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プロフィール |
コメント数 |
646 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
2006年のレビュー本数4本ってあんまりですわね。 2005年には「姑獲鳥の夏」まで見ていたクセに。 ってこういう使い方やっぱ邪道ですよね。来年こそは。 |
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1. エイリアンVS. プレデター
8歳児向けだが、ことエイリアンが絡むと途端に8歳児モードにシフト出来てしまう私はうっかり楽しんでしまうことが出来た。ほとんど寅さん状態っていうか。おーおー元気でやってるぅ、頑張れぇ、という楽しさ。誰にも期待されてないことをよくよく自覚している無茶苦茶ベタなストーリーと、子供向けのコスプレアクション物にありがちな対決シーン展開、過去にエイリアンと闘った人類の中ではずば抜けて強いサナ・レイサン。ツッコまれるために出来たような映画だけど、まあお祭りですから。真面目な人にはかなり辛かったでしょうね。盛り込まれたギャグは全て空振っており場内の誰もクスリとも笑ってませんでした。私はそれなりに楽しかったんですが、まあエンドロール最後まで観なくていいや、と思ってしまった久しぶりの作品でしたし、わざわざもう1度観ようとは思いません。プレデターの中で、メインで活躍していた彼にはちょっぴり『死霊のえじき』のバブくんを思い出しました。Bマイナス級のエセ“超大作”だと思いますが、今年は年末年始向けの大バコ物が寂しいので、そこそこ売り上げるのではないでしょうか。確かに正月向けではあると思います。5点(2004-12-19 02:21:29)
2. ヴァン・ヘルシング
ただひたすら「面白い」に特化した作品だけどそれ以外の何も期待していない以上これだけ面白ければ充分だろう。無理に物語りに奥行きを持たせず、ただただ映像的に面白いだけ。敢えて「厚さ1ミリで何が悪い!」と割り切ってしまった潔さは脱帽モノ。とにかくスピーディな展開、「だから何なんだ」とツッコむスキを与えず次から次へと痛快にぶっ飛ばしてくれる。予告編負けしている作品って多いけど、これは良く出来た予告編を2時間たっぷり見せてくれる感じです。何故出来ないんだろう?と長年思って来たけど、やれば出来るじゃん。冷静に考えたらけっこうツッコミどころ満載なんだけど、厚さ1ミリだからOK。ヒュー・ジャックマンはもうちょっと硬派で攻めても良さげなんだけど照れもケレンもなくハマッているからOK。アクロバティックな宙返りと駆け足のトロさとのスゴいギャップで、微妙に運動神経のニブそうなケイト・ベッキンセールのズレた存在感がこのテクニカルな作品に不思議な人間味を加えてOK。何でもアリの突き抜けたおとぎ話だが、どうせ現実離れするんだったらこのぐらいやってもらいたいと主張する立場から、これはかなりの出来。予想に反してサイズがヴィスタだったのはゴシック・ホラーを狙ったのでしょうか。でもこのサイズでここまで躍動感出すのってやっぱり凄いです。ここまでスピード感に乗れたのは、「レイダース」以来かも知れません。しかし涙とか感動とかヒューマニズムとか、プラスアルファを期待したら絶対ダメだと思う。MOVIE MAGIC、この一語に尽きますね。9点(2004-09-05 03:38:36)(良:1票)
3. ボーン・アイデンティティー
マット・デイモンがアクションヒーローだと聞いて完全に冗談だと思い込み、いきなりの大活躍にお腹を抱えて笑っていたはずが、馴れて来ると意外にカッコよく見えて来るのでやっぱり彼は大したヤツなのだと思う。この年齢でこの器用さはちょっと無視できないんではないだろうか。ついこの間、「リプリー」であのスゴいキミドリ色のパンツを履いて、内股で歩いてた彼とは別人のよう。話はシンプルで、展開は比較的ありがち。マット・デイモンの信じられない活躍ぶりで、ありふれたストーリーが思いがけなく楽しいものになった。私自身は「マイノリティ・リポート」と「スターリングラード」に期待したものをまとめて見せて戴いた気がしてお値ごろ感大でした。マリー役の女の子の微妙な可愛くなさがやけにリアルでカップルとしてのバランスも抜群でしたし。うっかり今日まで見逃していた愚かな私ですが、続編には思いっきり期待したいと思います。あと久しぶりにBGMの良い作品だと思いました。これはサントラも欲しいです。9点(2004-01-22 23:25:17)(良:1票)
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