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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 寝盗られ宗介 《ネタバレ》 こりゃ、落語だね。 成金親父のドラ息子が、親父の死ぬ前に結婚式をあげるという、簡単な話。 しかし、嫁が一筋縄でいかない。 原田芳雄演じる座長に惚れていながら、別の男と次々関係もってしまう、 素直になれない色気たっぷりの女性を藤谷美和子が演じる。 さぁ結婚式が始まった! 新しい間男と行ってしまった、藤谷演じるレイコは、果たして式場に来るのか!? スリル満点の結婚式の場面。 原田芳雄ショーも炸裂!愛の賛歌の場面は、こんな凄い俳優が日本にいたのか?と度肝を抜かれる。 結末は?・・言わない(笑) 是非、本編を観ましょう♪[ビデオ(邦画)] 10点(2021-03-10 23:47:00)(良:1票) 《改行有》 2. 眠る男 《ネタバレ》 これは「魂」について描いた映画だと思う。 体の不調ではなく、寝たきりの人間がふっと魂が抜けて、あの世に行く。 それがこの映画のクライマックスだ。 荼毘にふされた後、村で能が演じられる。 能は現実と幻想のやりとりを演じたもので、 死の世界から現世へと語りかけてくるのが特徴とこの映画で言っている。 眠っている時間、風呂に入ってボ~としてる時間、それらは魂はどこにいるのか? 島を訪れた女性に、島の人間が思いを寄せたら、その女性は島から抜け出せなくなるのは何故か? 魂の問題がポツポツと語られる。 ネット万能の現代でも、魂は科学ではよく分かってない。 力まない映画で「魂」を語っているのが鬼才小栗康平のなせる技であろう。[ビデオ(邦画)] 7点(2020-04-05 18:15:32)《改行有》 3. 眠狂四郎 無頼剣 《ネタバレ》 面白い! 御贔屓の伊藤大輔脚本ときて、 「剣」の三隅と市川雷蔵のコンビである。 裸の藤村志保が布団にいるのを挟んで、大塩平八郎残党と狂四郎のにらみあい。 こんなエロチックなアクションシーンないよ~(涙) 狂四郎の言葉がイチイチカッコいい。 「思ふこと言わねば 腹ふくるるとかで よほど思案に余ることなら 聞かぬまでもない。」 「俺はな産みの母親の顔さえ知らんが おんなの腹から産まれてきたのに 相違ないのだ。おふくろさまと同じ女性(にょしょう)に理不尽を働く輩は、 理非曲直を問わんぞ。」 あれぇ~?狂四郎さんてそんなキャラでしたっけ(笑) でも雷蔵ってカッコいいよねぇ~(溜息)[DVD(邦画)] 8点(2019-06-29 22:36:39)《改行有》 4. 寝ても覚めても 《ネタバレ》 ほんわかした、大人しい女性。男としては守ってあげたいタイプ。でも結果として嫌な女になる。 昔からよくあるパターン。 結局、自分をしっかり持てないのに、自分の気持ちを大事にするタイプの女の子は、 都会に出してはいけません。 この映画、この女の子の親が出てこないんだよね。 悪い男じゃなくて良かったよ。東出君(丸子君の方)、エライ![DVD(邦画)] 7点(2019-05-26 20:43:41)《改行有》
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