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プロフィール
コメント数 300
性別 男性
年齢 41歳
自己紹介  点数が低い作品に関してはかなりボロクソに書いてありますのでお読みの際はご注意を。
 私の駄文が皆様の映画ライフの助けになれば幸いです。

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評価順1234567

101.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 『序盤の初バトルでいきなり大苦戦(それまでは常勝だった)、辛勝するも機体と兄を失った主人公は心身に深い傷を負う。5年後新たな対怪獣防衛策が失敗に終わり窮地に立たされる人類、除隊していた主人公の前にかつての上官が表れる。既に無用の長物として増産さえされていなかった巨大ロボ・イェーガーによる大反攻作戦への誘いだった』とド直球なスパロボ的ストーリーだが、そう言った『お約束』的展開を米の映画監督が分かって作ってくれたのが嬉しい。 主人公もクールぶって兄の復讐を優先する自己中かと思ったら、そう言った葛藤は解決しており空気も読める常識人で、むしろそう言った要素を持つヒロインを自身のパートナーとして導く良き先輩として描かれており非常に好印象。 例の操縦方法も、単純なオマージュにとどまらず、しっかり話に絡めているのも◎。 肝心のロボット戦も取っ組み合い殴り合い内臓武器(ロックバ○ターや蛇腹剣やブレストファイ○ー等これまたお約束)による攻撃とバリエーション豊か。スピード自体はトランスフォーマ程早くないが、その代わり圧倒的デカを活かした演出となにより見やすさからこちらの方が断然迫力があった。 中盤のドラマパートが内容の割に思いのほか長かったり、戦闘が大きく分けて3回しかなかったり、その内2回が大雨で1回が水中と若干見辛かったり、主人公とライバル機以外の活躍が皆無だったり、ラスボスや敵勢力が意外とあっさり倒されたり等の欠点も見受けられたが十分容認できる範疇だった。 総評 『実写版(しかも大金を掛けた)ス―パーロボットが見たい』と言う欲求は十二分に叶う内容で、特に中盤の大都会での対決は圧巻。まさかタンカーも地球のためとはいえあんな使われ方するとは思わなかっただろう。逆に巨大ロボットにそれほど愛を感じない方にとっては普通なアクション映画ですね。[映画館(字幕)] 8点(2013-08-10 00:29:56)(良:1票) 《改行有》

102.  ものすごくうるさくて、ありえないほど近い 《ネタバレ》 他人とは『少し違う』主人公の少年が、父の遺品から見つけた鍵と入れ物に書かれていた『ブラック』と言う言葉を頼りにニューヨークを探すお話。 正直、良くある『傷付いた少年が多くの人と出会い癒したり癒されたりする』系のお話だが、まぁ押し付けがましかったりあざとい演出も無く、単に人と出会うだけでなく旅をするお供(老人)に影響を与えたり受けたりするので物語にそれなりの緩急が付いていて良かった。 途中仲間になる老人も、これまた良くある『偏屈じいさんとお元気少年』ではなく『偏屈少年とお元気じいさん』と言った組み合わせは新鮮で良かった。 ラストも最後の一歩は自ら踏み出し序盤での伏線張りもベタだが悪くない。 そしてタイトルにもなっているが、母親は実に偉大である 難点を挙げるなら、まず行く先々で出会う人たちがダイジェスト程度でしか登場せず、出番をもう少し増やして欲しかった。 あと遺品のカギや母親の行動に関しても後半に繋がる伏線の様なものを張った方がより良かったと思う。 総評としては傑作でこそないが、上述した様な内容の映画が好きなら見て損は無いと思います。[映画館(字幕)] 6点(2012-02-18 19:06:21)(良:1票) 《改行有》

103.  グリーン・ホーネット 《ネタバレ》  正直ストーリーは褒められたものではない。ヒロインが(知らない内とは言え)主人公達の行動目標を決めたり、敵幹部の作戦を読んだりするが、それを可能にする理由が『犯罪学を学んだ』のみ。こんな感じで『何故そんなことを考えたりできるのか?』の原因が全て『実は俺は○○の才能がある』的なお粗末設定。  話自体も『秘密のヒーロー結成→マフィアと敵対→仲間割れ→でも仲直りで敵撃破』と二昔前の内容。敵に魅力がないのも痛い。  だがそれでも光るものは確かにある。  主人公が『大金持ちでその資金を使ってヒーロに・・・』と言う設定はバットマンに似ているが、メカニック技術・戦闘等目立つ担当は全て相棒で、肝心の彼は『一般男性の平均』的戦闘能力と『一般男性の平均以下』なお頭で足を引っ張る活躍が多め。ほかにボンドカー的ビックリマシンも出るが、正直007程凄くない。と、なんかイマイチな印象を受けるが、コレが逆にオーバーテクノロジーや超能力を使わない『庶民的ヒーロー』っぽく見え、そんな彼らが頑張る姿は非常に応援したくなる魅力がある。二人の喧嘩シーンも内容からして下らない上、大抵他の映画ではこんなシーンは暗くなるが、一方的に主人公がボコボコにされるため上手く笑いになっている。  アクションの合間にある二人の掛け合いも面白く、ヒロインも良い意味で現実的なのでその場の雰囲気に流されずグッド(笑)。  人間アクションとカーアクションのバランスは半々だが、コレは人によっては多すぎると感じるかも、個人的には良かったです。  ただ内容にギャグがかなり含まれているので、出来れば死人は本当にラスボス飲みとかにしてくれた方が良かったかな。  『『金』意外何の才能も無い主人公が、超ハイスペックな相棒と、時に喧嘩をし、時に恋をし、時に昏睡状態(笑)になりながらも一所懸命バッドマンを目指し頑張る』『ギャグ:アクション:シリアス=5:4:1』そんな映画を見たい方にはお勧め。[映画館(字幕)] 6点(2011-01-23 18:02:10)(良:1票) 《改行有》

104.  ブラックホーク・ダウン 《ネタバレ》  現代戦争モノの中では『ジャーヘッド』と並び群を抜いて素晴らしかった。  良く戦争映画で描かれる『人の尊厳』やら『人を殺すことへの葛藤』『敵兵士を悪者に仕立て上げるための過激演出』等が前に出る事は無い。  とにかく『民兵とアメリカ軍兵士による市街地戦』と言う『状況』をただただ描くのみ。そしてその演出がとにかく素晴らしい。  最新装備と一流の訓練等、個体戦闘能力では圧倒的有利なアメリカ軍が、訓練も装備も劣りただただ『物量』で押し寄せてくる民兵に苦戦を強いられる様はヒッチコックの『鳥』の様な恐怖感があった。  各登場人物の描写もされているがあくまでメインとなる戦闘シーンの合間に挿入される程度で、メインはとにかく戦争戦争戦争。大げさかもしれないが、本当透明人間にでもなってその場にいると感じてしまう程凄い臨場感だった。おかげで中盤の『止血』シーンは本気で気分が悪くなった。  メッセージ性も無くは無いが、ベタな戦争映画の様に『見せつける』のではなく、戦闘中の兵士の仕草や会話から『感じ取る』様に描いているのも面白く、ラストの帰還シーンはジェットコースターから降りた後の様な清々しさがありました。  後になってリドリー・スコットが監督だと言うの知り、本当彼の多才さに驚愕。 [DVD(吹替)] 8点(2011-05-14 18:43:42)(良:1票) 《改行有》

105.  ホッタラケの島 遥と魔法の鏡 《ネタバレ》  『プロダクションIGによって描かれたCG女子高生のパ○チラ目的』という犯罪的でゲスなスメルをまき散らしながら映画館へ。  ガッツシは少々ですが、際どいシーンが沢山。このカメラワークを考えた方は天才だ!!『今のはアウト!いや、セーフか』。おかげでスクリーンにかぶりつく様に観させていただきました。  ん、ストーリー?う~~~ん・・・・普通。  母親の形見の鏡を探して異世界を探検。途中裏切られながらも、種族を超えた友情を芽生えさせながらの大冒険。後半のヒロイン救出大作戦もベタながら(ただヒロインの拘束具合が異常にエロかった)スピード感もあり『当初の目的』を忘れて魅入ってしまいました。  CGに関しましては、背景はトゥーン調の3Dと2Dを織り交ぜ(キャラの周りは3Dで遠方の背景は2Dとか)、細かさも相まってなかなかの出来ですが、キャラのモデリンに関しては若干荒くピクサーに軍配。よく見るとキャラが背景から浮き出しているように見えるところも残念。ただ、ただし。衣服(特にスカート)のヒラヒラ具合に関してはもはや完勝(まぁピクサーにスカートヒラヒラなんてシーンありませんが・・・)!!さすが日本国民!力の入れるところが変だ!!ただし、髪の揺れ具合がイマイチだったのでがマイナス。  演技に関しては、主人公以外は軒並みプロですし、綾瀬さんもかなり検討されていました(予告編の映画レントンたちに比べれば月スッポン)。  尺に比べて山場が多いため全体的に駆け足気味+キャラの掘り下げができないなど欠点も、2時間でも良かったかな。  ただ、いじめっ子集団や、人間嫌いな住民達を救出作戦に参加させるために用いたのが『友情や説得』ではなく『金の力』と言うのが斬新。まぁ最後はみんな仲良くなりましたしきっかけなんてそんなもんでいいのでは、いきなり仲良しよりは無理なくていいですし、なので+1点。  『日本のCG技術の確認』『異世界冒険記』を見たいと思う方にはまぁまぁ満足できると思いますし、『同志』の方には満足いただけるかと。[映画館(邦画)] 7点(2009-08-30 09:39:52)(良:1票) 《改行有》

106.  アイ・アム・ナンバー4 《ネタバレ》  『青春+戦闘+恋愛』の内容から『マシになったジャンパー』『中途半端になったスパイダーマン1』と言った印象を受けた。  凄い駄目って所は無いが唐突で説明不足な演出が多すぎ。  冒頭から『僕はNo4、宇宙人だ。今は母星を破壊した悪い宇宙人から逃げてる最中さ』とぶっちゃけプロローグ。  その後の能力覚醒時も『お前とNo9は勇者の力を引いている』と言うがNo6の方が強そうだしNo9は出ない。  敵のモンスターに対して愛犬が怪物化すると『彼はキマイラ君の守護者だ』説明終了。変な設定増やすよりNo5とかにしといた方が良かったんじゃない?  主人公の護衛役が強そうな感じがしたが、まさかの中年デブ地球人に捕まる(ちなみに捕まる描写は無し)。その後主人公を地味(本当に、映画史上屈指の地味)にかばい死亡と見せ場無し。まぁ結局どう考えてもナイフで不意打ち出来るのにタックルかましちゃううっかりさんでしたし。  主人公の能力も『怪力』『サイコキネシス』『味方強化』『懐中電灯』と多すぎ。米人にジョジョ的戦闘描写が出来るとは思っていないが、せめてX-メンみたく1つにして欲しい。  てかそもそも敵が主人公を追う理由が分かんない。終盤石を見て『コレで地球は俺のものだ』とか言うが、その石元々主人公持ってなかったし、しかもただの味方追跡装置だしやっぱり欲しがる理由が分かんない。どうせなら主人公が持っている形見の箱を探してるとかにすれば(ちなみに箱の中身は不明)。  見て分かる通り伏線や設定の謎がかなり未解決。引っ張りたいのは分かるがそれにしたってお粗末。  とまぁ色々書いたが、能力の解放がヒロインとの進展と連動させ『色々な意味で成長している』的演出など部分的には良い所もある(少なくともキスに釣られてかめはめ波よりは断然)。仲間の科学オタク君もそれなりに主人公と係わりがありヒロイン並みに描写が多くコミカルで愛着が持てたのも○。CGも頑張ってたし、敵の光線を弾く所なんてまんまDBで格好良い。  良い所と悪い所が半々位なので間取って5点とします。 [映画館(字幕)] 5点(2011-07-08 23:50:30)(良:1票) 《改行有》

107.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 《ネタバレ》 コレまでの近未来的なギミックと異なる飛行戦艦と言うファンタジー演出でいきなりゲンナリ、その後も空飛んだりケーブル無しでファンネル飛ばすエヴァに超違和感。ATフィールドが推進利用されたりもうミノフスキー粒子状態。 その後もたら抽象的だったりふくみを持たせた会話が多く全容が見えない。TV版でも似た演出はあったが、『使従との戦闘』と言う囮が機能しており気にならなかったが、謎部分を前面に出す『エヴァの演出を真似てるアニメの駄目な所』をしてる。最悪ミサトは前回背中を押したんだし、説明する義務があるはずなのにまたダメ大人に戻ってしまった。 他に再び鬱るシンジや笑わないアスカ、『今度こそ・・』と意気込んでたら騙され退場するカヲル等破で築いた人間関係や伏線が意味を成していない。 話は完全オリジナル展開なため次回へ向けての状況展開がメインだが、上述したような不明瞭な演出が続くため退屈で意味不明&説明不足。画は綺麗だがアクション演出は普通、終盤のエヴァ戦も今までの見上げ型ではなく、人間同士が戦っているみたいで迫力が無い。 今回は起承転結の『転』らしいが、SWやBTFの様に各章で完結する起承転結が無く丸々『転』なので、本作一本でも楽しめるように作られていない。TVやOVAならまだしも映画と言う媒体でこの構成は嫌い。やったからにはマトリックスみたく間を空けないで欲しい(元々Qと次は同時公開だったらしいので、監督も気にはしてただろうか)。[映画館(邦画)] 4点(2012-11-18 00:34:26)(良:1票) 《改行有》

108.  L.A. ギャング ストーリー 《ネタバレ》 バットマンや攻殻機動隊のギャングヴァージョンと言った感じで『法で裁けない悪を悪行で裁く』的ストーリー。 全編に渡って『マイボディガード』の様なシリアス且つグロテスクな内容がてんこ盛りと予想していたが、最初の作戦は穴だらけで逮捕されて脱出作戦を繰り広げたり、序盤は意外とギャグテイストが盛り込まれていた。 ただ、ギャグの質自体は嫌いではないのだが、本作のテーマを考えるといささか不似合いな印象を受けた。 話的にも、敵に盗聴装置がバレてしまいそれを逆手に取られ仲間を失ったり、家を襲撃されるシーンや、銃撃戦で殉職する仲間のその後や各メンバーへのスポット等、もう少し尺を割いて描写しても良かったかな、と思う箇所が結構あり、総合的に見ると上述したギャグパートを削ってガチガチのシリアスにした方が良かった気がする。 カーチェイスと銃撃戦に関しては、そこまでの派手さや合理性は無いが、演出が相当頑張っており臨場感抜群、特にカーチェイスで上空から次第に主人公に近付いていくシーンはかなり良かった。 ギャングを根絶やしにすると言う目的の割に、敵であっても殺生は避けたりボスは法的に逮捕する等『手温い感』もあったが、仲間との会話でもでたが、いくらギャングに扮して違法行為をしようとも、警官として絶対に譲れないポリシーと捉えれば悪くない展開(贅沢を言えばここももう少し際立たせてほしかったかな)。 総評 決して詰らないわけではなく、面白いが『非常に惜しい』作品。 個人的な印象として『ギャング映画=長い』なので、気にはならないと思うからあと30分位尺を伸ばしてればもっと良くなったかな。 [映画館(字幕)] 6点(2013-05-05 03:14:52)(良:1票) 《改行有》

109.  REDLINE(2010) 《ネタバレ》  一言で表すと『チキチキマシン+アメコミ』風レーシングアニメ、ただ妨害方法が直接攻撃だったり、主人公が非武装だったりするので雰囲気が似てるだけ内容は全然違います。  画はアメコミに若干日本アニメ的デザインを加えたモノをそのまま動かしている感じで、かなり個性が強く(良い意味で)宣伝で言っている通りよく動きもします。肝心のレース描写も加速装置使用時の演出やデッドヒート等見所満載。時速500キロオーバーのスピードで走っている車に徒歩で追いつくドライバーには吹いた。  話はプロローグ的な地方予選レースから始まり親友との確執、本選開始までの人間パート、ヒロインとの再開、そして本選へと正にレース映画の王道。  気にしていた声優も、脇はガチガチのプロで固めてありますし、木村さんはギリ及第点(ハウルよりは良かった)、青井さんは合格(普通に上手い)、浅野さんはアウト・・・だが出番少ないので我慢は出来た。  難点を言えば、先ほど褒めたレース描写。正直褒めてる対象はプロローグの部分で、肝心の本選はレーサーVSレーサーではなく、レーサーVSレースを妨害する軍隊ばかりで、抜きつ抜かれつの白熱勝負みたいのがほとんど無かった(あっても加速装置使用による単純なスピード勝負)。巨大生物兵器VSグログロドラゴンの怪獣対決なんて入れずに(おまけに勝敗は不明)もっとレース見せてよ。  内容のみの評価では6点だが、やれ『萌え』だのやれ『ロリ』等の属性を付けてキャピキャピ五月蝿い女がワキャワキャ出てる作品がほとんどのこのご時世に、ここまで『男成分』のみをぶち込んだ『野郎共映画(もう本当、右見ても左見ても野郎野郎野郎、女もいるしグラマラスだが基本男らしい)』を作ったマッドハウスの英断に賛辞の意味を込めて+1点。某テレビアニメには劣るが2時間以内で『男性ホルモン』を補充できる貴重な作品。  採点に影響しないが一言、最近チラホラ見るが『手書き』を推すのは止めた方が良い。てか昔の作品はみんなそうだったし、じゃあ当時の作品と比べてどうかと言われても、正直『紅の豚』や『ラピュタ』、『AKIRA』の方が凄いし。『手書き』を推すならせめてここら辺とタメ張れる位頑張らないと駄目。[映画館(邦画)] 7点(2010-10-16 14:33:58)(良:1票) 《改行有》

110.  009 RE:CYBORG 《ネタバレ》 謎の存在『彼』の声を聞いた人が人類滅亡を企てる。サイボーグ達は彼の謎を追いつつ暴走した人間の行動を阻止するために戦う・・・以下欠点。 ○009達の行動が後手後手且つ基本戦わず暴走者(非悪人のため)の行動を阻止するだけなので爽快感が無い。それを気にはしてるのか、基地に攻めてきたサイボーグとの戦闘があるが目的がこじつけたっぽくて必要性を感じない。 ○映像は綺麗だが。はやり『金』をかけているだけで動きやカメラワークにに『魅力』を感じない。 ○『彼』の存在も解明せず終了、だけならまだいいが、中途半端に(長々と)仮説が入り視聴者が推測しようとするのを邪魔される。 ○その仮説も遺跡から天使化石を発掘した008の考えのみ、しかも整合性が無くご都合いい加減矛盾無理矢理な上論理の飛躍が凄過ぎて笑った。それを作中で指摘されたがその回答は『分からない』爆笑した。 ○肝心の008は序盤前述した仮説ノートを残して失踪。出番終了。 ○私的仮説:人間の脳には一定条件下で自滅を促す自己暗示(彼の声)が発動し、彼らの行動を阻止し自己暗示を打ち破る強い人類を作りだす機能があり、その試練をクリアすると人は高みの存在(天使)になれるだと考えたが、正直その域に達したのが劇中で『9』のみで、他の人間は絶賛暴走中で解決できてない。と思ってたら突然不思議空間で全員集合『ここは?』『きっと誰かが望んだ世界よ』『天使の化石とは?』『きっと彼の声を聞いても暴走しなかった強者よ』エンディング・・・は? ○宗教アニメっぽい。 ○せめてラスト、フランソワーズがお婆ちゃん化してたらその間に色々あったり、中盤彼女が発した台詞と相まってもっと好意的に感じれた気がする。 etc・・・ 多分エヴァや押井作品的抽象・哲学的作品を作りたかったんだと思うが、決定的に制作者にそれらを演出するスキルが欠乏しておりただの『曖昧でワケの分からない作品』でしかなかった。ひょっとしてちゃんと見て考えれば分かるかもしれないが、そう言った努力したくなるほど根本的に面白くない。 ここまでなら3~4の自己満足作品で済ませられるが、それを『故人の偉作』と言う他人の褌で相撲を取っている事が大問題。 マシな所もあるが悪い所が多すぎて書く気が起きない。てか、上記の欠点全てを抜きにしても、全員活躍させられる内容じゃないのなら009なんて大所帯作品を単発の劇場作品で扱うな。[映画館(邦画)] 1点(2012-11-03 11:12:59)(良:1票) 《改行有》

111.  レギオン 《ネタバレ》  久しぶりに出会えたB級馬鹿映画。  簡単にあらすじを、ちなみに(?)が付いている部分は『なんで?』『設定無理やり過ぎない?』とか、並みの脳味噌を持つ人類なら違和感を覚える箇所です。  遂に神は人を見離す。そして将来神の敵となる赤子(?)の殺害を大天使ミカエルに命じる。しかし、まだ人を信じていた彼は離反し、地上に降り立ち翼を切り取り(?)、銃を手に取り(?)、邪悪な心を持つ人間に憑依する天使(?)から赤子を守るべく荒野にポツンとある村に向かう。なんてことは無い、ただ『ロボと未来』を『天使と天国』にしたターミネーターでした、しかもメッチャつまらなくした。  上述した(?)箇所にはもち説明も説得力も無し。さらに『従順すぎる人間側』『憑依天使は銃であっさり死ぬ』『弱いのに天使は武装しない』『天使が、店に籠城した人間をハメる罠も幼稚(捕まえた仲間や子供を人質にしたり)、てか店壊せねぇのかよ天使』『そもそもこんなゾンビ以下なスペックの天使に人間負けんだろ?』等ともう『凄い』出来。  しかしここからがキモ。赤ん坊の泣き声の中では上級天使しか活動できず、現れる大天使ガブリエル、なのだが神々しさの欠片も無くどう見ても『鎧を着て羽を付けたコスプレオヤジ、ちなみに武器はメイス』。マシンガンを乱射され取った行動が、『翼を折りたたみクルクル回りながら狭い店内を飛び回り弾をはじく』ダッセェ(笑)!!人間を逃がすミカエル、『逃げろ!』『何処に?』『予言者に会え!』突然現れる新単語!!そしてミカエルは最終決戦に・・超能力バトルなどせず格闘戦!!銃撃を避けるため、羽を広げぴょんぴょん飛び回る(店内を)ガブ、しかも彼の持つメイスは刃がカシャン!と飛び出したり回転したりとギミック多彩。チョークスリーパーを決めるが惜しくも倒されるミカエル。 一方ガブは逃走車に追い付き、屋根を引き剥がし車内に侵入するも、急ブレーキを掛けられフロントガラスを突き破り事故る(その転げ回るシーンがまた(笑))。最後はまぁ色々あって天使化したミカエルに負けエンド。  映画として見るとク○以下だが、『下らなさを突き抜け過ぎた笑い』と言う意味ではDB(実写)より楽しめた。  最後車が走り去るシーンはモロ『T1』ですが、『暗雲が無い=続編は無い』という所は唯一褒められるパロ演出でした。[DVD(吹替)] 1点(2010-11-14 15:09:30)(笑:1票) 《改行有》

112.  顔のないスパイ 《ネタバレ》 結論としては決して面白くないが怒り狂う程酷くもない「普通に詰まらない」作品だった。まぁサスペンスっぽいアクションなのに尺は100分以下なので予想はしてましたが。 ぶっちゃけ本作最大の功労は広報の方達だろう。「リチャード=スパイ」と言うのは予告の時点でバレていたが、本編でも序盤でわかちゃうので、むしろネタバレ予告を見せ「100%予測不可能」と言うコピーを用いることで「ひょっとしてスパイはリチャードではないのかも」と言う、真のネタバレを隠すためのミスリードとして機能しており素直に上手い演出と言えるだろう。惜しむべきは肝心のオチが「リチャードの相棒であるFBIはロシアのスパイでした」と言うしょうもないことだったことだ。そりゃあ伏線もなけりゃ予想はできないよ。てかFBI警官のロシアスパイなら台詞にあった『二重スパイ』じゃなくてただのスパイでは? 細かいところでは敵役のロシアスパイを見つける方法が巷の情報屋に聞く、しかも何度も。なので尺を使った捜査や推理で場面が進展することは無く(用は無駄)、リチャードがスパイとバレるのも本人の「本当にスパイかよ?」と疑いたくなるような迂闊過ぎる行動が原因。そもそも整形した描写すらないのになんで抹殺しようとしているロシアがリチャードを発見できないかが不明・・・・・等々。とにかく各キャラや場面の説明が無く話がどんどん進んでいき(ただぶつ切りと言う程酷くなく一応脳内補完できる程度には出来ている)、アクションもそこそこに終了。と、あえて書く程駄目な部分も無いと言う感じ。 ラストも息絶え絶えなリチャードが『お前はスパイじゃなく一人の父親として生きろ』と言って亡くなるが、その死に様もス---ッと息を引き取るのではなくコントなんかで突然ガクッと死ぬ感じなので思わず笑ってしまった。 広報の方の努力も考慮し且つ、3点付ける程酷い所も無かったので消去法の4点で。[映画館(字幕)] 4点(2012-03-01 20:00:14)(良:1票) 《改行有》

113.  アフター・アース 《ネタバレ》 『宇宙船が事故り運悪く人が住めなくなった地球に不時着、怪我した父親の代わりに息子が、救難信号発信機を取りに行く』的なアクションゲームの様な構成で、テンポ良さや原生動物や毒、自然の脅威、脱走した宇宙怪獣と言った様々なアクシデントも合わさり飽きずに最後まで楽しめた。 父親は意外と息子想いで、息子も反発こそするが、父親に認めてもらいたいのと過去の後悔からきており、二人とも予告よりも好感が持てた。 特に良かったのは、本作のテーマである『親子の絆』と『恐怖』に対する演出。 『絆』は細かい演出に加え、二人の通信状況を変化させる(序盤は会話可能、中盤通信途絶、終盤会話不可だが父親は息子の姿を見る事は出来る)事により、少年の成長を実感しやすくしている。 『恐怖』も少年のトラウマや未知の惑星、恐怖を感じ襲ってくる敵と多くのギミックが用意され、父親との会話(『危険』は存在するが『恐怖』は自分の中にしか存在せず現実には存在しない)や、恐怖の対象に命を助けられたり克服できる準備が施されている。 所々現れるいろんな『家族』。自分が昔命を救った部下にされた感謝の行動を、自分命を救ってくれた息子に同じようにする。終盤の恐怖を克服する演出が父親とは対照的にすることで、決して彼が英雄の息子で彼と同じ方法で恐怖を克服したわけではないと言う柔らかな『差別化』等々細かいながらも繊細かつ丁寧な演出が随所に見られた。 大鷲や目が見えないのに器用過ぎる宇宙怪獣等気になる点もあったが、それらもしっかり演出として機能しているので、結果的に多くがプラスマイナスプラスに働いている。 総評 真新しい設定や謎は無く毛色も違うが、上述した細かい演出やテーマを扱いつつサバイバル系エンタメ作品としても及第点は越えており、シャマラン作品の中では第6感に次ぐお面白さだった。[映画館(字幕)] 7点(2013-06-22 12:40:29)(良:1票) 《改行有》

114.  SUPER8/スーパーエイト(2011) 《ネタバレ》  ラスト30分までは良かった・・・。  付近の駅で起こった列車事故を皮切りに消える村民、謎の停電等の怪事件。それらを通し主人公が父親や友人、想い人や母の死との関係を進展させていく演出は面白い。  ギャグもまぁまぁで仲良し五人組は『普通』『チビの爆破マニア』『嘔吐癖のあるヘタレメガネ』『ムカつかない程度にわがままなぽっちゃり系』『空気(こいつは早々フェードアウト)』と個性があり見分けやすい。何より小学生が主人公の作品が少ないのでそれだけで嬉しい。  ただそれ以上に残念な点が。宇宙人は『墜落した時捕まり何十年も拷問を受けた』と同情できる設定なのだが・・・こいつ人間食うんだよね。恨みがある軍人相手ならまだ良いが、無関係な村の人間まで食う。コレのせいで外見も相まって宇宙人に同情できない。『触れた相手とはテレパシーできる』と言う微妙な能力で主人公は助かる(悪人でないと判断された)が、その後いきなり感動的な音楽と共に宇宙へバイバイじゃ村が完全にとばっちり被害。リアリティと考えたのかもしれないが、個人的に少年主人公の場合は極力死者を出さないで欲しい。  次に主人公達が事件に全く関わらない。宇宙人も脱出して暴れてバイバイするまで基本『自力』。たぶん事件を介した主人公の成長を描きたかったのだろうが、それにしてもつながりが希薄すぎ。てかラスト30分までは宇宙人と関わってすらいない。予告にあったビデオも話に絡まず、ついでに軽トラで列車が脱線するシーンも宇宙的パワーの産物かと思ったらコッチも『自力』だし。いや、流石にあそこまで脱線はしないし、おまけに車はイースの如くドライバーと共に半身ズラしで無事。なので予告は詐欺。  例えば死人は軍関係者のみで食料は人間でなくスパーのお菓子を盗む(町から色々盗まれる描写はあるので繋ぎも楽)とか、軍人は殺すが少年とテレパシー後は民間人は巻き込まないようにするとかにすれば宇宙人に同情できる。もしくは最後に宇宙人が脱出に失敗して死ぬとかなら事件事態は『因果応報(宇宙人も一応罪無き人間殺してるし)』で終わり、正にスタンドバイミーの様な『ちょっとビターな夏の思い出』的な少年成長劇として見れた気がする。  『80年代感動映画総集編』を見ている感じで、浅く広い演出は感動も何も起こらず。とりあえずCMの『スタンドバイミー+ET』と叫んでた兄ちゃんは両作品をもう一度見ろ。[映画館(字幕)] 3点(2011-06-26 17:52:33)(良:1票) 《改行有》

115.  サンクタム 《ネタバレ》  雰囲気としては『デイライトの洞窟版』と言った印象。ただスタローンみたく扇風機を通り抜けたりダイナマイトで脱出したりせず終始地味。  まぁ映像はそこそこ綺麗だし、キャラの死因が全員人的要因と言うのも、洞窟を『敵』と言う印象を植え付けないと言う意味では成功だと言えなくもない。  ・・と、ここまでなら4点位は付けても良いかなと思うのだが、大減点の要因は主人公の父親。コイツ一応偉大な探検家らしいのだが、とにかく『最低』。  以前探検家の人のインタビューで『常にチームワークと隊員の命を優先し、リーダーは冷静かつ厳格でなければならない』みたいなことを言っていたが、こいつときたら『目先の功を焦り安全装置を外して潜水した結果仲間が溺死』『洞窟から脱出中減圧をミスり部下を殺す』『恋人を失い落ち込む彼氏に向かって『彼女は私の言う事を何1つ聞かなかったから死んで当然』とチームワーク崩壊の発言(もちろんこの後あっさり裏切られます)』『←の発言後息子に『許してくれ』と弱気全開の泣き言』『その後裏切った彼氏と合流、明らかに情緒不安定なのに『私は息子と行く、お前はついてくるな』と暴言、でパニくった彼氏に殺されます』『そして行き詰ると『もう駄目』だとまた泣き言』等々、何度も心の中で『コイツマジか!?』と言う行動を取りまくり。  そして極めつけは『父親』としてのクズっぷり。  冒頭自分のミスで部下を死なせ『父さんが殺したんだ!』と詰め寄る息子に『彼女はお前がサボった仕事を引き受けて疲れていた、それが死んだ原因と考えられないのか!?』と、そんな部下を制止できなかった自分の責任を棚に上げ責任を息子に擦り付ける・・・・う~~ん、クズ。  そして上述した彼氏の攻撃を受け瀕死の重傷を負った親父の発言『お前の手で殺してくれ』・・・・はぁあああ!?あのさぁ仮にお前はそれで本望かもしれないが、結果的に実の父親を殺した息子がこの先どれだけそれを重荷に感じるか考えろよ!せめて『私は置いてけ』だろ。申し訳ないがこのシーンの時後ろですすり泣く声が聞こえた瞬間『マジかよ!?』と思ってしまいました、ごめんなさい。  正に自動車教習所で見た『悪い運転VTR』の『探検家&父親』バージョン。最後に『この映画を○○さんに捧げる』とか出たが、こんなの捧げられてもノーサンキューだろ。[映画館(字幕)] 0点(2011-09-16 22:55:18)(良:1票) 《改行有》

116.  インサイダー 《ネタバレ》  尺が2時間半と長丁場だが、長すぎず短すぎず濃厚な内容をベストな時間に収めた傑作。  序盤は2人の主人公の状況説明とタバコ会社を告発するための下準備、中盤は内部告発者(ラッセル・クロウ)をメインに、会社からの脅しや法的な命令等の妨害を受け、結果家族と別れることになってもなお戦い続ける姿を描き、終盤はテレビ局に圧力を掛け放送を妨害されたプロデューサー(アル・パチーノ)が奔走し何とか放送にこぎ付ける様子を非常に丁寧に、なおかつ無駄なく描ききっている。  『人間として正しい行い』をするため、『ジャーナリストとして真実を明らかにする』ために戦う二人の漢が魅せる静かだが熱い映画。  脚色の程度に関係なく楽しめました。  出来れば吹き替え版を推奨、全員上手いがアルパチーノ演じる小川真司さんのハマり具合が半端ではなく、放送内容の変更を強要された後上司に喰ってかかるシーンは鳥肌もの。  本作に関係ないが、声優の演技(個人ではなく全体)を批判している関係者に『これだけの演技できる人達(声優)よりもお前らの起用したド下手俳優を使って本当に正解だと思うか?』と問いたい。  少々脱線してしまいましたが、たばこ問題などに興味なくても十分観て満足できる内容です。[DVD(吹替)] 8点(2010-05-08 13:49:11)(良:1票) 《改行有》

117.  スパイダーウィックの謎 《ネタバレ》  原作は未読です。  結構期待して観に行きましたが、十分満足できる内容でした。  強制的に引越しさせられた短気な少年が、偶然隠し部屋で見つけた『開けてはいけない本』を開けてしまい、その本を欲しがる悪者と戦うといった内容。  最初信じていなかった弟や姉と協力したりと設定に目新しいものは残念ながらありませんでした(ただ、ストーリーに関係ありませんが長女とその下に双子の弟と言う構成は珍しかったです)が、逆に今はその王道的な設定の映画が少なかったり、あってもロクな出来でないものばかりなので、『冒険』『ファンタジー』『子供達が大活躍』の設定にグッと来る方なら観て損はないと思います。あと仲間の妖精二人がなかなかコミカルで笑わせてくれました。また『ファンタジー色を強めたグレムリン2』と聞いて興味を持った方にもお勧めだと思います(出てくる敵が太ったグレムリン(一応言っておきますが、ギズモ(カワイイ方)ではありません)な感じでしたし、内容も私的には似ていると思いました)。  CGも違和感なく十分及第点でした(グリフォンに乗って飛ぶシーンはかなり気合が入っており、『ネバーエンディングストーリー』で主人公が始めてファルコンに乗った時みたいにワクワクさせてくれました♪)  ただ、都合の良い様に脳内補完しなければ話的におかしい部分が少しあった(本は封印されたままだと妖精たちは読めなかったので、封印中はおとなしくしていた。敵のボスはあらゆるものに変身できるが、変身するとその生き物と同等の能力になる(人間に化けると弱くなるとは言ってましたが、訳ミスでしょうか?)ので、最後アッサリやられてしまった等)のが残念でした。  あと、敵は本に書いてある内容が喉から手が出る程欲しいので、逆にその本の情報を武器に戦うと言うシーンが若干少なかったのも非常に惜しいです。  もう少し敵の種類を増やして、上記のような戦闘シーンをあと1つ足せば(尺的には+20分)もっと面白かったと思います。  若干悪い部分もあったので点数は6点ですが、『指輪』や『ハリー』とは違う、『ネバーエンディングストーリー』や『ピーターパン』の様な胸躍るファンタジーを久々に見せてもらったことに対する感謝の意も込めて+1点にしました。  何となく公開時期が短そうなので、吹き替えもド下手俳優さんはいませんでしたし観に行くなら速めに行きましょう。。 [映画館(吹替)] 7点(2008-05-03 00:43:54)(良:1票) 《改行有》

118.  ナイト ミュージアム2 《ネタバレ》  残念ながら全てが前作以下だった。  個人的には新旧キャラがゴチャ混ぜになりながらドタバタを繰り広げると思っていたが、前作キャラはほぼ出番なし。ミクロ・ガイ二人は結構出番ありますが、お気に入りの大統領、モアイ、T-REX、アクメンラーが軒並みお留守番を食らい、最初と最後にチラッと出ただけだったのがマイナス点。  新キャラははっきり言って微妙。しかも出ずっぱりなのはアメリアさんなる女性のみ。確かにタイトなフライトスーツの上から見えるボディラインは素晴らしいですが、それだけで旧キャラの代役には無理あり、キャラも弱いし。  基本的に今作は敵キャラと主人公の追いかけっこのみで、前作みたいな主人公の四苦八苦+石板奪還大作戦みたいな二段構えになっておらず、『ナショナルトレジャー』みたな感じになってしまった。あれが悪いとは思わないが、ナイトミュージアムの醍醐味はそこじゃないでしょ?  『みんな動きだす』と言ってるが、ナポレオンやアル・カポネなど人型ばっかでこれまた前作ほどのインパクトは無し。  内容的には『仲間を助けるために侵入した博物館で繰り広げられる鬼ごっこ』で、この作品の肝である「動き出す」部分が非常に希薄になってしまった非常に残念な作品。  ただ、これは私の期待が非常に大きかったこともあっての点数であり、前作を観ても過度の期待を抱かない人が見ればソコソコの作品ではあると思います。  もう一言、このシリーズディズニーランドでアトラクション化してくれないかな・・・。[映画館(字幕)] 6点(2009-08-12 22:17:05)(良:1票) 《改行有》

119.  G.I.ジョー(2009) 《ネタバレ》  完成度の高いエンターテイメント作品。主要キャラの性格も良く(個人的に相棒の黒人がナイス)、邪魔にならない程度に掘り下げもされています。  ストーリーは穴だらけですが、これはアクションを見る映画なのでそこは目をつぶりましょう。  特筆すべきは中盤のカーチェイス。追い掛けっこ系はもはや完全にマンネリ化した感がありますが、ヒーローサイドがパワードスーツで車(悪役)を追いかけるシーンがすんげぇ新鮮で面白かった。車を飛び越え、電車の窓を突き破り、ミサイルを超アクロバチックに避けながら(CMのところですね)爆走するメタルヒーローはムチャムチャカッコイイ(ここでも相棒の黒人が光る!車にひかれた瞬間吹いてしまった)!!  ヒーロースーツの出番が少なかったのが少し残念ですが、スカッと楽しめる映画としてはかなり良い出来です。  ただ、続編への引っ張り方が露骨で嫌。個人的には『そう言えばあいつどうなったのかな?』的な感じで続編を臭わせてほしいのですが、思いっきりそのシーンを主張して本作ではスルーするので観終わった後のスッキリ感がイマイチなので-1点。  続編早く作ってほしいですし、また劇場に行きます。  暇つぶしに観ようかな考えている方には十分進められる作品です。[映画館(字幕)] 7点(2009-08-18 10:57:12)(良:1票) 《改行有》

120.  トランスポーター3 アンリミテッド 《ネタバレ》  車、人間共に『良く思い付いたなぁ』と大笑いさせてくれた前作(2)に比べるとアクション部分のパワーダウンは隠しきれない印象でした。  確かに走っている電車の上に車で着地したり自転車で車を猛追したり等『えぇ!』と思わせてくれる箇所はありましたが、やはり前作の『爆弾取り外し』と比べると・・・・。  敵もやってることがただの少女誘拐で登場キャラ共々ショボイ。  フランクの変わり様もマイナス。『主人公が自分に課せたルールに従い、スタイリッシュに突っ込み満載の事件を解決』と言うのが本作の売りと考えている私としては、ルールを破りまくり丸くなってしまった彼に余り魅力を感じなかった。  そして本作最大のマイナス点はヒロインの女。これまで1000人以上の映画ヒロインを見てきたが群を抜いてブサイク!!顔は腫れたようにパンパンでシミだらけ。化粧も盛り過ぎ(前作にも似たような化粧したマシンガンネーチャンは出ていたがあっちは素がまだ良かった)で後半の泣いてメイクが垂れるシーンはそんじょそこらのホラーより怖い。最初見た瞬間『この容姿ならさっさと死んで消えるだろう』と思ったら最後までガッツリ出る上にフランクと『チョメチョメ』しちゃった・・・・嗚呼フランク。  度々映し出される彼女オンリーのカットは眼球への後遺症を考え早送りで鑑賞しました。せめてヒロインが美人(最低1のヒロイン)だったらもうチョイ評価上がった。  我が人生で初の『ヒロインのビジュアル』による減点評価。  以上のことから2点。ヒロインの容姿を抜けば4点かな?[DVD(吹替)] 2点(2010-03-01 12:25:30)(笑:1票) 《改行有》


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