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1. 愛の風景
《ネタバレ》 こういうゆったりしたテンポで色んな人の人生を見せてくれる映画は好きです。たとえ、牧師といえども、家族を第一に向き合わねば、うまくいかないんですね。牧師さんは野心があるわけでもなく、ただ普通の職業という感じで牧師を選んで、自分へのこだわりで、子供を預かったり、工場の労働者に教会を貸したりします。でも奥さんにとってみれば、何より子供が大事なわけで、そんなこだわりで家族を守ってくれるのかと不安になるのは当然でしょう。最後、こだわりを捨てて、彼は病院の牧師という職業を選びます。そして、奥さんに素直にやり直せないか?と言い、やっと彼は落ち着くのです。良い映画でした。ただ、この映画の最初のレビュワーとして、ピント外れたようなコメントを書いていたら、申し訳ありません。でも、この映画、自分には好感触でした。[ビデオ(字幕)] 8点(2010-03-11 15:45:14)
2. 博士と狂人
《ネタバレ》 最初は、狂人の手伝いによる辞書の編纂で、
主人公の編纂者も狂人になっていくという話かと思った。
狂人の文章読むうちに、壊れていくというような・・
でも違った。テーマは「償い」だった。
ショーン・ペンって「デッドマンウォーキング」でもそうだけど、
一線超えてるけど、女性が心開く犯人を演じるんだよね~
善人じゃないんだけど、何か子どもが微笑むような何かがある。
もうね、狂人を正そうとする医師側が「カッコーの巣の上で」の女医みたいに見えてくるんだよね。
そして、編纂者がこりゃ酷いって、ついには政治家を動かしてまで、それがしかもチャーチルだったりするわけで、
事実の映画化には、びっくりするような展開があるなぁと思いましたね~[DVD(字幕)] 7点(2023-04-15 01:27:05)《改行有》
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