な女性をうまく演じてる。 その後の石坂浩二の女々しい酒が好き。 この吉永小百合と石坂浩二の二人は、「おはん」で恋人同士で共演してる。 「細雪」のスピンオフみたいに鑑賞するのも、面白そうだね。[DVD(邦画)] 8点(2019-06-23 22:50:27)《改行有》 20. 坂道のアポロン 《ネタバレ》 予告編観て、名作「リンダリンダリンダ」を超えるかなと思い、鑑賞。 いや、素直に面白かったです。 ジャズの名曲「モーニン」「マイフェイバリットシングス」がうまく使われてて、 ジャズの入門にもいい映画ですね。[DVD(邦画)] 7点(2019-03-15 08:50:55)《改行有》
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