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プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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評価順1234567891011

181.  メイズ・ランナー 《ネタバレ》 初IMAX鑑賞です! とりあえず映像や音声美に魅せられるところから始まりました。 映画のほうはと言うと、気になる点がいくつか…。まずあの状況を違和感なく受け入れてる人間が多すぎる。自分としてはどっちかと言うと主人公の言う疑問は当然のもののように思えるし、「そりゃそこ気になるよね」と同調したくなるものばかりでした。そういった「当然の疑問」に対して聞かれるたびにイライラする「先輩」たち。自分的にはそんな「先輩」たちのほうが不自然と感じました。 あとは「メイズ<迷路>」について。内側の村エリアからは壁に登れないって話でしたけど、メイズの中にはすっげえ生い茂ってるツタがありましたがあれで上に登るのは可能だったのでは?と思ってしまった。まあ登ったら登ったで段差とかもあったのでしょうけど。でもあんな構造のメイズなら上に登って脱出って意外と現実的なプランのような気もするが…。むしろ観てる側としては「あれ?やんないの?」って感じです。 しかしこれ3部作ってことですが、この第一部の使い方がちょっともったいない気がします。この第一部のメイズの世界観は個人的に好きだったんですが、一部だけで終わっちゃいましたね。ラストはなんか『バイオハザード』的な終わり方で次のメイズがどうなるのかも、そもそも次もちゃんと「メイズ」してくれるのかと不安になる。せっかくあそこまで良い設定とロケーションだったんだから、いきなり第一部で「メイズ全解明!!」といかなくてももっとやり方があったのではと思ってしまう。うーん、もったいない。 今回は「実験場Aサイト」ということで、次回は「Bサイト」や「Cサイト」の生存者たちとまた新しいメイズに挑むのですね。 世界観や展開は好きなので、次回作もまた観ようと思います。 でもいつになるんだろう・・・。[映画館(字幕)] 6点(2015-06-01 01:14:51)(良:1票) 《改行有》

182.  ヒルズ・ハブ・アイズ2 《ネタバレ》 今回は食人鬼VSフル武装の軍人ということで、軍人側の負けは無いだろうと高をくくっていましたが、軍人側が割りとヘッポコである事とか食人鬼の地の利を生かした戦法などで戦いは五分五分に。たくさんある岩の隙間から不意に出てくるのかと思うと確かに怖い。あの丘に上った時点で終わりだと思った。そういう意味では前作より『ヒルズ・ハブ・アイズ』してると思う。 でも中盤からはグダグダかな~。洞窟に入ってからなんて食人鬼のテリトリーなんだからもっとやりたい放題になってもよさそうなものを、むしろそこからのほうが軍人側有利になってるように感じた。食人鬼も思ったより数はいないのだろうか。そのへんがあいまいで結局最後まであいまいなまま。ラストもお決まりの次へのヒッパリ。どうせなら『バイオ~』シリーズみたいにゾンビの群れVS銃を持った軍人たちってほうがスッキリ楽しめた気がしないでもない。落とし穴とかちょこちょこあって、ぶっちゃけそんなんいいから早く進め!って言いたくなる。 「ナポリ」君は結局最後まで「ナポレオン」で通っちゃいましたね。[DVD(字幕)] 5点(2011-03-01 15:09:15)(良:1票) 《改行有》

183.  ソウ2 《ネタバレ》 この度『SAW』シリーズを制覇する決意をし、ただいま第二作目。 前作ではさながら脱出ゲームのような、限られた空間・限られた範囲で手がかりを探しヒントを探し、脱出手段を探すというものでしたが、今回は家一軒丸ごとを範囲としてしまったため、前回ほど知恵を絞る要素が無かったのが残念です。前作では死体のテープレコーダーひとつをとるのに、やれシャツを脱ぎ、やれバスタブの栓をつなげてようやく取れるという工夫が必要だったのに対し、今回は行き当たりばったり的に罠にはまったりヒントを得るのが前作から比べると結構な違和感でした。まあそれも含めてこれはジグソーじゃなくてアマンダがやりましたよ、ってことなんでしょうか。罠や人選の設定に対する深みの無さもそう考えれば納得です。 しかしこのシリーズはある意味映画界に革命をもたらしましたね。それまでも怖いだけの映画ならいくらでもありましたが、まさか「痛い」映画を作る人が出てくるとは。このシリーズの創始者は仁侠映画か北野映画でも観たのだろうか。どこらへんからインスパイアされてこんな痛い映画を作ろうと思ったのか。いやはや頭が下がります。少なくとも映画界に「痛い」映画という新ジャンルを作ったのですから。その功績には脱帽。ま、観る人をかなり絞る映画ですがね。 2011.06.03現在の点数分布; 『SAW』→8点 『SAW2』→6点[DVD(字幕)] 6点(2011-06-04 01:15:21)(良:1票) 《改行有》

184.  キス・オブ・ザ・ドラゴン 《ネタバレ》 「キス・オブ・ザ・ドラゴン」。あっ、そういう意味ね。意味がわかってすっきりはしたんだけど、それをタイトルに持ってくる意味はあったんだろうか?それにしてもこの映画、アクションがたくさんはいっててうれしいのはもちろんやけど、それと同時にはじめてアクション以外に針術を使うジェット・リーがなにかいつもと違う感じがして妙な高揚感があった。ってゆーかかっこいいわあジェット・リーは。すごく彼はお気に入りの役者なんだけど、彼のでてる映画で高い評価が出せるものはなぜか無いんだよねぇ・・。ほんっとに好きなんだけどね彼のキャラは。監督がダメなのか?ストーリーがダメなのか?この映画は他のジェット・リーが出てる映画より比較的多くアクションがあって楽しめたので他より断然おすすめですね。一番お気に入りのシーンは警察署内でリチャード(チェッキー・カリョ)の部下の双子とリュウが対決するとこですね。あのマトリックスばりのカンフー的緊張感、大好きです♪7点(2004-03-31 00:32:25)(良:1票)

185.  スノーホワイト(2012) 《ネタバレ》 オリジナルの白雪姫からかなりのアレンジを加えられた本作。元が童話なのでファンタジーな作りにすること自体はいいと思うのですが、アニメではなく実写でもって映画を作るのであれば実写なりのリアルさは求められる。そういう点で見た時、個人的には「ファンタジー」ということにあぐらをかいた説明不足な展開が多数あったことが気になりました。なぜ王子のキスでなくいわばスラム街出身の若者のキスで目覚めたのか。「彼も実は王家の血統だったの!?」とか話の途中でいらん憶測が飛び交って集中できなくなりました。グレタも最後なぜか蘇ってるし・・・、じゃあ他の女性もみな蘇ったのだろうか?そういう風な思考の止め方をさせる映画。 他にもRavenna(=シャーリーズ・セロンさん)の名前はraven=黒カラスからきていると思うのですが、そうまでして色を強調する割に対比となる白雪姫には「白」の描写はほとんど出ない。むしろ赤のほうがフィーチャーされていたが『スノーホワイト』としてそれはどうなのか??主役のクリステン・スチュワートさんも彼女が持つ雰囲気は白雪姫ではないように思われる。ギラギラした目つきのセロンさんに対して、こちらもどっちかというと目力が強いスチュワートさん。対比させたいなら白雪姫にはもっと柔和な人を選ぶのではなかろうか。しかもこの白雪姫、笑わない。出てる映画がそもそもダークな雰囲気の多いクリステン・スチュワートさんですが、表現の幅が少ないように思う。もっと文字通り彩のある演技を見せてほしい。 そんな、「ちょっと足りないな~」という印象の中、飛び抜けていたのはセロンさん。老いを止めるために半狂乱状態で若い娘を欲するなんて、それでなくても気乗りしないであろう役柄をもう完璧なまでに演じ上げています。下手をすれば現実の世界にまでリンクしかねないこんな比較キャスティングをものともせず輝いていたのはやはりセロンさんでした。実際は何歳なんだろう。少なくともクリステン・スチュワートさんより魅力的に映りました。 あと、ファンタジー素材として使ってきたトロールや妖精なんかも・・・あれ要るの!?妖精はどこか『LOR』シリーズのアレみたいだし、森の中の○○神様みたいなのに関してはシチュエーションと言い『もののけ姫』に酷似というかまるっきりそれでした。なんか残念な作品。[DVD(字幕)] 5点(2012-11-27 10:28:17)(良:1票) 《改行有》

186.  ウルヴァリン:X-MEN ZERO 《ネタバレ》 今までのX-MENシリーズでは一番良かったかも♪序盤、多様な能力を持ったミュータント集団がどっかの組織に殴り込みをかけるシーンはかなり盛り上がった!!(が、アクション映画としてはそこが作品の最高潮だったかもしれない、汗)。でもカタナを使うアクションが入ると、アメコミ映画が途端にアジアンムービーの雰囲気が漂います。気のせい?? キャラクターとしては、まずウルヴァリン。さすがに"Origins of Wolverine"(ウルヴァリンの起源)とまで謳っているだけあって彼を輝かせる内容になっています。今まではどうしても彼の見所について、<不死身=やられシーンが多い><鋼鉄の爪が出る=アクションとしては地味>という見方しか出来なかったので。ドラマを交えて、ウルヴァリンに感情移入できるようになっています。個人的にもっと使って欲しかったのはガンビット。ゲームでも最も使い込んだキャラでもありますし、彼がチョイ役程度にしか出されなかったのは大変遺憾。韓流の銃男なんてどうでもいいからもっとガンビットのアクションが欲しかった。 兄役で出てきた彼はやっぱりセイバートゥースってことでいいんでしょうか。シリーズで出てきてたセイバートゥースとあまりにも違いすぎるので・・・。まあ後で作ったこじつけってたいていそんなもんですけど。サイクロプスは意外と良い使われ方をしてましたね(笑)能力パクラレたけど。[映画館(字幕)] 7点(2009-09-15 10:29:48)(良:1票) 《改行有》

187.  パラサイト 半地下の家族 《ネタバレ》 道路から半分下がった位置にあるこの家族の半地下の住居。それを見たらなぜか『マルコヴィッチの穴』の「7と1/2階」のことを思い出しました。あと『天気の子』の須賀さんの事務所兼自宅もこんな感じだったなーとか思いながら鑑賞を始めました。のっけからパラサイト全開。よその家のWifi乗っ取ったり、乗っ取ったWifiでメールチェックして動画見て、それでアルバイトして・・・。あんなふうによそのWifiに乗っかるってたまに日本でも聞くやつですけど、そういうのは韓国でも同じなんですね。そういう文化の相似点とか相違点を知られるのは面白い。 「半地下」で細々と暮らす一家の息子に、偶然息子の友人から紹介された裕福な家の家庭教師のアルバイトの話が舞い込み、それをきっかけに半地下一家は徐々にその裕福な家へのパラサイトを始めていく・・・といったあらすじ。息子→姉→父→母までの寄生ルートはうまく出来ていて見ていてなんだか爽快でした。元家庭教師のミニョクが言っていたように、奥様はとても「シンプル」。ずっとああいう恵まれた環境で暮らしてきた人なんだなと背景を推察できます。ややトントン拍子に行き過ぎるきらいもありますが、そこは映画なのでご愛敬。 カメラワークにもなんだか引き込まれました。引き込まれるようなところはだいたい物語としてはなんでもない、ただ携帯をいじってるところであったり階段を下りてるところであったりするんですが、なぜか見入ってしまうところがあり、世界観と合っていたんだなと思いました。 ただの寄生ストーリーから後半は元家政婦と地下室の男が深くかかわる展開になっていきます。個人的には、「有名建築家の家の隠し部屋」とか「そこに住んでる謎の男」とかそういう要素が大好きです。それがまた「パラサイト一家」ともうまくマッチしていましたね。純粋に面白かったです。[地上波(吹替)] 9点(2021-01-10 14:01:43)(良:1票) 《改行有》

188.  フローズン 《ネタバレ》 何が起きても「自業自得」の一言で個人的には少し冷めた気持ちで観てしまう内容でした。 何より一番気になったのは、キャストたちの行動の不自然さ。リフトからもっと良い脱出方法があるだろというつっこみは多分わたしがしなくても他の方も思われてる事だと思うんで言及しませんが、私は彼らの防寒対策が中途半端な事が一番気になりました。本当に寒いならふつうは手袋の付けてない手は無意識にでも袖に引っ込めるだろうし、ジャケットは一番上までジッパーを上げ、カメみたいに顔は引っ込めていたくなります。でも彼等はそんな素振りもなかったので、「所詮作りものだな」という目で鑑賞してしまいました。あの寒さの中でズボンの中で用を足すとか、考えられないし。あまつさえそのまま寝たりしたら凍りついて張り付きません??なんか重箱の隅をつつくような批判ばかりで申し訳ない。気になったので。 しかしシチュエーション・サスペンスとしては魅力があり、『オープン・ウォーター』のような、話に引き込まれる状況は良かったと思います。あとは丁寧な作りこみでこういう映画は化けると思いますが。自分的にはこういうのは大好きなので、今後も期待したいと思います。[DVD(字幕)] 5点(2011-01-08 21:54:22)(良:1票) 《改行有》

189.  ソーシャル・ネットワーク 《ネタバレ》 ストーリーはfacebook創設者マークが告訴されたという展開をベースに、合い間合い間に回想シーンをはさみながら展開していきます。こういう「実話に着想を得た」ストーリーは事実と脚色の区別が分からないので個人的には嫌いです。 しかし、鑑賞までfacebookに対して思いを巡らせたことはほとんど無かったのですが、著しく対人能力に欠ける人間が作り出したコミュニケーションツールのSNSと言うところが皮肉的で面白い。私自身mixiをやっていた経験があり、一時期それにのめりこんだ時期もあったのでfacebookの爆発的な広がりもかつての自分を見てるようで面白いものでした。 また、パンフレットの表紙にも興味を惹かれました。そこには"You don't get to 500 million friends without making a few enemies."とあり、意味は「一人の敵も作らずに5億人の友達なんか作れないよ」ということです。これは創設者マークへの戒めなのか、SNSを利用する全世界の人たちへの警鐘なのか、それともその両方なのか。 映画のラストで5億人の社交場を仕切る大金持ちの男が一人の女性のリクエストを待ち続けるというシーンは、巨大SNS=facebookのまさに光と影。現実とネットとの壁を感じました。 個人的な結論を言わせてもらうと、全体的にはあまり面白く無かったです。結局監督などの製作側は「facebook創始者の等身大」を描きたかったのか、「SNSの光と影」を描きたかったのか、またそれらでもって何を伝えたかったのかがわからなかったので。個人的には、「現実の人間関係を大事にしよう」と言われてるように思いましたが、どうでしょう?[映画館(字幕)] 4点(2011-01-24 11:08:32)(良:1票) 《改行有》

190.  16ブロック 《ネタバレ》 一度目は途中で寝てしまいましたので、改めて先日鑑賞した上でのレビューです。初回が中途半端だったとは言えさすがに二回目ともなると内容の理解もスムーズにいけて良かったです。 さてその内容のほうですが、刑事ものドラマとしてはとても面白いものだったと思います。おそらくは過去の不祥事のために自暴自棄になっている刑事ジャック(=ブルース・ウィリス)、同様の不祥事をある意味では肯定しながら今なお汚職を続けるフランク刑事(=デヴィッド・モース)。同様の事件に関わりながらも全く正反対の結論を出した二人が、期せずして新たな汚職事件に関わるとき物語は動き出します。 タイトルに対してツッコミをするなら、『16ブロック』というのはこの映画には合わないですね。当時『60ミニッツ』とか『24』とか数字をタイトルに持つ映画が多かった背景もあるかと思いますが、物語において大した意味を持たないものを主題に持ってくるのは正直どうかと思います。宣伝もそれに準じたものになっていただけに、それを期待して鑑賞する人にとっては致命的だったかもしれません。そんなことを意識しなければ充分楽しめる刑事ドラマです。 あと、エディのイントネーションは耳障りですね。寡黙なジャックと対比的に描くための表現の一種なのでしょうが、ちょっと聴覚的にしんどいものがありました。 そんなマイナス要因はともあれ、キャストは魅力的なものだしバスジャックのシーンも良かったです。特にエディがおびえる女の子に話しかけながら場を和ませるシーンは観ているほうもどこかホッとする気がしました。個人的に好きなキャストですが、デヴィッド・モースは悪役でも良い役でも名俳優ですね☆なぜ今までに一度も助演男優賞にノミネートすらされてないのかが大変疑問。せめて彼をノミネートしない限り私は今後もオスカーの審査員を信用できないでしょう。[DVD(字幕)] 7点(2009-10-21 17:34:55)(良:1票) 《改行有》

191.  エクスペンダブルズ 《ネタバレ》 すごい昭和テイストな映画でした・・・(笑)銃乱射、爆発、男の友情、女への情け。もう、なんか最高☆劇場のオープニングクレジット見るまでは知らなかったんですが、まさか監督までスタローンだったなんて!!その時点でどのような映画か6割くらいの予想はつき、その予想は見事に裏切られることはありませんでした(笑)良い意味でね。 しかし消耗品軍団、消耗しねえなあ。人材も体力も無尽蔵じゃねえかよ。誰も死なないし。個人的に鑑賞前から注目していたのはジェット・リーさん。しかしチビチビ言われて昇給ねだるだけのチビ野郎で終わってしまいました(爆)数多の映画で体重差の壁をことごとく跳ね返してきた彼ですが、ついに本作でその伝説も打ち砕かれました。 そしてそして、かの隕石から地球を救うヒーローとカリフォルニア州知事は、、、、、えぇっ!?って感じでした。あまりにも豪華キャスト過ぎるし、まさかなと頭の片隅くらいでは覚悟してたんですが、そのまさかでした。 でも最後の「やつは大統領の座を狙ってる」という現実にリンクしまくりなセリフにはちょっとウケてしまった(笑) そしてアクションシーンで一番盛り上がったのはやはり、「死の飛行」!!機銃掃射くらいじゃパッとしねーなぁとか思ってたら、ガソリンぶちまけて火の海作戦とは!!!派手さにたまげました。てゆーかどこが偵察??ガッツリやりきってんじゃねーか。 監督が彼だとわかった時点で昭和のアクション映画だと思って鑑賞しましたので、細かいストーリー云々には一切クレームいたしません。筋肉男達の自己満足映画で良いと思います。だって観てるほうもなんだかんだ言っても楽しいんだから。 最近こういう男(スタローン?)臭い映画がめっきり減ったように思いますので、これを機にもっともっと消耗品映画が増えていくことを願います☆[映画館(字幕)] 7点(2010-11-09 00:08:15)(良:1票) 《改行有》

192.  コン・エアー 《ネタバレ》 これをレンタルビデオ屋で借りてきた直後に実は金曜ロードショーでやることを知って・・・、その時点でかなりテンションは下がったんですが一応観ました。 やっぱりこの手のアクション映画は気楽に楽しめて良いですね♪敵味方がはっきりしてて、観ているほうもどっちに肩入れして観ていればいいのかわかりやすくて。けっこうニコラス・ケイジってその手の痛快アクション映画によく出没する気が。。。 ただ少しキャストに魅力が少なかったように思う。Poeは妻を守るために殺人を犯してしまったわけだが、結果獄中生活を送ることになり、なんだかすっかりおとなしく刑に服してしまって。。。もっと「自分は無罪だ!!!」とアピールして欲しかったな・・・。あんまりあっさり服役されてしまうと、「牢獄生活も仕方ねえか」って諦めてるように見える。 ラーキン?だったっけ。彼はどこかもうひとつな印象を受ける。ケビン・スペイシーもそんな感じだけど、なんか見た目がさっぱりしすぎてて、全然インパクトがない。 その点ジョン・マルコビッチは良かった。まさに主役のニコラスを食ってしまう勢いでインパクト絶大!!役どころはともかくとして、そのインパクトは忘れようにも忘れられないものがあります。俳優として大事なことですよね。 だいぶ昔にも見ましたが、この映画のおかげで"convict"=「罪人・犯罪者」って単語を覚えられたのが思い出深いです(笑) [DVD(字幕)] 5点(2007-02-18 02:57:11)(良:1票) 《改行有》

193.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》  『蝶の羽ばたき程度のちっぽけなことが影響して地球の裏側に台風が起きることもある』というカオス理論からタイトルが”The Butterfly Effect”なんでしょうが、時間を遡って別に枝分かれしてる平行世界に行こうとする行為は、カオス理論ではなくパラレルワールド的な考えにしか思えなかった。。。ドラ○もんじゃん。カオス理論をテーマにしたこの映画ですが、本質は真逆にあると思う。ケイリーを自分から遠ざけるためにひどいことを言ったりしていましたが、それこそカオス理論の観点から見れば、その幼いときから大人になるまでにいくらでも未来を変えることは起こり得たわけで、あんな思い通りに未来が変わるわけない。映画のテーマと真逆のことをやってるなとちょっと感じました。  単純にストーリーは嫌いではありません。と言うより、むしろ好きなほう。まあ言ってみれば映画の中の話しだしうまいこといって当然なんですが、未来っていくらでも変わる、または変えられるもんなんだなということが沁みました。そして同時に、作中いくつかの未来にそこからはもう這い上がりようのないようなシチュエーションのものを見て思ったことがあります。ムショの中とか、堕落しきったケイリーとか。それらを見て、道を誤ることの重さも痛感した。映画の話ではないですが、たとえば車の運転にしても安易な気持ちで乗ってると一瞬でこの映画の未来のようになり得るんだと、そう思いました。人に薦められて観た映画ですが、普段の生活の大切さを学んだ気がします。 [DVD(字幕)] 6点(2006-09-08 00:46:56)(良:1票) 《改行有》

194.  パッション(2004) 《ネタバレ》 い・痛々しい・・・(> <) ←こんな風に思わず目をつぶりたくなったシーンが山ほどあります。なんかこういう映画を観てしまうと宗教ってなんのためにあるのかほんっとわからなくなりますね。人にとっての心の拠りどころや安息を見つけるために宗教って存在してるはずなのに、反対にそれぞれの宗教で異端とされるものは安息どころかこんなふうに扱われるのかと、すごく複雑な気分で観ていました。 「どうしても宗教なんてものが存在するなら全てまとめて一つの宗教にすればいいのに」と誰かが言っていたのを思い出しました。実際、そうすることで宗教戦争などが無くなり、無駄に命を散らす人などがいなくなるなら本当にそうなってほしいと思います。口では「命ほど尊いものは無い」とかいいながら宗教戦争とかあり得ないでしょう。自分勝手な解釈ながら、映画を観ながらずっとそんなことばかり考えていました。 話としては、ユダの裏切りからどういう経緯でゴルゴダの丘に磔にされるに至ったのかや荊の冠などが映像として見れて勉強でき、とても満足しています。でももうちょっとキリストについて勉強しとくべきだったかな・・・。 娯楽映画とは程遠いものですが、誰だって名前ぐらいは知ってるイエス・キリストについて深く知るいい機会ですし、一見の価値ありです☆ 6点(2005-01-27 11:08:44)(良:1票) 《改行有》

195.  ファニーゲーム U.S.A. 《ネタバレ》 製作者の意図がはっきりとわかる作品。観てる人を楽しませるとかスッキリさせるつもりなんかさらっさらないですね。ここまで徹底的にやられると潔いとさえ思う。その首尾一貫した姿勢に脱帽。 かなりネタバレますが、最後の最後まで救いようのない話でしたね。人よりは多く映画を観てきた自負はありますが、こんな展開でやられたのは初めて。どこかでハッピーエンディングへと話がシフトしていくんだろうという自分の予想を完全に裏切ってくれました。救いようのない話というだけなら他にもいくらか思い浮かびますが、ここまで淡々淡々と、特に大きなBGMも無く、シーンによっては10分近くノーカットでゆっくりと見せ続けるという手法はある意味で新鮮でした。 おそらく大方の人が上述の私のように、どこかでどんでん返しがあると思っていたと思います。それが全くない。最後まで犯人たちの思い通りに進みきったというサスペンス。 この作り方からもわかるように、この映画は観てる人を真正面から挑発しています。いきなりカメラ目線でこっちに喋りかけてきたり、仲間が殺されても話そのものを巻き戻して無かったことにしてしまう始末。映画を通して「どうだ、気分悪いだろう??」って言われてる気分でした。 でも世の中で起きる犯罪なんて本当にこんなものなのかもしれないと思わされました。カメラ目線や巻き戻しは別にしても、こんな風に犯罪者に踏みにじられるだけ踏みにじられて終わってしまう犠牲者だって現実はいるんだろうなと、そんなことを思わせられてしまった。 ある意味私には革命的映画でした。受け入れられない人もたくさんおられるかと思いますが、映画好きな人ほど観てみてほしいと思います。[DVD(字幕)] 8点(2012-09-14 14:20:53)(良:1票) 《改行有》

196.  アントマン 《ネタバレ》 かなり久しぶりの映画鑑賞になってしまい、最近のストーリーとか映像技術についていけるだろうかと一人で勝手に心配しながら観始めた本作。結論から言うと結構見ごたえあって楽しかったです。ぜひ3Dで鑑賞したかった。 ドラえもんのスモールライトよろしく、「人間が小さくなれたら」っていうのは想像を掻き立てられますね。何かの物体の内部に入り込んだり、どっかに忍び込んだりなどメリット(?)もいろいろ考えるんですが、小さくなったらなったで怖いこともたくさんあるわけで・・・。そういう意味では最初のバスルームでのアントマン化が一番印象的でした。小さくなった主人公視点で見た浴槽って怖いですよね。「もしこれで風呂にお湯でも張られた日には・・・」とか思ってたら案の定水攻めに(笑)アントマントレーニングでの蟻の巣訓練も、あれ自分だったらトラウマで入口入れないわってくらい怖い。そういう体験を疑似的に高技術のCG画像で体験できたのは素直に感動でした。 さてここまで「小さくなった人」視点でいろいろ感想を書きましたが、この映画で一番面白いのは「アントマン目線ではすごいことになってるけど、普通サイズの一般人視点で見ると・・・」の部分をとてもコミカルに描いているのが秀逸だと思います。アントマンから見れば巨大な列車に轢き殺されそうになるシーンも、普通の人から見れば機関車トーマスのプラモが走ってるだけ(笑)とか、羽アリに乗ってアドベンチャー!と思えば普通視点ではただ虫が「プーン」って飛んでるだけとか(笑) キャスティングも満足!いきなりマイケル・ダグラスさんが出たときはびっくりした!『サウンド・オブ・サイレンス』以来だわ。 あと、エヴァンジェリン、リリーさんにも感動。と言いつつ、終盤まで彼女だと気付けなかったのですが。「どっかで見たことあるなぁ・・・」程度だったのですが、エンドクレジットでようやく(笑)。 外観が『LOST』や『リアル・スティール』での印象と大分違ってたのでわかりませんでした。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-07-25 10:34:49)(良:1票) 《改行有》

197.  スフィア 《ネタバレ》 これは久しぶりに見た駄作でした。 なんだろう。話を大風呂敷しきすぎて後で収拾つかなくなった感じでした。 ミステリアスにしすぎて逆に話が全然わからんかった。 これでも理解しようと思って2回見たんだけど・・・。 誰がいつスフィアに入ったのかどうかも途中までかなりあいまいだし、どうやってスフィアが考えてることを現実化してるのかという説明もストーリーの中に全く無く、ただ宇宙から来た不思議なものですからそれが可能なんです。って言ってるようにしか思えなかった。 ようするに話に背景が無くて表面だけのかなり薄っぺらい映画だったということです。1点(2003-11-07 15:49:13)(良:1票) 《改行有》

198.  ラットレース 《ネタバレ》 途中までは正直、「お金のためにここまでするか?」って思ってたんだけどあのラストですんなり納得できました。欲のためのみに動いていた人たちが義に目覚める瞬間、いいですね。見てる最中はほんとにそこがずっと引っかかってたんだけどラストはほんとにすっきりさっぱりしました。コメディ特有のありえない表現も楽しかった。俺もあの車で音速超えて~~! 8点(2003-11-26 11:43:05)(笑:1票)

199.  ウォーターワールド 《ネタバレ》 ちょっとだけ設定がずさんかなとは思った。中盤でヘレンがエノラが見たものを全部絵に描いてしまうのを見て、エノラのことを「鏡みたいな子よ」って言ってるのに、後の方でマリナー(ケビン・コスナー)に対して「あなたが持ってたあの光るものは何よ!?」って聞いてんですよ。・・・それが鏡だよ!!・・ってつっこんじゃいました。あと、エノラがさらわれた後に2人がいちゃついてたのがちとひどいかなと思った。でもまあそれ以外はとても楽しめました☆映画が始まった時に、あのユニバーサルのロゴがだんだん海に覆われて陸地が減っていくのとかがとても興味深い演出でした。その後マリナーが出てきて、ろ過した小便を飲んだのはけっこう衝撃的でしたけどね(苦笑)。海に沈んだ都市もとても味が出ていてよかった。その沈んだ都市と、スモーカーズを倒した後にドライランドに向かう気球のシーン二つが思いっきりオレにラピュタを思い出させてくれました。それがなんか感動してめっちゃジーーーンときました。これ観たのは2回目ですけど、やっぱ2回ぐらい観てみた方が色々こまかいところに気がつけてとてもおもしろいです!8点(2004-05-10 02:22:21)(良:1票)

200.  ポセイドン(2006) 《ネタバレ》  「映画」ということを飾らずに、船体がひっくり返った惨劇の様子をとてもリアルに描写していたのにはびっくりしました。船がひっくり返って船内のバルコニーから床に叩きつけられる人のシーンとか、船内にゴロゴロしている死体などを見ててもどれも生々しくて、子供には見せられない悲惨さが画面から伝わってきます。この手の話の、いつもギリギリまで追い込まれるけど結局助かる、ってパターンはまあ映画なのでご愛嬌。  この映画では単独行動を取ったディラン一行が脱出に成功したわけですが、場合によっちゃ船長の言うようにホールでじっと救助を待つほうが良い場合もある(てゆーか普通こっちのほうが確実) ただし前者の場合、「泳げる」ことが必須条件。しかも息も相当止めておけないといけない。もし自分がこの船に乗っていたら、うん、どっちにしても絶命(^ ^;) 正直オレは水中で30秒もたないと思います、しかも全力で泳ぎながら。  『オープン・ウォーター』を観たときも思いましたが、海って怖いね。水温はむちゃくちゃ低いし、くらげはウヨウヨしてるし、海域によっては鮫もいるし、鮫はいなくても自分の足の下には数え切れないほどの生き物が徘徊してるし、海上ですらこの映画のようなことが起こりえるし。。そんな危険な場所をのんびりとお気楽に進む豪華客船というものが、急に色褪せて見えた気がします。 [DVD(字幕)] 6点(2006-10-13 21:17:00)(良:1票) 《改行有》


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