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1. オーシャンズ
《ネタバレ》 字幕でみるんじゃなかった。吹き替えに比べ情報量が少なく、大半の画面の生物の名前すらわからない。素晴らしい映像に静かな音楽、安眠を誘うヒーリング映像になってしまう。吹き替えか、「ナレーション字幕」をおすすめします。あと、後半は不快になるだけなので飛ばしていい。生きるために漁をする人々を一方的に悪にするヒステリックな環境保護映画のタイトルがちらつきます。[DVD(字幕)] 5点(2010-07-11 09:55:30)
2. 8人の女たち
揃いも揃っていい女優ばかりで、それだけで贅沢な気分。可愛い家にお洒落な服、ピッタリとはまる美しい女性たちを目で楽しみ、閉じこめられた家の中で「一体誰が?」という緊迫した謎解き、しかし殺人という悲壮感は妙に薄いというミステリの醍醐味を堪能し、その上歌まで!踊りも可愛い!映画とミュージカルと推理小説が好きな私にとっては夢のような詰め合わせだった。舞台っぽい非現実感を出したのは正解だと思った。[DVD(字幕)] 8点(2005-08-07 03:51:46)
3. スイミング・プール
《ネタバレ》 シャーロット・ランプリングの心境の変化がとても細やかで素晴らしい。ジュリーに対する軽蔑、嫉妬、愛情(同一化?)といった、絶妙な移り変わりにすっかり感情移入してしまった。(と、同時に、自分もう若くないのだな……と神妙になったりした)物語の謎に関して言えば、あの父との電話がサラに変わったら切れてしまったところで「もしやなりすまし!?」「そしてこれから連続殺人事件が!?」などとすでに妄想が暴走してしまったので、その後の展開は正直ぬるかった。これはミステリ風の味付けで、サニエのあの重力に逆らいまくった驚愕の美乳に翻弄される映画である。ラストは個人的には、作家の妄想説よりも、ジュリー愛人の子供説の方が色々辻褄は合うような気がします。なんとなく、実子がサラとすれ違うとき面識ないような感じを受けたので……。[DVD(字幕)] 7点(2005-08-07 03:31:52)
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