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プロフィール |
コメント数 |
21 |
性別 |
男性 |
年齢 |
54歳 |
自己紹介 |
音楽業界の端くれに居ります。 1970年生まれ 茨城県出身 現在渋谷区在住。 tjの"t"はファーストネーム。 "j"は、敬愛するAntonio Carlos Jobimから来ております。
基本的考えは「ラストサムライ」に2点をつけたレビューに書いてあります。 お時間があればご笑読下さい。
さて近年、 古い 長い 白黒 無声 コンピューター使ってないからしょぼい という「哀しい」理由で 数々の素晴らしい作品を 味わえない、楽しめない方が多い という事態を憂いております
また 「OK!の最低ライン」が 供給する側も受け取る側も「明らかに下がっている」故の悪循環 という事実に アート、娯楽を供給する側として 大きな危機感を持っております
事態を打開すべく 自分が属する音楽業界で 自分に出来る事を細々とやっていきます
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1. シェルタリング・スカイ
これに関しては、淀長さんに感謝です。
芸術家同士が自分たちの愛を試すために、若い男を連れて旅に出る。
男があっけなく死んだ後、女の喪失感。
哀しい、哀しすぎる。
失って改めて気付くパートナーの大切さ。
そして心にぽっかりと空いた穴。
それがあまりにも深いが故に、女の人生はあのような展開に...
圧倒的に美しい映像とともに、哀しさが迫ってきます。
いや、悲しみを伴えばこその、あの美しさなのでしょう。
当時淀長さんはとある女性誌にこう書きました。
「今付き合っている男を連れて行って、退屈だと言ったらその男とは別れなさい」
そんな文章もあって、見栄も張りつつ一緒に映画館に足を運びました。
見栄も時には新しい芸術との出会いのきっかけか。
淀長さんありがとう。
[映画館(字幕)] 9点(2005-11-01 06:27:03)(良:1票) 《改行有》
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