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評価順12
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1.  スノーデン アメリカが全世界の人間を監視しているとか、そんな話はネットで調べればいくらでもすぐ知り得ることであるし、そもそも、映画で真実のお勉強をするつもりなんて元よりない。 映画である以上、面白くなければならないのであるが、全く面白くない。制作者に、見てる人間を楽しませようなんて意図がまるで最初からないのでは?っていうくらいにつまらない。 CIAに入局し、CIA職員として働き始めるくらいまでは、見ていて面白かったが、物語のかなり早い段階で、問題の「疑惑」は発覚する。ところが、そこから、主人公は何か行動するわけでなく、その疑惑を抱えたままグダグダと過ごすのだが、そのグダグダと過ごすシーンを延々とやる。あまりに見ていて退屈。ダルい、ダルすぎる。 いや、何が面白いの、これ? 全体を通しても、ストーリーに起承転結もないし、ヤマ場も見せ場もないし、ドラマもない。 これはもう、「映画として成立してない」と言ってもいいレベルである。 今回の疑惑やスノーデン絡みの話を知りたいなら、「スノーデン」というワードでググって、ウィキペディアで見たほうが早いし、情報は多いし、何より楽しいだろう。 こんな酷い映画はそうそうない。 ほんと、見て損をした。[インターネット(吹替)] 2点(2024-04-08 06:37:28)《改行有》

2.  インターステラー 主人公、性格悪いなー。もうその時点でこの映画の評価はマイナス30% 映画の主題は時間も空間も超えた愛の力、といったところなのだろうが登場人物に魅力がなさすぎて全然感動しない。 ロボットやアン・ハサウェイのキャラは良かったんだけどねえ。とりあえず、主人公、重ね重ねお前は駄目だ。 やってることは「アルマゲドン」と全く同じ。愛する家族と反目し、地球を守るためと出て行く。最後は地球を守るため自己犠牲で俺はここで死ぬ!とお涙頂戴しておいて、結局五体満足で帰ってきて、家族と和解、地球も無事でハッピーエンド。アルマゲドンだね。主人公が素人の癖に専門家のやり方に偉そうに文句を言って、それでいて主人公の判断はなぜか全てにおいて正しいという「なんでやねん!」な展開も、アルマゲドンと一緒。 あと、なんかもうね、登場人物が全部、出た瞬間だいたいどういう役割か分かるって言うのがね。要はベタ。 黒人→悪い人ではない、途中死ぬ もう一人の学者 →雑魚 主人公に言い負かされる 当然死ぬ 先に行ってた学者 →裏切る、当然死ぬ 女 →芯が強いが、もろいところもある 生き残る 以上、全部読めた。 「あの時起こったことは実は自分たちが起こしていたんだ」というタイムマシンものでよくある「どんでん返し」がこの映画にもあるわけで、ベタと言えばベタなのだが、驚きはあった。 科学的考証には耐えられないSFであろう。ブラックホールに落ちたら、事象の地平面に近づくにつれ時間は無限に近く遅れるから、地球に帰ってきても、娘どころか太陽系すら存在するか。 その他もろもろおかしい所だらけ。それはいいっこナシかもしれないが。 アン・ハサウェイはきれいだが、娘役の女優がブサイクすぎる。さすがに女優で顎が割れてるのはいかがなものか。[インターネット(吹替)] 5点(2024-03-21 18:59:30)(笑:2票) 《改行有》

3.  ハンニバル(2001) 《ネタバレ》 羊に比べると、見劣りはするものの、十分楽しめるサイコスリラー。 羊とは比べてはいけないのだけれど、監獄にいるからこそのレクターであり、外の世界で社会に溶け込んでいるレクターには怖さはあまり感じない。 切り取った脳みそをその場で焼いて本人に食べさせる。ここが本作の一番の見せ場なのだが、これはグロいし、キョーレツである。ここを面白いと思えるか、目を背けてしまうかで、この映画の評価もだいぶ変わるだろう。 ただ、食人鬼としてのレクターの狂気が本作でやっと映像化されたわけで、これはやはり見逃せないシーンである。 クラリスがジョディ・フォスターでなくなってしまったのは残念で、それだけで、1点マイナスしたくなる。あれは全然クラリスじゃない。[インターネット(吹替)] 6点(2024-03-09 05:35:11)《改行有》

4.  エイリアン:コヴェナント プロメテウスより続けて鑑賞。 かなり地味だった前作より、だいぶ派手さが増したし、何よりエイリアンがガッツリ出てくる。まあ今回は前回と違って、タイトルにきっちり「エイリアン」と入っているしね。これで出なきゃあ詐欺になる。 でも、エイリアンとのアクションはそんなに出来がいいとは思わなかった。エイリアン、意外とあっけなくやられるしなあ。 前作であまりに多かった謎が本作でいくらか解決できるかと思ったがそうでもなかった。デビットがエリザベス・ショウの旦那にエイリアンを植え付けた理由(嫉妬のため)が分かったくらいか。 2作を通じてデビットの壮大な野望が描かれることになった。エイリアンという凶悪な敵から生き残ることに主眼を置いた過去作(1や2)ではエイリアンは主役であったが、もうエイリアンは完全にデビッドの野望のための小道具になってしまった。恐ろしいのはエイリアンではなくデビッドである。 ラストはすっかり騙されてしまった。ウォルターは裏切るのかどうか?ばかり気にしていて、完全にやられた。 調査メンバーの行動の雑さは相変わらず、というか前回以上であった。言いたいことは色々あるが、とりあえず、どんな危険があるのか全く分からない未知の惑星に来たんだから、スーツくらいは着ていこうよ。そして小麦を食うのはやめようよ(笑) アクションシーンがそこまで楽しめなかったのは残念だが、ストーリー展開はなかなかよかった。[インターネット(吹替)] 6点(2024-01-05 04:01:54)《改行有》

5.  ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男 いまいち。単純にお話がつまらない。 結局面白いのは、最後の演説の部分だけで、それ以外はそこに至るまでのお膳立てにしか思えないほどドラマがなく、非常に退屈。そのラストも、あまりに予定調和。私はこのあたりの史実をまるで知らないが、そんな自分でも、もう物語序盤で、最後に演説かまして終わるんだよね、そこがクライマックスで泣き所なんだよね、というのが見え見え。 全体としてもとにかく、ぐだぐだと喋るシーンばかり。セリフのみでもって人を感動させよう、ドラマを作ろうとしているのだ。それじゃあ心は動かされない。特に、大事なクライマックスの演説はきっと実際のチャーチルのものなのだろう。それゆえか、その内容は、どうしてもパッとしない。 映画の脚本家が、物語に合わせて練りに練って作り上げたものには到底かなわないのだ。 物語として出来が悪いとしか言いようがない。 ところが、こんな映画が数々の賞を獲ってしまう。まあ、獲っているのは作品自体というより、主演のゲイリー・オールドマンではあるけれど、ある程度作品自体が評価されなければ、主演男優賞も取れないのが世の常。 同様に評価の高いダンケルクも全くおもしろくなかったが、結局あの戦争に勝利した西欧の人間には、あの時期の物語というのは心に刺さるんだろう。でも、それで評価を決めていいものかね? そもそも、当時のドイツがろくでもなかったとしても、だからといってイギリスに正義ヅラできる資格もないはずだ。戦争の勝者たちが、都合よく悪人を設定してそいつを倒し、自分たちの勝利を賛美する、そんな映画に酔いしれてる姿はいびつなものもを感じる。 まあ、そういう政治的な話はなしにして、普通にエンタメとして映画を見たのだが、先述の通り、単純にお話としてつまらなかった。これで少しは戦争シーンもあれば映像的には盛り上がったかもしれないが、ダンケルク撤退戦もほとんど出てこず退屈。 これはイマイチだ。[インターネット(吹替)] 4点(2023-12-23 00:15:30)《改行有》

6.  ダンケルク(2017) 面白くない。 とにかく、物語にドラマ性が全然ない。人物描写も希薄で、全然感情移入できない。 映像は「金かけて作ってるな」と思うだけで、映像として楽しませてくれる要素はほとんどなかった。 こんな内容でどうやって面白いと思わせようと思ったのか、ノーランに聞きたいもんだ。 浜、空、海の3つの事象を時間の経過を変えて同時進行させるというのは、少し面白い試みではあるけれど、それで、映画が面白くなってるかというと別にそうでもない。 いまいちな映画。[インターネット(吹替)] 3点(2023-12-12 17:25:11)《改行有》

7.  エベレスト 3D 映像がきれい。 とにかく映像で見せてくれた。 例えば、必死で登る登山客に「上を見るな、うんざりするから」と声をかけてから、カメラが引いていき登山隊を俯瞰で捉え、そのまま、登山ルートを舐めるように移動し、最後にエベレスト頂上を映すシーン。こういう素晴らしいシーンが各所にあって楽しめる。 劇場で3Dで観たかったなあと悔やまれる。 実話をもとにしたストーリーだけに、知的好奇心から、誰が死に、誰が生き残るのか?結末はどうなるのか?をドキドキしながら見れた。 ストーリー自体は大したものではないんだけど、映像の美しさと、史実性、この2点でとても楽しめた。[インターネット(吹替)] 7点(2023-11-01 02:27:00)《改行有》

8.  フッテージ 《ネタバレ》 サスペンスだと思って見てたらオカルトだった。 何か怪しげな副保安官みたいなのも出てきてサスペンス的結末かと思ったら、超常的な現象が出てきて、完全なオカルトホラー映画展開に。ちょっとがっかり。まあオカルトホラーならオカルトホラーで、と気持ちを切り替えて見るんだけど、ホラーとしての出来も今ひとつ。 連続殺人があって、調べていくうちにどんどん謎が解けていく、というのが作品の大筋なんだけど、明らかになっていく事実もどうでもいいというか、そんなの分かってるよってのばっかりで退屈。複数の一家惨殺が同じ「何か」の仕業であることなんて最初から分かってるよ。 肝心のラストもイマイチ。 最後は過去のホームビデオのように、自分たちが一家惨殺される、という(当然の)オチなんだけど、そのシーンがあまりに淡白。 まず、一家惨殺なのに、主人公以外の家族があんまり見えなくて、長男なんて手しか映ってない。一家を並べて、「さあ殺戮ショーの始まりです」って怖さはなし。 殺し方にも全く工夫がなくって、斧でぶった切るだけ。廊下に血で描かれた「お絵かき」を映すだけじゃなくて、実際に、血しぶきでお絵描きするシーンくらい入れて欲しい。 でも、一人だけ行方不明になってる子どもが実は一家惨殺の実行者だったというオチや、それが明らかになる8mmビデオの映像は、なかなかの恐怖があった。そこはよかった。 あと、細かいようだけど、夜に物音がした時、主人公が家の中を見て回るんだけど、何故か、絶対部屋の電気をつけない。電気をつけろよ!お前は何であえて暗闇で探すんだよ!と突っ込まずにはいられない。 うーん、ホラーは好きなので点数は甘くなるけど、出来はイマイチ。[インターネット(字幕)] 5点(2022-11-07 01:20:53)(良:1票) 《改行有》

9.  K-19 《ネタバレ》 最初から最期まで気の抜けないストーリーは素晴らしい。2時間ずっと釘付けになる。 圧巻はやはり、原子炉に防護服無しで修理に行くシーンで、見てるだけで背すぎが凍る。下手なホラーより恐ろしい。 艦長と副艦長との衝突も見せ所なのだが、副艦長は艦長に途中で反旗を翻す展開になると思わせておいて、全く逆の行動に出るあたり、意表をついてきて面白い。 しかし、お話には致命的な問題がある。 艦長の判断に、他の乗組員がその度に反発するのだが、最終的には副艦長含め乗組員が艦長を信頼し従うというのが、話のキモになっている。しかし、残念ながら、それが全くうまく成立していない。 というのも、艦長がみんなから信頼を得られるような人格者であったり、艦長として正しい判断をしているとは、とても思えないからだ。 飲んだくれた原子炉担当を更迭したとかが正しかったかどうかは何とも言えないが、あの圧潰深度限界までの潜航や、海氷の厚さも不明なままの急浮上することに意味があるとは全く思えない。実際、急浮上によってアンテナが壊れてしまい、その後救助を呼ぶことも上層部の支持を仰ぐこともできず追い詰められていくことになってしまう。 常に部下の意見に全く耳を貸さず独断専行なのもどうかと思う。そして何よりも、原子炉事故発生以降、明らかに人命を軽視し、軍の威信や利益を守ることを優先した行動を取りまくってるのがひどすぎる。軍人としては正しいのかもしれないが、観ている方としては腹立たしい。 彼は命がけで原子炉内部に乗り込んで修理してくれた若者を、やれ英雄だ何だとのたまうが、いやいや、アンタ、副艦長が提案したように船を放棄して他国に援助を求めていれば彼らは死なずに済んだだろ?とどうしても思ってしまう。 艦長が無能だったり人命より職務を優先する判断をすることそれ自体見ていて気持ちのいいものではないが、それよりも問題は、そんな彼をどうして、乗組員たちが皆一様に支持し、ついていこうとするのか?そこが全然釈然としない。乗組員たちは「いつ」そして艦長の「どの行動」によって、今まで反目していたのに急に艦長を支持するように変わったの?全然分からない。 乗組員や副館長が最終的に彼についていきます!というのや、軍事裁判で彼をかばうところが、この映画の見せ場なんだろうが、とにかく上記の点が釈然としないから、全く感動なんてありゃしない。 どうしてこんな作りにしたのか、不思議で仕方がない。[インターネット(字幕)] 7点(2021-12-21 20:38:23)《改行有》

10.  シャイニング(1980) 25年前に見て、つまらないと思ったが、改めて見てみた。 やはりつまらない。 何がつまらないか、理由をあれこれ言うより、むしろ逆に、この映画の何を面白いと思えというのか問いたい。 どうというストーリーでもないし。 それに、単純に怖くないよね? なんだ言うても、オノ持ったただのおっさんが追いかけてくるだけだしな。 ラストも、雪の迷路で追いかけっこされても全然怖くもハラハラもしない。 意味もよくわからん。シャイニングって何?あのホテルでは何があったの?その辺は謎だけど、気にするなってことか? 唯一よかったのは、ジャック・ニコルソンが役にガチハマリしてたことくらいか。 キューブリックも大したことないな…と思った。 この映画を持ち上げとけば、いっちょ前の映画通をきどれるくらいしかメリットがない作品。[インターネット(字幕)] 3点(2021-07-13 18:30:58)(笑:3票) 《改行有》

11.  ホテル・ムンバイ 主人公にまるで感情移入できず楽しめない。 ホテルマンが宿泊客を守るという筋書きなわけだけど、その守るべき相手が鼻につく金持ちばかり。 全く「助かってほしい」って思わない。 逆にテロリストの側はいかにも貧しそうだし、善悪は別にして、少なくとも己の宗教に対して誠実そうである。加えて、序盤でそびえ立つビル群を見て「あれはお前たちやその先祖から奪ったものだ」なんてことまで言われる。 これで、観ている人間が「あの宿泊客を守って欲しい。主人公頑張って。」という気持ちになれるんだろうか。 私はなれないし、なので全く楽しめなかった。 断っておくと、何も金持ちが悪いと言いたいわけでもないし、ましてや、テロリズムが正しいなどとは微塵も思っていない。そんないい悪いの話をしてるのではない。 単に物語として、この作りで、主人公や客たちに感情移入できるか?ということだ。 事実に基づいたストーリーなので仕方ない、という意見もあるだろうが、もしそうだとしたら、そもそも題材が悪いということだ。「事実に基づいてる」というのは、全てが許される免罪符ではない。[インターネット(吹替)] 2点(2021-06-27 19:58:40)(良:2票) 《改行有》

12.  アバター(2009) 《ネタバレ》 完全にネイティブ・アメリカンVS西洋人みたいな構図の映画。もともとそこに住んでいた人々には自分たちの住処があり、信仰があるが、それを全く意に介さない「侵略者」がやってきて、それと戦う先住民といった感じ。実際のアメリカの歴史では圧倒的な軍事力の前に先住民はなすすべもなかったけれど、この映画では先住民が「自然の力」に助けられ勝利する。 こんな映画が作られ、アカデミー賞にノミネートされる。今のアメリカ人には、もう自分たちの祖先たちが、決して「開拓者」ではなく、「侵略者」であり「悪」であることを、もうとっくに受け入れているんだなあ、と思える映画。 さて、内容だが、まあベタな勧善懲悪ものと言っていい。ストーリーに見るべきものはない。しかし、映像の迫力でそれなりに楽しめる。 作られた異世界の惑星の生態系、そこに住む人々の文化、人間の近未来の武器や乗り物、そういったものが非常によく作りこまれていて秀逸。 クライマックスの戦いも迫力がある。ラスボス的な悪の親玉の人もいい味を出している。 ただ、どうしても先住民側に感情移入できない自分がいる。理屈では説明できないが、なぜか侵略され、蹂躙される先住民側を応援して見ることができない。そこは何とか無理やり感情移入したので楽しく見れたけれど…。地球から何光年も離れた惑星に人を送り込めるほど科学技術のある人類の兵器が、弓だの槍だののローテクな武器に割とさくっとやられるのもなんだかなあ、と思わなくもない。 アカデミー賞を獲るタイプの映画とは思えないが(実際に獲ってはいないが)、娯楽映画としてはまあ楽しめる映画。[DVD(吹替)] 7点(2021-04-16 11:46:00)《改行有》

13.  ゾンビ・サファリパーク 《ネタバレ》 安っぽいB級ゾンビ映画だと思ったら意外にしっかり作られていた。でも、その程度。お世辞にも褒められた出来ではない作品。 ハイテク&商業主義な巨大企業が裏で非人道的なことをやっていた!…なんて結末はゲップが出るほどよく見るネタで、意外性などあるわけもなく、ただただげんなり。彼氏の裏切りも予定調和。もうちょっとひねろうよ。 ヒロインはヘドが出るような人道主義者で、もはや助かる見込みのない感染した仲間を撃ち殺した彼氏を批判する。その後も各所で綺麗事といい子ちゃんぶりを発揮し、とにかくイライラさせてくれる。 展開はスピーティで、少なくとも見ていて飽きさせなかったのだけは評価したい。[インターネット(吹替)] 5点(2020-11-16 00:27:28)(良:1票) 《改行有》

14.  ジェーン・ドウの解剖 《ネタバレ》 映画のタイトル通り、解剖に焦点を当てたホラー。 人体を解剖するシーンは非常によくできていて、気持ち悪くて楽しめる。 解剖していくごとに次々出てくる謎、といった展開も引き込まれる。 超常的な存在、モンスターの肉体を解剖するなんて今までになかった映画。 ただ、遺体が魔女なんだ、って分かってから後は、平凡でひねりもなく、盛り上がりに欠ける展開であったのが残念。 死体役の人が綺麗でよかったけれど、すきっ歯なのだけは、萎えたなあ。[地上波(字幕)] 7点(2018-11-07 09:23:58)《改行有》

15.  グラディエーター こういう歴史物は、当時の生活の風習とかを映像で見れる楽しさがあって、特にこの映画は金かけて作ってるだけあって、すごいリアルに再現されてて面白かった。でもストーリーは今ひとつ。伝えたいことが伝えきれてない。主人公の家族への思いとか、ローマはどうあるべきかとか、格闘士同士の友情とか、何か色々やってるんだろうけど、全部中途半端で、心に響かない。[DVD(字幕)] 6点(2018-07-12 10:24:43)(良:1票)

16.  ソウ6 《ネタバレ》 今回は、ゲームの内容がとにかく酷かった。 ゲームに「テーマ」や「意味」が何もないのだ 保険審査の男が合計4つのゲームに挑むことになる。で、4つゲームのうち、2つは「助ける人間を選ぶ」という同じ方向性のゲームなのだが、それ以外の2つのゲームは全く別のことを要求される。なので、ゲームのコンセプトがバラバラでチグハグなのだ。この時点ですでにこのゲームにテーマ性が欠如しているのが伺える。 何より重大な欠陥なのは、助ける人間を選ばせるゲームも、女性を迷路から助け出すゲームも、あまりに意味がなさすぎることだ。 というのも、例えば、「誰の命を助けるか?」のゲームでは、結局プレイヤーの彼が、どのような行動、選択をしても、その後の進行に何の意味も影響ももたらさないからだ。独身男と既婚女性、どっちを助けようと、もしくはどちらも助けず無視して先に進んでいようと、彼のその後の命運に、何か違いが生じていたのだろうか? 女性を迷路から助け出すことについても、彼女が助かろうが死のうが、それがその後のゲームの結果に何かプラスもしくはマイナスに働いたのだろうか?どちらもNOとしか言いようがない。 何をしようが結果が変わらないゲームに意味などあろうはずがない。 保険金を出すか出さないかで、結果的に命の選別を行ってきた彼が、リアルに命の選別をさせられる、というのが面白いはずなのに、何故それをうまく活かせなかったのか。 ソウと言えばメインとなるゲームにはいつも何かしら重要な意味があったはずだ。それなのに、一体どこをどう間違ったら、今作みたいな何の意味もないクソゲーになってしまったのだろうか? さらに、ゲームの最後で大きくずっこけることになる。ラスト、あれって、時間制限に間に合わずに檻に入れてなかったら、彼は死なずに済んだのではないの?そんなのでいいの?妹も何のためにかっさらってあそこに閉じ込めたんだ?いる必要なくない?なんか、穴だらけのゲームだな。 全体の筋としては、徐々に明らかになる謎や、今後この連続作品にどう決着をつけさせるのか楽しみが膨らむ部分があったが、今回はゲームの内容がひどすぎる。これは駄作行き。[インターネット(字幕)] 6点(2018-05-26 07:18:29)《改行有》

17.  ターミネーター3 《ネタバレ》 前作2でクソ生意気だったジョン君が、今回は純朴そうな青年になっており、大変よかった。同じく前作で説教臭くて鬱陶しかっただけのサラコナーなんかは登場すらしなかった。前作との比較になるものの、不快度指数が下がって素晴らしい。 話題の女ターミネーターは、不気味でうまく演じてると思う。 前半のカーチェイスシーンは圧巻の迫力。ターミネーター同士でトイレで肉弾戦するシーンもハートにビンビン来た。しかし、肝心のクライマックスの部分ではすこし盛り上がりに欠けたのが残念。 結末はいい。実は二人を生きのびさせるための核シェルターだったとか、世界に広がっているネットワークこそが破壊すべき母体だったとか、結局世界が救われないで核の雨が降り注いだりとか、意外性があってよい。しかし、今回、ついに世界が核によって壊滅してしまったようだが、これで次回作なんて作れるのか?あるとしたら核で荒廃した世界が舞台になるのかねえ。[地上波(吹替)] 7点(2017-12-26 00:15:49)《改行有》

18.  それでも夜は明ける 黒人奴隷は可哀想だね、奴隷や差別はよくないね、っていうだけの何のひねりもない映画。 小学校とかの時、体育館に集められて見せられた反戦映画と同じ作り。その反戦映画でも可哀想な戦災孤児が出てきて、とってもとっても可哀想。だから戦争はダメなんだよ、って結論になる。まんまこの映画と同じ。これじゃ教材ビデオを見せられているようなもんだ。 いや、教材ビデオとはいえよくできてるとは思う。実際見てたら、本当に主人公を含めた黒人奴隷は可哀想で仕方がない。奴隷制度なんてひどいなと思う。主人公には感情移入するし、ブラピに助けてもらって悪徳主人のもとを去る時はスカッとするし、心から良かったなと思える。 でもさ、お話としてこれでいいの? あまりに話がベタすぎやしないか? ○○が可哀想→だから△△はよくない というもはや、やりつくされて、手垢がつきまくった手法をただそのままやっただけ。 それじゃあダメだろう。 これがアカデミー賞っていうのも、わかりやすいなあ。黒人差別とかそういうのを扱えばこんなベタなのでも作品賞とっちゃうのだとしたら残念だ。[DVD(吹替)] 6点(2016-07-23 22:32:59)《改行有》

19.  ムカデ人間 悪趣味というか、グロでスプラッターで直視できない。 とにかく気持ち悪い。 話としては、猟奇的犯人が被害者を追いかけたり、警察に追いつめられたりというありふれた展開。 3人つなげてムカデ人間というキモいインパクトと、合体前にどうやって結合するかを説明するシーンの恐怖感だけは評価するが、あとはどうでもいい。[DVD(字幕)] 4点(2016-06-17 01:02:49)《改行有》

20.  ゼロ・グラビティ 登場人物がたったの2人というのが面白い。おまけに一人は途中でいなくなるので、後半はずっと一人。孤独な宇宙を表現してる(?)・・のかもしれない。 余計な前振りもなく、物語の序盤からいきなりアクシデントが発生。そこからずっと息を呑む展開が続く。全編1時間半と言う短さもあいまって、はじめから終わりまで一気に見れる感じ。映像も迫力がある。宇宙ならではの表現を随所に散りばめ映像としてのリアリティも高い。 男が主人公に見せる優しさ、主人公が持つ死んだ娘への思いなど、人間ドラマの部分があるが、全部、ベタだし薄っぺらい。が、そこはおまけ程度と考えて目をつむりたい。 ISS、中国の宇宙船と2つの船を渡り歩いて地球に帰る・・というのは「流石に無理だろ!うまく行きすぎだ!」というツッコミもあるが、まあ多少のリアリティも目をつむりたい。 消火器の推力で宇宙船を目指すというアイデアもよかった。[ブルーレイ(吹替)] 8点(2016-03-10 01:51:01)《改行有》

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