みんなのシネマレビュー
nothing-to-loseさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 63
性別 男性
ホームページ http://nothing-to-lose.seesaa.net/
年齢 43歳
自己紹介 昨年12月21日以降に初見、または再見した映画の超個人的感想です★
9月14日(火)
最近眠くなる映画が少なくなってきた。
”映画を見れる”ようになってきたのかなぁ。
そうだといいな。

にしても
未レビューが約40本。。。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  ロスト・イン・トランスレーション ドナルド・リッチーが、日本はアイデンティティーを模索するのに良い場所である、みたいなことをどこかで書いていたが、日本が順応しにくい国であるとすると確かにそうなのだろうな、と思う。本作におけるボブとシャーロットも、日本という異国で自分自身と向き合うことになる。そして孤独を心に秘める者同士、お互いを愛すでもなく、その孤独を癒しあうでもなく、ただ惹かれあう。そうした微妙な心理を映像や音楽で伝えるのは確かにうまいが、しかし本作の描く日本人像は意図的過ぎると僕は感じる。確かに“ある光景”ではあるかもしれないが、閉鎖的でオタク的な部分、側面のクローズアップは不快であった。更に言えば、ジョンやケリーのアメリカ人像もオーバー過ぎるだけで全然笑えない。日本人らしさとアメリカ人らしさの狭間で揺れる2人の姿を浮き彫りにしたかったのだろうが。日本のお笑いがくだらなさを強調して出てくるが、本作の笑い、例えばボブの部屋に来る女などは同じくらいくだらないと思ってしまった。締め方は天才的!だと思うけど。6点(2004-08-18 03:38:46)

2.  APPLESEED アップルシード 2Dはアンリアルな面こそが良いのであって、そこにモーション・キャプチャーを入れたり、3Dの背景を合わせたりするのはどうなんだろう。動きが変にリアルな2Dのキャラクターにむず痒い感じがしてしまった。100%CGの海と実写と思われる海が1本の映画で両方出てくるのも統一感が無いように感じられて何とも。また、車やビルの反射が不必要に多く、いかにも“すごいだろー”って感じで、いわば“技術の押し売り”のような感覚を覚えてしまった。確かにすごい技術の高さなんだろうし、潜在可能性を大いに感じさせはするんだけど。ストーリーは、途中まではくだらないと思いながら見ていたが、中盤からはそのくだらなさはわざとだったんだ、と思わせる展開になり、悪くないと思う。7点(2004-05-04 04:49:27)

3.  彼岸花 “親バカ”とよく言うけれど、その意味でバカでない親なんて多分いないんだよね。有馬稲子がキレイ。情感豊かに、哀愁たっぷりに物語を紡ぎつつも、ベトベトしない小津のストーリーテリングはさすがという他は無い。僕はこれが日本映画の最高傑作のうちの1本であると信じて疑わない。10点(2004-05-04 03:29:35)

4.  めし 地味ながら情感豊かな良作だと思う。ただ、成瀬は女を撮るのに長けていたと聞くが、僕はその点では小津の方が上だと思う。本作での原節子は何かゴツい。強そう。今の時代こういう話を作るとフェミニストがうるさいんだろうな。良くも悪くも日本的な妻像ですね。8点(2004-05-04 03:01:11)

5.  早春(1956) ドロドロの人間関係をサラッと描いてしまう小津の凄さ。戦争の傷跡を小津が(主テーマではないとはいえ)割と直接的に描くのは珍しいのではないかと思ったのだが、まだまだ小津作品を見足りない証拠なのだろうか。様々な複雑な感情を内に秘めながらも爽やかに蛍の光を合唱するシーンが印象的である。毎度のことであるが、カットバックの妙が冴える。8点(2004-03-19 09:09:49)

6.  スモーク(1995) それまでは何ともなかったのに、ラスト、エンドロール時の“あれ”で涙が溢れてきた。余計だ、という意見はよく分かるけども、まあオマケ的に付け加えてる感じだし良いのではないでしょうか。全体的に平坦な展開で進んでいく映画ですが、それがいいのでしょうね。新聞の片隅にある”ちょっといい話”を集めて群像劇にした、という感じ(←もちろんいい意味で言ってます)。使い古された言葉ですが、人って何て温かいんだろう、人と人の付き合いって何て素敵なんだろうって思わせてくれる1本ではあります。7点(2004-03-11 12:05:57)

7.  浮草 有名な雨の中での軒下の口喧嘩シーンは、有名だと知らなかったがやっぱり印象に残った。いつもより構図の奇抜さ、カメラのローポジション具合が際立って感じられたのは、デジタルリマスター版だったからか、撮影が宮川一夫だったからか、それとも小津映画を久し振りに見たからか(笑)。結局は離れられない男と女と、結局くっつけない男と女と息子の、哀しい人間模様。ただ、清と加代の恋はあまりに唐突でうまくいきすぎって感じがした。若さゆえ、と言えばそれまでだけど。8点(2004-03-11 11:44:00)

8.  直撃!地獄拳 B級にはB級の良さがあると、心から実感できる作品。徹底的に、バカ。それにしても、タランティーノはオマージュとパクリのギリギリのラインって感じ、しませんか?8点(2004-01-20 12:55:06)

9.  Dolls ドールズ(2002) 狂おしいまでにピュアな、しかし報われない愛。いわば、究極の愛。映像は、ただ美しい。ただ、くどさは否めないし、ある映画雑誌にあったように文学的陶酔に過ぎる感は否めない。国内では評価されず、海外で評価された面があると思うが、これをオリエンタリズムというコンテキストで考えてみると面白い。[映画館(字幕)] 7点(2004-01-15 18:13:44)

10.  心中天網島 浄瑠璃劇と映画のミックスであるが、その両方の利点を活用している前衛性に富んだ意欲作。感情剥き出しの人物と、作られた”劇”であることを印象付ける要素との対比は、ユーモアとも取れるし、皮肉とも取れる。白黒の色彩美は、天才的である。8点(2004-01-11 12:27:11)

11.  キル・ビル Vol.1(日本版) オマージュで彩られたバカ映画。一言で言ってしまえばそれまでだが、それはジャンルを超え、様々なテクニックを駆使して繰り広げられるスタイリッシュな映像世界に裏打ちされている。本当は10点を付けたい。それぐらいの作品だと思うが、日本語が聞き取れない(これもオマージュと取れなくはないので、字幕を付けなかった日本の配給側の責任か)のと、凄惨なバイオレンスはその意義は分かるが生理的に受け付けない部分が無きにしもあらずだったので、残念ながらこの点数。8点(2004-01-06 04:23:14)

12.  EUREKA ユリイカ 《ネタバレ》 裏に隠された強いメッセージ性とは対照的に、ひたすらに淡々と、セリフや音楽の少ないセピア色の長回しが続く。しかし、そこにムダは無い。むしろ、必要最低限の情報しか与えられないのだ。3時間半、全くあくびをせずに見た。安いヒューマニズムなど、この映画には一切無い。ここにあるのは、死を通して生を感じる少年や、深い傷を負った者同士がその傷を舐め合うしかない哀れな姿であり、最後にあるのは和解より決別であると僕は理解した。8点(2003-12-29 03:51:14)

13.  天空の城ラピュタ 現代への批判、風刺が多く、むしろ大人こそ見るべきアニメであると思う。アクションシーンは、実写以上に手に汗握る。最後もう少し膨らませても良かったのではないかという気もする。もちろん、その後あの2人が何をしに行ったのかは明らかなのだが。8点(2003-12-29 03:32:39)

14.  千と千尋の神隠し 成長(自立)、アイデンティティー、欲といった普遍的かつ根源的なテーマが描かれている、とても深い作品だと思う。ただ、消化不良な部分がかなりあり、説明不足、あるいはムダな要素があるのも否めないのではないか。しかし、多文化的な描写はもはやその1コマ1コマが芸術であり、ディテールの細やかさは筆舌に尽くしがたい。8点(2003-12-26 01:49:14)

15.  たそがれ清兵衛 現代に通じるところの多さにニヤリとさせられる一方で、過渡期の描写も多く、その意味でも”たそがれ(1つの時代の終わり)”なのだな、と思った。山田洋次監督らしく温かみにあふれている部分もあれば、ある種距離を置いて描いているように感じられる部分もあるのだが、最後もう一山欲しかったのと、清兵衛と朋江の幼少時代のエピソードがもうちょっとあっても良かったのではないかと思う。6点(2003-12-26 01:39:03)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS