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プロフィール
コメント数 184
性別 男性
年齢 61歳
自己紹介 オカルト、ホラー、スプラッターは苦手。
笑える映画が大好き。泣ける映画はもっと好き。

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評価順12

1.  火垂るの墓(1988) 幼い子供が死んでいくお話には涙を抑えることが出来ない。確かに清太のとった行動は正しかったとは言えないが、この戦争が終わって将校である父が帰って来さえすればまた元の幸せな暮らしに戻れるんだという信念が疎開先のおばさんに迎合するのを拒んだのだと思う。子供らしく天真爛漫に振る舞う数々の描写、兄に全信頼を寄せて疑うことのない節子が徐々に弱っていく姿に、次第に観ている自分が清太と重なり責任を感じていく。何とかしなければの思い。でももう助けてやれない。ごめんよ、節子ごめんよ。死んだ後、防空壕の前で戯れる節子の残像と亡き骸を荼毘に付す清太に涙は止め処なく溢れる。反戦映画と言うよりも戦時中に起こった不幸な兄妹の話として感動です。[地上波(字幕)] 8点(2005-08-14 09:41:02)(良:3票)

2.  ブラザー・サン シスター・ムーン 持たざることの自由、何にも属さないが故の自由。宗教について何にも知識が無くても最後までちゃんと観て富と権力を非難する製作者側のメッセージをよく理解できる。そして宗教の汚い部分と信仰の美しい部分を示し「清貧」という言葉の意味をより解りやすく丁寧に映像で教えてくれる佳作。8点(2005-03-05 22:01:16)(良:2票)

3.  ひまわり(1970) 生死も分からぬまま探して探しぬいた挙句にやっと見つけたアントニオ。汽車から降りてきたその姿を見た途端何も言わずにその汽車に飛び乗って泣き崩れるジョバンナ。立ちすくむアントニオ、足元に落ちている自分の写真を拾い上げてすべてを悟り、ジョバンナの想いを知る。台詞は全く無い。状況描写だけの絵と誇張の無い自然な演技。僅かこれだけで二人の胸の内に湧き上がる感情を身震いするほどに感じて取れる。素晴らしい。完璧だ。再会の場面では敢えて抱き合うこともせず、こうなってしまったことの怒りをぶつけ罵り合う事も無い。戦争に巻き込まれ、狂わされてしまった不幸な運命を受け入れてお互いを認め合った上で永遠の別離を誓う。素晴らしい脚本の出来と二人の名優の演技力と落ち着いた映像と美しいテーマ曲。それぞれの相乗効果により心に響く感動の名作が生まれた。10点(2004-12-23 22:48:33)(良:2票)

4.  遠い空の向こうに 誰もが自分の夢を見つけられる訳ではない。況してやその夢を叶えられる人間は極めて少ない。長男は有望なフットボール選手となり大学で活躍し、次男のホーマーはロケットで宇宙へなどと夢みたいなことを言っていると思っていたら本当にその道で才能を発揮するまでになってしまった。炭鉱での仕事を天職と信じ誇りを持って働いてきた父にとって息子が二人とも自分が歩んできたものとは全く違った道に進んでいくことが簡単に納得できなかったのでしょう。今まで築き上げてきた地位や父親像を否定された様に感じるのは悲しい事だが、反面いつしか自分を超えていくまでに成長した子供たちを見て喜びも感じているのかも知れない。炭鉱へ降りていくエレベーターからホーマーを見る父の視線など台詞の少ない父親の胸中を巧みな演出で的確に表現している。夢の実現を目指して諦めずに努力する姿を見せるサクセスストーリーというよりも、反目しながらも絆を感じ歩み寄ろうとする親子の愛情物語として出来栄えを評価したい。7点(2004-04-05 23:13:00)(良:2票)

5.  ノー・マンズ・ランド(2001) これほど余韻を残した映画は初めて観た。エンドロールを観ながらしばらく固まってしまった。地雷を背にしたまま助からない恐怖を突きつけて終わるラストシーンの出来の良さで評価が決まった感がある。決して反戦に重きを置いた映画とは言えないが、この戦争を始めたのはお前の国だ、と言い合う場面やお前が刺したから撃つんだというこの二人の人間の論理が、戦っている二つの国の縮図と交錯して見える。戦争状態でなければお互い隣町の住人同士であったのに。遠い国の戦争も生に近い映像を茶の間で見られる事に慣れつつある現在だが、放送局での指示が最前線まで飛び、カメラのレンズが苦悩する兵士の目の前まで迫る様な戦場での報道のあり方に問題提起もしている。観る者の心を揺さぶる素晴らしい映画。9点(2004-02-29 21:58:36)(良:1票)

6.  アメリカの影 《ネタバレ》 即興演出とやらのせいでしょうか、素人器用にしては台詞や演技が自然なのはいいのですが、話の繋がりや人物関係がなかなか頭に入ってきませんでした。アメリカの影=人種問題とは結構ベタなテーマを取り上げているけど「みんなで考えてみましょう」的な提起も感じられません。内容よりも実験映画としての方法論で評価された映画なのだと思います。[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-08-17 08:49:08)(良:1票)

7.  ラスト サムライ 百年前の日本のリアルな姿を美しい映像で見せてくれる感動作品。不可解な異人種としてではなく日本の伝統と日本人独特の根幹的な精神性を真正面から見つめ描こうとした始めてのアメリカ映画と言えるだろう。トム・クルーズは特訓の甲斐あって二刀流の立ち回りは見事にこなしたが心象表現が未熟で演技には観るものがなく飛源役の池松壮亮君にも負けている。結果、渡辺謙をはじめ日本人俳優の演技力の高さを広く世界に知らしめる事となった。ただ一つだけよく分からないのが勝元の人物像設定。天皇の師でありながら列車を襲い官軍に命を狙われるとは物語的には分かるけれど有り得ない立場の存在を無理に作り上げた感じがあり全編を通して違和感を拭いきれない。8点(2004-10-09 11:04:03)(良:1票)

8.  バウンティフルへの旅 特別何か大きな出来事があるわけではないけれど、しみじみと味わい深い作品。気持ちの合わない嫁と息の詰まるような生活から抜け出して、懐かしいふるさとへの逃避行をする主人公の気持ちがとてもよくわかります。バスが動き出した時の笑顔がとても生き生きしていました。出会う人が親切な人ばかりで自分も旅行に出たくなりますね。ふるさとには住む人もなく荒れた土地が残るだけのものでしたが、また戻る元の生活にも前向きに生きていける何かを新たに得た様でほっとします。この頃はまだアカデミー賞の選考にも納得出来ます。8点(2004-03-13 08:47:17)(良:1票)

9.  スウィート・ノベンバー 《ネタバレ》 主人公は広告界での賞を2度も取っていながらどうしてあんなにくだらないホットドッグのプレゼンしか出来ないのでしょう。広告界の首領との貴重な接見時に「問題はあなただ」なんて言って交渉決裂にしてしまう理由が分からない。いらないって言ってる男の生活に無理やり割り込んできて強引に自分勝手な奉仕を押し付けてきたくせに、好きになったら「いいえそれは困るわ、一ヶ月だけの約束よ」なんてそれは無いでしょう。こんなことを今まで毎月繰り返してきたの?。おまけに「わたし病気でもうすぐ死んじゃうの」だとお。いくら美人でもこういう女性はバツです。終始拒絶反応を感じながら見てました。6点(2003-08-03 21:57:55)(良:1票)

10.  バック・トゥ・ザ・フューチャー よーでけた話やなあ。10点(2004-08-11 22:21:47)(笑:1票)

11.  ガタカ 偽装工作ばかりに一生懸命で何か努力をしていただろうか。頑張れば夢を実現できるという映画とは全く違うと思う。ビンセントの家まで調べに来たとき顔が違うのになぜ分からなかったのか。バレていたのにわざと黙っていたのだろうか。また「なんだ弟だったのかあ、気づかなかったよ」とは明らかにおかしい。物語にやや矛盾を感じるが、ワイド画面での凝った構図は最近の映画では群を抜いて美しい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-07-17 21:11:27)(良:1票) 《改行有》

12.  ワンダーランド駅で 少しドキュメンタリーのような撮り方をしているせいか、登場人物の会話がとても自然な感じです。物語に退屈することなく最後まで心地よく観られました。運命に導かれた出会いなんてあるのかなと疑いながらもその人を捜し求め続けるエリンの気持ちがよく伝わってきました。アランといつ出会うのかが観ている者を惹きつけるわけですが、わたしはこの二人が出会って交際を始めても性格や暮らしぶりから見てうまくいくとは思えません。エリンにはブラジル男か他の誰かの方が良かったかも。エリンがカフェで突然息苦しくなったのとブラジル男と抱擁までするまでになった気持ちの変化の理由がやや描き足りなかったように思います。空港直前で偶然出会ったアランについていく、ここがいいところなんですがここも理由付けが弱かったかなあ。6点(2004-01-18 12:44:37)(良:1票)

13.  デイ・アフター・トゥモロー 「パパ、ぼくねパパの言いつけ通り図書館から出ずにパパが助けに来てくれるのをいい子にしてずっと待ってるよ。仲間もいるし彼女も出来たから退屈はしていないよ。オオカミにも襲われかけたけど大丈夫だったんだ。うん寒くはないよ、だって燃やすものはいっぱいあるからね。」「おお息子よ、パパはお前のことが心配だから大統領への報告もそこそこにお前を助けるために図書館に向かっているよ。道連れにした同僚は一人死んじゃったけど気にするもんか。彼の家族?実はよく知らないんだ。マイナス100度だって愛があれば耐えられるんだ。心配するんじゃないよ、この氷河期もすぐに終わるからもう少しの我慢だよ。ホラもう青空が見えてきただろ。」[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-04-17 00:31:55)(良:1票)

14.  チャーリーとチョコレート工場 目指すところは何なんだろう。ディズニー作品のように親子で見て道徳心を育てるという風でもなく、ただ単に良い子にしている子供にだけ幸運が訪れるのだと諭すにしてはあちこちで表現がグロテスク過ぎて子供が泣くぞ。これでは文部省推薦の御墨付きは到底望むべくもなし。粗悪品でもプロパガンダの打ち方ひとつでヒット作品に化ける最近のプロモーション第一主義の商業映画に騙されるな。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-07-28 21:45:30)(良:1票)

15.  スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 この時期盛んにこのシリーズをテレビで放映しているのを観て、新作を観るたびに映画の質が落ちていくなあと感じているのは私だけでしょうか。ほんとCGに頼りすぎでしかも完成度が低く使い方が下手です。技術的には劣るはずなのに初期の作品の方が本物らしく見えるし違和感がない。ジョージ・ルーカス監督はこんな出来で満足なんでしょうか。キャラクター商品のロイヤリティだけで年に1000億円も稼げるから映画は副業になってしまったヨーダ。物語にしても過去の作品の設定に余分な贅肉をつけて膨らませただけです。エピソード1・2はスターウォーズに似た別の映画です。[地上波(吹替)] 5点(2005-07-11 00:18:15)(笑:1票)

16.  トゥルーマン・ショー 実は昔からこの映画の内容に近い事を考えていました。自分の周りに存在する人は用意された人達で、いろいろな刺激を与えてみて私がどんな行動を起こすかを誰かが外界から観察しているのではないか。更に進んで、私という存在は本当は箱に入った脳のみであって、脳につけられた何本もの線の先には操作盤があって誰かがいろいろなボタンを押して私にこのような世界を見せているだけなのではないかと。考え様によっては非常に哲学的なこの作品の内容を大変興味深く観ました。作られた世界の謎と矛盾が徐々にあらわになるにつれ、疑いの気持ちを大きくしていくトゥルーマンの心の変化の具合がうまく描かれて物語に引き込まれます。ドアから出て行く主人公に視聴者の歓声で終わるラストに、こんなオチでいいのか?と思ったが、事実をすべて知った後もこの超巨大セットの中で生きていく方を選ぶ筈は無く、トゥルーマンでなく誰であっても外の現実の世界を選択するというごく当たり前のこの終わり方しかなかったのだ。中々の秀作だと思います。7点(2005-01-23 16:39:10)(良:1票)

17.  レオン/完全版 ラスト以外はジャン・レノがあまりカッコよくない。ゴルゴ13の様なプロの殺し屋の雰囲気が無くて前半は時々田中邦衛に見えてしまう。行き掛かり上仕方ないとはいえ小娘と一緒に暮らして言われるままに掃除屋の仕事を教えるなんてことは有り得ないし、恋愛感情を弄ばれて過去を吐露する場面は必要ない。殺し屋が小娘とレストランでディナーを食べてるなんてレオンの人物設定を疑う。麻薬取締まり局に乗り込んで人を殺してそのまま待たせたタクシーで去るなんて無茶な脚本を書きすぎている。これ以外の終わり方は考えられないけど、復讐はよくないと言っておきながらきっちりけりをつけてるじゃないか。好きな人ごめんなさい。期待はずれだったのでつい批判ばかりしてしまいました。6点(2005-03-06 07:53:00)(良:1票)

18.  キル・ビル Vol.1(日本版) そこまでやらなくてもと思うほど吹き出る血しぶき飛ぶ足飛ぶ腕飛ぶ頭。まともなスプラッター映画より胃袋の具合が悪くなってテンションが下がります。これを見て「爽快だ」「すっきりした」とか「笑える」と言う人がいる事が信じられません。タ監督が過去の映画に対するオマージュ作品として作ったというなら大きな勘違いです。捧げられた深作監督も決して喜んでいないと思います。多分Vol.2は観ないでしょう。4点(2004-08-07 16:30:04)(良:1票)

19.  反則王 韓国映画恐るべし。コメディだけどなかなかレベルが高く同じような作風の日本映画よりも数段よく出来ていて結構笑わせてくれます。ドゥシクはこの銀行の何かの策略に利用されていたのでしょうか。突然キレたのはなぜ。韓国でも「スリッパ」って言うんですね、というかスリッパが英語だと知ったのは意外で勉強になりました。なかなか迫力がある試合のシーンと、引き分けという結果(ですよね)にも無理がなくロッキーにも負けない達成感を感じました。惜しむらくは最後のコケ方が下手です。8点(2004-06-06 11:59:31)(良:1票)

20.  ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 気をつけましょう。見た人に名作だと思わせるカン違い光線が出ています。この光線を浴びた人が製作者側にもたくさんいる模様です。 このような娯楽映画に仕上げるのではなく、万人受けせずとも、またより難解になろうとももっと崇高なる思想の漂う作品に作り上げて欲しかった。少なくともオリジナルの物語にはもっと奥深いものがあったはずです。 一作目からやり直して欲しい。6点(2004-01-12 21:29:37)(良:1票)


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