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プロフィール
コメント数 300
性別 男性
年齢 41歳
自己紹介  点数が低い作品に関してはかなりボロクソに書いてありますのでお読みの際はご注意を。
 私の駄文が皆様の映画ライフの助けになれば幸いです。

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評価順1234567

81.  魔法使いの弟子 《ネタバレ》  『冴えないインテリ少年が実は最強の魔法使いの資質を持ち、師匠と共にニューヨークを舞台に悪の魔法使いと戦う』以上、と非常に流れは分かりやすい。  主人公のヘタレ具合も人によって好みは分かれるが、肉体派熱血少年より『頑張っている』感がより強調され、何よりこういう設定大好きなのでプラス評価。  魔法も悪く言えば『何でもでき過ぎる』が、魔法って元々そう言う夢を与えてくれる設定だし、演出も上質なCGと相まってドキドキしました。  ただ難点もいくつか。  世界観や設定を序盤で一気に説明されるので、『何が巻き起こっているの?』的ハラハラ感が無い、てかそう言う演出自体嫌い。  あと間接的なものに比べ、相手を直接攻撃する魔法が数少ないし地味。ゲームでは絶対序盤で覚えそうな青い光の球でチマチマ攻撃するかサイコキネシスだけなのが残念。  過度に期待せず、『ニコラス・ケイジが好きだから』位のノリで見ると面白いと思います。  あとハリ○タや最近のアニメに出てくる魔法みたく、小難しい理論やら設定やらを窮屈に感じてる方にも向いてるかと。  あとあと、ストーリーに絡まないが中盤『ファンタジア』へのオマージュが入っており、ファンには楽しめるかと。 [ブルーレイ(吹替)] 7点(2011-01-29 13:13:42)(良:1票) 《改行有》

82.  ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強 《ネタバレ》  私の中で『銀河ぎりぎり』と双璧をなすDB傑作作品。  序盤に悟空の活躍少々、中盤はそれ以外のZ戦士(ピッコロや悟飯等)の活躍、そしてラストは悟空総取り・・・と思いきやピッコロが締めと構成は文句なし。  時間軸的に見ても、『人造人間偏までの3年間』『キャンプなのでピッコロは別行動』『悟飯は髪が長かったので切った・・・で、三年後また伸びた』『尻尾も切った』『トランクスと会った時自由にスーパーサイヤ人になれると言っていたが、戦闘中はまだ無理だった』と(強引に)考えれば矛盾は無い・・・・よね?  クウラ最終形態は格好良いし、戦闘演出も無駄なく熱い。界王拳使っても歯が立たず、距離をとったと思ったら後ろに回り込まれてたときのあの絶望感ったら無い(ここで攻撃せずただ立ってる(飛んでる?)だけってのもニクイ演出)。  ただ、個人的に一番気に入ってるのはスーパーサイヤ人になった悟空が放った一言。『貴様はもう謝っても許さねぇぞ、このクズ野郎!!』。確かにフリーザに言った台詞を繋ぎ合わせただけですが、言い放った瞬間の悟空のキレ具合。そして、クウラが変身前に『お前がどんなに泣き叫ぼうが俺は容赦しない』と全く同じ意味合いで事前に振っており、『自分が言った台詞をそのまま返されて倒される』と言う構成とあいまって、原作・劇場版・TV版全ての中で一番気に入っている台詞になりました。  以上、格好良すぎて10点!![ビデオ(邦画)] 10点(2009-10-31 16:05:25)(良:1票) 《改行有》

83.  バッド・ルーテナント 《ネタバレ》  ナショナルトレジャー以来ぱっとした作品が無かったニコラス・ケイジですが、これは最近の作品の中ではまぁ良い出来。  古傷が原因で薬物に手を出してしまった刑事が殺人事件を追いかける・・・・が、正直事件の捜査はおまけ程度、メインはその間に刑事の身に起こる災難を描いた内容。ドンパチはほぼ無いので、若干パッケージ詐欺な気も・・・。  終盤までは刑事の彼女がマフィアといざこざを起こしたり、賭博で負けが込んだり、麻薬を横流ししていた仲間に見捨てたりなどなど問題が発生、おまけに事件は暗礁に乗り上げ(証言を約束した少年が、ニコラスが麻薬吸ってるのをみて不信感を抱き逃亡)、更に更に同じ依存症だった父親や彼女も更生に向かい孤独感を強め壊れていく主人公(この壊れ具合の演技は流石ニコラス・ケイジ)。  結局最後は全部丸く収まり、事件も問題も解決して昇進も決定・・・でも麻薬は止められず。途中麻薬がバレ捕まるかと思ったが結局捕まらず、まぁ善意有る行動による負傷が原因なので同情の余地はあるかな。  途中唐突過ぎるご都合主義(意味が重複しているがそれぐらい本当に唐突)もあるが、本編に深くかかわらないのでギリ許容範囲内。  最後は捉え方によるが、個人的には傷が治り麻薬を止められるようになることを願います。  演出的に、中毒者が見る幻が爬虫類繋がりな点、『そこにあり得ない物が見える』という症状を不自然なワニやイグアナの登場で表わす手法は面白かった。  2時間と尺は長く派手なアクションも無いが、ニコラス・ケイジが好きなら見て損は無い。[DVD(吹替)] 6点(2010-08-02 00:06:10)(良:1票) 《改行有》

84.  ドライヴ(2011) 《ネタバレ》  『運び屋の主人公はある日1人の女性に恋をする、しかし借金を抱えていた旦那(冒頭は服役中、悪い人じゃない)が脅され強盗をする事になる。しかし雇い主は元々彼らに罪を擦り付けるのが目的で強盗後主人公達を殺そうとする。家族のため苦渋の決断をした旦那の想いを侮辱し、女性まで殺そうとした彼らに主人公は復讐をする』、話だけなら目新しくもなく、悪役マフィアが殺し素人の主人公に壊滅させられる位の規模(構成員10人以下)だったり色々あって良くて5点。  だが『それ以外』が良い。  とにかく『静』を意識した演出が絶妙。登場人物の行動やアクションの合間に良い感じの『間』があり、それが見事に各人の心境やアクションの緩急を引き立てていた。  またBGMも基本無音で『ここぞ!』と言う時だけにこれまた各場面にマッチした多種多様な音楽を使用しており、上述した『間』と合わさり120%そのシーンを盛り上げていた。主人公の決意シーンやカーチェイスも全然派手じゃないのに凄いドキドキしてしまいました。  英語は全然ですが、主人公が訛りみたいのがある英語なのだが、これが彼の『不器用な純粋さ』と言う性格にマッチしていた良かった。  グロはランボーやスターシップみたいな派手グロではなく、包丁で首メッタ刺しやストンピングで頭蓋骨破壊等生々しいグロさですが、予想してたよりは少なかったですし、マフィアたちの必死さや主人公の彼らに対する怒り具合等十分理由のあるものでした。  尺に関しては話が話なのでこれで十分。あらすじに書いた内容をそれぞれ丁寧にそれなりの尺を掛け、且つ主人公の性格等はシーンの合間から『読み取れる』用にして尺を節約しつつ押し付けないようにしてあり、ここでも監督の構成力が光る。  イメージ的には『トランスポーター』みたいなアクションではなく、『貴婦人がヒロインのレオン』といった感じかな。  大金使ってCGゴテゴテにしただけの映画(それが駄目とは言わないが)とは一線を画する、『娯楽』ではなく『芸術』として観れる映画でした。そう言う意味でも子供とかは退屈してしまうと思うのでR15と言うのは『この映画の凄さを理解できる年齢』として設けてあって良かったと思う。  ただ前述したようにストーリーは本当つまらない。監督としての能力は文句無しなのでもっと面白い話を書ける人と組んで今後も活躍してほしい。[映画館(字幕)] 7点(2012-03-31 23:17:44)(良:1票) 《改行有》

85.  アルゴ 《ネタバレ》 一言で表現するならすご~く地味な映画。 一応実話を基にしているので、余りにご都合主義な展開が続くとおかしくなるので仕方が無いが、余りにも物語が淡々と描かれ過ぎている。これは『実話』である前に『ドキュメンタリー映像』ではなく『映画』である事を忘れてしまっている。 映画なんだから観客をハラハラドキドキさせるような演出やシーンが無いと駄目。無論だからと言って安易な銃撃戦や捕縛劇等は論外。具体例は難しいがもう少し緊迫感のあるシーンがないと駄目。 敵とのニアミスやアクシデントもそれなりにあるが、撮り方か演出どちらが悪いのかわからないが観ていて緊迫感が全然伝わってこなかった。 序盤の映画関係者も変にコミカルで映画(特に後半)の雰囲気にマッチしておらず、どうせなら真面目キャラにして徹頭徹尾ストイックな登場人物のみで固めて欲しい。そもそもそう言った人物達を雇った理由でもある映画を本当に作ろうとしている努力と結果が後半の展開に活かされているのが少なく、尺の長さに見合っていないのもマイナス。 総評 『実話』であることを宣伝文句に使われていたが、私としては実話じゃなくても良いので面白い映画の方が観たい。 作風はかなり異なるが、『騙す』をテーマにした映画なら『ワールドオブライズ』の方が面白かったかな。[DVD(吹替)] 4点(2013-03-19 23:21:20)(良:1票) 《改行有》

86.  ランボー/最後の戦場 《ネタバレ》  良くも悪くも今までどおりのランボー(正確には2,3)でした。  男の子大好きな変態司令官が指揮する、少年を無残に刺し殺し、赤子を火に放り込み、無抵抗な捕虜を使った殺人賭博を行なう、うじ虫よりも嫌悪感を抱かせる最低鬼畜な悪魔の軍隊。  そんなゴミ共に捕まってしまったボランティアの方々を救うべく、『必中』『ひらめき』『熱血』がほぼかかりっぱなしのランボーと最強傭兵野郎共が立ち向かう!  わかり易く(?)言えばこんな感じでしょうか?  設定も何となくこれまでのランボー2,3に似ていなくもありませんが、逆に今はそのようなド直球のアクション映画が少なく新鮮に感じました。  仲間が銃殺されそうになった瞬間、機銃座を構える兵士の後ろからぬ~~っとランボーが現れた瞬間は、ベタながらもシビレてしまいました。  ミャンマー情勢については詳しく存じないので、あのような残虐行為(上に書いたこと以外にも四肢を切り落としたり、柵に人の首を刺したり)が本当に行なわれている(いた)のかわかりませんが、『ああ、コイツ等は殺されても仕方ないクズ共だ』と『悪』の認識を植えつけるには十分だと思いますし、戦争(虐殺)の惨さを映像として表現するにはかなり成功していると思います(オブラートの包まなさに正直気分悪くなりました)。  なんで、『グロ(敵も五体満足で死ぬ方は少ないです)』に耐性があり、これまでのランボー好きなら観て退屈しないと思います。  ただ惜しくべきは、ここからもうひと山ありそうと思ったところで終わってしまう(大規模な銃撃戦が1回だけ)ので、ちょっと物足りない気がしました。かと言って『ここは削れたろ』と言う場面も無いので、出来ればあと30分は尺が欲しかったです(それだけ長くても全然観れます)。  スタローンの老化によるアクションの衰えを心配する方もいるかもしれませんが、心配いりません、『すごいアクションだ!』とは違いますが、『アンタ本当に俺の親父より年上かよ!?』と感心するくらい、60歳のジジイが動きまくります。そのスタローンの努力と根性に+1点です。[映画館(字幕)] 7点(2008-06-07 19:34:02)(良:1票) 《改行有》

87.  RED/レッド(2010) 《ネタバレ》  一言で表現すれば『エクスペンタブル』のグレードアップ版『スーパーハリウッド大戦』。  本サイトのキャスト欄で上から6番目くらいまでに好きな俳優がいて、尚且つその方と他の豪華俳優陣の共演を見てみたい(実を言うと約一名出番がチョイ少ないですが、十分活躍はします)。もしくは『ダイハード4』『ランボー4』『まだまだあぶない刑事』みたいな『オヤジやオバサン達がいぶし銀の活躍を見せるエンタメ作品』が見てみたいと思う方なら損はないと思います、  ストーリーは・・・・まぁ・・・・小難しくするよりかは単純明快ご都合主義にして、俳優達の共演を堪能する事に集中できるようにしてくれたと考えれば及第点かな?少なくても『エクス・・・』よりは良かった。  アクションに関しては主要キャストが『平均年齢約56歳』と言うのを考慮しなくても相当頑張ってます。『スピンしてる車からスマートに降車』『ロケット弾を拳銃で迎撃』『機関銃を撃ちまくるヘレン・ミレン』等オリジナリティもまぁまぁ。  テンポもかなり良く、前述したようにアクションが派手なので所々ある突っ込み所も気にしてる暇ないのでそこは良く分かって作ってると感じました。  ただヒロインが『退役諜報部員に惚れられた一般社員』の割には戦場に対する順応性が高すぎる気がした。個人的にこういったケースでの活躍具合は『トゥルーライズ』が丁度良いと思っているので、もうちょい『巻き込まれた一般市民』感を出して欲しかった。  『アクション映画』として見れば良く言っても『佳作』レベルだが、子供の頃から見ている色んな映画に主演していた『ヒーロー』達が1つのスクリーンに集う様は感涙もの。掛け合いも多いし面白いので言うこと無し。[映画館(字幕)] 6点(2011-02-06 02:37:16)(良:1票) 《改行有》

88.  十三人の刺客(2010) 《ネタバレ》  作品の出来としては6点。引くぐらい見事な悪である殿様を暗殺すべく立ち上がる13人の漢。状況説明や準備と合戦との尺のバランスが丁度良く、肝心の合戦内容も笑っちゃうような仕掛けや13VS200と言う戦力差を覆す無双パワーテンコ盛りで最後まで飽きずに見れました。  ラスト、首と胴を切られても『山育ちで治りが早い』と言う理由で復活した伊勢谷さんは、ラストの『この作品はフィクションです』のメッセージと相まって、純粋なエンタメ作品として見てほしい監督なりのメッセージと取れ、その潔さには好印象。  そして+2点の理由。はっきり言って私はCGや銃撃戦、ワイヤーを使った格闘等を入れた日本のアクション映画はアメリカの足元にも及ばないと思っている(勝負できそうなのはGOEMON位)。そこで本作はその土俵で勝負せず『殺陣』や『侍』『武士道』等アメリカには真似できない(できても似非モノ)日本独自の要素で勝負しているので非常に新鮮に感じた(印象としては武版座頭市や7人の侍のアクション部分を強調した感じ)。確かに『殺陣が単調』『敵に魅力的なキャラが少ない』『13人全員のキャラ立てが出来ていない』『みんな負け方が一緒』等改善点はあるが、それを差し引いても『ジャパニーズ・エンタメ・アクション』の1つの可能性を示した本作の存在意義は大きいと思う。[映画館(邦画)] 8点(2010-10-02 01:36:28)(良:1票) 《改行有》

89.  ザ・ライト -エクソシストの真実- 《ネタバレ》  前情報として、こう言った悪魔祓い的作品は初めてで、神様はいると思うがキリスト教徒ではありません。  重厚な音楽や全体的に暗めな画面等雰囲気の出し方と盛り上げ方は上手いと感じました。『悪魔憑きは精神病』と考えている無神論者の神父が、自身の周りで起こる不可思議な出来事から徐々に悪魔の存在を信じ初め、遂には師匠に取りついた悪魔と対峙する。  この『不可思議な出来事』の演出が非常に上手く、変にド派手なCGを使わない事が逆に『見えざる何か』が着実に、少しづつ近付いてくる恐怖になる。  悪魔に関しても、どこぞの州知事や救世主と戦った奴等みたいな超能力は使わず、その者が絶対に知らないはずの各人の心の闇を攻撃したり、あくまで人力で襲ってくる所が非常にリアリティを感じた。最後の方の聖なる言葉(・・・で良いのかな?)を一緒に復唱する所が特に・・・・・。  ラストの対決、遂に悪魔の存在を認め取り付かれそうになった瞬間『悪魔はいる=神も存在する』と言う理論で信仰心を取り戻すところは非常に熱かった。  演者の好演や演出も相まり、最新兵器も鋼の肉体も持たない主人公が、信仰心だけで打ち勝つシーンは素晴らしかった。  ただ恐怖演出は全体的に良かったが、所々入るビックリ的脅かし演出はかえって不似合いだった。折角真綿で首を絞めるようにジワジワと恐怖心を掻き立てておいて、最後のトドメは金槌でドカンって。もうちょい工夫して欲しかった。  ただキリスト教の色が強いのはしょうがないが、説教臭くなかったり、『キリスト教最高!みんなもキリスト教に入ろう!!』的な勧誘も無かった所も好印象。  この手の作品は初だったので、比較が無いためちょっと甘めで採点しました。[映画館(字幕)] 7点(2011-05-03 22:37:28)(良:1票) 《改行有》

90.  プレデターズ(2010) 《ネタバレ》  とっても分かりやすいアメリカのB級アクション映画。  『一般市民に飽きたプレデターが世界中から兵(つわもの)共をとっ捕まえて自分の狩り場に離しレッツハンティング。だが俺達は怯えて逃げ回るだけの小鹿じゃねぇ!目に物見せてやるぜ!』と言う内容。うむ、実に良い!!革新的な映像も豪華なCGも無いが、シンプル・イズ・ベスト。雰囲気的には1に近いので、1を楽しめた方は見て損は無いかも。ちょっとだけシュワちゃんの記録も紹介されます。  ただ最近の映画(ド派手なCG)に慣れてる人にはショボく感じるかもしれないのでそういう意味では過去の作品が好きだった人向けかな?  ただ個人的に気になった点が2点。一つは肩キャノンが命中したら以前は腹にドでかい穴が空いていたが今回は背中が焦げるだけ、てか直撃して生きてたし。ちびっこへの配慮でしょうか?プレデターがそんなの気にしてはいけないでしょう?  もう一つ、仲間にヤクザがいて後半プレと日本刀を使った真剣勝負をするが・・・・格好悪い。立ち会いのシーンまでは1のネイティブサンっぽくて格好良かったのに。『おりゃーーー!』とか言って上段で突撃するその姿は完ぺき金さんに成敗されるザコ侍。殺陣の指導者はいなかったかもしれないが、役者さんは日本人(ハーフ?)だったんだからそこは意見して何とかしてほしかった。  捻りも新鮮さも無いが、シリーズファン(熱狂的ではないですが)ですしこういう古臭いアメリカ映画が大好きな私としては十分及第点。  付け加えるなら『エイリアンVS』よりは楽しかったです。[映画館(字幕)] 7点(2010-07-24 18:44:23)(良:1票) 《改行有》

91.  カーズ 《ネタバレ》 私の中でピクサーを最高位の制作会社に決定づけた作品。   『才能はピカイチだがわがままジコチューな主人公が本当に大事なモノに気付く』と言う王道展開ながら相変わらず丁寧に作られている・・・・のだがこの『丁寧』具合が半端無い。   『陽気なお馬鹿さん♪』『過去の大偉人』『主人公の本作で見せた成長を既に終えたヒロイン』『既にいた友人』と言った登場人物、序盤知り合いに『友達』の話題を振られ表情が曇り、何かしらの『寂しさ』を感じている等、主人公が無理なく成長出来る要素がしっかり用意されている。   舞台となる町も開発の煽りを受けてさびれたとベタだが、『速い事が何より大事』と思い込み、大切な何かを忘れている主人公の現状を『町』を介することで視覚的に分かりやすく表現する事に成功している。   『登場人物みんな車』と言う設定も本作のメッセージにマッチしており、『無表情な物』が動くことで多少オーバーなリアクションをしてもクドく感じず且つ彼らの性格や心境の変化をすごく分かりやすく感じることが出来る。結果中盤のツーリングや序・終盤のレース等『車が本人』だからこそ画になるようなシーンも多いし、演出的にも『車→ドライバーのハンドル操作→また車』と言うレース映画によく見られるカットを一纏めにできるので新鮮かつ尺の節約にもなっている。   CGも相変わらず、冒頭のレースに感震。 本作のオチなんて20分も見れば誰でも想像付くが、そこに至るまでのメッセージ性、CG、設定、演出、構成等全てがパズルのピースのようにキッチリ隙間なく見事に組み上げられておりもはや芸術レベル。だからこそラストのゴールシーンも『あざといな!』なんて感情微塵もわかず『なんて良い奴なんだ!』と素直に感動できた。いやぁ泣いたわ。  吹き替えのキャスティングも完璧。特に主人公が成長するに従い少しずつ話し方やトーンを優しく変化させている土田さんの演技は流石役者。  ほめ過ぎかもしれないがごめん、良い所しか見つからない、文句無しの傑作。[DVD(吹替)] 10点(2011-08-14 10:05:44)(良:1票) 《改行有》

92.  カウボーイ&エイリアン 《ネタバレ》  まずタイトルからしてB級映画匂を隠さない所は正直でよろしい。  内容は記憶を失った男と町を支配するチョイ悪おやじをトップに、えいりあん(なんか『エイリアン』と表記したくない)に連れ去られた家族を取り戻すべく町人が立ち上がるお話・・なのだが。  ・えいりあんの目的が金塊探しと地味、人間誘拐は生態調査程度。  ・ヒロインをミステリアスに描きたかったのだろうが『あなた(主人公)が必要なの、理由は言えない』『記憶が無い?それでも貴方は貴方』等ただの電波女にしか見えない。  ・↑の理由でウザいと思っていたので中盤えいりあんにブン殴られて昇天『やっと退場か』と思ったら、す巻きにされて火にくべられたら復活した。そして『私も宇宙人なの』意味が分かりません。  ・敵基地の所在を知るため主人公の記憶を呼び覚ますが、方法が『先住民伝統の儀式』イミガワカリマセン。  ・えいりあんの基地に到着、『敵に見つからないか?』『大丈夫!彼らは日の光に弱いの』いや、光に弱くても監視装置くらい・・・。  ・↑で光がどうこういっているが、終盤迫りくるカウボーイ軍団に対し宇宙服も着ずに全裸で迎撃に出てくるえいりあん。しかも腕の光線銃ブレスレッド使わずやたら格闘したがる。  ・『だいなまいと』と言う名の高性能爆薬。  ・空気を読んで上下するえいりあんの戦闘力。ライフルすら弾いたと思ったら木の槍でまさかの『貫通』。  ・光線ブレスも多機能なのだが、腕から外さないといけないと不親切設計。  ・↑はたぶん主人公からブレスを外す口実なのだが、じゃあその外し方は『キスをして頭が空っぽになると外れる』イミガ・・  ・採掘した金は溶けて宇宙船内を巡っているが、保護カバーが無く危ない、そして案の定『何故か』診療室を通っている金に浸かっちゃうお間抜けえいりあん。  ・そもそもカウボーイ対えいりあんって・・・・。  とまぁ突っ込むのもアホらしくなる展開なのだが、それを結構金掛けてる所が笑える。  タイトルからして覚悟はしてたのでまぁ予想通りの出来。ただ一発ギャグ的映画にしては長めな尺が欠点。  ただラスト、愛していた者も愛し始めていた者失った主人公が一人寂しく我が家を訪れるシーンは、その前にあった再会を喜んでいた脇キャラとのギャップとアコギ調のBGMと合わさり普通に良かった。[映画館(字幕)] 4点(2011-10-22 23:20:05)(良:1票) 《改行有》

93.  てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~ 《ネタバレ》  主演の岡村さんの演技も十分及第点(方言に関してはわかりませんが)。内容も尺を一杯に使い上手くまとめてあると思った。  ただ全体的に人間関係のドラマがメインで肝心(?)のサンゴ養殖の描写が非常に少ない。人間関係では『融資を得るため学者から推薦を取るべく学会に出たが馬鹿にされる』『悪い人間に騙され借金を背負い危うく闇金に・・・寸前のところで妻のメールを見て思いとどまる』『周りの人間も最初は地域活性化とサンゴに無関心だったが、少しずつ主人公に手を貸すように』等見所はありますが、逆にサンゴ養殖に関しては失敗は一度もせず順調に進んでいたように見える。本当にサンゴ養殖は順調だったのかもしれないが、それでももう少し豆知識的な説明や描写が欲しかった。  詰らなくはないが『サンゴ養殖の描写』と『笑い』が入っていればもっと点数高かった、惜作。  あとラストのサンゴ産卵シーン、あれ卵多すぎませんか?  以上で6点。個人的にはこれを機に岡村さんが俳優としても活躍してることを願います。これ見て沖縄出身の芸人や俳優『なんで俺じゃないの!?』みたいな感じで悔しいんじゃないかな。[映画館(邦画)] 5点(2010-05-06 17:57:58)(良:1票) 《改行有》

94.  Avalon アヴァロン 《ネタバレ》  映像演出だけでも観る価値あり。  『こんなFPSやってみてぇ!!』と思うのですが作ってくれませんね。  映像は凄くリアルなのに所々入るアナログゲーム的演出(爆炎が2D、死亡時はドット的にバラバラ崩壊等)が面白く且つ『同じ戦闘シーンでも戦争映画のような登場人物が生死を掛けた戦いではなくゲームでしかない』と言う印象をもたせることにもなっている。  他にも『映像にフィルターを掛け虚実感を増す』『窓を開けると壁』等隅々まで手が込んでおり、またマトリックスが本作にも影響受けているのが分かり、それだけでも個人的には嬉しい。  話に関しては、押井さんが好きな『現実と虚像の融合』的演出が他作品と比べて一番分かりやすかった。  『ゲーム世界でのクセで拳銃を抜こうとする』『旧友の下品な飯の食い方(リアルな生活観)を見て嫌悪感を抱く』等ゲーム世界への依存度が強まり境界線が無くなりかけている主人公の心境を上手く表現できていると思った。シチューに関しては現実世界でも『楽しい事(料理や食事)』を見つけたかったと言う事なのでしょうか?  そして後半に出てくる『クラス・リアル』、この世界に来た時にフィルターを外し、また長々と電車やコーラスのシーンを入れ『リアルな面倒臭さ』みたいのを演出し、ここが実はリアル世界なのではと視聴者に錯覚されるようになっており、これこそ『アニメじゃなく実写であるからこそ出来る演出』だと感じた(これまたマトリックスでもフィルター演出で世界の変化を演出してる)。  ところが結局『クラス・リアル』も現実世界ではないのだが、『劇中冒頭の現実世界も、犬が突然いなくなったり、映像を繰り返したり等意図的におかしな演出があり、『じゃあどっちが現実なの?』と言う何とも煩わ心地良い刺激が残る。  まぁ結局オチもあやふやだし、『映画世界の話なので現実なんてありませんよ』と言うニュアンスにも取れるので、そこは視聴者任せと言う事なんでしょうか。  そう言った演出は嫌いではないですし、ゲーム好きに対する『こんな難しいゲームをクリアしてもまだ満足しないの?だったら超難しい『現実世界』をプレイしよう!現実だからレベルも1だよ!』的な皮肉が効いてて面白い。  ただ相当独創的な作品なので人を選ぶのは間違いないですね。[DVD(字幕)] 9点(2011-07-18 18:07:20)(良:1票) 《改行有》

95.  デイブレイカー 《ネタバレ》  全く期待しないで観に行きましたが予想に反して面白かったです。  雰囲気的には『ブレイドの世界で吸血鬼が世界征服した後の物語(地球上で吸血鬼が栄え人類は血液採取用の家畜)』と言った感じを受けた、実際人類の扱いや日光を受けて消滅する時の演出等似てるものが多いですし。  ただ主人公の性格はブレイドの様な『好戦的』ではなく『インテリ』であったり、行動目的が『吸血鬼への復讐』ではなく『人類(吸血鬼含め)を救う』であったり差別化はきっちりしてあります。  尺的にも丁度良い長さで、盛り上げ方や話の繋ぎ方も十分及第点越え。ご都合主義的な展開も無くは無いが少ないし全然許容範囲でした。  吸血鬼に対する『解決法』に関しても、『過度に摂取した場合は毒だが適量なら薬になる』や『灰から蘇ると言う意味も不死鳥伝説や某RPGの復活方法を考えればそこまで無理矢理感はしない』を踏まえて面白く、それを活かしたエンディングへの持っていき方も良く出来ていた。  難点を言うのであれば、吸血鬼が一定の条件を満たすと怪物化してしまう設定が本編に余り絡まず『時間稼ぎ』的な使われ方しかされていなかったり、主役キャラ達に比べ脇役達に割いている尺が短く、それなのに重要な役割を担わせているせいか『いきなり話に割り込んできた』感が強かったりと、若干バランスの悪さを感じた。  あと『吸血鬼は鏡に映らない』と言う演出はいらない。本編に全然関係ないし、あれのせいで無駄にファンタジー色が入ってしまっている。そこまでやるなら霧に変化できるようにもした方が良かった。  粗が無いわけではないが、それ以上に話が良くまとまっている。『傑作』とまではいかないが十分『良作』の域。若干のグロ演出とお化け屋敷的ビックリが苦手で無い方であれば、暇な時に見に行けば十分満足できる内容。点数的には6.7ぐらいだが、監督2作目でこの出来なら大したものなので繰り上げて7点。  評価に関係しなかったが、ヒロインの捕まる回数がめっちゃ多いのがちょっとおかしかった。 [映画館(字幕)] 7点(2010-11-28 03:48:35)(良:1票) 《改行有》

96.  アイアンマン3 《ネタバレ》  ストーリーに斬新さこそ無いが、『秘密(?)基地襲撃、崩壊』『スーツ使用不能』『多少ではあるが設定が謎の敵』『少年との出会い』『ヒーロー大集結』と、シリーズ系ヒーローモノのクライマックスはしっかり押さえており、構成もご都合含有量等許容範囲内で十分楽しめた。  過去作と比較した場合、中盤まで最終決戦に向けた準備期間であったこれまでと違い、結果的にそうなった部分もあるが、序盤からガンガンスタークを狙って攻めてきたり、生身での戦闘シーンが多かったり(それでもしっかり面白い)慇懃無礼な態度がだいぶ鳴りを潜めヘタレ化(でも口は達者)と、それなりに差別化はされている。  『2』ではスタークの体の問題を扱っていたが、今回は『心』の問題を扱っているせいか若干雰囲気が重め、それでも皮肉やウィットジョークは空気を壊さない程度に健在。ただその克服方法が描写不足に感じたのは残念。 総評 これまでの『アヴェンジャーシリーズ』を面白いと感じているのなら観て損はないでしょう。 ただ他シリーズも含め結構関係する上数も増えてきたので、そろそろ一見さん向けのダイジェストを放映前か、BD版に入れる等を対策をとってみても良いかな。[映画館(字幕)] 8点(2013-04-27 00:33:25)(良:1票) 《改行有》

97.  ミスト  俗に言う『死亡フラグ』や『生存フラグ』の概念を打ち砕き、誰が生き残り誰が死ぬのか予想できませんでした(死にそうな人が生き残り生き残りそうな人が死ぬと言う訳でもありません)。  オチも予想できなくは無かったのですが、その見せ方がとんでもなく上手いです。アノ人の姿を見た瞬間『やられた!』と素直に感心しました。  主要人物一人一人にも『人間味』というものが凄くあり、映画的な行動や考えはあまり観られず、非常にリアルな世界を感じれました。  サイトなどを見てみると、パニックホラーっぽく見えてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。パニックホラー的な状況に陥った人間たちの物語がメインで、霧やその中の存在はあくまで舞台でしかありません、ジャンル的には『アクション(怪物と戦う)』ではなく『ドラマ』や、不適切な表現かもしれませんが『人間学的ハードSF(私的にはそう感じましたが、科学的ハードさは皆無です)』に分類できる気がします。   『この子と約束した必ず守ると』このキャッチフレーズ考えた方は間違いなく天才だ!観る前と後ではこの言葉の意味が全く異なります。  設定は違いますが、映画の『サイレントヒル』よりもサイレントヒルっぽかったので、あのゲームの雰囲気が好きな方は気に入ると思います。  ラストに関しては、私個人としてはスタッフロールの最後に銃声が一発鳴り響いてくれたら10点付けても良かったです。まぁ、そこら辺の結末は我々自身で決めて欲しかったのではとも考えられますが。  『どのような行いがベストの結果になるのか?』『父親が子供のためにするべき最良の選択とは?』『ベストと思った行いがワーストになることもある』『現実にフラグなど存在しない』等、色々考えさせられました。[映画館(字幕)] 7点(2008-06-07 20:11:52)(良:1票) 《改行有》

98.  ウルヴァリン:X-MEN ZERO 《ネタバレ》  最近見たエンタメ作品の中では頭二つくらい抜けけてます。  お話も目新しくは無いが王道だし、前3作品を見ていれば『ダメだよローガン、そいつは悪い奴だよ』的な視点で見れて、ここら辺は先のお話を公開していると言う点を上手く活かしていると感じました。恋人が話したウルヴァリンの童話は、彼のその後の人生を考えるとジーンと来ました、まさかアメコミ映画に泣かされるとは・・・・  その後しばらくは、多少笑いありですがウルヴァリンのかっこいいアクションのてんこ盛り。とにかく格好良い!正に斬鉄剣6刀流で車にヘリ、洗面台をバシバシ切り捨て御免!!この監督は魅せ方というのを非常に分かっておられる。  後半も息切れすることは全く無く、怒涛のアクションとCGが最後まで魅了してくれます。ラスボスの撃退法も一応理に適ってましたし。  ラストは今後の展開を予想すれば分かってしまうのですがそれでも悲しい結末でした。死ぬ直前までローガンのためにがんばった彼女の死体を見たときの『知らない奴だ』と言うヒュー・ジャックマンの演技は最高。  前3作品を見てれば楽しめますが、逆にコッチから入ってその後3作品を見ても面白いと思います。とにかくアクション好きにはオススメの一本。[映画館(字幕)] 9点(2009-12-02 18:45:55)(良:1票) 《改行有》

99.  宇宙人ポール 《ネタバレ》  『まぁまぁ楽しめれば良いかな?』位の期待度で観に行って予想通りの出来なので満足のいく『6点作品』でした。  地球の俗世間にドップリ染まった宇宙人とオタク二人とイカれたネエチャンが大はしゃぎしたり追いかけられたりしながら旅するお話。  ギャグに関しては正直古臭く爆笑とまではいかなかったが、各キャラが巻き起こす『天然行為』や『悪ノリ』のさじ加減が丁度良く『ビーン』みたいなムカつくギャグではなかった。  方向性はかなり違うが、ある意味『スーパー8』期待していたのこう言う『ノリ』だったので、話の中で宇宙人にスピルバーグがアイディアをもらっているシーンは苦笑いしてしまった。  『傑作』ではないが、予告を見て『ちょっと面白そうだな』と感じた方や、『ファン・ボーイズ』の様なドタバタ旅行系の話が好きな方にはオススメ。[映画館(字幕)] 6点(2011-12-30 00:49:38)(良:1票) 《改行有》

100.  エクスペンダブルズ 《ネタバレ》  『矛盾』『非常識』『設定皆無』『支離滅裂』『ご都合主義』と、見事にアメリカらしいアクション映画の典型。  ガソリンや銃弾が爆弾の如く炸裂し、正義の強さをきわ立たせるため敵の6~7割は発砲もせず突っ立ったまま殺される。主人公達は『戦闘のプロ』なはずなのに、後ろや隣にくっつかれても敵の尾行に気付かなかったり、敵基地を偵察(道のど真ん中に車を止めて仁王立ち)して敵に見つかる等、ストーリーとキャラの技量に全く整合性が取られていない。  いま挙げたの物は良く言えば『古き懐かしアクション映画の演出』だが、悪く言えば『時代遅れの駄演出』。私の感想としては残念ながら後者。  さらに仲間の一人の恋愛シーンや行きつけの店のマスターの悲しい過去と、アクション以外にも作品に『厚み』を持たせようとしているが、どれもこれもキャラの掘り下げが全然できていなかったり構成が雑だったりと全く魅力を感じれず、様は『色んなものに手を出したが脚本が実力不足で結局浅く広くしかできなかった』作品の典型。  さらにさらに、後半の話の崩壊具合が半端ない。簡単に書くと『悪い米人に買収された将軍の娘を救出に向かうが、将軍は愛娘を拷問する悪米と決別、娘を連れてこさせ安全を確認した後スタローン達を殺すよう、テラスに出て部下に指示。だが室内にいた悪米達(ちなみに監視している部下の数は彼らより少ない)に背後から撃たれ、結局部下も命令を聞いた結果全滅させられる』・・・・ん?娘が途中で事情を話して悪米を殺せば、娘を無事と知ったスタローンと将軍は戦う理由なくない?とまぁこんなお粗末な出来。  確かにアクションはそこそこ頑張っていたしスター共演は魅力的だったが、作品としての出来は『特攻野郎Aチーム』以下。戦車で戦闘機と空中戦みたいな面白アイディアも無かったしね。  あとスタローンは『隊長』役似合わない。それとジェットリーが味方役だが白人にボコボコにされるのは結構新鮮だった。   [映画館(字幕)] 4点(2010-10-17 01:30:12)(良:1票) 《改行有》


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