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プロフィール
コメント数 1991
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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141.  もうひとりの息子 《ネタバレ》 これは是枝監督の「そして父になる」と見比べると、興味深い。「そして」は福山雅治演じる父親の成長譚だった。一方、こちらは、子どもたちが二つの家族の間を交流し、そして人間的にまた大きくなるという内容だった。しかも子どもを間違えた二つの家族には、パレスチナなどの民族問題が混じり、とても政治的に表現が難しいだろう内容なのに、この映画では、子どもたちがそんな問題お構いなしに、二つの家族の中で、ドンドン自分から交流し、この家族が結びつくという話だった。これを見て、自分は日本の若者だったら、どうだったろう?などと考えた。もっと悩み、暴れて、ひどいときは犯罪まで犯しそうなほど、弱い。日本の映画だったら、間違いなくそういう内容になるだろう。現実はともかく。中東はアイデンティティが骨太だ。日本は組織では強いが、個となると、弱いのかなぁ?などと感じた。[DVD(字幕)] 8点(2015-01-18 14:34:12)

142.  ガッジョ・ディーロ 《ネタバレ》 これは定住民族の道徳などで解釈してはいけない映画だ。映画の本来持つパワーをこの映画で感じた。異文化の映画に触れる体験の面白さこそ、文化の持つ意味ではないか。後半の牢から出てきた息子の悲劇と、ジブシーの間の排他性は結びついてるのかもしれない。ジプシー民族は分からない。でもそれに触れて、自分も何かを感じた。それは主人公のパリっ子と同じなのかもしれない。[DVD(字幕)] 7点(2015-01-10 21:45:12)

143.  肉体の悪魔(1986) 《ネタバレ》 タイトルがただ同じのエロ映画なのかと思っていたが、いちよこれも原作はレイモン・ラディゲなんだね。戦後すぐのジェラールフィリップのヤツは昔、観たけど、タイトルから想像する内容にしてはあまりにも純で、若かった自分はちょっと拍子抜けした感もありやんした。しかし中年盛りを過ぎた今、某レンタル屋の発掘良品で観た本作は、まさにタイトル通りで、うんざりする程の肉感ぶり!体内生理に正直な年上女性と、体は大人の子どものボクとの密室での情事を、それはもうエロティックに観せる。発掘良品の締めはエロであったかと思ってしまった(笑)。彼女は、奔放な彼との情事の果てに、「文化」を脱ぎ捨てたくなる自分に気付き、最後の彼の「文化」っぷりに、涙を流すってな話でしょうか。しかしなんだね、このような映画で映画青年が道を誤らなければいいが・・とも思ってしまう自分の「枯れ」具合に涙が出るが、これは映画のような別れの予感の涙じゃないのだ。[DVD(字幕)] 6点(2014-10-19 00:45:58)

144.  大人は判ってくれない 《ネタバレ》 題名が良すぎ!映画が好きなら、この題名だけで、いつか観れる日をワクワクするだろう。そして自分は今日観てしまった!しかし、平成になる頃、やたら目にした不良モノに慣れてると、この素朴さにはがっかりしてしまう。あまりにも素朴な悪っぷり。こんなん比べると、「ワンスアポン・ア・タイムインアメリカ」のような、店に火をつける悪戯とか、無茶苦茶ぶりは恐ろしい。(ありゃギャングの子供時代だったけど)でも、そうだよ!映画って観る人への影響考えたら、この辺で止めとかなきゃ。そしてこの辺がやはり現実味あるよ。「恐るべき子どもたち」なんてタイトルの映画だって、内容はカワイイものだった。でも子どものワルって、この辺だろうけど、大人はきつくお仕置きしないと、やがては人も殺しかねないからね。あっちとこっちの世界の差は、始まりはこんなもんだったろう。でも教師って職業は、やはりサービス業ではなく、子どもとの格闘技をする仕事だよ。子どもに媚びるようじゃイカンでしょ。それにしてもラストの少年の寂しさ。ジ~ンと来ます。この映画は女の子が出てないのが、アカン。救いがない。[ビデオ(字幕)] 7点(2014-10-15 05:49:39)

145.  あこがれ (1958) 《ネタバレ》 いやぁ~、短いけど面白かった。汚れなき悪戯?でもサドルの匂いを嗅ぐのは、女性にきつくお叱りを受けそう・・。憧れの君、でも自分には届かない。そんな気持ちが人間を厭らしくする。年齢は関係ないね、この辺の歪み方は・・。[ビデオ(字幕)] 7点(2014-10-15 05:36:17)

146.  過去のない男 《ネタバレ》 アキカウリスマキ、不況映画の真骨頂。どんな時でもこの世には男と女がいる。そこしか居場所がないのなら、悪い人じゃないなら、何とかなるし、帰るとこがあれば、帰ればいい。それだけのことだ。辛いときには、ここでも音楽がポイントとなる。日本でも、このような映画ができる下地はあるんだろうけど、創られないのは何故?社会派なんか創んなくていいから、魂の作品を創ってよ!日本の作家さん![ビデオ(字幕)] 7点(2014-10-04 23:03:30)

147.  17歳(2013) 《ネタバレ》 何が言いたいのか分からない・・。映画には事態が無茶苦茶になって笑う映画と、無茶苦茶になった状況の人間をなぜそうなったとか、どう立ち直るとか、見据える映画がある。これは、一見後者だが、やはりフランソワオゾンは破滅に向かってるのかな?というのが正直な感想。前から、何か哲学めいたことを言いたげな演出する監督だったが、思わせぶりなだけな気がしてきた。はっきりしてるのは、シャーロットランプリングがお気に入りだね~ってとこだけかな?オゾン君にはベルトリッチ先生のような深みは出せないだろうなぁ(笑) そんなことより、俺はこの主人公役の女優の今後が心配だよ。こんなエロい場面をここまで演じさせて、堅気の女性じゃ耐えられないよ!!責任とれよ~![DVD(字幕)] 5点(2014-09-30 01:06:34)

148.  エレニの帰郷 《ネタバレ》 テオアンゲロプロス監督は、この作品では、時間軸で物語を組み立てて分かりやすくした方が良かったのではないか?いい作品なのだが、主人公と孫が同じ名前なので、分かりづらい。しかもウォレムデフォーが息子だということが中盤まで分からないため、冒頭の二つの物語が何なのか、観ている方は関心持って観るが、結局主人公の息子と言うだけで、特に物語にサスペンス性も持たずに終わるので、却って観ている方を混乱させるのだ。しかし、難点はその点だけで、とてもいい作品だ。ロシアからの出国の際、しぶる祖父に孫が歌を歌って、未来に向かって生きようと諭されるところや、主人公のユダヤ人の友人が最後の船の場面ではカメラの演出が心情を表してて、堂々たる演出が見られて、未完の3部作とはいえ、見事な巨匠の遺作と言える。[DVD(字幕)] 7点(2014-09-20 19:07:35)

149.  街のあかり 《ネタバレ》 アキカウリスマキのような作品って、なんで今の日本でできないんだろう?ここまでのワルっていないからかな?日本は女性がしっかりしてるからね。それにしても、どこの国も最後のセーフティネットは女性なんだね。もうラストは涙が出ちゃった。[DVD(字幕)] 8点(2014-09-20 13:16:52)

150.  ハンナ・アーレント 《ネタバレ》 2014年夏、書店などでチラチラその名を見かける女性政治哲学者ハンナ・アーレント。自分も彼女についての新書を1冊買った。その読書の理解が進めばと、この映画に期待していた。観終わって、残念な気持ちがした。新書を買って、損したとも少し(ほんの少しです)思ったが、何より誠実な思索者であることができる彼女は、恩師ハイデガーの軽率な行為のために、思索の迷路に入り込んでしまい、死ぬまでさまようのである。彼女はそれでも思索をやめず、恩師との対決も辞さない。しかしかつての大思想家(?)ハイデガーは、自分のことをベラベラしゃべるだけの爺さんだった。映画の最後の彼女の講義は迫力があった。それは彼女の孤独な闘いが静かではあるが、凄まじいものであったことを伝えている。彼女は最後言う。「何が過ちなのか言えないのよ。」ここに彼女の「悪とは何か」についての出発点があり、そして最終地点でもあったのだろうと僕は思った。人間であること。それが危ういとき、思索は何とか繋ぎ止めることに一役買えること。かつての同僚たちは皆、彼女に厳しかったが、僕は彼女は立派な人間だったと思う。そしてこの孤独な闘いに挑む彼女の周りにいる、女性友だちが皆とても魅力的に思えたのが、映画的に良かった。今の日本の世相が考えることを放棄しているのは何故?そしてそんな時だからこそ、人間であるために思索が役に立つとも言っているのか・・。やはり本を買って良かったぜ、とここまで来て、やっと思えた。「人間じゃない貴方。思索なさい。じゃないと・・・」とこの映画は言ってるのかもしれない。[DVD(字幕)] 9点(2014-08-07 04:52:06)

151.  甘い生活 《ネタバレ》 華々しいスターの交遊を見ていた記者のマルチェロは、自分もデタラメになり、最後一気に爆発する。「甘い」生活を見ていても、仕事と割り切んなきゃ・・。スターの周りって生活破たんする人、多そぉ~。怖!。[ビデオ(字幕)] 7点(2014-06-23 11:49:10)

152.  恐るべき子供たち 《ネタバレ》 面白い。嵐の二宮くんかエマトンプソンに似た、このお姉さんにくぎ付け。彫刻のような美しい顔、表情。これぞ演劇では表せぬ、映画ならではの芸術性。もうこんな時期に、こんな完成度の高い映画があったなんて・・。今の映画作家が苦しむわけだね。ベルトリッチの「ドリーマーズ」を観てて、思い出した。弟を想う姉のもう離せないくらいの動かぬ愛。ベルトリッチはそこに現代の裸の表現を入れたのだけど、薄汚い作品に仕上がり、結局、愛の映画に裸はあまり必要ないと思わされた。それほどまでに、白黒のこの芸術作品は観る者に美とは何かと思わせる。[DVD(字幕)] 8点(2014-06-22 02:27:21)

153.  危険なプロット 《ネタバレ》 先生、教職と言う仕事なのに、趣味に走りすぎてる(怒)。生徒にとっても不幸な展開だぁ~!・・・しかし、この先生にとって文学とは「中流階級家族への覗き」って意味しかないじゃんよ。[DVD(字幕)] 7点(2014-06-21 04:01:46)

154.  愛・アマチュア 《ネタバレ》 ハルハートリーって面白いね。某レンタル屋の企画でようやく地方にも彼の作品を観る機会ができた。「映画」らしさを追及するあまり、人間描写が粗いとこもあるのが惜しい。でも面白いタイプの作品だよね。一見、二つの話が交差する結末なのかと思いきや、まったく違う展開で、粋なラストのセリフで締めくくる。結局、観客ってその人物がどういう人なのかって事よりも、どう話が締めくくられるのかってとこが気になるんだね。それに気づかされた。「シンプルメン」ではカメラを引かない距離で、一気にラストまで話を持って行ったけど、ここでは冒頭から街のある場所を見せる。へぇ、ハルハートリーってこの映画ではカメラ引くんだって思ってたら、それが重要な場所だってことが分かる。いやはや、この監督、なかなか頭のいい監督だって思わされた。なんで、もっと作品、日本に来ないのかな?[DVD(字幕)] 7点(2014-06-13 05:03:16)

155.  いとこ同志 《ネタバレ》 少し女性の描き方が粗いかな?シャブロル初鑑賞。中々うちの地元のレンタル屋にはシャブロル、ないんだよねぇ。やっと見つけたのが、この「いとこ同志」。う~ん、なんか所詮、人生こんなもんって感じがして、やだったなぁ。要領いい奴は、女も人生も手に入れ、要領悪い奴はとことんダメ、って状況で、さぁ落とし前だ!と思って、話を追ってたら、なにこの落とし前のつけ方・・。ちょっと映画っぽくて、映画なんだけど、でもこんな映画は映画じゃない、なんてブツブツ思ってしまう。[DVD(字幕)] 7点(2014-05-31 13:44:48)

156.  ブライト・スター/いちばん美しい恋の詩(うた) 《ネタバレ》 裏切り、裏切られて、人間関係がタフになる前の、女の子が大事にしたいような、はかなくも強い愛の話。ちょっとしたとこに女性監督らしい演出が見られる。ジェーンカンピオンはようやく素直な話を創れるくらい、強くなったように思える。[DVD(字幕)] 8点(2014-05-24 21:24:43)

157.  愛、アムール 《ネタバレ》 ハネケだもんなぁ。気が滅入るのは覚悟の上。でも、最後「えぇ!?」って。あまりレビューでは触れられてないけど、映画の冒頭、奥さん個室で一人静かに亡くなっていたよね。じゃぁあの旦那さん、奥さんを「ベティブルー」みたくしちゃった後に、きれいに寝室に寝かせたん?で、最後の「コート着ないの?」は、彼の夢?妄想?幻想?まぁそう取るのもアリだけど、奥さん、あれで死ななかったんじゃない?とか考えると、この夫婦、もの凄いな、て事にならない?そうなると最後の娘さんの一人部屋で何かを想ってるのは人間についての深い考察ってことにならない?だってパルムドールだよ?もし普通の解釈だったら、これって「アイリス」+「ベティブルー」だよ?まぁ教養の敗北ってテーマが賞取らせたのかな?俺の鑑賞力不足かな?も一回観よっと(笑)[DVD(字幕)] 7点(2014-05-17 10:42:11)

158.  ミルドレッド 《ネタバレ》 子どもと遊ぶ年配の女性。はてな、ど~っかで?そう、倍賞千恵子さんに似てるなぁと思った。彼女にもこんな役、やらせてあげたいなぁ。ジーナローランズ絡みで、「グロリア」みたいな役も・・(「霧の旗」があったか、などと思ってしまった)さて、この映画。子どもが下手に楽しそうな演技をしないのが、逆にリアリティ。有名な映画だったので、最近の名画DVD化ラッシュの中で、レンタルされてるのを見つけたときは嬉しかった。内容もいい。信頼してた友情を破られた後の、ジーナの孤独。孤独に敏感なトラックの運転手。そして一人で自由に生きていこうとする彼女の後姿。あれは友情を見つけに希望をもって、旅立つ彼女の姿だ。でも完璧主義な彼女の希望は叶うだろうか?最後、この町に戻ってきて、彼女が幸せになる、なんてラストの方が僕は好きだけどなぁ。[DVD(字幕)] 7点(2014-05-05 01:42:48)

159.  昼顔(1967) 《ネタバレ》 「シェルブール」のカトリーヌ嬢が何でこんな役をやることになったか・・。この前作、ポランスキーの「反撥」もかなりの役だったもんね。混乱してる監督には、このような女性は、怒りを感じるのかな?この作品はブニュエルの混乱ぶりが分かって、観る方としては複雑な気持ちだった。う~ん、映画史上有名な監督ではあるけど、俺はいいかなぁって感じ。[ビデオ(字幕)] 5点(2014-04-19 14:57:36)

160.  ジェリーフィッシュ(2007) 《ネタバレ》 エドガーケレットって女性監督なんですか? 自分はこれは男性の感性じゃないな、と思ったんですけど。映像の暗さも、男性監督ならもっと器用にこなすと思いました。死の匂いがするとこは、イスラエルが舞台ってこともあるんでしょうね。[DVD(字幕)] 6点(2014-02-10 06:02:44)

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