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601. 約三十の嘘 う~ん、どう見てもプロの詐欺師集団には見えなかったな。ストーリーもミステリー的な要素は殆どなく、ただ内輪の恋愛話や、仲間割れなどがグダグダと展開されるだけなので、もう金の行方なんかどうでもよく、一体どんなイベントをしたのかの方が気になった。唯一良かったのは椎名桔平のイメージとは違った変態的な演技。オーラは出てないがオナラは出ていた。[DVD(字幕)] 2点(2005-12-21 22:11:46) 602. 赤目四十八瀧心中未遂 DVDでまた見ましたが、初見は映画館なので環境は映画館にしておきます。いや、正確には映画館ではなく、公会堂なんですけどね。昨年、夏の暑い日に公会堂で見たこの作品は忘れられない。初めて見たときはこの映画をほとんど理解できず、ぼーぜんしたまま帰ったものだが、DVDで再度見直すことにより、少しは理解できたかと思う。 それにしても、この映画にただよう異様な雰囲気は強烈であった。暗くじめじめしたアパートの一室で黙々と臓物を串に突き刺す主人公。そのぐちゅっという音が生々しい・・・。また、その部屋の隣からは人のうめき声が聞こえてきたり、得体の知れない事が日々繰り広げられている。そういった生活の音がリアルに描かれていて凄いと思った。また、大西滝次郎の演技には異論もあるかと思うが、あれは完全に役になりきっていたのではないかと思う。現に公会堂に大西滝次郎が来たとき(本人が来たんですよ!)(監督も!)舞台挨拶で、映画が終わった後も生島のしゃべり方や癖が抜けなくて、もう私生活でも生島みたいな奴になっちゃいました、というような事を言っていたから。他のキャストでは、やっぱり寺島しのぶが良かったですね。すごい存在感です。ただストーリーに関して言うと、後半の心中へと向かうクライマックスがいまいちわけわからん感じで、ただ赤目四十八瀧を紹介しただけの観光映画みたいになってしまったのが残念です。[映画館(字幕)] 7点(2005-11-11 23:00:52)《改行有》 603. TAKESHIS’ 宣伝で、たけしがたけしを演じる500%の体感映画とあったので、500%とは一体どういうことかと思い見てきましたが、体感どころか全く映画に入り込めないまま終わってしまいました。なんていうんでしょう、他人の見た夢の話を延々と見させられてるという感じでしょうか。また、これまでの北野作品のパロディ(?)が色々詰め込まれています。きっと、北野映画のファンにはたまらない映画なんでしょうねこれ。突発的な銃撃戦や、「HANA-BI」と似たような構図、「みんな~やってるか」並みの寒いギャグ、「座頭市」とは違い全く盛り上がらないタップダンス、そして「3-4X10月」以来の夢オチ・・・。かろうじて映画という体を為しているものの、完全に破綻していますねこれ。もしかするとこれは、その破綻ぶりを楽しむ映画なのかも。とにかく北野監督、好きなことをやりたい放題やってるなぁという感じでした。ワタシにはちょっと評価不能な映画です・・・。[映画館(字幕)] 0点(2005-11-10 23:35:11) 604. インストール 完全にアイドル映画ですね。上戸彩のための映画って感じ。にもかかわらず神木隆之介に完全に存在感を奪われてしまっているあたりアイドル映画としては失敗かも。演技に関しても神木のが全然うまいですしね。ストーリーは・・・・どうしようもないくだらなさだったのでどうでもいいです。[DVD(吹替)] 1点(2005-11-05 11:46:12)
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