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【製作国 : ユーゴスラビア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ライフ・イズ・ミラクル 日常のなかの戦争、戦争のなかの日常。ユーモアとシリアスが共存する相変わらずのクストリッツァ節だけど、ラストがちょっと弱かったかな。ただ、隣り合わせで住んでいたはずの人々が「民族」の名の下で殺し合う戦争のなかで、敵も味方もいろんなものが通り過ぎていく線路とトンネルが指し示す意味はとてつもなく深い。分断を描いた『アンダーグラウンド』とは対照的なメッセージを感じました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-10-12 17:59:43) 2. アンダーグラウンド(1995) 映画館でみて、監督・脚本のエミール・クストリッツァの想像力のパワーに圧倒されました。ユーゴスラビアの現代史を、こんなかたちで描く事ができるなんてと驚愕したことを覚えています。ブラックユーモアと政治的なメッセージの絶妙なバランス。ふざけたマルコのキャラと悲惨な戦争や民族分離のコントラスト、そして美しく印象的なラストシーンまで、「映画」の持つ力を見せつけられました。10点(2004-03-08 18:06:14)(良:1票)
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