みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
201. 病院坂の首縊りの家 《ネタバレ》 リメイクの犬神家の一族は別として、石坂金田一の最終作ですね。本作はかなり複雑な人間関係で正直見失いっぱなしでした。なんとか解決篇で持ち直し、一応の理解は得ました。早いうちにもう一度見ないとキレイさっぱり忘れそうです(笑) とはいえ、桜田淳子さんの息をのむ美しさ、廃屋に写真屋を呼んで結婚写真を撮るという異様な光景、加藤武さんの全然見当違いな『よしっわかった!!』、大滝秀治さんのおとぼけぶり、三木のり平さんの奥さん役のふすまの閉めっぷり、などなど数え上げればきりがないほどの金田一ワールドは、様式美さえ感じるほど!これにて一旦はシリーズ終了ですが、豊川金田一と渥美金田一の両『八つ墓村』を観なくっちゃ!あー山崎努さんの狂気を観るの、気が重いなぁ。。。[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-03-29 01:45:03)《改行有》 202. 悪魔の手毬唄(1977) 《ネタバレ》 犬神家の一族に続き鑑賞。前作よりちょっと複雑な人間関係でしたね。出生の秘密が直接謎の核心に迫るので、なかなか全容が掴めませんでした。そんな中で興味を惹きつけるべき重要な役割が死体のはずなんですが、今回はそれほどへんてこりんな殺され方がなく、映画全体がちょっと冗長に感じました。とは言え役者さんの存在感はさすがのもので、若山富三郎さん、岸恵子さん、加藤武さん、みなさん画面映えするいい役者さんたちですね。手毬唄の必然性、殺人の動機などには不自然さが否めませんが、十分に楽しめる作品だと思います。[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-03-24 20:16:17) 203. タンポポ 《ネタバレ》 タンポポが亡き夫から継いだラーメン屋の再生物語。サポーターとなるゴロー、ガン、センセイ、ショータ、ピスケン、みんないい味だしてます!それと同時に繰り広げられる本編とは直接関係ないエピソードの数々、特に『走る男』のエピソードはよかったですね。今わの際のところを父ちゃんに促され、お母ちゃんが最期の手料理となるチャーハンをつくるんですが、そのフラフラっぷりと火力の対比がなんとも面白く大笑いしちゃいました。そのほかにもかの有名な大滝秀治さんのモチすっぽんや、役所さんと黒田さんの黄身ラリーなどなど、パンチが効いてて最高でした。それにしても冒頭のラーメン先生の件で、最初に映ったチャーシューは美味しそうだったのに、いざ食べる段になった時にはハムみたいになってたのは何故だろう。。。[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-03-17 21:31:15) 204. モテキ 《ネタバレ》 本編序盤から長澤まさみさんの暴発ぶりが凄い!!噂には聞いてたけどここまでとは。ま、それ目当てに観たんですけど。。。さてそんなシーンもありつつ、この物語、どう落とし前をつけてくれるんだろうと思ってたら、そんな結末なのね。劇中使われてた曲たちはすべて『どストライク』で楽しめました。モテキだからって易々とモテるわけじゃないのね。恋愛って大変だぁ。。。[DVD(邦画)] 7点(2012-03-15 22:01:34)(良:2票) 205. 仁義なき戦い 完結篇 《ネタバレ》 これにて完結!やっと名作のシリーズにケリをつけられました。往年の名優たちの豪華コラボにワクワクドキドキ楽しみましたが、同時に、無限ループの殺し合い、化かし合いに辟易したのも正直なところです。それにしてもシリーズ中、同じ俳優さんが別役で出てきちゃうのとかあったけど、どれも気にならないぐらい熱があって凄みを感じましたね。もしかしたら『誰が出てきたって同じこと』っていう作品のテーマの虚しさを表わしていたのかもしれません。『青信号さえ疑わしいのに人の心なんて信じられるかいっ!』って、そーなっちゃぁ義理も人情も、ましてや仁義なぞあるはずもなし!もう一度くらい全5作通して観返してみようかな、もう一度だけ。[DVD(邦画)] 7点(2012-03-13 15:37:36) 206. 仁義なき戦い 頂上作戦 《ネタバレ》 やっと、やっとこさ警察が動きましたね。んでもって親分衆のオヨビゴシ感がよりいっそう増して全体的にグラグラと煮え立つお鍋の印象。鬱屈したものを爆発させたい若い衆の感じがよく出てました。松方さんも梅宮さんに続いて、今作で復活、、、したと思ったら死んじゃったけど。。。次の鑑賞は『完結編』になりますが、さてどーなることやら![DVD(邦画)] 7点(2012-03-11 11:38:54) 207. 悪夢のエレベーター 《ネタバレ》 まずは堀部さん、よかったですねー。ホントに初監督作品ですか?伏線系のミステリー仕立てでしたが大筋良くできていたと思います。ブラックなラストなんかもグッド!、、、なんですが、細かいキャラクターの整合性がもひとつでしたかね。管理人のエピソード、依頼人への対応など『?』ってトコロがチラホラ。何といっても、この手の作品で主人公たちが罪を犯してしまっては。。。 良くできた作品ではありますが、このあたりのスッキリしない感をクリアできないと観る側に負担となってしまって手放しで面白かった!とはならないでしょうね。[DVD(邦画)] 7点(2012-02-29 00:31:10)《改行有》 208. 茄子 アンダルシアの夏 《ネタバレ》 サイクルロードレースファンから観てもよくできてると思います。描きたい対象に対するリスペクトも感じますし、アニメならではの迫力もあり、なかなかの佳作です。ただ観る側を選んじゃうのはしかたありませんね。自転車ファンなら楽しめるはずです![DVD(邦画)] 7点(2012-02-28 19:03:59) 209. バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 バブルのうちに社会人デビューしたかったなぁ。[DVD(邦画)] 7点(2012-02-28 18:52:13) 210. 子猫の涙 《ネタバレ》 さっぱり楽しめる佳作。大阪弁の良さとキャラクターの良さを武田真治さんが好演されてました。[DVD(邦画)] 7点(2012-02-28 18:03:37) 211. 仁義なき戦い 広島死闘篇 《ネタバレ》 今回は文太さんはお休みですね。北大路欣也さんを中心とした悲劇的なストーリー。まぁまたしても親分さんの人たらしといいますか、タヌキっぷりにマンマとハマっちゃうわけですが、このあたりはなんとも切ないですね。殺し殺され出世のひとつもできないんじゃ、若い衆の搾取ってのは今に始まったもんではないんだなぁ、としみじみ。[DVD(邦画)] 7点(2012-02-26 22:16:46) 212. 仁義なき戦い 《ネタバレ》 やっと観ました!ちゃららーちゃららー!!もうテンションあがりますね。菅原文太さん、松方弘樹さん、梅宮辰夫さんみんなカッコいいんですが、ちょっと殺し過ぎですね(笑)そんななか金子信雄のタヌキっぷりはお見事でした。[DVD(邦画)] 7点(2012-02-26 20:31:52) 213. 雨あがる 《ネタバレ》 今回レビューを書くのにあたり2回目の鑑賞。やはり清々しく観ることができました。寺尾さん宮崎さんは凛と爽やかに、三船さんは初見のときは『棒』な感じがしましたが2回目の時は朴訥とした印象に変わってました。 かたき討ちでも勧善懲悪でもない、いち浪人の仕官話っていうんじゃ宣伝なんかも難しそうだし、いろいろと盛り込みたくなるところですが、なかなかどうしてこれぐらいさっぱりとでも見せられるものだと感心しました。 何をみせたいのか、それがはっきりしている映画はやはり筋が通っていて気持ちのいいものですね。[地上波(邦画)] 7点(2012-02-07 08:42:42)《改行有》 214. 木更津キャッツアイ ワールドシリーズ 《ネタバレ》 若い頃の仲間とつるむ楽しさは得難いものですにゃ。[地上波(邦画)] 7点(2012-02-06 12:42:26)(良:1票) 215. インスタント沼 《ネタバレ》 小ネタ満載で意味のないようなエピソードの積み重ね。。。 もはや2時間とか、集中力のモタナイ観客を見透かしての内容なんでしょうか。 これ映画?って思っちゃいそうなところですが、ヘタな創り手や演者が真似したらトンデモナイ作品になっちゃいそうなところ、非常に小気味よく仕上がっています。 まったりニヤニヤ観るにはうってつけの内容で、世相を反映してるのかもしれませんね。風間さん、よかったです。[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-12-04 10:14:02)《改行有》 216. おもひでぽろぽろ 《ネタバレ》 しわひとつで切り捨てるには惜しい作品だと思います。確かに絵柄はいままでのジブリ作品に比べてファンタジーな感じはしませんが、おもひでを彷徨うタエコちゃんは、しっかりファンタジーしてたと思いますよ!最後おもひでに背中を押される様子はとっても印象深かったです。都はるみさんの歌も絶品でした。[地上波(邦画)] 7点(2011-11-30 23:08:38) 217. 60歳のラブレター 《ネタバレ》 CSでやってたのを何気なく観始めたんですが、最後まで観ちゃいました。 3組の大人の男女のラブストーリー。洋画ならともかく、邦画で日本人の大人の恋の行方を追った作品で、レンタル屋さんとかでは食指が動かなそうな作品ですが、観てみたら結構楽しめました。なんてったって浮ついてないのがいいですね、大人ですから。 イッセー尾形さんのエピソードが一番グッときましたが、さすがにそれだけでは『映画』としてパンチがないので、中村雅俊さんのエピソードはちょっとやりすぎ感がありつつも、あの役を成立させるだけのカッコよさは中村雅俊さんだけだと思うので、それはそれでよかったと思います。そういった意味では井上順さんのエピソードは一番バランスがとれていたかもしれませんね。三組三様うまく描いてたと思います。[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-11-30 22:27:47)《改行有》 218. ブラック・レイン 《ネタバレ》 昔観たときは何を観てたんだってぐらい、今回のブルーレイでの再見でいろいろ楽しめました。 松田優作さんの悪役っぷりが話題で、当時そればっかり注目してましたが、ストーリーや画作りなんかも凝ってて面白かったです。 しかも当時は気付かなかったけど、ホントに怖い松田優作ってのはこーゆーんじゃないんですよねー! やっぱり惜しい人をなくしました。。。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2011-11-10 22:11:15)《改行有》 219. 野獣死すべし(1980/日本) 《ネタバレ》 松田優作さんと室田日出男さんのシーンは怖かったですね。観てる自分が撃たれるんじゃないかとさえ思い、震えあがりましたよ。加賀丈史さんも荒っぽい若者でいい存在感でした。ちょっと乱暴すぎる感もありますがエンタテインメントとしてよく仕上がっていると思います。[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-11-10 21:35:14) 220. 大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇 積極的に、まったり笑いたい時にはオススメですね。竹野内豊さんと水川あさみさんのゆるーい夫婦がいい感じ。樹木希林さん片桐はいりさんのゴールデンコンビはもう言わずもがな!ですし。地獄なんてそうそう行く機会はないでしょ?ぜひコレ観て行ってみましょう!ただし、ゆるーい時に限ります。あと蔦谷好位置さんの音楽、素敵でした+1点。[DVD(邦画)] 7点(2011-11-10 21:17:00)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS