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【製作国 : カナダ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 灼熱の魂 《ネタバレ》 うん?終わって、しばらく意味がわからなかった。・・・が、これは一つの憎しみの負の連鎖を終わらせる解決策のひとつではなかろうか?と思った。もし見間違えて、見当違いの解釈をしていたらスイマセン。僕はこの話は、前のレビュワーの方がおっしゃっているように寓話なんだと思う。このお母さんが憎しみの負の連鎖を断つために、人生を呑み込んだのではないか?と思ったのです。というかこの映画がそういう意図をこめて創られたのではないか?と思いました。同じような話がたくさん創られる中で、このような映画(いろんな思考が感じられる映画)は大歓迎!これからアジアなどでどんな独創的な映画が生まれるのか、とても楽しみです。[DVD(字幕)] 7点(2012-10-11 01:58:03) 2. シー・オブ・ラブ 《ネタバレ》 これは良作ではないでしょうか?面白かった。犯人が誰か?というサスペンスよりも、常に身構えている警察の人間の不器用なラブストーリーだった。同じアルパチーノの「クルージング」がだぶっていたので、猟奇的な犯人像を予想していたが、終わってみれば旦那の嫉妬という普通の事件だった。ラスト、やっと二人が愛の出発点に立ったという話だ。愛の行方がどうなるかまでは教えてくれない。でも感じのいいラストだった。アルの同僚がみな感じのいい人たちで、汚職の絡まない警察の話は素敵だと思った。特に管轄が違うが、タッグを組んだ太った警官は中々いい感じだ。やはり警察は善良な感じでえがかれた方が観ている方も安心して観られるので良い。[DVD(字幕)] 7点(2011-02-04 00:30:33) 3. シルビーの帰郷 《ネタバレ》 女性の細やかな心情が丁寧に描けてると思います。糸の切れた凧のようにふらふらと生きているシルビー。彼女が何故そのような性格になってしまったかは、はっきりとこの映画では言いませんが、何か痛々しく見えます。姉の自殺か、戦争に行った男性のせいか。何が原因なんだろう?シルビーの姉の子どもの二人の姉妹。いつも一緒だった姉妹も、やがて別れの時は来て、いつも自信なさそうに歩いている姉は、シルビーと交流を深め、最後、排他的な町の文化から逃れるように、戻ってくる家のない放浪の旅に出ます。変わった形のアメリカのニューシネマだと思いました。観終わって、寂しさが伝わってきましたが、よくあるロードムービーのニューシネマの寂しさとはちょっと違う。二人のこれから先が暗いものではないからでしょうか?「アリスの恋」のようになればいいんでしょうけど。女二人、犯罪に巻き込まれないといいんですが、などと思ってしまいます。[ビデオ(字幕)] 6点(2008-11-14 02:24:02) 4. ジャンパー 《ネタバレ》 続編を意識して創ったんでしょうね。ダイアンレインやサミュエルジャクソンを使っておいて、このままで終わる内容じゃないですよ。ただ、自分がジャンパーなら、好きな女性の部屋の見える場所に行って、その人を観てるよなあなどと考えました。部屋の中に行こうとは思わない。嫌われるから。でも正直なとこ、この映画、もうちょっとHなシーンがあるといいなあとは思いましたけどね。あと銀行で大金、盗んでくるような人間が主人公なら、ちょっとお仕置きのあるラストでないと、映倫にひっかかるでしょ。[DVD(字幕)] 5点(2008-10-23 17:14:50)
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