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プロフィール
コメント数 497
性別 女性
ホームページ http://kuroneco.livedoor.biz/
年齢 59歳

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21.  ショーシャンクの空に この映画と普通のどうでもいいハリウッド系ヒューマンドラマとの違いがどうしても分からん。私には良くも悪くもない、全然印象に残らない映画でしたが・・。3点(2003-06-18 12:17:42)(良:3票)

22.  銀座化粧 《ネタバレ》 友人の「心の恋人」堀雄二にピンチヒッターとして銀座を案内する田中絹代。おいおい、ヤバイよそりゃ。女は友情よか愛情よ、男をとられちゃうよ。なんて思いながら見ていたら、結局は横から出てきた香川京子にかっさらわれた。ハハハ・・。彼女の方が若くてキレイだもんね、リアルな現実だわ(黒猫40才の現実)。でも田中絹代は今まで自分が生きてきた人生に対する自信があるから、これから先も真っ直ぐ前を見て歩いて行けるんだろうなって思わせる。戦後を乗り越えて復興して行く銀座の活気と、一方でバーにやってくる物売りや流しといったまだまだ古い時代を感じさせる人々。シングルマザーとして生きてて「ちゃんと男を見定めないとダメよ」と口癖のように言いつつ「これぞという男には全身でぶつからなきゃ」と、いざとなったら可愛い女田中絹代(子供との約束もすっぽかし・笑)。そんな時代と女の凛としたエネルギッシュさにこちらの背筋も伸びる作品でした。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-04-08 14:01:07)(笑:3票)

23.  運命の女(2002) ダイアン・レイン美しかったなぁ。この手の話はもういいよって思いながらもやっぱ最後まで見てしまうね。私は男と女の関係にはタブーなんて無いと思ってるので不倫は良いとか悪いとかっていう問題のモノではないです。けど、子供はやっぱ可哀想だよね。あの子、なんかいじらしくて可愛かったし。ところでこの映画から得る教訓、それはズバリ「浮気相手と直接対決はするな!」でしょう。人間心の奥底にはとてつもない闇を持っているものでして、突然自分では制御できないような激しい感情に飲み込まれ、思いもよらない行動をすることがあると思う。離婚する気の証拠集めが目的じゃないのなら、尾行なんてするべきじゃないね。5点(2004-06-21 11:56:07)(良:2票)

24.  ひまわり(1970) これぞ映画の王道!何度も見ているのにTVでやっているとまた全部見てしまい、号泣し、スパニッシュオムレツをつくってしまうのだった。8点(2003-05-07 17:13:24)(笑:1票) (良:1票)

25.  タクシードライバー(1976) 10代の頃この映画を見た印象では狂ったデニーロが恐ろしくて、「タクシードライバー」のトラヴィスと言えば危ないキ印の代名詞と思っていた。ところが昨日20年振り位に見て思ったのは、「なんだトラヴィス。思ったほど狂ってないじゃん。」ってこと。彼は「汚いモノを俺が掃除する!」に気持ち持っていったけど、私は無視してるだけ。それが単に長年慣れ親しんだ私のやり方だから。結果はどうあれ彼の行動原理は実にすっきりしていると思うな。8点(2004-01-26 18:11:20)(良:2票)

26.  浮雲(1955) 高峰秀子と森雅之が一緒に歩くシーンが何度も出てくるんですけど、その際、高峰秀子が言う「私たち何処にも行くところがないのよね。」ってのが2人の関係を象徴しているように思いました。2人一緒の未来ってのをお互い想像できないんですよね。終戦と同時に終わってしまったと、2人共分かっているのに新たな人生のビジョンを描けない。恋愛だけでなく敗戦で人生全てに於いて抜け殻になってしまった2人と言うのを感じました。↓【大河内伝次郎ノ介】様ご指摘のように森こそが人生の目的と思い定めてしまっている高峰が哀れで・・。今なら女が一人で生きて行く、或いはシングルマザーと言う選択肢も十分アリなのになぁって。なんで子供堕胎するよー?私なら大喜びで絶対産む。そんで男なんか捨てる!一方で私もこれくらい一途に全身を投げ出すべきだったのか?とか自らを反省してみたり。まぁとにかく映画に凄く引き込まれちゃって、2人と一緒にこっちも悩だりで、その濃密さに映画が終わっても暫くはボーゼンでした。ホント、スゴイ映画です。9点(2005-03-08 12:14:03)(良:2票)

27.  アバウト・ア・ボーイ 音楽担当のBadly Drawn Boyが好きなバンドなのでサントラだけは持っていたのだけれど、映画は敬遠していた。だって「男版ブリジット・ジョーンズ」なんて言われて見る気するかぁ?しかしまぁ意外と良かった。印税生活の気持ちは分からないけど、私も都会の一人暮らしが長いのでヒュー・グラントの気持ちはわかる気がする。ひとりで居ることに慣れてしまうと例えば家族とかそう言うことに現実感が持てなくなって来るんだなぁ。すーっとそっちに行っちゃうんだから、これはとっても危険なのだ。ラストはお約束ではあるけど、まだまだ予断を許さない感じがさりげなくて良かったし、Badly Drawn Boyの音楽も雰囲気にマッチしていた。それにしてもヒュー・グラント。たまらん!あーゆー男に私は騙され易いのだ。6点(2004-03-17 12:26:18)(良:2票)

28.  越前竹人形 名竹細工師と唱われた父の死後、同じく竹細工師である息子喜助のもとへ訪れた美しい女性は、父が贔屓にしていた遊女玉枝だった・・。喜助と玉枝の悲劇を描いた本作は水上勉の同名小説の映画化。原作は読んでいないのだが、テーマは運命の残酷さ?或いは「性」と言うものの業の深さか?しかし私はこの映画がなんだか怪談みたいに思えて、ひどく恐ろしかった。宮川一夫が撮った白黒映画では白い部分の質感にいつもハッとさせられるのだが、のっけから真っ白の雪景色である。もうクラクラだ。その美しすぎる映像がどこか幽玄な世界を作り出していて、特に鴈治郎演じる船頭なんて、まるで三途の川の渡し(そんなものがいるのかどうか知らないが)みたいに見えた。多分そんな映画では無いと思う。私の勝手な思いこみだ。しかしよほど印象に残ったのかその夜恐ろしい夢を見た。夢の中で私は子供を産むのだが、その子は頭と身体が別々に私の中から産まれてきたのだった。7点(2004-03-02 15:15:27)(良:2票)

29.  石中先生行状記(1950) 人と人の心が通い合う奇跡の瞬間を鮮やかに描いた映画。「仲たがい」で彼氏の秀一と対立、苦情を申し立てるまり子に石中先生が尋ねます。「で、キミは秀一くんの事を愛していないのかね?」 まり子「・・・・」 石中「どうなんだね?」 まり子「愛していますわ」 石中「どのくらい?」 まり子「この位!(と両手を大きく広げる)」。なんだか心揺さぶられるシーンです。それにしても三船敏郎がメチャかっこいいのでビックリ。椿三十郎やなんかのかっこよさと違って、妙にオンナゴコロをくすぐる、イタリア男みたいなのよ。見た後は素直な気持ちになれそうな優しい映画です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-04-20 14:04:24)(良:2票)

30.  リオ・ブラボー ギターを伴奏にみんなで唄うシーン。泣けた。「私は何でここで泣くんだろ?」ってその時不思議に思ったんですけど、皆さまのレビューを拝見していてナルホドと納得。ウェスタンって男の映画ってイメージですけど、魅力的な女性も多いと私は思います。この作品のフェザーズも意志が強くてキレイでカラダ張って生きててカッコイイ!彼ら3人が唄ったあの歌のように、彼女が待ってる家へ帰るカウ・ボーイの姿が目に浮かびませんか?嗚呼、なんだかたまらなく郷愁をそそる。名作です。8点(2005-01-11 13:42:54)(良:2票)

31.  イマジン/ジョン・レノン ジョン・レノンが死んだと聞いた瞬間のことは今も忘れられない。「冗談だろ?」って感じで暫く信じられなかったっけ。その時からこの映画の発表までには8年の歳月があったワケだが、その頃の私にとってはまだまだ生々しい想い出で涙なくしては見れなかった。確かにジョンは「音楽家」であって「革命家」ではなかった。なので、平和運動に傾倒していた頃の姿は今見ると滑稽に映るし、正義感を振りかざしているように見えるかもしれない。だが、あの時代に何か行動を起こさねばと奮闘した彼の姿勢に私は強く共感する。若さと希望に満ちたデビュー当時、「HELP!」と叫んだ狂乱の日々、消耗し尽くした表情のビートルズ解散時、平和運動を経てハウスハズバンドとしてのもっとも穏やかで幸福そうな毎日。そして季節はひとめぐりし、随分とリラックスした等身大のジョン・レノンとして「ダブルファンタジー」で再スタートを切った矢先の死。この映画は格好良さも格好悪さもひっくるめたジョン・レノンを愛する人々の為のアルバム的映画ではないだろうか。8点(2004-01-13 12:52:40)(良:2票)

32.  たそがれ清兵衛 藤沢周平の作品は読んでいると風景が目に浮かぶ。ストーリーも面白いので読み出すと一気に読んでしまう。けど、例えば池波作品のように「そー来たか!」みたいなガツーン!とブン殴られるような衝撃ってあまり無いように感じる。あくまでも緩やかに、日常から遠く離れることなく、「生活」と言う「のろくさい」部分を常に意識し続けることから独特の作風が生まれるのかも。それを映画と言う短い時間で表現するのは難しい。「生活」を描けば地味で退屈になってしまうし、さりとてそれを端折ってしまえば藤沢作品のもつ味を損なってしまう。この映画はそこんとこギリギリ上手く表現出来ていると思うけど、ちょっとまとまりすぎてて「まんまやないけ」と言うもの足りなさも無きにしもあらず。活字を映像にする時、何かひと工夫が欲しい。それが何かは私には分からないけど。それにしても真田広之は女心をくすぐる。私が世話したいゾ!6点(2004-05-18 12:20:11)(良:2票)

33.  駅馬車(1939) 実は先日恥ずかしながら初めてこの映画を見た。で、見終わって拍手してしまった。これぞ映画の良さが全て詰まった映画じゃなかろうか?赤の他人同士なのに運命を共にすることになるワケありの乗客達の人間模様。風景の広大さとガタガタ揺れる駅馬車の重み。心躍る音楽。存在感のある若きスタージョン・ウェインの銃とロマンス。アパッチ襲撃時の迫力とスピード満点のアクション。そして何よりジョン・フォード映画に流れる人間に対する愛情とその存在に対する力強い肯定に胸が熱くなった。大傑作!10点(2004-03-17 12:42:52)(良:2票)

34.  ガタカ 公開当時派手に宣伝されていたので「どうせツマラン映画だろう」とバカにしていたんですが、先日BS2で放映されたので何気なく観たら想像していた映画と全然違ったので驚きました。私は遺伝子だとかなんだとかって社会的なテーマよりも、何と言っても映像と世界観に引き込まれました。ストーリー的には全然違うけど、「火星年代記」とかあの辺の子供の頃夢中になったSFの雰囲気があるんですよ。現代のSFのようなスピード感が売りじゃなくて、創造と滅亡を繰り返す宇宙の星々を思わせる、どこかロマンチックで哀愁漂う甘い夢の世界。多少目立ち過ぎと言う気がしないでもないけど、ナイマンの音楽の力も大。ジュード・ロウの美しさは失神もの。改めて思う。私にとってのSF映画はアクションじゃなくて、美術が命なんだ。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-06-30 12:37:07)(良:2票)

35.  レ・ミゼラブル(1998) 他人には教えないで、こっそり心の中にしまっておきたくなるような作品。胸を打つ美しいセリフが随所にあるのは、やはり古典ならではかと思います。ジャン・バルジャンが改心したのはキリスト教的な神父の慈悲のお陰ですが、この映画ではあまり「神」が強調されてないあたりが好感もてます。と言うのは「神」と言う絶対的な規範に自分を預けてしまうのはちょっとズルな気がするからです。彼は相変わらず弱い人間で迷いの中にあり、気を許せば楽な道を選んでしまいそうになります。けど、その都度心の中に「銀の燭台」を灯して自分自身に問いかけ、必死で正しいことをしようとするわけです。自らの弱さを努力で克服するこの映画のジャン・バルジャンに私は共感します。(良評価くださった方、ご免なさい。内容少し変更してしまいました。お許しください!)8点(2003-09-16 11:27:43)(良:2票)

36.  ベン・ハー(1959) この映画を初めて見たのはもう30年近く前、TVででした。当時はVTRなど無いワケですから「良かったから何度も見る」というのは不可能で、一所懸命心の中に焼き付けておくのが常でした(カセットデッキが登場してからはカセットに録音して、音を聞きながら場面を想像したもんです)。この作品はそんな私の心に強烈に焼き付けられた映画で、今見てもあの頃の興奮を思い出します。子供の頃見た時には冒険物語としてワクワクしましたが、大人になってからはベン・ハーの自分の人生は自分で切り開いて行く意思の強さや常に自分を裏切らない姿勢に心打たれました。「少年少女文学全集」的なモノを読んで育ったロマンチストには堪えられない映画と言う気がします。10点(2003-07-08 18:17:13)(良:2票)

37.  大殺陣 雄呂血 阪妻版を残念ながら見ていないですけど、雷蔵ファンでサイレントのチャンバラ映画を殆ど見たことない私は、最初雷蔵の初期作品なのかと思いました。彼の顔付きもちょっと違うしチャンバラシーンが昔っぽかったので。版妻版がどんな感じだったか想像つくような気がします。いやそれにしてもクライマックスの千人斬り?(1万人斬り?)は見応えありますねぇ。食べても食べてももやしが減らない味噌ラーメンみたいでしたよ。雷蔵ってこういう影のあるナイーブな男の役が凄く似合うんだけど、一方で「弁天小僧(58)」の爽やかな色男、「影を斬る(63)」の飄々とした色男も違和感無く演じてしまう。実に不思議な俳優です。7点(2004-05-11 11:58:02)(笑:2票)

38.  紳士協定 反ユダヤ主義に関する連載を掲載するにあたり、ジャーナリストである主人公のグレゴリー・ペックがユダヤ人になりすまし、その苦悩を自ら経験することによって差別がどこに存在するのかと言うことを暴いて行く非常にストレートなコチコチの社会派ドラマ。この映画の肝はグレゴリー・ペックではなく、その婚約者の女性にある。つまり、積極的に差別をしていない自分には罪がない、自分はリベラルだと思っている私のような人間である。「沈黙していると言うことは現状を認めていることだ」と言うことをこの映画で教えられた。これは何も差別問題に限ったことではない。例えば選挙。或いは戦争。「自分ひとりが言ったところで・・」と沈黙したなら後から文句言う資格なんて無い。自分も同罪なのだ。7点(2003-03-06 11:22:54)(良:2票)

39.  天使の涙 恋愛の、特に初期段階に感じることがある永遠とも思える一瞬。世界が二人だけになり、自分たち以外は時も人も何倍もの速度で通り過ぎて行くあの感覚が鮮やかに描かれた映画。「全てのものには賞味期限がある。」だからこそ、その一瞬が美しく切ないのだ。 (追記)先日再見したら+1点でやっぱ満点。「恋する惑星」より私はこっちの方が好きだな。「一瞬の永遠」を求めて夜の街を彷徨う孤独な都市生活者達がたまらなく愛おしい。10点(2003-10-08 23:40:02)(良:2票)

40.  日の名残り たまりません。様式美を愛するイギリス好きの私には超ドツボな映画。アンソニー・ホプキンスが執り仕切る優美で洗練された貴族の生活。台所で、食卓で、遊技部屋で、彼が行う様々な仕事にウットリした。BGMがまた素晴らしい(【ともとも】様に同感)。人生の大事な選択って発車のベルが鳴り終わってから扉が閉まるまでの電車のように、ちょっとでも躊躇すれば乗り遅れてしまう。けど、乗ったら乗ったで果たしてそれで良かったのかと自問自答。それでも時は容赦なく過ぎてゆくのだ。この役はアンソニー・ホプキンスにとっての最高傑作だと私は思うなぁ。まさに緩やかに暮れて行く「日の名残り」を存分に味わえる作品。8点(2004-04-05 15:44:31)(良:2票)


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