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プロフィール
コメント数 1991
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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441.  菊次郎の夏 《ネタバレ》 音楽が頭にこびりついて離れない。武さんは本当の映画を分かってる人だ。寅さんやチャップリンを軽く自分のものにしている。なんか彼の立ってる姿だけで映画だもんね。NHKで武さんのルーツを探る番組があって、お父さんの菊次郎さんのことを描いてる映画かと思って、観た。エピソードは違うもののやはりこの主人公は武さんのお父さんなのだろう。しみじみと武さんの親への想いが伝わった。貧乏でも人として大事なものを武さんは叩き込まれたんだろうな。この人のおかげで芸人のレベルが下がらないのだろうと思う。日本の心柱の一人ですよね。[ビデオ(邦画)] 7点(2016-12-22 11:13:46)

442.  お早よう 《ネタバレ》 あっはっは。もう笑っちゃった。むくれて口をきかなくなる子どもたちと近所のおばさんたちの何ともいえない事件。もう微笑ましくて、今の日本にこういう風景あるだろうか?と思った。あるんだろうな、きっと。形を変えて・・。そういうのを映画にすればいいのに・・。[ビデオ(邦画)] 8点(2016-12-14 11:14:32)

443.  なごり雪 《ネタバレ》 最近、大林映画に興味がある。この映画では大林特撮ワールドは、すごく抑えられていて、とても初々しい女性の映画だった。最後の駅でのベンガルの号泣は、国民的ソング「なごり雪」の歌詞の名セリフのためではなく、親友(三浦友和の扮してた役)の死を直感したためではないか?と思った。奥さんと親友を一気に二人亡くした、その物凄い孤独に襲われたためではないか?そんな風に思った。それにしても方言なかったね。同じ九州人として、観終わってあれ?そういえば九州弁は?と思った(笑)[ビデオ(邦画)] 7点(2016-12-11 20:29:58)

444.  ふたり(1991) 《ネタバレ》 この大林作品は、初々しい女性を描く一方、死の世界も描いている。いつからだろうか、大林監督に死の匂いがついてまわったのは・・。自分の鑑賞歴の中では「異人たちとの夏」頃からか・・。ジブリでおなじみの久石譲さんの心地よい音楽の中に身を浸していると、ジブリにはない死の世界が垣間見られるので、観てる方はドキッとして、とまどってしまう。しかし大林さんの映像は、死者の世界によく合ってますね。冒頭の第九の演奏シーンの映像は、この映画のモチーフにピッタシあってて、今思うと、統一された世界なんだなぁと大林さんに感服します。[ビデオ(邦画)] 7点(2016-12-11 20:22:00)

445.  野のなななのか 《ネタバレ》 まさしくこの時期に創らなきゃいけない作品を大林さんが創ったことは、本当に日本映画界にとって良かったことである。初恋の苦しみに耐えぬいた作家(映画監督)こそ、大きな問題にも対峙できるのだ。映画冒頭は実験的だった。しかしこの演出こそ、観てる者の魂のさまよいを誘い出す装置ではなかったか。そして反戦へと大きくテーマが移っていく。戦争は人間の最悪の状況を生み出す、最大の政治的過ちである。そこで傷を負ったもの達の、世代をまたいだ魂のリハビリを大林風に描いている。この映画音楽がまた絶妙である。素晴らしい![DVD(邦画)] 10点(2016-11-27 01:05:57)

446.  落第はしたけれど 《ネタバレ》 この映画でやはり小津さんってコメディが下地にあるんだなぁと感心させられた。カンニングのシーンは、チャップリンを思わせる。でも落第してからの、人情劇がじ~んと来るよね。上手いなぁとしみじみ思う。子役の使い方とかね。田中絹代がこんなに愛らしかったなんて知らなかった。可笑しかったのは卒業組が就職決まらず、早く卒業すんじゃなかったなんて言うシーン。大隈講堂がば~んと下宿の前にあってね。何でも現存する早稲田大学の最古の映像とか・・。字幕の字体がお洒落なんだけど、ちょっと読みづらくて、2回観ました。でも何回観ても良い。無駄なエピソードは一つもなく、こんな短編で面白い映画がいっぱいあればなぁと思う。2時間が長く感じる映画が多いものね。[ビデオ(邦画)] 8点(2016-10-31 18:39:32)

447.  恋人たち(2015) 《ネタバレ》 正直、観るのが辛かった。それでも映画として成立してるならと、最後まで何とか観た。ゲイの映画って中国の「スプリングフィーバー」もそうだけど、映像が汚い。でもあれは女性に抱かれたラスト、急にきれいな夜景の映像が映し出されたのが印象的だったが。う~ん、この橋口監督の「ハッシュ」はライトな感じの明るいゲイ映画だったのに・・。女性たちがゲイの生態を面白がる一方、案外彼らは幸せではないのかもしれない。ヤベェ。[DVD(邦画)] 5点(2016-10-21 12:28:10)

448.  赤い橋の下のぬるい水 《ネタバレ》 コンピューター全盛の昨今、今村昌平的なキャラが懐かしい。昔から男は性について真剣に考えてきた。女性は性の次に出産があるので、分からないかもしれない。この男の性に対するひたむきさが・・。今村昌平のこの作品もまさしく、そのエネルギーで編み出された一作である。女性と交わると水があふれる。そして最後はその飛沫で虹が生まれる。こんな常識外の発想は、まさしく昭和ならではである。少子化の今、こんな作品はもう創られないだろうな。こんな今村昌平みたいなおじさんも、もう見かけないな。寂しい。[ビデオ(邦画)] 7点(2016-10-17 01:39:09)

449.  うなぎ 《ネタバレ》 誠実な夫を裏切り、不貞を働く妻。そんなショッキングな冒頭から始まる。この夫婦に何があったのかは描かれてない。しかし、夫の役所広司にしてみれば、この妻はつかみどころのない(理解できない)うなぎのような存在だったのだろう。だから、この劇中のうなぎは、元妻である。しかし、そんな現実逃避を周囲がほっとくわけない。やがて幸せが手の届くところに来たところで、主人公はうなぎ(元妻)を河に離す。そんな話である。この映画で、ラスト刑務所に行く役所に弁当を渡す清水美砂。この二人がその後、幸せになったことを今村昌平監督の中で整理するために遺作「赤い橋の下のぬるい水」をこの同じカップルで創ったのかもしれない。本作は大人のラブストーリーである。しかも人間ドラマが重厚で見ごたえのある作品である。カンヌ映画賞受賞もうなずける。つまらない男の、子どもを宿した清水美紗の幸せを祈る映画観客のハートを掴んだからだろう。どこの世界も、いい人は幸せになってほしいという気持ちでいっぱいなのだ。そして映画というものもそういう祈りからできた総合芸術なのだと思う。[ビデオ(邦画)] 8点(2016-10-01 20:10:32)

450.  クライング・ゲーム これはネタバレしたくないな~(笑)。何も知らずに観た方が、えぇ?ってインパクトがある。でも言われてみると、そうなんだなぁと思ってしまう♡[ビデオ(字幕)] 6点(2016-09-25 16:10:02)

451.  彼岸花 《ネタバレ》 おぉ!小津映画がカラーになってる。でも基本、白黒と変わらぬ演出。強いて言えば、赤の色が有名な映画。もう、小津節の人情喜劇、全開!って感じで、頑固親父と、その彼を結局手綱づけてる周囲の女性たち。小津映画の女性たちはみな初々しい。これが日本映画の良さなんだね。山本富士子のお母さんのお喋りは勘弁してほしいが(笑)[ビデオ(邦画)] 8点(2016-09-19 12:35:01)

452.  母と暮せば 《ネタバレ》 山田洋次の映画は、心がほっこりする。AIには創れない映画だ。結局、どんなにビッグデータやらAIやら言ったところで、こんなもんでいいよねの姿勢がコンピューターにある限り、山田洋次の愛の込められた作品には到底勝てまい。さて本作だが、ご存知井上ひさし原作の「父と暮せば」へ捧ぐ作品になっている。優しい父親役の原田芳雄と宮沢りえのじゃんけんのシーンが忘れられない。ここでは山田洋次らしく、幽霊さんにも寅さんみたく失恋させてしまう。そして吉永小百合のラストのこの世とのお別れのシーン。山田洋次がここ何作かで、自分の作品にどんどん落とし前をつけるような作品を創っていってることは確かだ。「小さいおうち」がそうだった。山田映画で子どもの頃から観てきた吉岡くんにけりをつけている。山田監督が死の準備に入っていることは仕方のないことだ。それは避けられないもの。我々は寂しい気持ちはあるものの見守るしかない。[DVD(邦画)] 7点(2016-09-19 09:12:09)(良:1票)

453.  はなれ瞽女おりん 《ネタバレ》 この世の地獄が見えぬよう、神様が眼を見えなくしたと教えられて育つおりん。まさしくこの映画での展開は、地獄模様。かくしておりんは絶望して、自ら命を絶つ。本当に救いのない映画だった。一体、監督の言いたいことは何だったんだろう?無常だろうな・・。岩下志麻の美しさが、それを際立たせていた。花は萎れるがゆえに美しい。そんな世の無常を謳った映画だった。[DVD(邦画)] 7点(2016-08-27 20:11:33)

454.  野火(2014) 《ネタバレ》 人肉を食べたという内容は、前からあってドキュメンタリーの「ゆきゆきて、神軍」や、アメリカでは「生きてこそ」とかある。しかしそこに人間としてあるまじき行為だという罪の意識を深く問いかけるのは、大岡昇平の「野火」が筆頭だろう。高校の時、課題図書にまでなった。先生には悪かったけど、最後まで読んでない(笑)。その映画であるが、塚本監督はどっちかというと映像作家である。だから戦闘場面は彼らしい映像で我々に投げつける。そこはいいのだが、人肉を食べるまでの葛藤や、飢えの凄まじさみたいのは、あまり描かれてなかったように思う。でもこんな戦争映画、日本になかった。やはり功績大と言えると思う。[DVD(邦画)] 7点(2016-08-21 14:39:57)

455.  残菊物語(1939) 《ネタバレ》 芸の完成そして広く認められること、それが愛する人との別れともなる。それを淡々と描くこの溝口映画。芸が認められることは、家柄を重視する、歌舞伎の世界では、お徳との別れともなる。それが分かっていても、お徳は亭主を世に出す。その最初の口火の公演のとき、舞台とそれを見守るお徳の両方をカメラは捉える。こんなに切ない場面ってあるだろうか?献身的に尽くしたあの人が見事に仕事をやってのけている。しかしそれが別れともなるのだから・・。そして世に出た亭主を東京に送り出して、お徳は実家に帰り、あんなつまんない男とは別れたとさらりと言ってのける。こんな見事な女性描写の映画があるだろうか?まだ数本しか観てない溝口映画だが、観るたびに色んな感慨を受ける。実に日本映画は色々観れば観るほど、鉱脈が豊かに流れてることに気づかされる。[DVD(邦画)] 9点(2016-08-11 20:35:07)

456.  女殺油地獄(1992) 《ネタバレ》 近松門左衛門の五社英雄流の解釈ものである。バブル後の日本の作品だけあって、ちょっと女性の描き方が粗い気もした。樋口可南子の役どころがイマイチ現実味がなかった。与兵衛を誘うとこなど、説明不足で急で、ついていけなかった。与兵衛が子どもの頃の「おばはん」とのやりとりも描いた方が良かったのではないか?2時間弱の映画では、ちょっと理解しづらかった。まぁあの「鬼龍院花子の生涯」の監督だからなぁ。この近松「女殺し油地獄」1957年版も観てみたい。[ビデオ(邦画)] 6点(2016-08-11 20:32:17)

457.  ワンダフルライフ 《ネタバレ》 ドキュメンタリー調の前半に、話に入り込めず、自分だったらどの想い出であの世に行くかなとぼ~っと考えてた。一つだけ選ぶいい思い出で、あの世に旅立つ、この世とあの世の際(きわ)の世界の話。しかし、それは一番大切なものを選ぶことでもある。親か恋人か子どもか自分か・・。選べない人も出てくる。それがこの会社の人たち。モラトリアムは次元を超えて、あるもんなんだね。・・にしても協賛にどこかの葬儀会社が入っているのかな?葬儀会社のCMにピッタシの題材。監督の、映画は夢工場ではあるけども、天国工場にもなりうるか?という問題意識を感じました。[ビデオ(邦画)] 7点(2016-07-31 23:33:20)

458.  炎上 《ネタバレ》 三島由紀夫と市川雷蔵は相性がいいのか?この二人の「剣」も自分にはお気に入りだ。果たして、この作品。原作の「金閣寺」は高校生の頃に読んだが、老婆とのシーンが心に刻み込まれてて、もはやトラウマだった。しかし、この映画では、そのシーンはなかった。まとまった好作品として、完成されてた。観終わると、ほっと安心したような、残念だったような、複雑な気分だ。映画の品は保たれたが、あの作品の毒は薄まってた。でもそれを置いとくと、さすが市川崑。実に映像的に素晴らしい作品を創り上げた。二代目中村鴈治郎と市川雷蔵のコンビは「殺陣師段平」で、強烈だったものだから、嬉しいキャスティングであった。絶望色の濃い内容に、中村のコミカルな存在感は、観てる我々に安心感を与えてくれていた。それにしても金閣寺の名前を使うのは、映画会社の上から、圧力があったのか?この映画では別の寺になってたが、市川崑の映像表現力なら、金閣寺でもうまく創り上げたろうに・・。[DVD(邦画)] 8点(2016-07-31 00:14:04)(良:1票)

459.  幻の光 《ネタバレ》 海辺の村の時間の流れ方、ロングばかりではっきり見せぬ江角の美しい顔、子どもたちの自然な振る舞い。後の是枝節の萌芽はあちこちで見受けられる。是枝は職人になりたかったらしい。すると周囲から作家でいてくださいと言われたらしいのだが・・。確かな演出。奇をてらわぬ素材。海外で賞をとったのもうなずける。でも江角の美しさに票が集まったのかもしれない(笑)[ビデオ(邦画)] 9点(2016-07-31 00:01:54)

460.  祇園の姉妹(1936) 《ネタバレ》 小津をして「俺に撮れない映画は溝口の「祇園の姉妹」と成瀬の「浮雲」だけだ」と言わせた、その作品を鑑賞した。なるほど、人を舐めたやつは舐められる。当たり前の理屈だ。芸妓を舐めた男どもに囲まれるうちに、段々と男を舐めはじめる山田五十鈴扮するおもちゃ。これも当然だ。しかし物語は、男を舐めるなとおもちゃを痛めつけたところで、おもちゃが芸妓なんて商売なければいいのだと嘆くところで終わる。巨匠溝口のこの作品の落とし前何処は如何なものか。ここでラストではいけないのではないか?これでは男を舐めた、男側が作った映画ということになる。それでは男の面子がたつまい。ここをきちんと料理した作品だったらなぁと思った。が、男を舐める山田五十鈴の演技は、恐ろしいほどの演技だった。ぞ~っとした。なるほど、小津さんにこの迫力は出せるだろうかとしみじみ鑑賞後、思った。[ビデオ(邦画)] 8点(2016-07-27 01:10:12)(良:1票)

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