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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  スノーデン 《ネタバレ》 衝撃のドキュメント映画。 見終わった後、しばし放心状態でした。 私のような、お花畑の極楽思想には、インパクと充分です。 スパイ系、IT系好きな人にはたまらない映画ですね。 映画に込められた、メッセージがとても深いです。 視点を変えると、スノーデンはスーパーハッカーです。 それを、お国のためにやると正義となる。 しかし、お国のためってどこまでなのか?! そこにパラドックスが生じます。 世界は、統治する側とされる側に大別されます。 さらには社会もこの構図が存在します。 経済、会社、学校、さまざまなコミュニティに管理する側とされる側があります。 ここに、羊飼いと迷える子羊というか、飼われる羊の絵図が完成するわけですね。 そんな世の中を、孤高の狼スノーデンがスッパ抜いた。 そんなスノーデンは凄い! お国側、統治する側の羊飼いとしての正義、そして大衆という、統治される羊側の正義、その正義の葛藤の中で、スノーデンは「自分が信じた正義」を選んでいく。 スノーデンは群れることをせず、ただ一人決断し実行していく決意が凄い。 同志を集めそうなものですが、そこはCIAでの勤務経験があったからなのか、誰も信じず一人立ち向かう精神力がハンパない。 彼女にすら、その葛藤を話せず、本当に孤独を感じさせますね。 なんなら、彼女との関係に亀裂を入れながらも、貫く精神力は如何程のものか辛かさが伝わってきます。 そんな中、あえてイバラの道を選び進んでいく決意に、共感し難い共感があるから、感動したんだと思う。 統治しコントロールしようとする「羊飼い」にとって、民衆大衆はおバカな「迷える子羊」でいて欲しいわけですね。 そうおバカで、世界の未来よりも茶の間の平和に浸り、今を楽しんでくれてればいいわけです。 その中で、クレーバーな正義の狼が存在することを証明した映画とも言えます。 羊飼い、飼われる羊、狼、こんな構図が見えてきます。 その中にも、詐欺師にシロサギとクロサギが存在するように、ホワイトな存在か、ブラックな存在かにも別れるわけです。 ブラックな羊飼の側面を持つ、アメリカに対して一石を投じたわけです。 これって凄いというか、難易度スーパートリプル級のことをやってのけたわけですね。 そんな感覚を見終わった後、感じました。 狼になろうと、 YouTubeで配信している人 SNSで発信している人 地道に活動している人 たくさんそのような存在はいますが、所詮は羊飼いには敵わない、そう感じさせる世相に殴り込みをかけたわけです。 しかも、一人で。 とはいえ、一流のジャーナリストや、ごく少数の方々の協力もあったわけです。 このような協力者も、賞賛に値します。 まさしく、スノーデンは孤高の一匹狼として、清々堂々と羊飼いに立ち向かって行ったと言えます。 「正義の反対は、相手側の正義」という構図が世の常です。 どちらの、どういう目線で見るのか?! そんな問いも含まれてますね。 このようなテーマを映画化した、オリバー・ストーン監督に敬意を表します。 現代社会に、一石を投じた痛快な映画として私の中に刻まれました。 それにしても、この映画なんか可愛く見えるよなうことが、世界では起こっている・・・そう思えてならないです。[インターネット(字幕)] 9点(2022-02-18 09:59:00)《改行有》

2.  ANNA/アナ(2019) 《ネタバレ》 スパイアクション映画だけど、サスペンス要素あり、ミッションクリアが主題ではないヒューマンドラマという感じ。 アナが自由を手に入れるまでの葛藤が描かれている。 一度足を入れたら、解放されるには「死」しかない・・・そんな設定で任務を遂行し、自由を手に入れていく。 一つ一つのシーンの意味が、回想的に描かれ、謎が解明していく描き方はとてもワクワクさせてくれました。 それと、意外とグロイ。 バンバン容赦なく殺していく、冷酷さが描かれています。 でもどこかリアリティがあります。 実際、スパイの世界ってあんな感じなのかなぁ、と思わせる現実味もあります。 このぶっ飛んでるけど、リアリティがあるというのが、この映画の魅力でもあるのでは。 また見たくもなるけど、ちょっと重いかなぁ。 ラストシーンは、とっても緊張感があります。 そして、助けた人はやっぱりこの人なんだ・・・とちょっと想像できました。 いやぁー、あんな世界ほんと頭良くないとつとまらんですね。 頭がいいというよの、賢いというか、駆け引きというかそういう頭が使えないとダメですね。 絶えず、「命の危機」という状況の中で生活するってすごいストレスだろうな。 普通じゃ無理だね。 同棲してた彼女は、アナにとってどんな存在だったんだろう。 休暇をとってモードとレストランで話すシーンがありますが、その時のアナは素のアナだったのだろうか。 スパイとして、絶えず自分の素性を出せない中で、モードと一緒の時は、素でいられた唯一の存在だったと思う。 食事中に、モードが話しかけるが、アナは上の空でいる。 でもモードはそれに対して、怒ることはしない。 アナの素性は知らないが、唯一の理解者であって欲しい、そんな思いにさせるシーンでしたね。 表向きは、モデルという華やかでキレイな世界、そしてその素性はスパイというとってもダークな世界。 このコントラストが、ドロドロしたものではなく、スタイリッシュな描写に変わります。 おしゃれなスパイアクション、そしてサスペンスもの、ヒューマンでラマものとして男女問わず楽しめますね。 こんな要素を見事に盛り込んだ、脚本がすごいです。 スパイ映画好きの私でも、見応えがあり、テンポもよく飽きさせない展開があります。 この映画の評価の良さを考えた時、スタイリッシュ、サスペンス、ヒューマンドラマ、スパイ要素を見事に盛り込めたところにありますね。 映像にもの言わせてる映画が増えてるなか、やはり脚本が最重要であるということを再確認させられました。[インターネット(字幕)] 8点(2022-01-13 11:27:44)(良:1票) 《改行有》

3.  レジェンド 狂気の美学 《ネタバレ》  「狂気の美学」この邦題に惹かれて鑑賞してみました。率直な感想は「狂気の美学」は感じなかった。クレイ兄弟がすでにある程度の地位を確立している設定で物語が展開しています。なぜギャングとして恐れられその地位を確立したのかが盛り込まれているもののと思っていたのでどうも唐突感が最初からありました。  「美学」という視点でみれば何か透徹したポリシーなりスタンスを感じたいし欲しい。狂気に対する哲学というか「美学」であるいじょう格好良さがそこになければならないのではと思う。ギャングならギャングを貫くポリシーが欲しい。ただの堅気になれなかった暴走男の話になってしまっている。  この手の映画は「ゴット・ファーザー」や「アンタッチャブル」などとどうしても比較してしまう。強いものには強い宿敵が対峙しているもの。そしてその対決が見ものになる。ボスキャラ同士が頭脳戦なりゲリラ戦なり展開する的な要素もあっていいと思う。実話ものでも脚本のピックアップの仕方や描き方のスタンスで何とかなるのではと感じる。剛腕刑事登場でもいいし、手強いビジネスギャグ登場でもいいしなにか見せ場はなかったのかなと感じます。  最後は唐突に殺人鬼に兄弟とも変貌して投獄され終了。  フランシスの葛藤もあまり感情移入出来なかった。なぜだろう。家を出た後レジーとの再開後急に素直になったのでこれはとは思いましたが、それにしても自殺はちょっと唐突感を拭えない。  ダークな世界に限らず色々な世界の描き方はその世界にはその世界のポリシーやスタンスをしっかりすれば「美学」に近づくのでは感じました。[DVD(字幕)] 6点(2017-04-27 00:48:23)《改行有》

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