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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. 雨あがる いい短編を読んだなという印象。[地上波(邦画)] 6点(2014-02-07 09:57:31) 22. 桐島、部活やめるってよ かなり緻密なワークショップをしたらしく、その効果があってリアルな点だけは評価できる。無神経なだけのリア充の雰囲気とかうまいなと思ったし、橋本愛が恋人役と本当に付き合っちゃうのもうなずける。問題なのは、そもそも原作者の視点にあって、「俺リア充だけど、非リア充のこともよく分かってるっしょ。バランス感覚いいっしょ。」というのが鼻について、その上に演技がリアルなだけに、人の黒歴史を弄ばれるようで、もはや客観的な評価などできるわけがない。つまらないのではなく、許せないという珍しい作品。[DVD(邦画)] 4点(2013-02-20 17:12:16) 23. ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~ 何が不満なの?[地上波(邦画)] 8点(2013-01-26 01:21:58) 24. 新幹線大爆破 《ネタバレ》 「スピード」「ヒート」またはサンデル教授の「正義の授業」にも通じる骨太の内容。そして犯人側の用意周到さと警察側の身元の割り出しの攻防に見応えがある。ただ最後は捕まるんだろうなと予想できる。どこでつまずくんだろうなと思っていたら、家族とはね。息子を見た健さんが逃げたのは息子を信じられなかったのか、それとも息子を巻き添えにしたくなかったからか。逃げなくても家族は知らない振りをしてくれたと思う。そこは家族を失った男の弱みなのか。 ちなみにフランス版では犯人側の情緒には触れず単なるテロリストとして扱われている。日本人から見れば健さんが訳もなく犯罪を犯すわけなかろうもん。。と言いたい。[DVD(邦画)] 8点(2012-12-04 14:32:02) 25. 告白(2010) 《ネタバレ》 趣味が悪いよ。[DVD(邦画)] 4点(2012-09-12 00:47:09) 26. アウトレイジ(2010) もはやストーリーにケチをつけるのは野暮というか、斬った張ったが世界のヤクザモノとしてすごく真面目なのか。あくまで古典を踏まえたうえで、北野映画オリジナルの間と暴力がある。 かつて伊丹十三が若い編集者に「映画はストーリーではなく、シーンやカットをよくみてくれよ」と語ったそうだ。その意味では実力のある役者陣を集めて成功している。嬉々としたやくざの見得の切れっぷりはこの映画の見せ所だろう。[地上波(邦画)] 6点(2012-09-06 22:40:23) 27. パンダ・コパンダ 子供目線で日常を描くと子供たちの反応がいいことをこの作品をきっかけに知ったと宮崎監督は言う。のちのハイジでありトトロにつながる。子供目線のフィルターを通すと、子供はもちろん大人でも自然に童心に返り、物語に自分を投影できる。宮崎監督はこうしたツボをたくさん知っているのだろう。今TVで流れている日清製粉のCMの猫「コニャラ・子コニャラ」は鈴木プロデューサー原案(笑)だが、これが不快なパロディにしか見えないのは子供不在のせいもあると思う。[DVD(邦画)] 8点(2011-03-28 22:57:36) 28. 3-4X10月 情景の集まりのような映画。やくざ、野球、海、おねえちゃん。ナンセンスだろうと撮りたい絵をつないで作家性が生まれたら映画として成功なんだろう。[DVD(邦画)] 6点(2011-03-26 18:35:55) 29. さんかく 面白いんだけど、どこまで行ってもあるあるなんだよな。[DVD(邦画)] 7点(2011-03-26 09:27:59) 30. おと・な・り おとなりすぎ[DVD(邦画)] 9点(2010-07-29 23:23:20)(良:1票) 31. しんぼる 自分のハードルの高さに気づいていないのか。[DVD(邦画)] 4点(2010-04-23 11:59:37) 32. パレード 《ネタバレ》 他人とひとつ屋根の下で暮らすんだから潤滑油として多少のうわべも必要だろうしそれが本当の自分ではないとか言うんだったら、じゃあ本当の自分って何って思う。 人格や個性って他人との関係の数だけ多面的に成り立っていて、 たとえば家族、友達、恋人、同僚。それぞれの関係において見せる自分は同じではないはず。 すべてひっくるめた総体としての自分はあっても 個々の関係においてはそれぞれ意識的、無意識的にも使い分けてるもんだと思う。 原作を読むと登場人物たちの内面を説明した上で、それぞれの関係の妙と危うさを描いている。それを外から俯瞰するのが部屋主の直輝で、5人の共同生活の群像が、 「実在」しない道化たちのパレードに見えたという話。 映画では今どきの若者の人間関係として描いているからピントがズレてしまっている。 キャスティングがいいので原作の雰囲気だけは伝わってきた。[DVD(邦画)] 6点(2010-04-09 08:59:05)(良:3票) 《改行有》 33. ウルトラミラクルラブストーリー 限りなくギリギリアウト。[DVD(邦画)] 5点(2010-04-06 15:06:34) 34. 東京流れ者 任侠したいのか、前衛したいのか。[DVD(邦画)] 6点(2010-03-24 16:56:23) 35. 風の谷のナウシカ ナウシカは、欧米から見れば神であり、アジアから見れば風であり、2次元世界から見れば俺の嫁なんでしょう。[地上波(邦画)] 8点(2010-02-19 23:36:59) 36. 七人の侍 『七人の侍』言わずと知れた世界のクロサワの傑作。だけどこの分かりやすいタイトルが作品の評価を相当高く上げ、また観る者を少なからずミスリードしている。この話はいったい誰の物語なのか。まぎれもなくそれは侍でも百姓でもない菊千代だ。この作品は七人の侍の話としてみると、圧倒的な菊千代の存在感で影が薄まる侍がいて、それが脚本の不備として気になる。ところがはじめから菊千代の物語としてみると見事にしっくりする。この作品のタイトルが『七人の侍』でなければ、むしろ今以上に評価が高く、内容どおりの真っ当な評価がされたのでは。リメイク版『荒野の七人』が本作と比べて物足りない理由の説明がつく。タイトルに忠実に七人を描こうとしているから失敗している。(マックイーンが菊千代ならまた違っていただろうが)/竹林が風で揺れる音や水車の音等々。ちょっとした些細な演出が作品に多大に貢献することを知っていた数少ない監督だろう。ラストのどしゃぶりはやり過ぎのような気がするが、それはご愛嬌。[DVD(邦画)] 8点(2010-02-01 19:41:32) 37. 時をかける少女(2006) 時をかけすぎ。[DVD(邦画)] 6点(2009-09-14 23:03:10) 38. 崖の上のポニョ 世界はいつだってぼく次第っていう趣がいい。[DVD(邦画)] 8点(2009-08-19 23:44:41) 39. 純喫茶磯辺 「カメレオン」を持ってきたことひとつで、監督のセンスの良さを感じさせるのには充分。[DVD(邦画)] 8点(2009-08-10 23:55:40) 40. ディア・ドクター 《ネタバレ》 資格と資質のテーマって本物以上の腕が前提にないと成立たないわけで、結局は未熟なもぐりが怖くなって逃げ出したって話になってしまった。/タンクトップの井川遥がいい。この人は2時間主役を張り続けるスタミナはないけど、短時間だと抜群の存在感を発揮する。もっくんと似たタイプだから、そう遠くないうちにCMにひっぱりだこになるに違いない。旬の女優を捕まえるのが西川監督は上手い。/ラストにはホッとしたけど、ああやっぱり素の鶴瓶の映画だったな。[映画館(邦画)] 6点(2009-07-03 18:04:14)
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