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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ベティ・ブルー/インテグラル<完全版> 《ネタバレ》 「ベティブルー」再見。 煮え切れぬ青年が、1人の女性の愛を受け、徐々に愛に生きる男性になっていく。 欲望の愛が、純愛へと昇華していく。 しかし、事件は起きる。 期待した妊娠が陰性だったため、二人は落ち込む。 この時に、この青年の地金が強く出てきてしまう。 女装して、犯罪を犯すのである。 この青年が、ベティに会うまでにどんな人生を送ってきたかが、ほのかに匂いとれる。 そしてベティは自分の目をえぐり、精神に破たんをきたしてしまう。 そして青年は、ベティがボロボロになるのを耐えられず、殺してしまう。 これは確かに二人の純愛の部分だけを描いているので、愛の映画とは言える。 しかし、この青年のベティに会うまでが描かれていないため、観客は「愛のすさまじさ」と しか見れない演出になっている。 これで本当の愛を描いたことになるのか? それでもベネックスが傑出した映画監督であることは間違いない。 いい映画だった。[ビデオ(字幕)] 8点(2018-07-21 13:53:11)《改行有》 2. ベルヴィル・ランデブー 《ネタバレ》 おぉ!レベル高!カーチェイスの動きなんか、「紅の豚」と同じ!不安になってチェックしたら、「紅」の方が先に創られてた。良かった!ジブリ信仰は守られた!この映画、デフォルメの極地のキャラクターなんだけど、存在感あるんだよなぁ。あぁいるいる、こんな感じの人。どこの国の母ちゃんも子どものためなら、何歳になろうが、どんなとこでも助けにやってくる。マフィアだろうが、大都会だろうが、子どもが小さい時と同じ感覚でやってくる。母親にとって、いくつになっても、子どもは子ども。じわ~ときた。鑑賞後、おふくろの寝顔をしみじみ見てしまった(笑)[DVD(字幕)] 7点(2013-04-14 22:47:21) 3. ベトナムから遠く離れて 「ナパ~ム!」と街中で叫ぶ父親の姿が痛かった。もし自分に子どもがいて、愛する妻から「あんたはどっち!?」と言われて、仕事もリストラに怯えなきゃいけなくて、さらに子どもに勇気ある姿を見せなきゃいけなくなったら、ああするしかないかも・・・[ビデオ(字幕)] 6点(2011-08-08 23:34:59) 4. ヘカテ 《ネタバレ》 愛と狂気は裏表?偉そうな事は言えないけど、こういう話はいいですね。主人公の男性が魅力がなかったのが残念。もうちょっと可愛げがあれば、女神も微笑んでくれたんじゃないかな?[ビデオ(字幕)] 6点(2008-11-28 02:19:38)
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