|
1. タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら
最初に出てくる大学生グループが主役と見せかけて、途中で出てくるモブキャラのおじさん二人組が実は主役という意外性。
この映画はおそらく先入観に捕らわれる事の危険性を説いているに違いない。
いくら見た目が怪しいからといって、殺人鬼と勘違いしたら大変な事になった話。
とにかく、面白いように人が死ぬ(笑)
グロいんだけど何故か笑っちゃう。すれ違いコメディ×スラッシャーホラー。
特に笑えたのが、タッカーがチェーンソーを振り回しながら蜂から逃げるシーン。「悪魔のいけにえ」もびっくりの戦慄(笑)
チェーンソー好きには特に勧めたい作品。[インターネット(字幕)] 8点(2019-10-03 07:31:37)(良:1票) 《改行有》
2. たかが世界の終わり
人は相容れないものだ、例え家族であろうと。
この映画は家族についての物語であり、一人の人間の絶望と再生を巡る旅についての物語である。
人それぞれ考え方が違うのだから、必ずしも理解してもらえるとは限らないし、表面上は仲が良いように見えても、それは衝突を避ける為に敢えて取り繕っているのかもしれない。
人との関りは絶妙なバランスのもとに成り立っているのだ。そのバランスが崩壊した時、人はどうするのか。
この物語の主人公が選んだ道はあまりに寂しい・・・そう思った。[DVD(字幕)] 8点(2017-09-05 22:03:15)《改行有》
|