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プロフィール
コメント数 1991
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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61.  怒り 《ネタバレ》 鑑賞後は何も言えなかった。ただ愕然としていた。色んな要素の入っている映画である。一つの殺人事件の容疑者3人とその周辺を描くことでこの国の見えにくい、もう一つの側面を描き出している。李相日監督は新潟出身の方ではあるが、日本人映画監督が描くことから逃げている、米兵暴行事件を素材に取り上げていることは感謝したい。[DVD(邦画)] 9点(2017-07-22 17:05:19)

62.  幻の光 《ネタバレ》 海辺の村の時間の流れ方、ロングばかりではっきり見せぬ江角の美しい顔、子どもたちの自然な振る舞い。後の是枝節の萌芽はあちこちで見受けられる。是枝は職人になりたかったらしい。すると周囲から作家でいてくださいと言われたらしいのだが・・。確かな演出。奇をてらわぬ素材。海外で賞をとったのもうなずける。でも江角の美しさに票が集まったのかもしれない(笑)[ビデオ(邦画)] 9点(2016-07-30 23:58:56)

63.  柘榴坂の仇討 《ネタバレ》 再見。2度目の鑑賞の方が感動した。 この侍は、仇討ちを遂げた後、切腹するつもりだった。 その奥さんも、亭主の仕事を見届けて、自害するつもりだった。 そんな緊張感の中での夫婦の安らぎの時。 それが食事を分け与えるシーンである。 しかし時代は変わる。仇討ち禁止令が出たのだ。 (この時代の変革を見事に描写したのが、商人から金を返せとの騒ぎで、かつての侍たちが見過ごせず名乗り出るシーン。これが最高なのですね) 仇討ち禁止令が出て、果たして、刺客と出会う。 ただ何故9点にしたかというと、ここで刺客に生きろというシーンでの説得力が僕には今一つだった。 尊敬する主君が、自分の身をかえりみず、命がけで訴えた直訴を聞いてやる、そのことに 命がけでやる行為への敬意を、中井貴一演じる侍も見習うといったところか。 もう仇討ち禁止令が出ている。 その禁止令が出た時の侍の葛藤を描いてほしかった。 そして、その煩悶の末、刺客と相まみえる、その過程を丁寧に描けば、この映画は僕には満点だった。 もう一つ、この夫婦に幸あれ、ってことで、ラストの手をつなぐシーンは、 奥さんから手を握れば良かったのでは、と思います。 でも傑作です。[DVD(邦画)] 9点(2015-07-25 21:24:34)《改行有》

64.  2つ目の窓 《ネタバレ》 河瀨直美監督は素晴らしい。若者の愛の営みをこうも清々しく描けるのは、やはり女性監督だからだろう。実は最初に観た時は神さまのことや刺青のことで、素直に映画を呑み込めなかった。しかし、素直な創りであることが分かって、観た2度目の鑑賞では、そのすべてが美しい映画体験に魅了されてしまった。河瀬監督の作品はどれも素晴らしい。どの作品もドキュメンタリー的手法なので、感情移入がちょっと難しいが、いつもその登場人物たちは清々しい。この作品も何度も鑑賞したい作品だ。[DVD(邦画)] 9点(2015-06-21 13:32:28)

65.  東京公園 《ネタバレ》 なるほど、東京を舞台にした映画は数あれど、都内の多くの公園をとりあげたのは珍しい、なんて感心して観てたら、ギャー!話がドンドン分解していって、どこに連れて行かれるんだぁと思ってたら、なんと最後は人間関係の距離がきれいに収まって、映画的にも納得のストーリーだった。人間関係がぎこちない時に展開する話は、青山真治の映画ギークぶりがさく裂!まるでニューヨーク映画のように、はたまた榮倉奈々の半月眼がキョロキョロぶりがなんとキュート!そして時には高橋留美子のマンガみたいに愛らしい幽霊が隣にいたり・・。それでもそこで終わらないのが三谷幸喜映画との違い。才女ぶりを発揮してきた小西真奈美が柔らかい表情になる、それ自体がもう映画!(いや、実際映画なのだが、まるで本人も解放されたんじゃないかと思うほどの演技・・つまりそれほどのイイ女!)鑑賞後はとっても気持ちが楽~になりました♪10点!と言いたかったけど、それでも1点減点したのは、俺はまだまだ映画を卒業したくないニャ~なんて感じで・・(笑)。青山監督、凄~い!![DVD(邦画)] 9点(2013-05-23 02:54:28)

66.  踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 《ネタバレ》 このシリーズ、大好きなのです、自分。リアルタイムでテレビシリーズ観てて、どれほど生活に張りがあったか・・。ファイナルなんて言わないでさぁ。「男はつらいよ」シリーズみたく長寿シリーズになってほしかった。普通、映画って主人公がどういう人か描写するのに手間取るじゃない。でもこのシリーズは、人のいいみんなの掛け合いがいきなり始まり、心が温かくなる。あまり映画雑誌では言わないが、この監督、僕は只者ではないと思ってます。見せ場のために、無茶あり、ありえん展開あり、それはしっちゃかめっちゃか。映画としての品すら壊れそうになってしまう時も。それでも、声を大にして言う!「躍る大捜査線」だいすきだ~~~~!!もう一声!みんな愛してるぞ~~~~!!![DVD(邦画)] 9点(2013-05-17 03:28:31)

67.  SR3 サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者 《ネタバレ》 よく主人公がいろんな経験をして、それが自己表現の芸にむすびつく、という話は多い。古くは「イグアナの夜」、最近では「ポエトリー」。しかしこのような映画が日本で生まれるとは思わなかった。第1作でバンドを離れたマイティが地獄を経験した後、最後かなでるラップは、奥が深く、観る者を唖然とさせる。そして、芸のレベルに凄みが加わったと確信する。まるで新しい芸術誕生の瞬間に居合わせたかのような経験であった。これはもう一人のバンドのラッパー駒木根との比較が興味深い。魂を譲らぬ王道を行く駒木根に対し、マイティは挫折も挫折、何度もラップを捨てた男が最後に、真の意味でのラップをかなでるという、この話は今までの映画人生、初の経験と言っていい。自主映画のような映像の映画から、こんなものを観せられるとは、油断も油断。幸せな映画を見つけた興奮で、思わずバイクで町を走った。[DVD(邦画)] 9点(2013-05-13 04:58:32)(良:1票)

68.  千利休 本覺坊遺文 《ネタバレ》 勅使河原監督の「利休」を先に観ると、話の流れが見えやすい。 利休、古田織部、山上宗二の三人の茶室でのやり取り。 そこから始まり、利休の切腹のときの気持ち。 なぜ秀吉の許しをこわなかったか? このミステリーが死者をももてなす茶室でのやりとりで語られる。 熊井啓、渾身の一作。[ビデオ(邦画)] 9点(2013-04-28 06:07:23)《改行有》

69.  アウトレイジ ビヨンド 《ネタバレ》 たけしの闘いは、かくもすさまじいのか?ここまで精神的に追い詰められたの、映画でははじめてだ。やっぱたけしは天才だわ。少なくとも表現者で、ここまで世界と闘ってる人は少数派だと思う。あ~疲れた。たけしさんが楽になった時、どんな作品ができるのか、楽しみです。[DVD(邦画)] 9点(2013-04-21 09:24:33)(良:1票)

70.  残菊物語(1939) 《ネタバレ》 芸の完成そして広く認められること、それが愛する人との別れともなる。それを淡々と描くこの溝口映画。芸が認められることは、家柄を重視する、歌舞伎の世界では、お徳との別れともなる。それが分かっていても、お徳は亭主を世に出す。その最初の口火の公演のとき、舞台とそれを見守るお徳の両方をカメラは捉える。こんなに切ない場面ってあるだろうか?献身的に尽くしたあの人が見事に仕事をやってのけている。しかしそれが別れともなるのだから・・。そして世に出た亭主を東京に送り出して、お徳は実家に帰り、あんなつまんない男とは別れたとさらりと言ってのける。こんな見事な女性描写の映画があるだろうか?まだ数本しか観てない溝口映画だが、観るたびに色んな感慨を受ける。実に日本映画は色々観れば観るほど、鉱脈が豊かに流れてることに気づかされる。[DVD(邦画)] 9点(2013-04-10 09:04:26)

71.  小川の辺 《ネタバレ》 静かな映画ですが、藤沢さんの原作と同じ時間の流れ方ではないでしょうか?骨太な小品です。自分的には9点!藤沢さんの映画は全部、観ましたが、この作品の殺陣が一番鳥肌が立ったです。山田洋次のは映画的で、「必殺剣」はアクションで、「花のあと」はスポーツで、「蝉しぐれ」はちょっとドタドタしすぎかな?東山君って武士やらせたら一番似合うアイドルのような気がしました。[DVD(邦画)] 9点(2013-02-24 01:15:26)

72.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 《ネタバレ》 テレビシリーズ未見。有名なこの作品をついに観てしまいました。アスカが食い殺されるシーンは、神話が残酷な場面が多いので、何やら残酷でないと神に近づけない、などと言っていないか?と眉間にしわをよせて観ていました。テレビシリーズでもこんなに魅力あるアスカが殺されるシーンがあるかと思うと、もう充分と思っていました。しかし、この残酷な場面で流れる曲「今日の日はさようなら」、そしてラストに流れる「翼をください」、この2曲は思えば中学時代によく学校で歌っていた曲でした。この頃は、性への目覚め、友達同士の食い合い、大好きだったわんぱく大将の下剋上による陥落、そんなのが毎日繰り広げられる学生時代でした。この曲を、我々はみんな寂しい気持ちで歌っていました。庵野監督は、自分より5歳上。この曲のはやった頃は高校時代でしょうか?やはり誰しもが毎日傷つく青春時代の煩悶を、今、現代にこの作品でたたきつけたように思えました。でもこの作品にのめりこんでいる若い皆さん。人生はこんなもんだと思ってもらっては困ります。何十年かすると大きく反転することもあります。それはもう色んな経験を経てきた大人と一緒に働くようになって、色んなことを感じるようになるからです。この作品の続編の予告編を観て、この監督はちゃんと分かっているのでは?と思いました。アスカが片目ながら生きていて(まだ分かりませんが・・)ほっとしました。これからが人生の味だと監督が言ってくれることを期待します。ここまで観て、ブルーになった若者には最後まで観てほしいです。4部作と聞きました。きっとこの監督なら、人生、粋だね、と笑える作品にしてくれることを本当に本当に期待します。1作目からここまで観て、とても鑑賞に耐えうる見事な映像でした。とても日本の誇れるアニメがまたできたと思い、嬉しいです。[DVD(邦画)] 9点(2012-10-04 02:27:45)

73.  晩春 《ネタバレ》 潔癖症の乙女の映画かと思いきや、実はハードボイルドな父親の深い愛の映画だった。会話が実に練れてて楽しい。熊太郎には笑った。また結婚した人たちの鈍感なところを実に杉村春子が嫌味なく演じている。最期の説教の場面を観てたら、少子化で娘がお嫁に行かない家の親御さんはこの映画を見せたらいいのでは、などと思った。[ビデオ(邦画)] 9点(2011-05-07 19:47:40)

74.  悪人 《ネタバレ》 何故、韓国ドラマが面白くて、日本のドラマが面白くないか?その答えがこの映画にありました。「大切な人のいない人が多すぎる」柄本明のセリフは、響きます。最後、深津絵里演じる女性を絞め殺そうとした犯人に日本の今の闇の深さを感じました。この監督の「フラガール」よりも、今回のこの映画のほうが人間を描くのに、力点を置いている気がします。決して、賞を総なめにするような派手な作品ではないです。でも監督は地味ながら、骨太なストーリーを確かな描写力で描いていきました。もちろん、俳優さんの力もあったでしょう。深津絵里の演技は確かなものでした。日本人に残された唯一の希望のような演技でした。お見事です。それにしても、深津さんって肌が白いですね。とても素敵な人です。[DVD(字幕)] 9点(2011-03-22 02:59:43)(良:1票)

75.  用心棒 黒澤明監督の作品の中の古典中の古典。昔、途中まで観たのを今回最後まで観た。やっぱ面白いわぁ。黒澤さんの作品は面白いのだけれど、言葉がうまく聞き取れなかった。それがDVDで日本語字幕をつけて観ると、もっと内容が分かって面白い。好きなセリフがこの映画でも多いが、一番はボロボロの体で敵地へのり込んでいく時のセリフ「刺身にしてやる」。良いよねぇ。[DVD(字幕)] 9点(2010-10-26 15:08:23)

76.  紙屋悦子の青春 相米監督が亡くなってから、あまり映画でお目に書かれなかった長回しの演出。この映画では、その長回しが、戦争時の田舎のゆっくりした時間の中に住む人たちを描くのに効果的に使われたと思う。とてもいい映画だった。監督の反戦のメッセージが心に響いた。どんな家族にもその背景には色んな人がいる。戦争だけでなく、人が死ぬと言う事はその色んな人を悲しませる。原田知世演じる女性が幼なじみの男性が戦場の最前線に志願していくと言う事実を知った時、嗚咽する場面にはこちらも泣いてしまった。原田知世も永瀬正敏も九州出身。自分も九州だが、二人の九州の言葉は違和感なく、自然で良かった。とてもいい映画でした。[DVD(邦画)] 9点(2010-06-02 17:49:00)(良:1票)

77.  愛にイナズマ 《ネタバレ》 本作「愛にイナズマ」や「蜜蜂と遠雷」など、「雷」天才女性を演じさせると松岡茉優は、いいね~ 家族を描いた秀作が近年、目立つ。 本作しかり、「台風家族」「ひとよ」など 上っ面の家族の本性が暴かれて、より家族の絆が強まるというのは、好まれるテーマらしい。 ここでは、佐藤浩市のお父さんが、実にいい人だったという秘密だから救われる。 完成した映画がどうなったのかまで描いてほしかったが、 それは本作の真のテーマではないからいいのだろう。 「春に散る」の窪田正孝の幅広いキャラの演じ分けに驚き! エレカシがピッタシの映画だった。[DVD(邦画)] 8点(2024-05-05 21:19:55)《改行有》

78.  人魚の眠る家 《ネタバレ》 泣けました。 藤原涼子のお母さんが、ちょっと狂気じみて、 娘を外に連れ出すあたり、これは何も言えなかった・・ ラストに至る展開が見事です。 映画としては、いい終わり方でした。[DVD(邦画)] 8点(2024-02-10 18:08:48)《改行有》

79.  マリアの乳房 《ネタバレ》 ラストのエンドロールで宮沢賢治の「ひかりの裸足」が紹介される。 あの世へ旅立つ前の風景が紹介されてる話だ。 マリアは、この世とあの世の中間の風景のような、性体験を可能にする能力をもった女性だ。 「ロクヨン」「ヘブンズストーリー」と我々を唸らしてきた監督、瀬々監督。 なんと京大卒で、ピンク映画からのたたき上げだ。 そんな彼のエロティックな話は、エロだけで片付けるのは、勿体ない作品が多いのではないか? そう思い、この映画を観た。 日本映画界は懐が大きい。 そう思うと、嬉しくなる。[DVD(邦画)] 8点(2024-02-10 00:07:57)《改行有》

80.  モリコーネ 映画が恋した音楽家 《ネタバレ》 映画中、誰かが言ってた。 「モリコーネの音楽は、何かの力だ。」 けだし、名言である。[DVD(字幕)] 8点(2024-01-28 00:47:26)《改行有》

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