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コメント数 416
性別 男性
年齢 41歳
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評価順123

41.  ロビン・フッド(2010) 《ネタバレ》 個人的にですが、ここ最近は消化不良気味の映画が続いていてスッキリできませんでした。しかし、この「ロビン・フッド」は期待通りの仕上がりです。R・スコットとR・クロウだとこういう映画になるだろうというそのもの。“強くて人からも好かれる主人公”が“苦境”を跳ね除け、そして“ヒーロー”になります。R・スコットのアクション演出は安心して見てられます。CGも使っているのでしょうが、不自然な感じが全くありません。脚本B・ヘルゲラルドのストーリーも、分かりやすいヒーローものに、お得意のバイオレンスを加えて愉しめるものになっています。ただ、「グラディエーター」と異なるのは“苦境”が弱いこと。「グラディエーター」でP・フェニックスが演じた陰湿で狡猾な悪役に比べて、今回は悪役に魅力がありません。M・ストロング演じるフランス側に寝返ったイングランド人と、新しいイングランド国王。どちらも、P・フェニックス演じる悪役に比べて、主人公を貶める憎たらしさに欠けています。そこを補っているのがC・ブランシェット。自分の領地を守り、村人を大事にし、いざというときには戦う。エリザベスそのままの魅力を発揮したC・ブランシェットがこの映画を満足のいくものにしています。[映画館(字幕)] 9点(2010-12-11 20:10:22)(良:1票)

42.  ソーシャル・ネットワーク 主役のマーク・ザッカーバーグを演じたジェシー・アイゼンバーグが秀逸。他の意見を寄せつけず早口な話し方、何を考えているのかわからない表情。人に好まれる魅力はないが、人を惹きつける一面を併せ持つ複雑な人間を見事に演じている。あらすじ以上のおもしろいストーリー展開はないですが、スピーディーな展開に気を抜くことなく楽しましめた。[映画館(字幕)] 7点(2011-01-20 09:31:23)(良:1票)

43.  シェイプ・オブ・ウォーター 《ネタバレ》 観る人を選ぶ映画。半魚人と人間の女性の恋物語に共感できるかどうか。声の出せない主人公がR・ジェンキンスに助けを訴える場面や、半魚人を脱出させる場面など、見どころは多い。オスカーを獲る作品かどうかと問われたら、難しい。[映画館(字幕)] 6点(2018-04-01 20:39:42)(良:1票)

44.  ネオン・デーモン 《ネタバレ》 「ドライヴ」は、ストーリーと独自の映像音響表現が合致した傑作であった。本作では、飽きさせない映像表現はさすがであるが、一方、ストーリーの回収ができていない。印象に残るイメージは多々あるが、ひとつひとつが繋がらないのだ。それは、映画とはいえない。致命的なのは、エル・ファニングの容姿が主人公として完璧であったのかどうか。彼女自身、とてもいい雰囲気は醸し出しているし、頑張っている。しかし、他のモデルと並んだときに、モデルと女優の間の違和感を感じる。[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-12-15 23:58:52)(良:1票)

45.  スター・ウォーズ/フォースの覚醒 J・J・エイブラムスは確かに、かつての良作を現代に甦らせるのは巧いのかもしれない。かつて見たストーリーと映像を現代版に塗り直す。「スター・トレック」にしろ、スピルバーグ映画を踏襲した「スーパーエイト」にしろ、印象は変わらない。そこに新しい輝きと興奮はない。ジョージ・ルーカスの作るエピソード7が見たかった。[映画館(字幕)] 3点(2015-12-27 19:22:02)(良:1票)

46.  ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 《ネタバレ》 女性のパートナーが加わり、一匹狼のアウトロー感はなくなった。とはいえ、CGだらけの最近の拡大公開作とは一線を画す、生身のアクションは心に響く。シンプルなプロットに、シンプルなアクション。'80~'90年代のハリウッド映画の踏襲のような作りで、なんか嬉しい。トム・クルーズにはがんばってもらいたい![インターネット(字幕)] 7点(2018-03-11 21:55:31)(良:1票)

47.  オリエント急行殺人事件(2017) 《ネタバレ》 「オリエント急行殺人事件」は、アルバート・フィニー版よりむしろデヴィッド・スーシェ版が印象深いのだが、2017年版はまずケネス・ブラナーのポワロに馴れるのに時間がかかった。ウィットを交えたトークと機敏に動く姿は、ポワロというよりシャーロック・ホームズかアルセーヌ・ルパン。物語は、あまりにも有名な事件の真相にたどりつくまでどう魅せるかが肝なのだが、アクションが所々に挿入される以外は奇をてらわない展開で違和感はなかった。ポワロの苦悩は丁寧に描かれている。映画を楽しめるかどうか、もっとも大事な点はなんといっても豪華なキャストだろう。M・ファイファー以外はなかなか目立たない気もしたが、J・デップの悪役など、舞台を見ている感覚で実力のある俳優たちの演技を堪能できた。[映画館(字幕)] 7点(2017-12-13 16:58:12)(良:1票)

48.  ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録 《ネタバレ》 待望のブルーレイ化に伴い、初鑑賞。淡々としたドキュメンタリー映画に仕上げているのは、コッポラの妻ができるだけ私見を排除しようと努力したからか。映画作りにひたむきな夫と、そこに襲いくる災難を時系列に沿って語る。「地獄の黙示録」好きには堪らない苦労と興奮。そして何よりも、戦争に対する疑念と、芸術の探求から生れる映画作りへの情熱が描かれる。撮影時のブランドは単なるワガママスターだったと誤解していたが、演技に対するこだわりと迫力がある。今後、ここまで作り手の全てを捧げる映画が作られることはあるのだろうか。「地獄の黙示録」こそ、ホンモノにして最後の映画だ。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-12-18 00:07:14)(良:1票)

49.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 往年のゴジラファンには物足りない出来でした。官邸の人間模様を中心にしたのは新しいですが、肝心のゴジラが全く動かないのではどうにも興奮のしようがない。人間ドラマの見せ方も、セリフの応酬とカット割りのスピードで勢いをつけてみせてるようで中身が薄く、感情移入できない。時代の流れとともに、さまざまな作品に進化してきたゴジラですが、次世代のゴジラに期待です。個人的には、CGより着ぐるみの方が本物に見えてしまうのがゴジラです。[インターネット(字幕)] 3点(2019-05-08 20:44:00)(良:1票)

50.  ゴーン・ガール 《ネタバレ》 原作既読。この映画、ベストセラーが原作だが、原作はすでに映画の脚本並みな内容であり、全体が薄っぺらい。行動の雑多な描写だけで、主人公2人の細部は書き込まれていない。ただし、ストーリー展開の奇抜さは群を抜いている。その点、映画は原作に忠実。すべてのエピソードが映像化されているといっていい(ラスト以外)。デビッド・フィンチャーのカメラ割りや全体の構成は、そのストーリー展開にうまくマッチしている。しかし、映画としてのまとまりの良さは、映像化の面白味に欠ける。原作の真面目な再現は超えて欲しかった。なんてったって、「ファイト・クラブ」の監督ですから。[映画館(字幕)] 5点(2014-12-13 22:51:45)(良:1票)

51.  ウォーリアー 《ネタバレ》 ストーリーは粗いものの、それを上回って余りある見応えがあった。飲んだくれの父親が原因で若いときに疎遠となった兄弟。兄は家庭をもち、弟は軍人となり、それぞれ人生の苦難に向き合って喘いでいる。父親は二人になんとか許しを請いて力になりたいものの、いい父親になれなかった過去の過ちから抜け出せない。演じる3人がとてもいい。特に、父親役のニック・ノルティは最高。強面の容姿もあってか、「白い刻印」でもそうなのだが、家庭内暴力の影を背負わせると似合ってしまう。一方、時に見せる笑顔は照れているかのような優しさをかもし出す。今作のラストシーンでも、ノルティの笑顔が心地よい余韻を残している。[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-01-07 23:36:18)(良:1票)

52.  ジェイソン・ボーン 《ネタバレ》 ボーンの目的が父親殺しの真相探しで、いまいちピンとこない。一方、CIAがボーンを追う目的は完全に見失っている。追わなきゃ、ボーンも現れないのに。アクションは前3作と大差なく、カーアクションがやたらに長くて間延びする。それでも、マット・デイモンとトミー・リー・ジョーンズの気迫に飽きることはない。ヴィキャンテルは2人に比べると小粒感がある。もっと大物女優でよかったのかもしれない。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-11-21 11:57:15)(良:1票)

53.  告発のとき 《ネタバレ》 T・L・ジョーンズがオスカーノミネートも納得の映画。軍、そして国家に絶対的な信頼を置く父親が、息子の死の真相を探るうちに自国の抱える大きな問題に気づく。息子の死という悲しみを押し殺し、冷静に捜査の目を光らせ、真相を得る。しかし、イラク戦争の影で感情の歪んでしまった若き兵士には怒りをぶつけることができない。いったいこの国はどうしてしまったのか!?主人公の目に浮かぶ疑問です。そして、ラストの反旗が彼の唯一の国家への警鐘となります。派手なところなどない映画ですが、強く心に残る一編です。[映画館(字幕)] 9点(2008-07-06 21:49:28)(良:1票)

54.  ヒトラーの贋札 《ネタバレ》 贋札を作らないと殺されるという恐怖、反面、贋札を作ってしまうとナチスが戦争を優位に進めてしまうという罪悪感。その中で揺れる人間たちの葛藤は、ドラマというよりサスペンス。その意味では、ナチス収容所を描いた他の多くの映画とは少し異なります。ラスト近く、贋札作りのため塀の中でも優遇されていた彼らが、同じ建物内で酷い扱いを受けていたユダヤ人たちと対面するシーンは印象的です。[映画館(字幕)] 7点(2008-02-27 18:05:42)(良:1票)

55.  エレクトリック・ミスト 霧の捜査線 《ネタバレ》 殺人の謎解きを楽しむ映画ではなく、映画の雰囲気を楽しむ映画です。過去の殺人と現在の殺人に執着するタフな刑事役のトミー・リー・ジョーンズと、沼地の多い田舎町の雰囲気がよいです。過去のトラウマに悩む主人公の前には亡霊なども現れて、結局殺人犯はあっさり分かってしまいます。盛り上がりがないなと思ったら監督はフランス人らしい。楽しめるかどうかは人それぞれですが、ハードボイルドとノスタルジックなこの雰囲気は好きです。[DVD(字幕)] 6点(2011-10-16 21:33:50)(良:1票)

56.  ザ・マスター 「ブギーナイツ」「マグノリア」が好きです。「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」も理解できます。しかし、この「ザ・マスター」は難しい。誰でもマスターは必要だし、それを求める人間、そこに救いを求める人間の心理も理解できます。けれど、それを素直に描いたら映画としてのエンタテイメントは無いですね。いい映画だけど、楽しめない、感動もできない、そういう映画です。ホアキン・フェニックスはものスゴい![映画館(字幕)] 7点(2013-03-28 21:56:03)(良:1票)

57.  トゥルー・グリット 《ネタバレ》 「ノーカントリー」「シリアスマン」と、一見しただけでは映画全体をつかみ辛い作品の続くコーエン兄弟だが、この「トゥルーグリット」は王道。父親を殺した男に罪を償わせるため追跡する少女の成長物語になっている。この少女役のヘイリー・スタインフェルドが出色。大人たちを口で言い負かしながら、犯人に近づいていく猛々しい姿に惹きこまれる。回りを固めるジェフ・ブリッジス、マット・デイモンもそれぞれ魅力的だ。実はこの映画、銃で命中させることができるかどうかが物語の伏線として所々に盛り込まれている。ワンチャンスに、一発の銃弾。それを命中させられるかどうかが生死を分ける。相手が丸腰でも先に引き金を引いてきたブリッジス演じる保安官と、迷いから的を外したことのあるデイモン演じるレンジャー。銃撃シーンに派手さはないが、彼らの思いとコーエン兄弟こだわりの構図が相まって緊迫感に満ちている。[映画館(字幕)] 8点(2011-03-21 12:01:34)(良:1票)


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