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【製作国 : オーストリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. アイダよ、何処へ? 《ネタバレ》 国連の紛争現場での悪戦苦闘ぶりを描いた映画は、ほかに「ノーマンズランド」がある。 国連も人道的に有意義なことをいっぱいしているだろうが、 やはり映画が取り上げるのは、こういう過酷な現状である。 映画は、紛争現場の国連の動きの中で、なんとか正気を保とうとする 女性を描いてる。 きついな、と思ったのは、セルビア人との関わりの証拠を処分する中で、 夫が3年半の間、紛争の記録をつけた日記すら処分していたことである。 歴史は、このような戦火をかいくぐれなかった記録が膨大にある中で、 わずかに残った記録から形づけられているのだろう・・[DVD(字幕)] 7点(2023-02-25 23:23:23)《改行有》 2. 悪童日記 《ネタバレ》 女性というのは生きていくうえでのホッと一息つける存在のように思いますが、戦争になったら、女性も嫌らしさを前面に押し出してくる。そんな描写が続きます。このことが僕には戦争は嫌だなぁと痛感させられました。日本のアニメなどでは親は迎えに来てくれて当然、絶対自分を守ってくれる存在のように描かれますが、ここではそんなに包容力のある大人は出てきません。ジブリのような作品ばかりではなく、こんな作品も感受性豊かな頃に観ておく方がいいかもしれません。そして当たり前ですが、人の死が身近になる。どんどん周囲の人が死んでいく。最後の二人の双子の別れは、あれはあの子たちの死を意味するものだと思いました。つまり全員、死んでしまった、そんな鑑賞後の絶望感が心に残った映画でした。[DVD(字幕)] 7点(2016-11-26 19:48:32) 3. 愛、アムール 《ネタバレ》 ハネケだもんなぁ。気が滅入るのは覚悟の上。でも、最後「えぇ!?」って。あまりレビューでは触れられてないけど、映画の冒頭、奥さん個室で一人静かに亡くなっていたよね。じゃぁあの旦那さん、奥さんを「ベティブルー」みたくしちゃった後に、きれいに寝室に寝かせたん?で、最後の「コート着ないの?」は、彼の夢?妄想?幻想?まぁそう取るのもアリだけど、奥さん、あれで死ななかったんじゃない?とか考えると、この夫婦、もの凄いな、て事にならない?そうなると最後の娘さんの一人部屋で何かを想ってるのは人間についての深い考察ってことにならない?だってパルムドールだよ?もし普通の解釈だったら、これって「アイリス」+「ベティブルー」だよ?まぁ教養の敗北ってテーマが賞取らせたのかな?俺の鑑賞力不足かな?も一回観よっと(笑)[DVD(字幕)] 7点(2014-05-17 10:42:11) 4. アイガー北壁 《ネタバレ》 氷壁ものにはずれなし!ということで近所のレンタル屋の店員に薦められて観た。良かった!でもラストの非情さに真実をベースにした話ってきついね、と思った。[DVD(字幕)] 7点(2013-04-28 06:04:58)
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