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プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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評価順1234567891011

141.  モンスター上司 《ネタバレ》 コメディらしく展開はスピーディーで良かったです。今回は「上司」に焦点が当てられた作品でしたが、『モンスター社員』なんて映画も作ってみてほしいですね。海外ではどうだかしりませんが、日本でもピアレンツだけじゃなくてなんでそんな思考ができるのかわからない社員とかいますしね(苦笑) しかしデールのモンスター上司だけはやっぱりうらやましいですね。。。他の二人には憎悪しか芽生えませんが、あの上司にならハラスメントされてもいいなと思ってしまう。でも彼女がジェニファー・アニストンさんだと気づくのにけっこう時間がかかってしまいました。。。「フレンズ」時代からもうだいぶ経つしなあ。 ストーリーはそれぞれモンスター上司を持つ友人同士が協力して全員の上司を殺害してしまおうと言う、題材だけならサスペンスですが内容はコメディです。鑑賞前は上司を殺しに行くまでの話だと思ってなかったのと、殺害計画あたりから話に絡んできたMFジョーンズの存在が私にはうざかったです。てゆーかあれジェイミー・フォックスさんだったんですね・・・。『Ray』と同一人物が演じてるとは思えない・・・。[DVD(字幕)] 7点(2012-08-18 23:56:48)(良:1票) 《改行有》

142.  PUSH 光と闇の能力者 《ネタバレ》 「面白かったー!!ここでは何点付いてんだろう」って興味津々でレビューの平均点見たら評価平均2.12点(私が見た時点で)でびっくりしました。なんでだろう、私にはかなり面白かったんだが。 まず能力がジャンル分けされてるってのが面白い。ある程度決まった形での能力が存在すると言うのがHUNTER×HUNTERみたいなマンガとかゲームの設定みたいでまず興味を引かれた。主要な能力者同士が敵味方に分かれて闘うのを見て、邦題の意味もなるほどと。邦題でなぜPUSHをそんなにPUSHするのかは分かりませんでしたが。 ダコタさん対中国女のウォッチャー対決などは面白かった!SFアクションに加えて、ウォッチャーを絡めた心理戦もドキドキしながら見ていました。まずダコタさんがかっこいい!!下でも書かれてますが、ショートパンツに奇抜な格好で大人のような振る舞いを見せる彼女は『レオン』のナタリー・ポートマンさんを思い出させます。一番綺麗だと思ったシーンは、夜の坂道で赤い袋をピッと捨ててお酒をあおるシーン。変な意味でなく、人間として惚れそうになりました。危ない危ない。 全体的にとても良いテンポで話が進み個人的には月イチくらいの映画に入ります☆ 細部で雑なところもあります。個人的に一番不可解なのはキラをはじめとするプッシャーが、どう考えても非効率的な能力の使い方をしているところです。人を洗脳して好き放題に操れるんだからもっとやりかたはあっただろうに。銃弾の雨の中を這いずり回って闘わなければならない意味が分からない。だいたいなんであの能力が"PUSH"なんだろう??あと作中で能力名は出ませんでしたが、大声を出す"BLEEDER"はうるさかった(笑)あの中の一人が芸人の庄司そっくりだったんですがどうでしょう??[DVD(字幕)] 9点(2011-03-09 10:06:24)(良:1票) 《改行有》

143.  9人の翻訳家 囚われたベストセラー 《ネタバレ》 最近ずっと邦画ばかり見ていたので、久しぶりに洋の感じが見たくなって鑑賞。作品はまあ普通で、設定に引かれて見た映画、という域は出ませんでした。 作品そのものより、実際こういうことがあるのかなということと、実際こういうことがあったとしてどんな方法があるだろうということは結構考えました。まず実際あるとしたら全世界で話題になる超大作ということになりますよね。ハリーポッターシリーズとかどうだったんでしょうね。ひょっとすると村上春樹さんの著書なんかもこういうことがあったのかも?少しワクワクしました。 あと実際にあったとしたらこういうやり方もまああり得そうですよね。インターネットが普及して、誰でもカメラ(付きの携帯)を持っていて、その場でいくらでも送信できる。メールのタイマー設定だっていくらでも可能だし、情報セキュリティの難しさというものを改めて感じます。9カ国語まで同時にリリースするような世界的な超大作なんてまあ滅多にないだろうし、管理する側もノウハウ無いでしょうしね。作中のような設定もある意味当然と思いましたけどね。むしろ完全監禁ではなく仕事が終われば外に出られるって、普通に漏洩するわなと思いました。じゃあどんな方法がいいかと言われるとなかなか難しいですけどね。ここまで話題になってるんであれば普通に原語版をリリースして、その後公に翻訳家に依頼するというのもアリだと思う。9ヶ国語同時リリースというのがなんとも難しいですね。ここまで考えると、オリジナルの漏洩リスクを負ってまで同時リリースはそんなにメリットのある話では無いと感じました。今どきは、「漏洩した」ということにしたステルスマーケットみたいな手法もありますし。 あと作家>翻訳家問題もありますね。国によって職の価値も違ってくるんでしょうが、個人的には翻訳家も立派なクリエイティビティが要求される仕事だと思います。特に日本語のそれはかなり技術が要求されると思います。要所の和訳本とか結構苦手なタイプなのですが、その分読みやすい本にあたるとそれだけでその作品の評価も上がったりしますし。作品の良いところをスポイルせずに、わかりやすい表現に落とし込むって面白いと思いますけどね。 、、、と全然映画のレビューじゃなくてすみません。でもそういうことを考える良い機会になりました。そういう意味では面白かったかな。[インターネット(字幕)] 6点(2021-11-14 13:31:48)(良:1票) 《改行有》

144.  シンドラーのリスト 《ネタバレ》 『戦場のピアニスト』とは若干異なり、こっちはドイツ人視点で描かれてますね。だからでしょうか、ずいぶんと優雅に毎日を過ごすシンドラー(リャム・ニーソン)がちょっと嫌味に映ってしまいました。最初は自分の経営する工場のことしか気にしないシンドラーでしたが、徐々にその工場をユダヤ人を助けるために使い出すシンドラーがとてもうまく描写されています。 「この車一つであと10人は助け出せたのに・・・」というセリフはあまりにも悲しく、心に響きます。「あんたは充分やったよ。」って声かけてあげたかったです(泣)。オレとしては「この車一つであと10人…」ではなく、「シンドラーがあと10人いれば1万人の命が救えたのに・・・」と感じました。 この映画を観ても、そしてその評価を見ても、もはや戦争なんてものは愚かなこととしか言えないものだということは言うまでもないはずなのに、なぜ今の世の中にはいまだに人種間の争いや差別による戦争が絶えないのでしょうか。 9点(2005-03-24 01:46:47)(良:1票) 《改行有》

145.  悪人 《ネタバレ》 ちょうどTVでやっていたのを録画して観ました。実は私はこの映画を観ようとして途中で挫折した過去が2回あります。なぜでしょうか、引き込まれるものがなかったのか、単に時間がなかったのか、とにかく自分の中で中途半端で終わってしまっている作品でした。 で今回ようやく最後まで鑑賞できたわけですが。。。率直に言ってあまり魅力を感じるストーリーではなかった。暗い映画なら暗い映画なりに魅力はあるものですが、『悪人』にはそれもさして感じませんでした。そもそも清水(=妻夫木聡さん)に全く魅力を感じられなかった。「嘘をつくな」とか「怖かった」とか彼の言ってることは一応正論で正直である。 しかし正論吐いて正直であればみなOKというほど世の中甘くはない。実際やってることはただの子供。いわれの無い罪で訴えるといわれて動揺するのはわかるが、それで殺そうとするのは、当たり前だが間違い。それだってそもそも場当たり的に人を求め、嫌がってるのに携帯で裸を撮影なんてしたばかりに、最初の女性(=満島ひかりさん)に気持ち悪がられるからである。自業自得とも言える。私はそう思った。 その最初の女性にしても冒頭からあまり良い性格ではないのがうかがえた。友人に対する接し方や清水に対しての応対でもそうである。だのに被害者になったというだけでやたらとその後の描写を美化することにとても抵抗を覚えた。殺害現場で父親の前に現れた姿も、さも清純無垢な少女が殺されましたと言いたげな表現であったが、そこで辟易とした思いを私は抱きました。娘を殺された父親が死後も娘をかばいたい気持ちはわかるが「お前は何も悪くない」というのはやや盲目すぎやしないだろうか。 ラストで光代(=深津絵里さん)が締めくくったように、彼は『悪人』だったのである。それならそれなりの映画の作り方があったと思うが、話を美化しようとする動きがあまりに目につき、鼻についたために、私はこのような評価となりました。 TV版鑑賞ということで、カットされていたシーン等もあったかもしれませんがそれを含めての評価ということで、あしからず。[地上波(邦画)] 4点(2012-06-25 14:02:17)(良:1票) 《改行有》

146.  そして、バトンは渡された 《ネタバレ》 正直、前半は見ていて気持ちの良いものではなかった。自分の都合で男を取っ替え引っ替えする女性をあそこまで美化して描くことにけっこうな違和感と不快感を覚えたし、もっと言えば家族になんの相談もなしにいきなりブラジルに行くとか言い出す水戸さんもあり得ない。あの場での梨花の反論は真っ当だと思ったし、みぃたんの動揺も当然だろう。さらに、こういう映画てはよく見るシーンだが、ブラジル行きか日本に残るかを子供に選択させるなんて最低である。あのシーンだけでも梨花の人格を認めることはできない。しかも彼女はちょいちょいその手を使い、子供のみぃたんですら「ママずるいよ」と言いたくなるほど実際ズルい。病気だからって、お世話になってる人の家の中で「もっと違う彼氏探してくるね!!」とか子どもの前で言うかね。そういうあれやこれやを、「病気だったんだ」のひと言で全て無かったことにするこの映画のシナリオははっきり言ってどうかと思う。彼女の行動の理由づけは一応ついたし、それなりに説得力のある説明だったとは思うが、それでチャラ?私は全然納得いきませんでした。 森宮さんと娘の優子ちゃんのストーリーは結構見応えありました。愚直ではあるが、あんなふうに認められる父親になりたいものだ。学校での優子の立ち位置がなんだか分かりづらかったのが気になりました。いじめられてるのかと思いきやそうでもなし、あの学校生活で何を伝えたかったのかはよくわからなかったです。 総評として、ヒロインである梨花を都合よく描き過ぎたことでの不快感を拭えない映画でした。[インターネット(邦画)] 3点(2022-12-23 06:38:13)(良:1票) 《改行有》

147.  CUBE 《ネタバレ》 邦画版cubeがもうすぐ公開されるからか、こちらのオリジナル『cube』もプライムビデオで無料で公開されてました。過去に何回も観ているのですが、意外にもレビューはまだしていなかったので、あらためて感想を綴ろうと思います。 変な表現ですが、今この2021年に見ても全然色褪せない、設定も見せ方も秀逸な映画だと思いました。まずやはり設定が興味を掻きたてます。突如謎の立方体の中で目覚め、一面に付き一つずつ扉があることに気づく。「ここはどこだろう」「なんでこんなところに」と色々疑問が浮かぶがとりあえず動いてみようと適当な扉を開いて次の部屋に行くと、ズドン!!とサイコロカットされてしまうという冒頭のシーンは有名です。こういう映画だ、と全く予備知識の無い状態だからこその驚きですよね。これが続編となってしまうともう、既知の期待感とでも言うのか、ある程度予想通りになってしまって何か起こっても予想通りだし起こらなければ肩透かしのようになってしまうし。と、なんだか続編に対するツッコミみたいになってしまってすみません。ですが、それくらいこの一作目で完成されていると感じます。 謎解き、罠、人間不信、そこからさらに突如追加される六人目。ドキドキしながら見入ってしまう時間しかない、超濃厚な90分を味わえます。有名すぎて今更感がありますが、やはりオススメの一作です。[インターネット(吹替)] 10点(2021-10-04 18:04:31)(良:1票) 《改行有》

148.  スリング・ブレイド 《ネタバレ》 オレとしてはカールは全く問題ないと思います。もしああいう人がほんとにオレの周りにいたらオレも仲良く出来ると思う。普通の社会で普通に暮らし、ちゃんと仕事もこなして賃金をもらい、友人もいる。彼を精神異常者と決め付ける要素が何処にあるでしょうか??実際社会的には健常者と思われてる人だって人を殺す人もいます。そういう点からみて、カールは全くの健常者と思っていいと思います。ラストに人を殺してしまったのは少しショックでしたが、上のようなことを考えた時、「健常者だってこういう点では同じやんな」と思い直し、このような結論にいたりました。 7点(2003-11-26 23:11:02)(良:1票)

149.  ホッタラケの島 遥と魔法の鏡 《ネタバレ》 「いつのまにかどこかに行ってしまった大事なもの」 それはきつねさんによって集められ、きつねさんの世界はそうやって人間達にほったらかされたもの、ホッタラケで作られた世界なのでした。自分にもそんな風に無くしてしまったものがあったかな、そういえばあれはどこにやったっけ、と自分の思い出に想いを馳せるきっかけになる良いストーリーだと思いました。 テオによるときつね達はホッタラケのものを集めるばかりで、自分たちで何かを作ることはできないと言っていましたが、つぎはぎの材料でできた電車やバイクが出てきてその設定はもう既に破綻してましたよね。ラストは飛行機まで作ってるし。作れない、なんて設定なんでわざわざ作ったんでしょうね。 あと、ホッタラケの記憶が見られるホッタラケシアターはもっと見せてくれても良かった。例えば遥の両親のホッタラケにしたものがシアターに出る、とかもっと遥以外の人の記憶とかも見せてほしかった。面白いシアターだなと思ったのに、見せ場が少なくて残念でした。 自分の小さい頃に想いを馳せノスタルジーを感じることができたり、子供向けのアニメによくある物を大事にしようという教訓的な要素もあって、子供と一緒にも見られる良い映画だと思いました。私が上述したような気になる点は子どもなら気にしないかもしれませんね。そういう意味ではつまらない指摘をしたのかもしれません。今度子どもにも感想を聞いてみよう。[インターネット(邦画)] 7点(2021-10-14 18:49:28)(良:1票) 《改行有》

150.  凶悪 《ネタバレ》 最近は近しい人の影響で邦画を見ることが多くなっています。その中でもジャンルはやはり自分の好みのものを選んでしまうのですが。 今回選んだのは『凶悪』。鑑賞してみるとタイトル通りの、さながら『アウトレイジ』的な場面から話がスタート。ずっとそんな感じでヤクザやチンピラの抗争的な話を見ることになるのかなと思いきや、物語は大きく、週刊誌記者の藤井(=山田孝之さん)と暴力団幹部の須藤(=ピエール瀧さん)の二つのストーリーに分かれていくことになります。藤井は取材を通して刑事さながらに事件の真相に迫っていき、その中で明らかになっていった事実をプレイバックのように須藤と木村(=リリーフランキーさん)中心に描いていく流れのストーリー。 藤井は取材の中でお金が原因で家族からも蔑ろにされる犠牲者たちの話をたくさん聞くことになります。「親からもらった遺産を食い潰してるだけの老人がいっぱいいる。そいつらを殺すだけで、金が溢れてくる。まるで油田だよ。」とはリリーフランキー扮する木村孝夫の台詞の一部。そんな事件の真相を暴き、彼らに罰を与える使命感に燃える傍らでその使命感に蔑ろにされる藤井の家族。気がつけば藤井の家族も重荷である認知症の母取り除きたい、消えてほしいと願う、須藤と木村の被害者たちのような家族になっていました。離婚届にはやはり判を押したのでしょうか。真相はわかりませんが、元の鞘に収まったんだと祈りたい。自分にとっての大事な人を再確認し見つめ直すこと、あと藤井の過度な仕事への傾倒を見て、ワークライフバランスについて考えるきっかけになりました『笑)少しカタい映画かもしれませんが、実際に起こったこととして身近に捉えることが重要と感じました。[インターネット(邦画)] 6点(2021-04-23 06:45:08)(良:1票) 《改行有》

151.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 「へぇ~、リーアム・ニーソンさんがサスペンスドラマ出てるんだ~」って感じで観始めたんですが、やはりリーアム兄さん。最終的にはアクションで締めるということで・・・。 物語自体はけっこう引き込まれました。自分、そんなに先の展開を読むとか得意じゃないもんで、物語のオチには「マジで!?」と普通にビックリ(←いいお客だ)。でも冷静に考えると、暗殺者としての記憶は戻ったのに考え方だけ常識人になってるとかおかしいですよね。記憶の戻り方がちょっと(てかかなり)ご都合主義だなとは感じました。 冒頭に書いたように、サスペンスドラマと思いきやアクションで締めるという展開があれですが、それについてこれる人ならそれなりに楽しめるのかなと。 【令和3年7月14日再鑑賞】 このページ開いて初めて知りました。前にも観てたんだ…(汗)一時期リーアムおじさんにハマってたから、その時期観たんだな。でも再鑑賞なのに全く初めて感で観れてしまった(笑) さて久しぶりに鑑賞しての感想は、かなり突飛なストーリーですが一応辻褄は合わせてありますよね。なんで二人のマーティンが同じ記憶や経歴を持っているか、なぜ妻まで自分を全く知らないかのように振る舞うのか。そう言った疑問には「あーなるほどね」と思わせる用意はありました。ですが、事故にあったマーティンをいきなり殺そうとするのはどうなんだろう。記憶喪失を起こしてると分かっててもいきなり殺そうとまだするだろうか。そういう組織ならそうするのが普通なのか?知らんが。「おい!本当に記憶がないのか!?」くらいの確認はあっても良いと思う。それに妻役の人が結構落ち着き払いながら結局爆弾解除できずに爆死するのもいただけない。そしてあんなに「妻を愛してる」と言っていた人が、記憶が戻って彼女が死んだ途端サラッと他の女性に鞍替えしたのもなんだか…という感想。美術館で「愛してる」とも言われていたのに、何でそうなるのか。少しそのへんがもやっとして終わってしまった映画でした。 前回は5点をつけていましたが、前より楽しめた気がしますので再評価させていただきます。[DVD(字幕)] 6点(2012-05-02 18:35:35)(良:1票) 《改行有》

152.  クワイエット・プレイス 《ネタバレ》 「音を立てたらモンスターに襲われる」という至極シンプルな造りの映画。そのためとても分かりやすかったです。少し下世話な話ですが、あの世界で子作りとか、ましてや出産・育児など考えられない。子どもは泣くもの。制御なんか出来るわけない。そんな環境下で妊娠に至った過程がとても気になる。夫婦が仲良かった、と言えばそれまでですが。 最近はどんな映画を観ても、今実際のコロナ禍の世界と比較してしまいます。コロナで外出や人との食事などが制限されて久しくこの世界もかなりストレスフルな世界ですが、この映画の世界もなかなか。何せ何があろうと声を出せない、音を立てられない。家族との会話も、笑い声も、怒鳴り声も表現できない。怒ってる時に床や壁に投げつけるものも音のしないものを選ばなければならない。相当ストレスだろうなぁと推し量られます。映画では家族はモンスターへの恐怖や警戒感はありありと感じられるのですが、言葉や感情が表現しにくい不自由さはあまり描かれていなかったのが残念。声出せない状況って、かなりストレス溜まると思うんですけどね。 音の身を察知して襲ってくるモンスター。バイオハザードで言うところのリッカー的な??やつですが、工夫すれば全然追っ払えそう。自分が危ない時、糸で繋いだ遠くのカンやビンを引っ張って音出すとか、最悪音の出るものを遠くに投げてそっちに誘導するとか、いくらでも簡単なのがありそうなのに、花火を使うことに驚き。手え込んでるなあ。ま、そこは映画か。 でも彼らが水に潜ったらヤバいですよね。音の伝わりやすい水中なんかに潜られたら、本当に少しの音も立てられなくなる、と思っていたらお母さん、普通に歩いていた。そこら辺もリアリティ欲しかったな。[インターネット(字幕)] 6点(2021-05-19 01:43:09)(良:1票) 《改行有》

153.  ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2 《ネタバレ》 面白そうと思って借りたらよく原題を見てみるとそこには”Jeepers Creepers 2”の文字。「”2”?”2”だって!?しまった続編だったのかああぁぁぁ・・・。」などと大変がっかりしながらも一応観ました。なんだろ、最近の化け物型ホラーってあんま(ってかほとんど)怖くないっすね。人間つかったホラーのほうがよっぽど怖いすもんね。やっぱり地球上で一番怖い生き物って人間?きっと変に空想の化け物より人間のあのリアリティさが恐ろしいんでしょうね。最近はなんだかホラーもストーリー重視になってきてるし。幽霊・お化けものは邦画の影響か段々それに近くなってきて、まあ怖いっちゃあ怖いんだけど、似たようなものがハリウッドやら韓国やらで量産されすぎて最近はパターン化みたいなのを感じる。そんななか、被害者や化け物のバック・グラウンドなんかおかまいなしにただただ「どうだ、オレ怖いだろう」みたいなやり方で終始したこの映画はある意味貴重。怖くはなかったんだけど。バスに閉じ込められたメンバーの誰か一人ぐらい「よし!やつにオレ達のアメフト魂を見せてやろうぜ!全員タックルだぁーー!!」なんて気概のあるやつが一人ぐらいいればこの作品はホラー・コメディとしてバカ売れしただろうに(笑。)誰か「最終絶叫計画」みたいな中途半端なオマージュ・ホラーじゃなく、れっきとしたホラー・コメディを作ってくれないものだろうか。5点(2005-02-08 23:39:43)(笑:1票)

154.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 有名な作品をなかなかブーム時には観られない性格の天邪鬼自分。『シン・ゴジラ』も今頃になってようやくの鑑賞に至りました。鑑賞の少し前に災害に関する講習のようなものを受け、そこで本作について、いわゆる「想定外の災害」について描かれている旨うかがいました。なのでその点に注目しての鑑賞となりました。 やはり特に気になったのは「会議を経なければ何事も決定できない」ということでした。「決定するつもりが無い」というわけじゃなく「決定することができない」ということがとても印象に残りました。どうしても必要なプロセスとして「会議」があり、一分一秒を求められる状況で、専門家でもない老人多数の大臣たちがまるえ一般人のように思いついたことを述べているシーンはやはり滑稽に映ります。ですが結局のところ現実もこうなんだろうなとも思います。現実も多くはその道の専門分野でもない大臣たちが「IT大臣」だの「少子化大臣」だのとりあえずポストに収まって、そこらへんのおっさんでも言えるようなことを言っている。 この映画の中で現実とは違う良い点としては、「専門家たちをしっかりと登用し活用している」ことだと思います。御用学者のような人たちもいましたが、ゴジラ対応のかなり序盤から専門家たちは重用されており、中枢からその存在感を発揮しています。そういう点が現実のほうにもあればいいのにな、と思ってしまいました。いや、してるんでしょうかね。少なくとも自分のような一般人にはあまり専門家の方々のありがたみはわからず、コロナ対応に対してもどうしても不信感を抱いてしまいます。 ゴジラはなかなか圧巻でしたね。最初のトカゲのようなギョロ目のゴジラが個人的には一番怖かったです。内容は日本に現れたゴジラを世界各国みんなで協力して撃退するというものですが、『インデペンデンスデイ』のように各国に一体ずつ現れても面白いのにとか思ってしまった。そのほうが日本政府VSゴジラの構図がもっとくっきり浮かび上がったのに。 今作『シン・ゴジラ』の内容を受けての『シン・メカゴジラ』とか『シン・モスラ』とかあればまた観たいな。なんつって(笑)[インターネット(邦画)] 8点(2020-06-28 03:10:53)(良:1票) 《改行有》

155.  グリーン・ゾーン 《ネタバレ》 大量破壊兵器に関する情報操作という政治色の強い一面と、現場でそれに振り回される兵士の実情の一面とをミックスさせて見せたかった映画なのだろうなと感じましたが、その両面があまりうまく絡んでなかった気はします。 話題性につられて観賞しましたが、そもそも興味が無い内容だったのは致命的でした。モノが戦争なのでとても大きいissueとして捉えられていますが、職場の上と下とで本音と建前があるのなんて日常茶飯事ですよね。そんな冷めた眼で観賞していたせいか、途中1度寝オチ。後で記憶のあるところから再度観賞しなおしました。 自分的に一番印象に残ったのは、爆撃や銃撃戦があれほど頻発するような場所のすぐ近くで「グリーン・ゾーン」と呼ばれる楽園のように平和な場所があったということが衝撃でした。プールを囲んでリゾートのような雰囲気の場所に、フル装備の兵士が入っていくのはすごい違和感を覚えました。[DVD(字幕)] 5点(2011-06-21 12:14:18)(良:1票) 《改行有》

156.  DOA/デッド・オア・アライブ(2006) 《ネタバレ》 こういうゲームとかアニメが由来の映画ってかなりの確率でハズレなので、相当期待せずに借りたのですが、いやいやこれがどうしてというくらいアクションとして楽しめました。ゲーム版もプレイしたことのある身としては、試合開始の"Get readyyyyy, FIGHT!!"という声がゲームと全く同じであることとか、リアルの格闘技に体力ゲージがあることとか、なるべくゲーム視点でアクションシーンを見せようとする製作側の気遣いがあらわれてて、とても満足いく内容でした。アクション自体も、よくあるカメラが動きすぎて何をやってるか良くわからないと言うことが全然無く、ストレスフリーで楽しめたのは大きいです。 正直かすみ役の人が全然綺麗に見えなかったので冒頭で萎えかけたんですが、他のキャラに魅力を見出せたのでセーフです。バース役の人はハマりすぎ!!(笑) ホリー・ヴァランスさんはどっかで見たことあると思ったら『プリズン・ブレイク』のニカさんだったんですね。どうりでシネマレビューで検索しても出ないはず。彼女は同ドラマの時から綺麗だと思っていたので、出演してるのがわかってテンション上がりました。 ていうかかすみとレイファンのアジア系以外はみんな美人♪もっとアジア系にもスポットライトを・・・(泣) ストーリーの方も、ゲームの中で本当に使われそうな内容で良かった。エンディングで全員が剣を構えると言うのがなんか・・・でしたけど。 個人的に気に入ったのはレオンとかすみのアクションシーン。枕の羽を飛ばして桜吹雪みたいにアクションするのはとても綺麗だと思えました。 かすみとレイファン役を再キャストしてまた続編を作って欲しいですね☆[DVD(字幕)] 7点(2011-01-18 10:46:09)(良:1票) 《改行有》

157.  ボーン・アルティメイタム 《ネタバレ》 ついにシリーズ3作目を鑑賞。1,2作目はレンタルリリースすぐくらいに鑑賞済みだったのですが、嫁さんがTV版を録画したのをきっかけに再度見ることに。 3作目でしたが、他のシリーズ物のように続編が出るたびに勢いが失われていく、ということが感じられないシリーズだったと思います。特にこの『~アルティメイタム』は「ボーンらしさ」が光る内容となっていました。個人的には他の映画でも散見されるような格闘アクションよりも、神出鬼没のスパイ的行動に魅せられます。パメラを囮にして相手をビルからおびき出し、その隙に抜け殻のオフィスに入り込んで電話を掛けるという鮮やかすぎる手腕は最高でした。ですが、パメラに「見てますよ」アピールはもういいでしょう。前作から続いてもう3回目なんで、そろそろ・・・。 あと不満な点としては、これはもう1作目から書いてるかもしれませんが、もうカメラワークがひどい・・・。ほとんどハンディカメラで撮ってるのか、ブレブレの映像がほぼ全編にわたって続きます。上述の格闘アクションシーンなんかもう最悪。ほとんどの画面誰が何してるのかわからんし。臨場感どころか何もわからんっつーの。アクションなら少し引いた視点から全体をじっくり写しこむだけでも充分なのに。カメラワークのセンスの無さにはほんと泣けた。これだけのシリーズで製作費無いのか?それとも誰かのこだわりなのか??たぶん、新作の『~レガシー』でもそうなんだろうな・・・。[DVD(字幕)] 6点(2012-11-16 22:28:20)(良:1票) 《改行有》

158.  パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト 《ネタバレ》 これはあくまでオレの個人的嗜好ですが、ドラマではない単作の映画であんな結末にする映画って、大っ嫌いなんですよ。続きもんがしたいなら最初っからそのつもりで作れっての。一作目が予想外に売れたから、「じゃあ二作目・三作目もやろうか」って思いつきでやったような適当さがよーく見て取れる。 内容のほうも、完全に一作目を知っている前提で作られています。今回はやらなかったですが、オレってけっこういきなり二作目から観たりするタイプなんですけど、やっぱりこういうのは二作目でも三作目でも、「それ単品でも楽しめる」ってのが重要だと思う。マトリックスシリーズでも起きた現象ですが。はっきり言ってこんな内容だと一作目を知らない人はずっと「???」状態になってしまって後は、水車上のバトルとか顔に目の模様がたくさんあるジャック(=Johnny Depp)とか、単品ギャグでしか楽しめなくなってしまって・・・。それに、こんなに早くに二作目を出してしまって、三作目が出るまでまだまだあるのに、それまでこの話の流れを覚えてろってか?? はっきり言ってこれは驕りだと思う。「この映画は売れることが約束されてるんだ」って安心感にスタッフ全員体の芯までどっぷり浸かってるようにしか思えない。このCG全盛期に、なんか昔の日本の特撮映画みたいなシーンもけっこうあったし。。。 三作目はなるべく楽しめるよう、最初っから期待せずに観よう。。。[DVD(字幕)] 3点(2007-02-25 00:37:11)(良:1票) 《改行有》

159.  ロスト・イン・トランスレーション 《ネタバレ》 この映画に出てくる日本人を見ていて妙にみかついた人もたくさんいたのではないでしょうか?しかし残念。これが日本人なのです。つい先日、普通に道を歩く外人に対しおそらく修学旅行中の学生たちが「ぴくちゃー、ぴくちゃ-!」とわめきながら勝手にその人たちの写真を撮ってそのままどっかに行ってしまいました。残された外人の旅行者たちは唖然としながら一言、"What was that?(なんだあれは!?)"。代わりに謝罪いたします。すみませんでした。 「キルビル」みたいな日本人像は問題外ですが、この映画の日本人描写は巧妙かつ確かなものです。英語をしゃべれない人ほど「通じればいいねん」とか「ジェスチャーだけでも大丈夫」とか言いますが、そういう人が実際英語をしゃべらないといけない環境に置かれるとこの映画の日本人のようになります。作中、何度自分が映画の中に入って代わりに通訳してあげたいと思ったことか。と、まあ日本人批判が長くなってしまいましたが映画自体は素晴らしいの一言に尽きます。日本の中心地「トウキョウ」の繁栄の裏に隠された空虚さが滲み出ています。オレ自身、急に時間が空いて東京を一人でぶらつく時間があったことがあるのですが、全てがあるようで何もない街です。少し街を歩いてもうあとは明治神宮で時間をつぶしました。そのぐらい東京という街はからっぽです(東京にお住まいの方すみません)。そしてそんな空虚さを映画で表してくれたのが日本人ではなく海の向こうからやってきたソフィア・コッポラという名の映画監督だというこの皮肉。それだけでも充分面白い作品だと思います。日本という土地で自分自身を見つめなおすシャーロットとボブにならって、私たちも日本人として自分を見つめなおしたいものですね。強くそう感じた作品でした。8点(2004-12-09 18:04:55)(良:1票) 《改行有》

160.  マイ・バック・ページ 《ネタバレ》 当時の学生運動について無知なせいもあると思いますが、心情的に理解できないシーンが多すぎた。まず、騙されたかられ利用された澤田(=妻夫木さん)がそれでも梅山(=松山ケンイチさん)と共に行動しようとするのかがさっぱりわからない。澤田は単に梅山のことを信じたかったからと言われればそれまでなのですが、個人的感情に振り回されすぎるジャーナリストに辟易。あんなブレやすい人に記事を書いてほしくない。「事実だけ書いてればいいんだよ!」という出版社のえらいさんの言葉はある意味正しい。彼は出版社辞めて正解だ。 一方梅山の方も理解に苦しむ。あそこまで汚く生きられる人間をむしろ理解しろって方が無理がある。自分の周りの人間を道具としか見ていない。己の目的のために簡単に人を利用し裏切る彼の不遜な態度にはもうがっかり。思想犯でもなんでもない。ただの私利私欲の塊にしか見えなかった。中途半端に頭が良いことが余計に彼を傲慢に見せている。 以上のようにメインキャストの二人に魅力が感じられなかったために評価はちょっと・・・。妻夫木さんは童顔過ぎて、何しても幼稚な行動・考えをしてるように見えるのはもったいないですね。[DVD(邦画)] 4点(2012-02-08 16:19:03)(良:1票) 《改行有》


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