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性別 男性
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年齢 59歳

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161.  忍びの国 《ネタバレ》 いや、これは面白かった! キネ旬で評価が高かったので観たが、面白かった。 嵐というグループの大野くんの個性が分かった。 なるほど、こういうキャラを任せるとドンピシャな人なんだね。 平成の時代劇という感じで、トップの人柄も仕える側の考え方も今風でとても 新しい時代劇という感じがした。 今の若者が忍びのように人でないのかどうかは分かりかねるが(劇中そのようなシーンもあるが)、 僕は今の子にピッタシのドラマの在り方が分かったという感じで、とても勉強になった。 アクションシーンも見事で、合戦シーンも今風で、魔法など使わなくても 充分、新しい時代劇ができるんだと興奮しました。[DVD(邦画)] 8点(2018-05-26 19:05:09)《改行有》

162.  繕い裁つ人 《ネタバレ》 三島監督、いいですね~。 大事なことを言ってると思います。 消費重視の仕事に忙殺される人が多い、この国で心を届ける映画だと思います。 「しあわせのパン」をさらに掘り下げた感じです。 どこか「森崎書店の日々」のような雰囲気で、僕は好きです。 原作は未読ですが、主人公と藤井くんはいい仲になりそうなんですね。 でもこの映画では、せっかくの団子を嫌いと言ってのける藤井くんになってて、 際どい人物描写でハラハラします。 この映画のいい感じの雰囲気が、神戸だというのが味噌ですよね。 横浜でも、札幌でもない、神戸だというのが、なんとなくうなずけちゃいます。 三島監督の母校のあった場所とのこと。 特別な作品なのでしょうね。[DVD(邦画)] 8点(2018-05-19 22:53:55)《改行有》

163.  幼な子われらに生まれ 《ネタバレ》 これは女性監督にしか撮れない映画ですね。 男性だと、女性の潔癖症の前で、怯えるか、逃げるか、暴力を振るうか、とか そんな内容になってしまう。 でもこの映画は、嘘だらけの家が、心を取り戻す過程を描いてる、大変な映画です。 それも二人の長女がカギなんですよね。 再婚相手の長女とうまくいかず、前の奥さんの間の長女が新しい父親の死に動揺する。 無責任な言い方ですが、二人の長女が、浅野さんのなかで一つになったとき、 浅野は心を取り戻す、という内容です。 こんなこと、現実に起きるかどうかはともかく、浅野の再婚理由に邪心がなかったからだと思います。 宮藤官九郎の寂しさも堪えました。 名作です。ちょっと泣きました(笑)[DVD(邦画)] 8点(2018-05-12 15:06:02)《改行有》

164.  静かなる決闘 《ネタバレ》 黒澤監督の医者映画第2弾。 今回は理性対欲望という、男なら非常に共感の多い映画だ。 こんな映画は平成になっても映画を観続けた自分が、未だかつてお目にかかってない。 でも文学では頻繁に取り上げられる題材だ。 黒澤監督は分かりやすく、話にダレがなく、一気に見せてくるので、楽しみやすい。 看護婦の千石規子が魅力たっぷり。 どこか有働アナに似ている。 さわやかなラストに救われる。[ビデオ(邦画)] 8点(2018-05-09 07:49:53)《改行有》

165.  素晴らしき日曜日 《ネタバレ》 黒澤監督のアイデアと映画愛の詰まった一作である。 世のアベックに言いたい。 男女のカップルに正解、不正解はないだろうと思う? でも、この映画の二人のように、音楽の聞こえる二人になろうよ! 是非、カップルで観てほしい一本。[ビデオ(邦画)] 8点(2018-05-06 23:16:12)《改行有》

166.  蜘蛛巣城 《ネタバレ》 黒澤×シェイクスピア、第1弾。 ご存知「マクベス」の時代劇版。 これが後の「乱」へとつながっていく。 もう天才と言うしかない。 黒澤監督は30作、世に生み出しているが、どれも傑出している。 こんな才人はもう日本から出ないのではないか? 映像良し、ストーリー良し、静と動のバランス良し。 ただ「マクベス」を知らぬ人で、会話が聞き取りづらい人には、 あまり高評価はないかもしれない。 黒澤さんの作品でよくしゃべる映画は字幕で観たい。 ポイントのマクベス夫人を山田五十鈴が演じるのが凄い![DVD(邦画)] 8点(2018-04-14 18:05:40)(良:1票) 《改行有》

167.  FAKE 《ネタバレ》 耳の悪い人は、きれいに喋れない。それが頭にあったもんだから、映画冒頭は佐村河内氏の人とのやりとりが気持ち悪かった。 だって滑舌いいんだもん、彼は!この嘘つき野郎と思いだすと止まらない。 で、始まって何分かして観るのを止めてしまった。 時間を置いて、せっかくだからちゃんと観ようと思い、また観始めた。 某テレビ局のいかがわしい営業マンが画面に出てきてから、氏のしゃべりが気にならなくなり出した。 そりゃ嘘つきだらけだもんね、世の中は・・。持ち上げられなきゃ叩かれることもないだろうに・・。 障害者の友だちが氏を訪問してくるあたりから、もう好きでも嫌いでもなくなりだし、でラストのクライマックスである。 もうやられました。このラストの曲が氏の曲なら、俺ももっと聞きたいよと思い、某レンタル屋に行ったところ、 なんと無い!新垣氏のはあるのに・・。ショックだわぁ・・。youtubeで聞くことにしよっと。 ヤラセとの解釈も成り立つ。そこは観る人次第ですね。うん!この映画は面白い! 耳が聞こえなくても作曲はできるってホントなんだね。ベートーベンもそうだし・・。 やはり本物ってこんな苦労もするんだなと思いました。[DVD(邦画)] 8点(2018-02-18 00:06:20)《改行有》

168.  瞼の母 《ネタバレ》 山田洋次の「男はつらいよ」は、これが原型だったんだろうね。 寅さんの母親のミヤコ蝶々のイメージは、これがヒントじゃなかろうか、と思った。 寅さんのしゃべり方って、腕っぷしが強くないのをのぞいたら、股旅のそれだもんね。 そういう気づきがありました。 で、本編なんだけど、分かりやすい話に、分かりやすい展開。 大事にしたいよね、こういう分かりやすい演出。 人情ものってしみじみしてて、いいなぁ。 この映画の後、おふくろに優しく接しちゃったもの(笑)[ビデオ(邦画)] 8点(2018-02-13 00:40:51)《改行有》

169.  あゝ、荒野 前篇 《ネタバレ》 面白い! ボクシングものとしてもよく出来てるが、そこに自殺予防サークルや3.11を微妙にトッピングしてくるのが、平成風で良い。 後半、これらの要素がどう絡み合うのか、楽しみでしょうがない。 連休使って、楽しんでます♪ さて、後半へ![DVD(邦画)] 8点(2018-02-10 15:33:52)(良:1票) 《改行有》

170.  武曲 MUKOKU 《ネタバレ》 面白かった。熊切監督は名もない人たちのドラマを撮ったら、本当にいい作品を仕上げてくる。 今作は一見なさそうだが、どこにでもあるような親子の話をデファルメしたような作品だった。 「親殺し」の自責につぶされそうな青年を綾野剛が熱演している。 そして台頭してくる若手に個性的な青年、村上虹郎を配すとこなんか絶妙である。 そしていつの日か息子につぶされるのを分かっている父親の小林薫。 涙なしでは見られない。 綾野が悶絶する場所は、お寺こそふさわしい。 実に重厚なドラマだった。 ラストの清々しさがまた良かった。 まるで一曲の音楽である。 まさしく武曲![DVD(邦画)] 8点(2018-01-21 10:29:50)《改行有》

171.  光(河瀬直美監督作品) 《ネタバレ》 女性監督の創る映画のラブシーンには特にモヤモヤした感情はわかないもんだけど、河瀬さんの映画は違う。官能的なんだね。顔を触るシーン、キスシーン、何やらドキドキしてしまう。 この映画は河瀬さんの映画論でもあるんだろう。仕事論でもあるのかな。主人公の女性の成長していく様子が心地いい。 永瀬君もすっかりおじさんになってしまって、同世代の自分には感慨深い。ホントどこにでもいるおじさんなんだけど、個性的な面々のそろう邦画界の中には貴重な存在だよね。[DVD(邦画)] 8点(2017-12-16 10:31:13)《改行有》

172.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 面白かった。二人はどうなるんだろうと前のめりで見てしまった。中年のおっさんだけど、ラストの二人の若者の出会いには拍手喝采。幸せな気分になれたアニメ映画だった。男女が入れ替わるのは、大林監督の「転校生」が有名。でも、この二人が時空を超えて、東日本を思わせるような災害から、愛する人を守るために行動していく展開は新鮮だった。「ある日どこかで」「転校生」「バックトゥザフューチャー」をミックスしたような展開。しかもそれが愛する人のため、という日本が舞台なのも面白く感じられた要因の一つだと思う。アメリカでリメイクされるようだけど、この映画の感動を損ないたくないので、多分観ないと思う。日本アニメの力量を強く感じた。アニメ現場の過酷さはよく聞くけど、その中でこれだけの作品を仕上げたクリエイターの人たちに脱帽します。あなた方が閉塞した日本の希望と思えました。[DVD(邦画)] 8点(2017-10-02 07:53:26)

173.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 DVDで家で鑑賞したため、人目をはばかることなく嗚咽できたのが良かった(笑)呑気だが芯のある女性がこれからどうなるのか、舞台の広島で何が起きたか知っている観客の自分は冒頭から涙が止まらなかった。しかし原作同様、淡々と話が展開していく監督の手腕はさすが。クラウドファンディングなので、原作を下手にいじれないためだが、それでもここまで映画としてまとめたのはスゴイと思う。何よりのんの声がどんぴしゃ!恐れ入りました・・。[DVD(邦画)] 8点(2017-09-16 23:27:35)

174.  嫌われ松子の一生 《ネタバレ》 映像はカラフルだったが、内容は昭和もの。演出が弾けているにも関わらず、描いてる人生模様は深刻な内容。こういったギャップから、昭和がもう遠くなってしまったことを描くのに成功している。最後、昭和の「神様」を平成の子どもたちが撲殺するところが、監督の平成の子どもたちへの不信感が見受けられる。これは中島監督の「告白」でもそうだった。平成もどんどん進んでいくうちに、子どもたちも変遷していく。3.11以降の中島監督の平成論を観てみたい。[ビデオ(邦画)] 8点(2017-08-27 15:29:04)(良:1票)

175.  永い言い訳 《ネタバレ》 面白い。そして良い!最初は、日本版「チョコレートドーナツ」かと思ってた。奥さんを亡くした二人の男が、なんか本木君なんかもうゲイっぽくて疑似家族みたいに見えたから。子役がいいね。かなり異質なおじさんの存在を、軽く自然体で受け入れてる。そのやりとりがもう絶妙で。巧いなぁと感心して観てた。でもラストまで来ると泣けてきてね。これは数々の巨匠たちの名作を超えてるよと思った時に、はたと気がついた。そうか!男の映画監督が創る「空っぽ」人間たちの織りなす数々の名画は、女性から見れば、「永い言い訳」に過ぎないんだと思ったわけ。やられた~って感じを受けたなぁ。西川美和は、「蛇イチゴ」の時から、切れ味のある監督だなぁと思ってた。その後、色々試行錯誤繰り返してたみたいだけど、ここに来て、また初期の切れ味を思い出させるような、名作を創り上げた。大体、男を描くなら女性が創る方が有利なんだけど、それでも見事だよね。もう一度言います。面白い。そして良い![DVD(邦画)] 8点(2017-07-08 04:58:02)

176.  デルス・ウザーラ 《ネタバレ》 文明論的大作。地味な展開を飽きさせずに観せるとこが、さすが黒澤明。シベリアの厳しい自然がスペクタルに描かれる。この頃、日本映画界では黒沢明は名作を発表するが厳しい状況に置かれており(自殺未遂までした!)、ロシアからの資金援助で実現した作品。黒沢明の映画人生を語る上では外せない作品。[DVD(字幕)] 8点(2017-04-24 11:41:17)

177.  虹をつかむ男(1996) 《ネタバレ》 素晴らしき哉、映画!ってな感じですね。渥美さんが亡くなられて、山田監督は映画監督はもうできないと思ったのでしょうか?自分への映画への想いをこれでもか!ってスクリーンに叩き込んでます。もしこれが『「男はつらいよ」を送る映画』ではなく、一本の独立した映画だったなら、最後に流れる映画は「カサブランカ」だったはずなんですね。「男はつらいよ番外編」みたくなってるのが、勿体ないとも思いますし、山田監督らしいとも思います。山田監督はきちんとした人で、2010年代の今は、もう自分の映画人生を「送る」映画を立て続けに撮ってらっしゃる。そこが彼らしく、2時間のなかできちんと物事をおさめる手法を自分の人生にまで当てはめていらっしゃる。でも彼の後にも山田洋次に振り回された作家がいるはずで、余韻も残しておいてほしいなぁと思う、この頃です。寂しいです。あまりきちんと完結されると・・。[DVD(邦画)] 8点(2017-04-02 19:18:03)

178.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 東日本大震災、福島原発。あのコトを日本を代表する若手クリエイター集団がどのように受け止めたかが、分かった。東京がボロボロにされる無力感に涙すら出た。これは映像だったが、それほどリアルだった。これを観た官僚や政治家が、この国は色んな事案を真面目に考えられる一流国家なんだと胸をはって言ってほしいと願う。取材協力にあの3.11に体を張って事態に立ち向かっていた政治家の枝野先生の名前があることに納得感がある。[DVD(邦画)] 8点(2017-03-23 12:28:06)

179.  東京兄妹 《ネタバレ》 東京下町の人情劇である。東京にも地元民はいる。その静かな佇まいを市川準は淡々と描く。およそ華やかな都会の一面とは無縁の生活。地元に根ざした兄妹の生活に危うさはまるでない。「翔んだカップル」のような年頃の男女が一つ屋根の下で暮らす、ワクワクドキドキ感もない。地元民には性のときめきは似つかわしくない。ただ普段の生活とそこに流れる細やかな人情があるのみだ。そこにチンピラ風の男が出入りして妹に近づく。しかし地元民の重い存在感は、彼を死なせてしまう。そしてまた二人の静かな生活が戻ってくる。しかしもう以前の兄妹ではない。男を知った妹とはもう以前の生活は送れない。そして兄が家に帰るのをためらう。映画はそこで終わる。ここが市川準である。あまり深くは掘り下げない。ただ品よく映画をまとめて終わる。物足りなさはあるものの人情映画の名作だと思います。[ビデオ(邦画)] 8点(2017-03-20 13:00:31)

180.  TOMORROW 明日 《ネタバレ》 映画雑誌の編集長だけある、分かりやすくて丁寧な演出。日々の愛おしい生活が、原爆を落とされたその真下の生活圏にもあったということを丁寧に丁寧に描写する。それだけにラストの原爆雲には、絶望しかなかった。召集令状に抱き合って泣く二人の若い恋人たち。原爆の落ちたその日に生を受けた赤ちゃんとそれを祝福する人たち。そしてその前日に人生に希望を誓う結婚をする一組の若夫婦。たった一つの結婚式の出席者のエピソードだけでもこれだけ愛おしい生活に満ち満ちている。このような見えない糸で緻密に織り込まれた生活圏に、黒い穴がぽっかりと空いてしまった。原爆という新爆弾のためである。この映画の後も遺された市井の生活は続いていく。戦争とは、その生活の糸を無残にも切り散らばめる行為なのだ。政治を動かす人たちは、この事実を頭に叩き込んでほしい。[ビデオ(邦画)] 8点(2017-03-19 23:16:26)

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