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プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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評価順1234567891011

41.  孤狼の血 《ネタバレ》 原作既読です。読んだのは映画の後ですが。映画でイメージを作ってから本に入っていくことができました。その上で映画のほうのレビューをしていきますが、原作と比べるとだいぶ大上さんの悪さが誇張されてますね。原作では取調べ中に女とヤったりしないし、ビデオ押収できないからって放火とかしないし。やりかねないキャラといえばそうなのですが、「そこまでやる?」っていうのをことさら強調してる感じはありました。特に、取り調べてる女とヤるっていうのはちょっと不快感。女にだらしないという描写は原作にも無かったので、そこは蛇足というか単に大上さんを汚く描きたかっただけで、警官としてしかしヤクザと繋がりを持って制御するダークヒーロー的に立ち回る大上さんのイメージとはズレていたと感じました。 しかし新米刑事の日岡が大上との出会いからだんだん逞しくなっていく過程は見ていて面白かったしなんだか頼もしく思えた。映画の最初と最後では日岡役の松坂桃李さんの目付きも全然違い、大上の意志を受け継いだようでした。まあそれでも大上のキャラの強さにはまだ届きませんが。日岡が次作でどのように変わっているかが見所になりそうですね。大上のコピーのようになっているか、はたまた違う変貌を遂げるのか。楽しみです。 広島弁のヤクザ語、とでも言うのか、あのしゃべりでしかも嗄れてたりしたら聞き取るまで少し慣れが必要ですね。そういう意味でちょっとついていくのが大変な時がありました。全然話の筋とは関係ないですが、なんだか大学で一緒だった後輩の広島弁がひさしぶりに聞きたくなりました。[インターネット(邦画)] 9点(2021-06-12 14:36:30)(良:2票) 《改行有》

42.  バイオハザードIV アフターライフ 《ネタバレ》 コメントとしては大変辛口に感じる人もおられるでしょうが、今作は人気のシリーズ物と言うことにあぐらをかいた作品だということは否めません。それでも『バイオハザード』と名が付くから観に行ったという方はいっぱいいるんです。それが残念でならない。 そもそも1作目からこの第4作目までで何がそんなに変わってしまったんだろうと考えてみました。やっぱり「緊張感」というものがどんどん失われているように思います。1作目のアリスは記憶も無かったし、ただ純粋にゾンビと言う化け物に驚き、逃げようとする「緊張感」が観客にも伝わったのだと思いますが、もう4作目にもなるとゾンビと言う存在には達観すらしていて、はっきり言って彼らはアリスの視野にもほとんど入っていません。「バイオハザード」というシリーズにおいてはそれはあまりにも投げっぱなしでは無いだろうかと私は感じてしまいました。 最初の時点であれほど恐怖の対象だった「ゾンビ」という化け物は、時が経つにつれて「ただのザコ」扱いになってしまい、もう人なのかどうかすら分からないような化け物ばかりがフィーチャーされる映画はもはやただのモンスターパニック映画。こんなゾンビなら別に『ハムナプトラ』のミイラでも、『アンダーワールド』のヴァンパイアでも別に何でもいい気がする。あくまで「ゾンビ」だから面白いのに。 もし続編を作るなら「人間」VS「ゾンビ」っていう形の『バイオハザード』を作って欲しい。「人間」VS「アンブレラ」ならもう見る価値は薄い。ただの社会派ドラマじゃないか。。。[映画館(字幕)] 3点(2010-09-16 15:11:12)(良:2票) 《改行有》

43.  アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン 《ネタバレ》 この映画を観ながらの私の動き内訳;  「だから何??」とつぶやくこと20回  「意味わからん」とつぶやくこと10回  「イライラするなぁ!!」とキレること5回  「もうつまらなすぎてDVD止めたい」と思うこと3回 てな感じになっております。 これは本当にひどかった。メインの三俳優がそれぞれに自分がやりたかったことを無理やり詰め込んだんじゃないかと思うくらいの感じ。それくらい三人の関係性が乖離してしまっている。無理やり三者三様のストーリーを一つの作品中に見せられて、つながらないわ理解できないわ、はなはだ迷惑である。某富豪の息子で失踪中というシタオ(=木村拓哉さん)、それを探すクライン(=ジョシュ・ハートネットさん)、シタオに女を拉致?され彼を追うドンポ(=イ・ビョンホンさん)、そんなうっっっっ・・・っっっすいつながりを基にストーリーは展開。彼らが交わるのもほんの一瞬。これならキャラ別に別々の映画つくりゃ良かったんじゃないの??出来の悪さに閉口。 そもそもクラインはシタオと同じように失踪した探偵の人を速攻で見つけます。どうやったんだ??それが出来るならシタオもすぐ見つかるだろう、とか思ってたら警察署で彼を発見!!にも関わらずそこでは追いかけもせず、後に街を駆けずり回って探す羽目に。あぁもう、この時点でグダグダ。 シタオはシタオで、ずっとキリスト。事前に彼の特殊能力のフリすらなく、私、ついていけず。トロい??普通ならついていけるレベルなのでしょうか。彼自身の意思が何も見えず、映画の中でキリストごっこに興じる彼も同じく興ざめ。 ドンポ。ぶっちゃけただのマフィア。ある意味この映画では一番まとも。女を愛するし、奪った男に怒りをあらわにするし、一番人間性が見れました。ただ彼もやはり独りよがりな演出。物語の大筋に絡んでこないキャラに過ぎず、彼の必要性は特に見当たらず。 こんなに批判に終始したレビューも久しい。0点も久しい。そういう意味のインパクトという点では近年で最高です。久し振りに底の底を見たいという方はどうぞご鑑賞を。 ※個人的な意見ですのであしからず[DVD(字幕)] 0点(2011-02-02 23:11:54)(良:2票) 《改行有》

44.  アウトレイジ ビヨンド 《ネタバレ》 本作の副題、とでも言うのでしょうか。『ビヨンド』。ご存じのとおりこれは「~を越えて、」「~を過ぎて、」という意味なのですが、私はこれを見て本作に対して、「一線を越えた映画」「度を過ぎた映画」というとても過激なものを観れるという期待を抱いていました。さてそんな期待を持って鑑賞してきましたが、肩すかしをくらったというのが正直なところでした。これならタイトルは『アウトレイジ イージー』でも良い。多くの客層を取り込もうとしたのか、前作を観てない人にも見れるようにしたかったのか、大変シンプルな流れで悪い意味で気づいたら映画が終わってしまっていた。 個人的な感想としては、ヤクザ映画というかなにか政治家の映画を観てるようでした。表向きは組同士協力体制にあるかのようにしながら、裏ではお互いけん制し合い、何なら相手をつぶしてそのシマを乗っ取ろうとしている。組とつながりのない第三者を巧妙に使って相手を追い込むところとかはまさに政治。前作はそういう現代のヤクザと、仁義を重んじる大友組との対比が美しい作品でしたが、本作はその点にやや欠けます。全体的にトーンダウンした感は否めません。これでどこが『ビヨンド』なのかと・・・。 前作からの名台詞、「バカヤロー!」より今回は「コノヤロー」が多かったのも違和感を覚えました。どこか迫力が少ない。あっちもこっちも「バカヤロー」で、しかし色んな意味の「バカヤロー」が出てくるその言葉の妙に感動した作品だったのに、今回はそれがない。結局大局的にはただのヤクザのシマ争いになってしまってるのが残念でしたね。名前負けの作品、と言わざるを得ません。[試写会(邦画)] 5点(2012-10-15 11:22:07)(良:2票) 《改行有》

45.  X-MEN:ファースト・ジェネレーション 《ネタバレ》 マグニートーやエグゼビアの過去の関係や確執が明らかになる本作。「まあ適当にエピソード0的なモノ作って、過去作品とストーリー食い違ったりするんだろうな~」と大して期待せずに劇場へ行きましたが、思った以上の出来にびっくり!こんなに人間くさいヒューマンドラマで魅せてくれるアメコミ映画は自分の中で『ダークナイト』以来でした。というのもそもそも自分の中でアメコミって、派手に超能力見せて「はい、悪者倒しました!チャンチャン」って程度のかる~~いノリのものだと思ってたんですね。現にほとんどのアメコミはそんなん。そんな私の目を開眼させてくれたのが『ダークナイト』であり、この『~ファーストジェネレーション』もとても重厚感あり、観賞後に余韻の残る映画でした。 シリーズだとブレイン的な存在のマグニートーとエグゼビアの、いかにも「若い」姿が見れたのは面白かったですね。エグゼビアとミスティークがあんなに親しかったというのも驚き。また、一言でミュータントといってもその能力はほんとにピンキリで、足が手になってる能力とかどんだけしょぼいんだよとか思ってしまった(笑)でもその不公平さがまたリアルでした。 個人的にはマグニートーが輝いてたという印象の本作(アンテナや潜水艦浮上など)。あと久しぶりのケビン・ベーコンさんにテンション上がりました。[映画館(字幕)] 7点(2011-08-01 15:41:19)(良:2票) 《改行有》

46.  デイブレイカー 《ネタバレ》 吸血鬼やゾンビものの映画は今や数え切れないくらいありますが、この映画はそんな中でも「吸血鬼がはびこりきって人間のほうが少なくなってしまった世界」を描いているのが面白い。吸血鬼の方がマジョリティとなった世界が人間のそれとあまり変わっておらず、吸血鬼としての特徴はせいぜい太陽光に当たると燃えるとか、飲み物が人間の血ってことくらいでした。が、その「人間の血」っていうところをまたうまく使ってこの映画はさらに面白いものになっています。定期的に人間の血を吸わないとサブサイダーになるって言う設定はハマッてましたね。ちょっとご都合主義的な気もしますが、映画ならオッケー。 一見すると吸血鬼たちは人間と同等かそれ以上のテクノロジーを持ってるように見受けられましたので、人間が魚などの水産生物の漁獲量のバランスをとるように、吸血鬼たちも人間の数量のバランスくらい取れるんじゃないかとも思いましたけども、そこはそれ、人間の歴史と違って吸血鬼たちは吸血鬼としての歴史がかなり浅いことや、作中の途中段階でようやくサブサイダーという欠点に気づいた所からも、そこから何かの対策を取るには圧倒的に時間が足りなかったのかなとも思われました。私見での解釈なのであしからず。 個人的にはそういう視点で映画を楽しんでいたこともあり、主役のイーサン・ホークさんやウィリアム・デフォーさんの役柄や立ち位置には特に他のサスペンス映画やホラー映画との明確な差異や特徴を見つけられず、あまり興味が沸きませんでした。そういう意味で彼らの立ち回りは普通と言えば普通。映画が悪かったというのではなく、主役たちよりプロットや設定が光っていた作品だと感じました。そういう意味では終盤で人間に戻った兵士たちがまた吸血鬼に襲われ、それで戻った兵士がさらにまた襲われる・・・という恐怖の無限ループには怖さと同時にその見せ方の巧さに感動しました。 短い映画なのにとても満足させていただきました。◎良!!です。[DVD(字幕)] 8点(2012-04-23 22:44:55)(良:2票) 《改行有》

47.  るろうに剣心 伝説の最期編 《ネタバレ》 この話の前編となる『京都大火編』のほうにも書いたのですが、とにかく政府が最低。自分たちで暗殺を依頼しておいて、結局自分たちのために闘ってくれた剣客二人を二人とも闇に葬ろうとした。それも、自分たちで手を下そうとしたならまだしも、剣心には志々雄を暗殺するよう依頼し、志々雄には脅されて言われるがまま剣心を指名手配。劇中恵が言った、「恥を知れ」まさにその通り。二人が戦艦内で闘っているときも、二人もろとも戦艦ごと砲撃で亡き者にしようとし、そんなことをするくせに最後、志々雄に勝って戻ってきた剣心に「侍に敬礼!!」ってどの顔でそんなこと出来るのか。敬礼された剣心もなんだか唖然としてるように見えたし、薫も伊藤博文なんかどこ吹く風で「早く帰ろう」。ご大層なBGMをかけていましたが、何の感動も感じない、見ていて空しいだけのシーンでした。そんな汚い政府がうまいこといって終わりみたいな話のどこに感動しろというのか。 そしてこのシリーズについてずっと感じていることではありますが、『るろうに剣心』を作ろうとしているのか全く新しい別のものを作ろうとしているのかはっきりして欲しい。キャラクターがしっかりハマっていると感じたのは剣心と薫くらいで、あとはみんな無理やり作られたキャラだと感じた。蒼紫や安慈は特に酷い。蒼紫は急に出てきてなんの前触れもなく抜刀斎をつけ狙い、打倒志々雄のことで忙しい剣心にいきなり戦いを挑んで邪魔をする存在にしか映らなかった。漫画の方なら般若や式尉などの御庭番衆たちとのエピソードの上でのことと受け入れられるのですが、それもない。安慈は坊主というキャラからも超がつくくらいストイックな性格のはずなのに、左之助との闘いで金的攻撃やくすぐり攻撃など明らかに馬鹿にしている。 なので上述のように、視聴者が漫画を知ってる前提で作っているのか全く新しいものを見せたくて作っているのかハッキリしないことにとてもモヤモヤしました。だめだこりゃ、という感想です。 やはりどんなに評判の良い作品でも、自分で見るまではわからないんだなと改めて実感しました。あ、志々雄の焔霊だけは見応えありました。それならカグヅチも見たかったですがね。[インターネット(邦画)] 2点(2022-02-21 20:20:52)(良:2票) 《改行有》

48.  DRAGONBALL EVOLUTION 《ネタバレ》 鑑賞前に「だいぶひどいよ」と何度も釘を刺されていたので、そのつもりで鑑賞。うん、これはドラゴンボールの名前を借りた、全く別の話だ、そう思うことにしました。 でもやっぱり「ドラゴンボール」と名を冠した映画である以上、そこを意識してしまうわけで・・・(泣) いやぁひどかった。文章にするつもりが涌かないので、箇条書きで欠点羅列: ・こんなにあざとく計算で生きる悟空はイヤだ ・やたらと女の誘いをかけてくるチチもイヤだ ・あんなにゴツゴツしたドラゴンレーダーはイヤだ ・あのバイクは絶対映画PR用だ ・部下を口から卵方式ではなく、血液から作り出すピッコロはイヤだ ・タンバリンやシンバルがいないのがイヤだ ・クリリンを差し置いてヤムチャが出てくるのがイヤだ ・しかも不細工なのがイヤだ ・大猿状態で人を殺してしまうリアルさがイヤだ ・しかもそんなに大きくないのがまたイヤだ ・CGを使ってるのに、アニメより神龍がしょぼいのがイヤだ ・願い事も、亀仙人一人しか生き返らせないのがイヤだ などなど・・・・・・・・ ここには書ききれません!! でも最後に書いた神龍への願い事は本気でガッカリです。そこは「ピッコロ一味に殺された者を全て生き返らせてください」だろ!!!!!どう考えても!!! 終始自分たちのことしか考えていない悟空一味でガッカリしました。本物なら地球を救うために敵とともに魔貫光殺砲にも撃たれるというのに・・・。 監督の人及び製作に関わった人の原作に対する敬意が感じられない。これがリリースされる時に止めなかった人、恨みます。[DVD(字幕)] 0点(2009-12-13 01:55:26)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

49.  バイオハザードV リトリビューション 《ネタバレ》 前作で痛い目に遭ったはずなのに・・・と思いながらもやはり観てしまった今作。予告編を見てもパターン化してきてるのでワクワクもしない、のに観てしまう。そう思うとこのシリーズの魔力ってほんとすごいなと改めて感心してしまった。 しかし内容についてはやはりかなりハードルを下げて鑑賞。それが理由かどうかはわかりませんが、予想よりはけっこう面白かったように思います。 今回はアリスではなくその他の人のクローンがたくさん登場。懐かしい顔ぶれもあって、シリーズ好きならテンション上がるのでは。これを見てやはりクローンは敵役を増やすのに使ったほうが面白いと感じましたね。前作のように主人公のアリスをクローンでぞろぞろ増やされると、なんかもう何でもアリ感ありすぎて(しかも超能力まで持ってるし)観てる方も散漫というか、どうでも良く感じてしまうので。 映画版には初登場のエイダ(=リー・ビンビンさん)。自分の中ではエイダってもっと大人な想像してたので、思ったより童顔の方で最初違和感ありました。でも見てる内にだんだん馴染んできましたね。容姿の違和感を帳消しにするくらい「エイダ」を演じきっているのでそう感じたんだと思います。かっこいい。 他にキャストの面では、ジル役のシエンナ・ギロリーさんの髪はどうにかならないんだろうか。あのコスチュームに合わせてあの髪なんでしょうけど、見た目変貌しすぎて『Ⅳ』のラストでも最初ジルだと分からなかった。やっぱりジルは『Ⅱ』の格好じゃないと。 色々と書きましたが、今回の『Ⅴ』は色んな面で原点回帰しているのが自分的には好印象でした。アリスは相変わらずですが、レオンやウェストなどの人間のみの部隊でアンブレラの施設に潜入というのが『Ⅰ』を彷彿とさせます。単純に面白かった。 上述したように「何でもアリ」という構成が少なくなったのはとてもとても良かったと思います。[映画館(字幕)] 6点(2012-09-18 10:25:44)(良:2票) 《改行有》

50.  サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS 《ネタバレ》 とてもSF的なストーリーでしたが、果たしてこの病が実在したとして実際はこの映画のような展開になるでしょうか?オレは多分ここまで腹黒い雰囲気にはならないと思います。だって、その人の考えがわかるんでしょう?誰が本当は何を考えてるかもわからない環境(←それが普通なんですが)に比べればよっぽどすっきりと生活できると思うんですが。個人的には、サトラレって実際いてほしいなぁとも思います。相手によっては腹の探り合いみたいなコミュニケーションを取らざるを得ないようなこの社会で、はっきりと相手が何を考えてるかわかるなんて、ある意味さっぱりしてて、簡単で、そっちのほうがよっぽどいい気がします。また、自分がサトラレでもいいかなとも考えます。その場合、自分がサトラレってことは知っておきたいですね。それでも自分の近くにいてくれる人がいれば、間違いなくその人は信用できると思うし。 あるマンガで、“病気は個性だ。真面目なやつ、ひょうきんなやつ、同じように病気のやつがいるだけなんだ。”と言っていたのを思い出しました。この映画もまさにそうだと感じました。“サトラレ”っていっても結局はその人の個性の一つであって、周りがそれを理解しさえすれば、映画のラストのように、変な特別扱いを受ける事もなくなるんです。むしろ「出来る限りサトラレの意志を尊重して・・・」とか言いながらその当人を半ば無理やりに製薬研究所に異動させようとする委員会の偉いさん達がサトラレになればいいのに。てゆーか、世の中みんなサトラレになればいいのに(笑)。非現実的ですが、本音や建前が全く必要ない、そういう世界に本気で憧れます。日本って本音と建前で持ってるような国ですから。正直すっごい疲れる時あります・・・。サトラレとは言わなくても、世界から本音と建前なんてものが消え去ってくれる事を願います☆ 9点(2005-02-21 11:44:20)(良:1票) 《改行有》

51.  RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ 《ネタバレ》 日本でも他の国でも、自分の好きな乗り物に名前を付けたり擬人化して愛情を注ぐということがありますが、この映画も電車に名前をつけたりこそしませんが、三浦友和さん演じる運転士の電車に対するじんわりとした深い愛情が感じられました。それとは全く対照的に、家庭のほうでは昭和のおやじ的な奥さんに「おいお茶!」みたいな亭主関白モード全開で、普段ならともかく、本当にやりたいことを相談もできない夫に辟易して奥さんは出て行ってしまいます。 奥さんのことも運転士としての仕事も、ひいては電車のこともとても好きなのに、それらに対しての姿勢は真逆になってしまう。無機物には素直になれるけど、好きな人に対してはプライドや恥じらいが邪魔して素直になれない、いっぱいいっぱいになった時に感情をぶつけてしまって、後で後悔する。なんだか自分を見ているようでした。主役の滝島さんに対しても、素直になればいいのにって第三者の視点からは冷静に思えるんですが、いざ自分が同じような立場になると全然冷静になんかなれなかったので、その葛藤がわかってしまうことに感情移入してしまい、辛かったです。勢いや感情任せに言ってしまった言葉で、本当に大事なものを失ってしまう。この話では間違った自分と向き合ってやり直すことができて、良かった。 最後に、滝島さんが定年の祝いの席で言われたセリフが刺さります。私は定年なんてまだまだな年齢ですが、この言葉は良い意味でも悪い意味でも覚えておきたい。 「おまえさん、老い先短いとか思っとるだろう?長いぞぉ、ここからが…」[インターネット(邦画)] 8点(2021-10-28 19:02:25)(良:1票) 《改行有》

52.  クローサー(2002) 《ネタバレ》 ジャケットに女三人、どうやらアクション映画みたいな感じ。これを観て絶対これはチャーリーズエンジェルのパクリだと思いながらも借りました。でも全然中身違ったわ(> <)。とりあえず前述の作品と比べるのは失礼だと言う事がわかった。そして内容もなかなかいい。ちょっとラブストーリー入ったのと、リン(スー・チー)が中盤で死んでしまったのがやるせなかったけども。ちょうどこの時アクションものが観たいと思ってたのでこの映画のアクションの多さには感動と言うか感謝しました。あと、あんまりジャケットはまじまじ見てなかったので気づかなかったんだけど、クワン(ヴィッキー・チャオ)はビジュアル的にもすごくいいですね。明らかに三人の中で一番際立ってました。しかも少林サッカーにも出てたんだ??ぜんっぜん覚えてない・・・(汗)。また観てみよ。コン(カレン・モク)も演技すごくよかったし、これを機にこの三人が他で出てる映画もチェックしようと思います。それぐらい満足できました。8点(2004-04-07 20:40:38)(良:1票)

53.  スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼 《ネタバレ》 一作目の方は原作も読んで映画も鑑賞したのですが、こちらのほうは原作があるんでしょうか??自分が知らないだけかもしれませんが、でもあったとしたら「スマホを落としただけなのに」という部分があまりにも雑すぎませんかね。延々とそんなシーンはなく、最後の最後で実は出会いのきっかけがそうだった、って言われても。今回に関してはスマホを落としたこととストーリーには何の関連性もないし、ただ前作の名前を借りた別のサイバー犯罪の映画ってだけですよね。どちらかと言うとストーリーのキモはMを探し当てるサスペンス要素と、主役の彼の生い立ちに焦点が当たっていて、シリーズものというより別の映画でしたね。そういうものとして見れば、まあ普通です。 映画だから細かいこと気にすんなと言われればそれまでなんですが、浦野の警備が異様に緩いことと、全てミラーリングしてるのに借金まみれの警官にお金を振り込んだことを誰も把握してないこととか、基本彼一人で警備してることとか、そもそもあんな技術持ってるやつに強制ミラーリングとかかけてもすぐに解かれるか別の画像に置き換えられるとかされるんじゃないのかとか思ってしまう。だいたい警察側に浦野級の技術を持ってる人がいないから浦野を頼るんだし。 粗があっても映画だし、と割り切れるものは割り切れるんですが、この映画はちょっと無理なやつでしたね。続編にあぐらをかいた凡作でした。[インターネット(邦画)] 3点(2021-10-26 19:58:05)(良:1票) 《改行有》

54.  不法侵入 《ネタバレ》 いや、不法侵入すぎるだろうこの映画は。。。セコム(違)取り付けた後にあんなに簡単に侵入できたらダメだろう。アラームの後の警官はともかく友達とかも入り放題やし。この家のセキュリティは一体・・・。ストーリーはけっこうありがちで単純。ちょっといいなと思ってたゆきずりの警官が実はけっこうなワルだったと。で、ずっと「あいつは怪しい」と言っていた旦那さんのほうはと言うとその警官のワナにかかって冤罪で捕まったり。最後のほうでワル警官ピート(=Ray Liotta)が「ウォー!!」って言いながら庭の窓を押し破って来たのにはちょっと笑った(笑)あれで突っ込んだところにマイケル(=Kurt Russell)とカレン(=Madeleine Stowe)がいなかったらただのバカだなと(笑)。まあ目新しいものは特に無く、でもだからこそ気楽に観れた映画でした。逆にこの手の単純な映画も最近では貴重かも知れません。[DVD(字幕)] 6点(2005-11-02 00:28:53)(笑:1票)

55.  ゲノムハザード ある天才科学者の5日間 《ネタバレ》 鑑賞前にあらすじや出演者を見て、これは面白そうだと楽しみにしていた映画だったのですが。うーん、上手く引っかかってしまった。ちょっと失礼な話、鑑賞中に二、三度寝落ちしてしまって覚えていたところから見直すことも。最近ではそんなことなかなかなかったのに、たぶん、それくらい面白くなかったんでしょう。 アルツハイマーにより記憶喪失に苦しむ男性。に加えて、薬品により記憶の出し入れが可能らしい。アルツハイマーの治療薬として効果的とか。そういう設定自体には惹かれて鑑賞し始めたのですが、やはりそういうことがあまり語られないうちから主演が意味不明な行動ばかり取るのは観ている方としては興味を持って見ることを持続することが難しいなと感じました。え、なんで死体消えたの?え、なんで死んだ妻から電話が来るの?え、なんでこいつらに追われているの?それぞれにいろんな可能性に考えを巡らせることはできるのですが、その選択肢は広すぎてかえって見る側の集中力を削る。最後のほうはもう、結局こいつ誰だよ、妻死んでるのか生きてるのか結局どっちだよ、てかなんでこの韓国美女はこんなに寄り添ってくれるんだよとかしょうもないことばかりが気になって。 西島さんも真木さんも好きな俳優さんなんですけどね。オフレコでこの映画撮ってる時どういう気持ちだったか聞いてみたい。そんなことを考えてしまった映画でした。[インターネット(邦画)] 3点(2022-04-08 01:09:18)(良:1票) 《改行有》

56.  ユナイテッド93 《ネタバレ》  当事者でもないオレが言うのもどこかおこがましく感じますが、これを観て改めて911の悲惨さを噛みしめることが出来ました・・・。  ワールドトレードセンターに衝突した機の種類までは知らず、途中までUnited 93機はWTCに突っ込むのかと思っていましたが、これは唯一乗客の抵抗のおかげでハイジャックによる自爆テロを逃れた機だったんですね。それでも無事助かった人は皆無で・・・。テロにはならなかったですが、何ともやるせない映画でした。  この映画の中で、なんとも印象的というかものすごい皮肉だなと思ったのは、ハイジャックしたUnited 93をWTCに突っ込ませようとする男たち、そしてそれに対し必死に抗おうとする人間、死を覚悟する人間・・・。全ての人が別々の方向を向いているのに、彼らは全く同時に、全く同じように、神に祈りをささげていました。それを見た瞬間、無神論者のオレの頭には「何のために宗教とか神の存在はあるんだろう」という疑問が浮かびました。冷めざめと言わせてもらえば、結局は心の拠りどころなんだろうなと、現実的にはどうしようもないことにぶち当たった時のための。でもそういった宗教的動機から自爆テロをする人達が出てくる、そこがものすごく不思議でした。個人的にはそこまで芯から信じられるものがあることは羨ましいとすら思いますが、やはりその行動には賛同しかねます。命のありがたさを語ってくれる宗教を動機に命が奪われる・・・なんでしょうねこの矛盾。自爆テロをする人はそういったことは考えないのでしょうか、それとも何かオレのような日々能天気に生きてる人間には想像もつかないような考えがあり、そういうことをやるんでしょうか。わかりません・・・。ハイジャックされた当時の機内の様子を描いてくれたのはとても興味深かったですし、知れてよかったと思いますが、同時に彼らをそこまでさせる心理的描写などを描いた映画などが出てくれたらもっと関心を持って観られると思います。 重い映画だ・・・。 [DVD(字幕)] 9点(2008-05-14 00:16:42)(良:1票) 《改行有》

57.  ドラゴン・キングダム 《ネタバレ》 もうこれは・・・ジャッキー・チェンさんとジェット・リーさんの絡むカンフーアクションなんて夢のような映画です!!!最初、孫悟空役がジェット・リーさんだったのでジャッキー・チェンさんとの絡みは無いかと諦めかけてたのですが、なんと分身現る!!分身とジャッキーさんが蹴るわ殴るわ棒で叩くわ、もうテンションアゲアゲでした♪♪ 前半、主人公の彼のヘタレ&KY&オタクっぷりにけっこう辟易もしましたが、そんなダメっぷりも最終的には奇麗にまとまっていました。強さの度合いも、ジャッキー&ジェット・リーさんを10とすると、彼は4~5くらいでとどまっているのもちょうど良い。ご都合的に極端な変化をしないところがバランス良かったです。スパロウは7くらい?? あとはジェット・リーさんの孫悟空役が思った以上にハマっていた(笑)無邪気な天然っぷりが本当にサルのよう。相手をおちょくったり化かしたりするのですが、なんか見ていて憎めない可愛らしさがあって、そんな役をこなすジェット・リーさんが改めて凄い俳優なんだと認識しました。 ですが全体的にちょっとワイヤーアクションを多用しすぎなところが気になりました。できればワイヤーは孫悟空と将軍の”超能力バトル”だけに限定してほしかったかな。それ以外のガチガチの肉弾アクションの中で急にワイヤーでふわふわされると急にテンポを外されたような違和感におそわれたので。 しかし欠点はそれくらいで、ストーリーと世界観は色んな要素を詰め込みつつも破綻無く、ファンタジー感溢れる夢のようなお話でした。死んだら終わりとか言うんでなければ、私も是非この世界で修行してみたいです、なんて都合の良い希望ですが(笑) 人の勧めで観た映画ですが、私も人に勧めます!!特にアクション好きなら絶対アタリでしょうこれは! P.S.:個人的にスパロウ役がチャン・ツィィーさんなら、10点付けてました☆[DVD(字幕)] 9点(2011-01-30 12:35:23)(良:1票) 《改行有》

58.  マトリックス レザレクションズ 《ネタバレ》  少し前に映画館での上映情報を掴み、タイミングが合えば鑑賞に行こうと思っていた映画。結局映画館での鑑賞は叶わなかったが今回晴れてNetflixの配信で鑑賞できることに。  見てみての感想だが、予告編からして続編というよりもこれまでの三作をなぞるような映画だなぁとは思ってたんですが、改悪された焼き直し感は否めないというのが正直な感想です。まずは主演の二人、キアヌ・リーブスさんとキャリー=アン・モスさん。二人とも三部作を演じた当初より流石にお年を召してらして、その時間経過は作中でもチラッと触れられますがやはりこちらもそこを意識します。そのせいか、マトリックスの魅力のひとつであるアクションシーンはだいぶ見劣りする結果に。最悪CGでもいいからもっと派手なアクションが見たかった。焼き直しだし地味だし、これで従来のマトリックスファンを楽しませる気だったのかと逆に問いたい。  あとは何だろう。ストーリーについて、ある程度三部作を見た者ならもっとついていけるかと思ったのだがあまり付いていけなかった。悪い意味でエヴァンゲリオン化してるように感じる。まだ従来のものは複雑な言葉を使いつつもそれを包括できる世界観があったのだが、今回はそれが感じられない。言葉だけ上滑りしてるように感じた。そして、面白くなかった。それが致命的だ。  やはりキャストによる違和感が大きい。主演二人の年齢について上述したが、かと言って他の新しいキャスト達が良かったかというとそうでもなかった。みな、これまでの『マトリックス』を見た人からは違和感を感じたのではなかろうか。やはり大ヒットした作品の続編を名乗る以上、これまでの良さやキャラクターの魅力は無視できないと感じる。そのこれまでの良さが『マトリックス』シリーズの場合、派手なアクションであったり世界観なのだが。語りに終始してしまったのは、文字通り、語るに落ちた、という印象です。  こういった種の映画にはいつも同じことを思ってしまうのですが、こういうシリーズものの話題作やその続編などは、とにかく見せたもの勝ちの興行収入の世界ではたぶん勝ってるほうなんでしょうね。別に手抜きの映画だとまでは思いませんが、どこか話題性に頼った製作に思えたのは少し見方がいじわるでしょうか。個人的意見です。あしからず。[インターネット(字幕)] 4点(2022-10-13 11:25:40)(良:1票) 《改行有》

59.  ハプニング 《ネタバレ》 観客に異変を気づかせるのがとても上手い映画だと感じました。樹木がざわついたら「あっ、(ウィルス)来てる」と思わせるし、人が逆方向に歩き出したら「あっ、あの人感染した」ってのが分かります。 シャマラン監督と言う時点で観客にわかってもらう映画ではなく、人それぞれに何かを思ってもらう映画なんだと、そういう若干ナナメ上からの視点でこの映画を見てました。徹底してみんな”自殺”ってのはインパクトありますね。感染者同士で殺しあうとかじゃなくて、みんな絶対に”自分で”やってます。集団で心中とかも見てる範囲では少なくとも無かったみたいだし。”感染者には襲われない”という点が『28日後…』や『バイオ・ハザード』シリーズとは違うところですね。そうなると怖いのはやはりウィルスで、「見えない敵」という設定や、感染には何らかの法則があるとにらみ、感染経路・方法を突き止めようとする主人公の焦燥感なども描かれていてそこは面白かったです。 この方の作る映画ではもう仕方ないんでしょうが、ここまでモヤモヤが残る映画というのは人によってやはり賛否分かれるんでしょうね。だからといってこの映画のような超自然現象を、根拠の無い取って付けたような理論で説明されてもそれはそれで突っ込みたくなるんでしょうけど。う~ん、難しいですね。[DVD(字幕)] 6点(2011-01-11 16:09:27)(良:1票) 《改行有》

60.  荒野の七人 《ネタバレ》 たった20ドルの報酬で命がけの人助けをした7人は男だ!! それにもかかわらず彼らを売った村人たちはクズだ!! 確かに自分の家族を守るためには仕方なかったのかもしれない。 けど彼らにカルベラを倒すように依頼した時点でそういう状況になるということは覚悟できていたはずである。事実作中でもそういう覚悟はあると村人達は言っていたのに、あの様である。 この村を助け出した7人は多少志は違えど、それぞれが真の侍だった。 そしてそれと対照的に、村人はほんとに救いようがなかった。 しかし映画としては正しいものだったと思う。 というのも、この映画はこういう場所に住む人達のいわゆる保守性というものをうまく書き出していると思うからである。外界をしらない人達はえてして外から来た人間に猜疑心を抱くものです。それがよく描けていた。 個人的に好きだったのはナイフ投げのブリットです。まさに彼のその名の通り、彼のナイフはブリット(弾丸)並みである。死んで欲しくなかった・・・(泣)。 8点(2004-10-05 20:52:13)(良:1票) 《改行有》


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