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プロフィール
コメント数 2276
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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801.  ペイルライダー 《ネタバレ》 どう考えても危険なのに、スパイダーが金塊もってラフッドを挑発。子供たちはそれを知っていて父親を止めもしない。その結果保安官たちに撃たれて、悲しまれても・・・。 どう考えても危険なのに、メイガンは一人で馬に乗って、ラフッドの息子たちのいるところへ。「ただ散歩しにきただけ。」いやいや、のんきすぎる。 その結果襲われて、悲しまれても。 前半は一方的にラフッドたちからからんでいたので、そこで牧師様が成敗したのは胸がすっとしたのですが、後半は牧師様が味方についたことで調子にのったスパイダーやメイガンがラフッドたちにちょっかいかけたようにしか見えませんでした。それで牧師様が成敗ってちょっと違う気が・・・。 犠牲者もラフッドたちばかり。 立ち退き料1000ドルをふいにしたのもどうなんですかねー。 [DVD(字幕)] 4点(2011-09-21 11:20:58)(良:1票) 《改行有》

802.  ルイスと未来泥棒 《ネタバレ》  ルイスが母の姿を思い出したいという一心で、発明・研究に取り組むオープニング。このオープニングで心を鷲掴み。このシチュエーションに弱い私。ルイスのこの発明がルイスの未来へとつながり、ルイスが一番欲しかった家庭へとつながっていくわけですね。さすがハッピーエンドを作らせたら右に出る者のいないディズニーです。  幸運だけではない。研究、発明、勉強に没頭するルイス。一心不乱な姿。ひたむきな情熱。その姿を映すからこそ、ラストで幸運が感動へと昇華されるのでしょう。  未来に行ってからは、しばらくはちゃめちゃでどたばた。もちろん、この未来こそがこの映画の見所だと思います。ですが、個人的にはちょっと度が過ぎる感じが肌に合いません。  『未来を変えたらドリス(帽子ロボット)だって消滅するじゃん。』『未来を変えたはずなのに、なんでタイムマシンだけ残ってるんだよ。』とか、そんな野暮なつっこみを入れる気は毛頭ございません。  ただ一つだけ。ヘアスタイルを見るまでルイスと気付かないなんて、あんまり。特に奥さんと養父母!あんたたちはルイスを子供の頃から知っているんだからそこは気付けよ。あんたらのルイスのイメージは髪型だけかい。と、そこはつっこんでおきます。  小さい伏線も大きい伏線もラストに向けてきれいに回収していく鮮やかなプロット。自分のことばかり考えて周囲の迷惑を考えないことの怖さ。発明がもたらすのは恩恵ばかりではないという警鐘。そして失敗なくして成功はありえないという最高のメッセージ。視覚に頼り過ぎない完成度抜群のアニメーションムービー。ラストは不覚にも感動して目がうるんじゃいます。ルームメイトのグーヴに幸あれ。[ブルーレイ(吹替)] 8点(2019-04-29 00:31:33)(良:1票) 《改行有》

803.  ブラッド・ダイヤモンド 《ネタバレ》  『人民解放』『人民のため』を謳いながら、その人民を虐殺し、手を切り取り、少年をさらうRUFは狂気の沙汰。大義名分を振りかざし、『暴力』『金銭欲』『性欲』という個人的な欲求を満たす行為に反吐が出る。  先にあらすじ読んで、シエラレオネという国や、その内戦の歴史について少しでも調べて鑑賞した方が良かったかもしれないです。政府は政府で民衆に平気で銃を向けていたようですから、RUFと政府の双方から標的にされた民衆はたまったものではないですね。戦争は絶対悪だけれど、弱者を標的とする『内戦』は唯一戦争の上をいく絶対悪なのでしょう。  さて、舞台は『シエラレオネ内戦』ながら、ストーリーはもっと個人的。内戦について知らなくとも、1本の映画として鑑賞可能。むしろ、ミクロな視点からマクロな世界を理解できる教科書的作品。  『ディアの奪還』『ピンク・ダイヤモンド』『紛争ダイヤモンドの取引ルートの証拠』アーチャー、ソロモン、マディーの三者それぞれが、目的のために協力しあう。冒頭の村襲撃、フリータウン襲撃、ジャーナリスト一行への襲撃、気が休まる暇がありません。更には『ディア拉致、洗脳、少年兵育成』のサイドストーリーが凄い。そして悲しいかな、それぞれのエピソードは目を覆いたくなるのに、一種のエンターテイメント性を感じてしまう。でもそれで良いのだ。これは映画なのだと自分に言い聞かせる。  印象的なシーンは数多くあれど、その中でもとりわけ終盤、ロンドンのショーウィンドウに飾られたダイヤをソロモンが見つめるシーンがこの映画の集大成。  真面目な社会派というにはエンタメ要素が強すぎる。ですが、エンターテイメント性があるからこそ、多くの人に見てもらえるという真実があります。つまり、こういうメッセージを発信するからこそ、面白さを追及した制作サイドの勇気は偉大です。  私はこの映画でシエラレオネ内戦を知り、その歴史背景に興味を持ち、深く調べてしまったので、その意味では貴重な映画だといえます。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-06-05 10:49:00)(良:1票) 《改行有》

804.  スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット 《ネタバレ》  映像は素晴らしいの一言。このアニメーションだけでも見る価値はアリです。  で、内容はといいますと、これはちょっといまいち。  まず、ディジーの幽霊みたいなのが出てくるのにちょっと違和感。このシリーズにファンタジー設定は要らないでしょう。百歩譲って死にかけたときにディジーの幻影を見たとしても、一瞬にしてほしい。この作品ではいつまでもだらだらと一緒に歩き、談笑までします。ですから、てっきり『ブレインバグにリコが洗脳されて、操られている。リコにQ爆弾を解除させようとしている』と勝手に推測してみたのですが、これが全然違います。なんでやねん。本当に幽霊じゃないですか。そんでディジーってだれー。『1』から何年経っていると思ってんのー。で、ディジーが本当に幽霊だとしたら、リコはあの状態からどうやって助かったのー。  そしてどちらにしろ、リコたちはQ爆弾を解除するのです。火星に生き残っている人たちは全然いないみたいです。バグの巣窟になっています。次に狙われるのは地球です。大ピンチです。だったら、火星ごとバグたちをやっつけるのが正しい選択に思えるのです。リコたちは自分たちが助かりたいがために、地球を危険に晒しているように見えるのです。せめて迷いを見せてほしいのです。  最後に『火星人はのんびり屋』でひとくくりにしちゃって、1人1人の個性がほとんど無いに等しいのはいかがなものか。凄腕のスナイパーもいなければ、武術の達人もいない。そんなんでいいのか。  文句ばかり言っちゃいました。そして個人的には前作のほうが好き。  でも、最後に言わせて欲しいのですが、これ、面白いですよ。それは間違いないです。少なくともファンの人は楽しめるはず。[DVD(邦画)] 7点(2020-04-29 17:46:33)(良:1票) 《改行有》

805.  ヒルズ・ハブ・アイズ 《ネタバレ》  『クライモリ』の砂漠バージョンみたいな映画。パクリかと思いきや、『サランドラ』という映画のリメイクのようですね。知らんかった。  クリーチャーのキャラでいけば、『クライモリ』のほうに分があるでしょう。本作品に出てくるのは、イカれてはいますが人間寄り。言葉は話すし銃も使う。普通の人間より生命力はあるし腕力も強いが、ちゃんと死ぬ。知性を感じさせてしまうので、クリーチャーとしての怖さは半減します。だから付け入るスキがあります。戦えます。すると希望が生まれます。『助かるかも』『勝てるかも』『何とかなるかも』。希望があるから、余計にハラハラします。希望が恐怖や焦燥感をさらに煽ってくれるのです。こーゆーストーリー構成は好きです。  この映画は完全なるバッドエンディングではありません。反撃のカタルシスを得られるのです。武闘派の元刑事ではなく、反撃するのは犬を殺されて泣く少年と、文句ばかり言う都会っ子のダグ。早々に死亡フラグが立っていたこの二人が最後まで生き残り、少年は姉を守るため、ダグは娘を救うため必死に闘う姿がもはやかっこいい。  両親や長女といった『良い人』が犠牲になり、ダグやブレンダといった文句ばかりのちょっとヤな人たちが生き残るってのは意外性があります。ホラーの定石を踏みながらも、犠牲者についてはホラーの定石から微妙にずらし、予測不能なドキドキ感を演出。全滅でもおかしくなかったプロットだからこそ、起死回生の反撃に胸躍ります。こーゆーホラーはかなり良いです。[DVD(字幕)] 9点(2019-04-02 12:12:25)(良:1票) 《改行有》

806.  CURED キュアード 《ネタバレ》  惜しいなぁ。途中まではすごく良かったのに・・・。こーゆー切り口好きです。この暗い雰囲気も好み。好みだけでいったら前半~中盤は8点くらい。  でも後半の展開は完全にゾンビ映画。普通のゾンビ映画にカテゴライズされる以上、後半のありえない選択の数々にイライラまっくす。後半の出来は5点だな~。  こーゆー映画では、危機的状況を生み出す不穏分子の存在がたいていいます。まあ、ホラーやパニックを盛り上げるうえでは欠かせない要員ですね。で、本作でその役割を担うコナー。こいつがあまりにクズすぎて、正直引いてしまうレベルです。ゾンビ映画のなかにサイコパスな殺人鬼がいる感じ。でもこいつは恐ろしいというより、ひたすらムカムカするのです。  そしてそのコナーと対決するセナンたちは、とにかくバカすぎ。  セナンがゾンビには襲われないとか、そんな重要情報すら共有しない。セナン、自分がゾンビに襲われないことくらい、言っとけ。  そして女医。だれよりもゾンビのことには詳しいはずだろう。当たり前のように不用意にゾンビに近づくな。  そしてアビー。こいつがほんとだめ。ゾンビがうろついていることに気づいて、ドア開けっ放しで出ていくな。ゾンビと戦うな。避難所を飛び出すな。やっちゃいけないことばかりするな。  一度ゾンビウイルスによるパニックを経験しているのでしょう?なのにそのバカな選択の数々はなんなの?それでよくセナンを責めることができたね?  もうあまりにイライラさせてくれるので、純粋にゾンビパニックを楽しめない。  前半は良かったのになぁ・・・[DVD(字幕)] 6点(2023-03-26 07:12:57)(良:1票) 《改行有》

807.  もしも昨日が選べたら 《ネタバレ》  時間は大事。家族も大事。『時間を早送りするなんてもってのほかだ』なんて当たり前のことを、すんげー説得力でうったえかけてくる映画。  プロットは『世にも奇妙な物語』なんかで取り上げられそうな題材。最初は『すげーいいもんもらったー』って感じで有頂天。使いまくり。結果、気付いたときには取り返しのつかない恐ろしいことになっているという、ある意味ホラー。  『世にも奇妙な物語』ならバッドエンドで終わらせるんだろうけど、これはハリウッド映画。ほっとする系ハッピーエンドで幕を閉じるので後味は良いです。  まあ結局は主人公のマイケルが、『家族が一番大事』ってことに気付いてめでたしめでたし。でも個人的には『仕事』か『家族』かの二者択一論にそもそも反対な私。だってこのふたつは切り離せないでしょう。家族の生活を支えるのが仕事なわけだから。どっちも大切にしつつ、バランスをとっていくのが大人だと思いますよ。  もちろん、そんなことを言い出せばこの映画の世界そのものが成り立たなくなってしまいますが、それならそれでもう少し説得力がほしかったですね。  リモコン機能は最初のほうは楽しめたのですが、昇進まで早送りして、1年くらい経っちゃった後から急速につまらなくなりました。このつまらなさは『A.I.』を見たときに感じたつまらなさに似ています。もしくは『バタフライ・エフェクト』。時代が、シーンが、矢継ぎ早にどんどん飛んでいく。感情移入する暇なんてあるわけない。もはやファンタジーを通り過ぎちゃっている感じ。アイデアは好きなんですが、やはり私は同じファンタジーでも、もう少し地に足の着いた作品が好みらしいです。  ラストはリモコンそのものを捨てちゃいましたが、『ボリュームを変換させる機能』と『停止ボタン』だけでも使っちゃえばいいのにね。あれなら自分に実害はないでしょ。[DVD(字幕)] 5点(2018-04-10 10:50:43)(良:1票) 《改行有》

808.  IT/イット〈TVM〉 《ネタバレ》  「もしもこんなスタンド・バイ・ミーがあったら?」のコーナー!  ・・・パチパチ。  ってな感じでしょうか。個人的には楽しかったんですけど。  中だるみしそうなところで出てくる恐怖演出。  本人たちにしか見えない幻覚。「本人たちにしか見えない」というのは、当事者たちを精神的に孤立させ、恐怖感や不安感を助長するのでとても良かったです。  それはそうと、ITの正体は「巨大タラバガニ説」と「巨大蜘蛛説」で真っ二つに分かれているようですが、蜘蛛が正解みたいですね。蜘蛛の巣みたいなのにみなさん捕まっていましたからね。  ・・・・んー。最後のオチというか、正体は、正直なんとも思わなかったなぁ。  なんの憤りも感じませんでした。  「おぉ!とうとう正体あらわしやがって!お前がITか!正体あらわした途端急に無口になりやがったな、おい!」  くらいは思いましたけど・・・。[DVD(字幕)] 6点(2012-07-03 12:07:00)(笑:1票) 《改行有》

809.  コーカサスの虜 《ネタバレ》  娯楽性を一切排除した真面目一色の反戦映画です。そこにはドラマチックな展開もなければ、サスペンスもミステリーもない、事実の連続を淡々と切り取っては画面に映し出していくだけの作品です。  食器を洗うところや郵便事情、家の中の様子や子供たちの遊びなど、普通はそれほどクローズアップされない戦時下にある人々の様子を映し出しているところは大変に興味深かったです。ただ逆に言えばそういった真面目さが仇となり、映画を観ることへの満足感が得られにくかったのも事実です。  逃亡を企ててからラストまではストーリーが大きく動きますので、そこは良かったのです。ただそれまでがはっきり言ってしまえば工夫がなさすぎる展開と演出。それに、長い時間をかけた割には、言うほど捕虜の二人と村の人達に十分な心の交流がなされているように感じられなかったんです。だから、ラストで見逃してもらうのにも、どちらかというと若干の違和感を感じます。ヘリを見送るシーンでもこれから起こることの予想はつくものの、その不条理さがいまひとつ伝わりきれてこないんです。  よく出来ている作品ではありますが、物足りない作品でもあります。[DVD(字幕)] 5点(2014-05-01 20:52:00)(良:1票) 《改行有》

810.  タッチ(2005) 《ネタバレ》  原作を読んだことがないので、映画のみの感想です。とは言え、なにしろ自分が子供のとき流行りまくっていたアニメなので、大まかなあらすじは知っていたりするのですが。  結論を先に申し上げると、映画としてそんなに悪くはありません。かと言って、とりたててほめるべきところもありません。青春映画として、可も無く不可もなく、なんですよねー。  最初のうちは3人の関係を微笑ましく見ていたのですが、和也が死んでから、登場人物にどんどん魅力がなくなっていく不思議。特に達也。ボクシングでも野球でも、試合に負けるたびに投げ出しちゃう自分勝手ぶり。南は南で、部活をやめてしまう気持ちはわからんくもないのですが、南不在のまま決勝戦にいっちゃうのにちょっとびっくり。更には両親。和也のときは応援に行ったのに、達也のときは応援に行かないのですね。マンガがそうなっているのなら仕方ありませんが、どうも後半、誰にも共感できません。  一番盛り上がってほしい後半の爽快感には難ありですが、全体的には手堅くまとまっている青春映画だと思います。[DVD(邦画)] 6点(2017-09-12 03:51:02)(良:1票) 《改行有》

811.  怪盗グルーのミニオン危機一発 《ネタバレ》  笑える映画ってそれだけで評価が高くなります。『笑い』って『感動』より難しいと思うんですよね。  とにかくミニオンがかわいくて面白い。  1作目では脇役に徹していたミニオンたちも、今作では準主役級のキャラクターに成長。底抜けに明るく、前向きで一生懸命なキャラクターが最高です。これは人気が出るのもうなずけますね。こーゆーキャラを生み出しちゃう人間の想像力ってすごい。  1つ1つの演出が面白いので、なんてことないストーリーでも面白く感じます。  今作も悪役、陰謀、出てきますが、どちらかというと恋愛がメイン。このシリーズに恋愛ってどうなのって思ったのですが、なかなかラブコメとしてそつなくまとまっていました。ルーシーのキャラと、中島美嘉さんの声が良かったのかな。  前作ではグルーはサイテー人間として登場したのですが、今作では最初から良いパパスタート。それが良かった気がします。アグネスの誕生会でプリンセスをしてあげて、マーゴの恋愛に目くじらたてる。大人気ないところも好感が持てます。  とにかくミニオンのおふざけが前作より多いので、わき道に逸れがちですが、それを含めて大変面白い。個人的には前作より好きです。  ブルーレイに収録されていた『ミニオンと子犬』のムービーが相当良いです。セリフが全然ないのに、ストーリーがこんなにわかるって凄い。製作陣のセンスの良さを感じます。[ブルーレイ(吹替)] 8点(2020-11-29 20:19:39)(良:1票) 《改行有》

812.  BLACK & WHITE/ブラック&ホワイト(2012) 《ネタバレ》  軽いノリのライトアクションコメディ。1980年代から1990年代にかけて流行った刑事バディもののノリ。今作の2人の主人公はCIAの特殊捜査官ですが、たとえ刑事でも全く同じ内容の映画になりそうです。  一応悪いやつもいるにはいますが出番はオープニングでほぼ終わり。物語の9割はラブコメなので、この悪役の影は限りなく薄い。  だめじゃないけど、サスペンスアクションにもう少し力を入れてもらったほうが、よりコメディの部分が活きる気もします。激ヤバな状況を軽口を叩きながら乗り切っちゃうような、そーゆーのが好きです。  今作はサスペンス色もアクションもほとんど力を入れていないので、とにかくユルユル。コメディ全開。でもちょっとだけ犯罪組織の動きを匂わすもんだから、どーしても刺激や緊張感が欲しくなってしまいます。  ラブコメのほうはなかなかの出来だと思いますよ。特にコメディ部分ですが。卓越したCIA捜査官のスキル。科学力。組織力。それらを総動員してやることが、一般女性のストーキング。こーゆーのは大げさにやればやるほど面白いので、そーいった意味ではよくできています。特にそれぞれのチームのメンバーが大真面目にローレンス(リース・ウィザースプーン)の身辺調査をしているのが面白い。途中まではチームのメンバーも『ハインリッヒと何の関係が?』と尋ねていたのに、いつの間にかもう何となく事情を察して尋ねなくなっているのがちょっと面白い。挙句の果てにはお互いのチームをちょっとライバル視している節もあったりして。  どうせ最後は二人ともフラれるんだろうと思っていたのですが、なるほどそうきましたか。これは後味の良い終わり方ですね。  映画のラストをケンカと笑いで〆たのも好印象です。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-07-08 14:33:19)(良:1票) 《改行有》

813.  不機嫌な赤いバラ 《ネタバレ》  前半30分がイライラしっぱなしです。大統領からのクレームの電話以外に、これといって面白いエピソードもなくてつまらないのです。ただそっから先が面白いんです。  テスという人物の本質を端的に表すエピソードが二つ。一つめが息子の願いを断るシーン。もう一つがダグが泣いている一瞬を巻き戻して見ているシーン。表面上はただのわがままお婆さんに見せかけて、実は、物事と人間の本質を見抜いていらっしゃるのです。そして、テスがダグになぜこだわったのかもよくわかるんですよね。  そして後半になると、前半の無意味にも思えたわがままエピソードのひとつが、意味を持ち始めるくだりもあります。「いい話があるの。」→①「私には脳腫瘍がある。」②「スカッドミサイルを買ったわ。」③「オペラに行くわ。」→「どれが本当だと思う?」すでにダグと3年過ごしていて、でもダグから嫌われているテスは、もしかすると自分の病気の悩みを打ち明けようとしたのかもしれないです。でもつい、①でやめずに、②、③の選択肢をつくっちゃった挙句に、問題形式にしてしまうんです。素直になれない彼女の気持ちがよく表れています。ダグは当然③だと思っちゃうわけです。だからきっとオペラに行く気なんかなかったのに、オペラに行く予定を入れてしまったんじゃないでしょうか。結果、オペラで寝てしまうテス。あきれるダグ。ダグも私たちも、いつものわがままだと思ってしまうんです。なにしろ、それまでのわがままエピソードで、テスはそういう人物だと刷り込まれているから。これが本当だったら、よく出来ている脚本ですねー。ただよく出来すぎていて、なかなか気付かないですよね。  まあ何にせよ、心温まるドラマであり、ちょっと笑えるコメディである上に、刺激的な事件まで用意してくれているサービスいっぱいの映画でした。  でもつま先撃っちゃうのはちょっとやりすぎ。本当に撃ったからびっくりした。この作品のテイストにはあってないな~。[DVD(字幕)] 7点(2014-01-06 02:48:08)(良:1票) 《改行有》

814.  エイリアンVS. プレデター 《ネタバレ》  つっこみ所があったとしても、つっこむ気にならないくらい面白さ際立つ映画。待ってました、こーゆーの。『フレディVSジェイソン』より好き。  『エイリアン』シリーズに比べるとホラー要素は控えめ。『何かいる・・・』ってゆーのが、まずホラー映画の恐怖の始まりなんだろうけど、この作品では『人間とのコンタクト』の前に、両者の姿をさっさと見せちゃう。つまり、最初からホラー映画として作っていないのだと思います。むしろ、見ている人をわくわくさせようとすることに比重が置かれている気がします。つまりは『エイリアンVSプレデター』の異種格闘技戦、アクションとして楽しめるわけです。それにしてもエイリアンと同じくらい人間を殺しまくっているプレデターと仲良くなってしまう展開を、あまり違和感なく見せちゃっているのですから、これは意外と脚本がうまいのでわ・・?  個人的に『惜しいな~』と思う点。それはギャラリーであるはずの人間をあまりにたくさん殺しすぎたこと。主要人物も含め、エイリアンとプレデターにあっという間に全員消されてしまいます。気付けばウッズただ一人。やはり『ガヤ』や『ギャラリー』が少ないと盛り上がりに欠けますね。  映像は暗い色調ながらも鮮明で大変見やすく、CGもなめらか。映像技術の進歩によって、こーゆージャンルの作品って凄く面白くなりましたよね。良い時代になったもんだ。個人的にはスマッシュヒットの良作エンターテイメントです。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-01-03 11:29:15)(良:1票) 《改行有》

815.  コーチ・カーター 《ネタバレ》  実話をベースにしたスポーツ系サクセスストーリー。好きなジャンルです。  バスケ部OBのケン・カーターという人物が、母校の落ちこぼれバスケットボールチームのコーチを引き受けます。この流れ。てっきりバスケット中心の物語かと思うじゃないですか。いえいえ。この作品はもっともっと意義のある作品でした。  『チームとしての成長』+『規律』『礼儀』『モラル』『学業』。この作品は教育の本質に迫るドラマです。  カーターは教育者ではありませんが、誰よりも教育者らしい教育者。彼が作ったルール、指導、契約はすべて選手達の未来を見据えたもの。それは一時の勝利の更に先にあるものでした。  『選手』『保護者』、更には味方であるはずの『校長』からさえも支持してもらえない四面楚歌。  それでもゆるがないカーターの信念。そのうちに、一人、また一人とカーターの信念を理解しはじめていく、その展開は本当に見る者の胸を熱くさせてくれます。  そして物語は最高のクライマックスを迎えます。  私にとってのクライマックスは『体育館』。皆が勉強しているときでした。そこからのクルーズの独白。あまりにも臭い演出なのに、もう聞き入っちゃいましたね。ここが最っ高に感動します。個人的にはここで映画が終わっても良かったくらいです。  人は自分が生まれる場所を選べない以上、大人たちが作る地域社会性というものがいかに重要か、この作品を見ると本当によくわかります。そしてそれ以上に、親の姿勢のあり方、これが重要なのだと思います。  貧富の差、境遇は、すぐには良くならないけれど、『考え方』『意識』、そして『生き方』はすぐにでも変えられる。  そう思わせてくれる映画です。実に良い。[DVD(字幕)] 9点(2017-05-29 02:37:15)(良:1票) 《改行有》

816.  エクスペンダブルズ2 《ネタバレ》  今回は仲間の裏切りもなく、ガンナーも復帰。大変分かりやすくなっております。  凄腕のイケメンスナイパーが加わり、バラエティに富んだ熱いメンバーに。  更にはブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーも参戦。地獄のヒーローのチャック・ノリスまで加わって、ファイナル・バトルは痛快なアクション活劇に。  ビリーの死、ジェット・リーの離脱。この辺りは個人的に残念。  このシリーズに『死』や『悲劇』は似合わない。ビリーはかっこいいキャラだったのに勿体無い。そしてジェット・リー。彼がいないエクスペンダブルズなんて、紅しょうががついていないお好み焼きのよう。例えがわかりにくくてすいません。  せっかくならフルメンバーでフルボッコにしてほしかったです。  で、これは私が悪いんですが、ヴィランがヴァン・ダムって気付きませんでして。回し蹴りでナイフを刺すシーンを見ても、なぜそんなやり方で?って思っただけでまったく気付かず。こちらでキャストを確認してやっと気付く始末。いやはや、まいったまいった。  だから最後にスタローンとタイマンさせたかったわけですね。納得。  このシリーズは本人たちも劇中で言っているように、まさにお祭り映画。  アクション界のアベンジャーズですね。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-06-29 10:14:57)(良:1票) 《改行有》

817.  V/H/S ファイナル・インパクト 《ネタバレ》  全シリーズの中で最もクソな作品。  前2作が良かったからといってこれまで手に取ると、間違いなくやけどするでしょう。  さすがにこれはないわ。  いくらVHSとは言え、こんなに画像が荒れまくりになるのはどーかと思いますよ。ちょっとそれがリアルな感じで受けたからって、そんな画像ばっかり流せばいいってもんじゃないです。この映画を撮った人たちは、偏差値低くて自分では何も考えない人たちでしょう。もう目が疲れて仕方ないよ。  まず1話目というか、全編通してカメラ小僧が彼女を追いかけるストーリーがあるんだけど、これがひどい。  2話目と3話目は映像が少し落ち着いて見やすくなります。  4話目のスケボー少年たち。この映像がまたひどい。  誰が主観なのか全然わからない。何が起こっているのか全然わからない。もうただひたすら目と脳を揺さぶられます。これネット上にあったら『ググってはいけない・・・』レベルの映像です。  2話目のマジシャンと、3話目の並行世界はまあまあ見られる内容です。まあまあ、ですけどね。  2話目と3話目のオチは、うん、悪くない。特に3話目のオチは好き。  でもメインのストーリーと4話目のオチは超適当。ってゆーか、4話目は結局スケボー少年たちどうなったのさ。  メインのほうは、おそらく呪いのビデオみたいなものを主人公にアップロードさせて、これから世界中に惨劇が起きるぞーっていうオチなんだろーけど・・・ プロセスがひどすぎてオチまで気持ちが持ちません。[DVD(字幕)] 2点(2023-04-09 21:51:32)(良:1票) 《改行有》

818.  きみといた2日間 《ネタバレ》  ヒロインは微妙。性格も容姿も好みではありません。男もイケメンではないし、ブサイクでもない。そして性格はちょっと嫌なやつ。だから前半は正直そんなに気持ちが入らないんです。  ただ、2人の関係が改善されていくにつれて、ちょっと二人に同調している自分がいる。不思議な感じ。いつの間にかこの作品のもつ融和性にとりこまれてしまったようです。  下ネタ、あんま好きじゃないです。笑えないし。ですがこの作品のはぎりぎり許せる範囲。  男の彼女が戻ってきて、『今までイッたふりしていた?』と尋ねるシーンはかなり面白かった。やっぱ気になってたかー(笑)。  同じ下ネタでもセンスがあるのだと思いました。  で、こーゆー作品のお約束。『おお、なんか良い雰囲気になってきたー。このままうまくいくのかー?』ってところからの破局。そーゆーラブコメの定石はきっちり守っています。二人が結局別れ、ラストで再会するまでの流れが切なくて好き。  こーゆーので良いんですよね。なんでもひねれば良いってもんじゃあありません。ハッピーエンド万歳です。  ドラッグがちょっとひいたかな。昔の映画に比べ、今の映画って一般人も当たり前にばんばんドラッグやっている現実が怖いです。[DVD(字幕)] 7点(2020-06-28 20:36:51)(良:1票) 《改行有》

819.  ナイト ミュージアム 《ネタバレ》 面白かった。僕もほかろんさんと同じで、オクタヴィアヌスとカウボーイが二人で帰還するときの様子が無駄に格好よくて大好きです。タイヤの空気を抜いているときの二人の様子と、その場面を遠くから見たときの静かな様子を対比させていたところもかなりうけてしまいました。良いキャラだなー。映画全体でこれだけがちゃがちゃしているのに、ストーリーが破綻しそうでしないところは凄いと思いました。[DVD(字幕)] 7点(2011-07-05 15:54:36)(良:1票)

820.  デッドコースター 《ネタバレ》  ホラー界のジェットコースタームービー。その正統な続編。『続編は前作よりパワーアップしなければならない』という暗黙のルールでもあるのでしょうか。この作品も『スケール』、『ショッキング映像』、『スピード感』の3点において、前作よりも明らかにパワーを感じます。 ですが、個人的に好きなのは1。ホラーテイストが強いのもたぶん1。  それは、1のほうが夜のシーンが多いことも関係しているかもしれません。2は昼のシーンが多く、更には一般人がいつも周囲にいる中で次々と不慮の事故が起きるので、主人公たちの孤独感が、前作に比べると薄い感じがします。同じ世界にいるにも関わらず、世の中と主人公たちが見えない力で隔絶されている雰囲気がある前作に比べ、2ではその雰囲気が足りません。『孤独感』や『隔絶感』というものは、意外と『絶望感』や『恐怖感』と密接な関係を持っているようです。  そういえば、今回2回目の鑑賞ですが、1回目見たときにはよくわからなかった前作とのつながりがわかってすっきりです。飛行機事故で生き残った人たちによって、間接的に命を助けられたのが今回の犠牲者達。つまり、ハイウェイでの事故よりずっと前に、全員リストにのっちゃってたわけで、今回ハイウェイに皆が集められたのは死神界の一大イベントだったのかもしれません。それを更に妨害されたんじゃあ『一度ならず二度までも。』って死神が怒るのも無理はないですね。  前作がかなり良かったので、ネームバリューとアイデアをそのまま引き継ぐだけでも売れそうなのに、ディテールの作りこみやフェイントの多さなど、手を抜かない製作サイドの意識の高さは素晴らしいです。  目にはしごがズドン。エアバッグボン。は、衝撃的でしたが、一番見ていて怖いのはやっぱ歯医者でしょ。歯医者はしゃれになんない。もう歯医者行けないです。一緒に見ていた奥さんは怖さを半減するために薄目を開けて見ていましたが、意味あんのかなそれ。  とにもかくにも、大好きなシリーズ。このシリーズ見ていると、毎日死なずにすんでいることが、もはや奇跡的なことなんじゃないかと思えてくるような。そんなありがたい1本です。[DVD(字幕)] 8点(2015-06-21 11:47:56)(良:1票) 《改行有》


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