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コメント数 894
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自己紹介 ハリウッドのブロックバスター映画からヨーロッパのアート映画まで何でも見ています。
「完璧な映画は存在しない」と考えているので、10点はまずないと思いますが、思い入れの強い映画ほど10点付けるかも。
映画の完成度より自分の嗜好で高得点を付けるタイプです。
目指せ1000本!

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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  2046 《ネタバレ》 ウォン・カーウァイの集大成であり、『欲望の翼』『花様年華』に続く3部作の完結編でもあり、そして記念碑的迷作でもある。前2作にリンクする要素があるため、既に鑑賞していた自分はそれほど混乱しなかったが、ただ右往左往して結論を出せない主人公が己の苦悩に酔っているだけだった。前作でしっかり描いている以上、何らかの形で決着をつけて欲しかった。気負いすぎて、じっくりと煮込み続けた果てに取り返しのつかないものが出来てしまった感じが残る。ちなみに当時予告編でバンバンやっていた近未来SFとキムタク要素はほとんどない。[DVD(字幕)] 4点(2018-05-03 23:13:48)

2.  憎しみ 《ネタバレ》 希望と豊かさを求めてフランスに来たはずが、社会の隅に追いやられ、親の貧困を引き継いた若者たち。いつ放たれるか分からない弾丸のように、鬱屈が全編を充満している。今や移民抜きでは国家が成り立たないのに、「郷には郷に従え」の極端な解釈が断絶を発生させる矛盾。発展のため、都合の良いように扱い、切り捨てていく白人主体のグローバル社会のなれの果てが今日も亡霊のようにフランスに憑依しているのは周知の通り。日本も決して絵空事ではないのだ。幸せになるためが経済のためにすり替わっていないか? 当時25歳のカソヴィッツ監督による瑞々しさが、同世代の若者を覆っている残酷さをより強調させる。[ビデオ(字幕)] 6点(2017-09-11 19:07:49)

3.  ニュー・シネマ・パラダイス "映画の魔法"というものがあるなら、正にこのことだろう。数少ない村の娯楽であり、情報源であり、外界への扉でもあった映画館と、映画と共に育った村人たちの悲喜こもごもが一体となった共有感が郷愁としてスクリーンに宿っているようだ。娯楽の多様化で時代に取り残され映画館が廃れていくさまは、テレビ、ビデオ、DVD、ネット配信といった飽和した映像の歴史そのものである。しかしながら、如何に形態が変わろうとも、良い作品は何十年も残る。たとえミーハーが群がるだけの娯楽大作だとしても、一部の批評家しか絶賛しない高尚な芸術映画だとしてもだ。全ての映画に捧げた例の結末は反則としか言いようがない。[DVD(字幕)] 8点(2017-07-03 19:33:31)

4.  ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版 《ネタバレ》 監督からすれば強い思い入れがあったのだろう。その思いが強いほど、説明過多に詰め込まれたエピソードの数々が映画全体のバランスを破壊し、集束しないままラストの感動がぼやけてしまう。ストーリー的にある意味リアルかもしれないが、キスシーンを検閲でカットするように行間があるからこそ、いろんな解釈が生まれて面白いはずなのに。劇場公開版の感動を無に帰してしまうほどの破壊力で、逆に完全版を見ていたらダメージが少なかったかもしれない。良レビューに「大は小を兼ねない」というコメントがあったが、長ければ良いって訳ではないことをこれほど実感したものはない。[DVD(字幕)] 5点(2016-11-10 22:11:32)(良:1票)

5.  ニーチェの馬 ミニマリズムの極致。色のない荒涼な写実主義絵画を延々と眺めるようなもので、ギャラリーに歩み寄らず(悪く言えば媚る)、むしろ「無から何かを感じ取れ」と歩み寄らせるスタンスだから、粗製濫造の娯楽映画に浸かりきった大衆が拒絶するのも無理はない(仕事に疲れ切って何も考えたくないから、劇中の父娘と同じようでダブる)。反面、今日評価されている芸術に対して、何も疑わず追従する大衆もいるという矛盾。ゼロベースから形を変えて、後世に影響を与えているのならその価値はあるかと。物質主義も精神主義も棄てた先にある答えを、後世の人たちが見つけるかもしれない。そういう意味でのタル・ベーラの遺作。[DVD(字幕)] 5点(2015-12-07 19:11:50)(良:1票)

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