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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 223
性別 男性
ホームページ http://tsumujikaze2.blog.so-net.ne.jp/
自己紹介 ゴールディ・ホーンと70年代ロックをこよなく愛し、映画館内で飲食を勧めるシネコンの暴挙に憤りを感じる万年青年です。
旧作DVDも観ますが、原則、レビューは新作中心にしています。
作品の個人評価の拘りは、8点と9点の差は、広くて深い谷があること。

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評価順123

1.  パッチギ! タイマンで勝っても、翌日には10人に囲まれて袋だたきにされます。 オープニングから「そうそう、こんな感じや!」と納得かつ懐かしさに頬が緩みます。僕らの時代は、若さ故のもどかしさ・不満のはけ口を朝中との抗争にぶつけていたのかもしれない。差別意識などもちろんないし、たまたまちょうど良い相手が”彼ら”だった。しかし、彼らは強い同胞意識と歴史を認識した上での敵対心をもって、立ち向かってきていたのですね。とにかく、この頃は若者の欲求不満が今のように弱者に向けられる事は絶対になかった。 井筒先生も「ゲロッパ!」の反省からか、下手な悪ノリはせず、俳優にも媚びず、自分自身の時代をストレートに表現しているようです。若者達の熱い想いがそのままスクリーンに焼き付き、昔のトンク(東九条)が再現され、記憶の片隅にしまい込まれていた名曲が奏でられたら~ノスタルジック・キャメロン・クロウ状態~涙腺緩みっぱなしです。 私は政治的なメッセージを感じるより、輝ける60年代の日本を描く事で、今の病めるニッポンへの強烈な応援歌として受け取りました。 「あの~すばらしいニッポンをもう一度~」9点(2005-02-21 02:57:18)(良:4票) 《改行有》

2.  おくりびと 《ネタバレ》 広末の「私の夫は納棺師です。」の言葉に鳥肌。 日本人独自の死生観と夫婦愛を、静謐な雪国の風景を背景に、優しく美しく描いた佳作です。[映画館(邦画)] 7点(2008-11-03 01:06:34)(良:3票) 《改行有》

3.  フラガール 《ネタバレ》 お決まりごとのストーリー展開ながら、ここまで心揺さぶられるのはなぜ? 個性ある俳優陣の熱演とそれを見事に切り取ったカメラワークが秀逸。隠し味の音楽が憎らしい位、映像にマッチ。 特にラストの蒼井優のフラダンスシーンは、邦画史上でも歴史に残るワンシーンだと思う。(褒め過ぎかな~でも鳥肌総立ちでした) 松雪の成熟した色気と蒼井の健康的な色気の対比を見せつけ悶々とさせ、さらに60~70年代の幼少期を回顧させ涙を誘う、これは完全にオヤジ殺しの映画ですな。 元来はひねった映画が好きなのですが、ここまでストレートに見せられたら脱帽です、完敗です。素直な映画を再認識しました。[映画館(邦画)] 9点(2006-11-05 21:50:06)(良:2票) 《改行有》

4.  コネクテッド 《ネタバレ》 あんな廃屋で、どうして電話が通じるの?~誰が電話代払っとんじゃ!~みたいな無理な設定も俳優陣の少々臭い演技も気にしてはいけません。 香港映画の面白みとは、辻褄が合わなくても無理を承知で押し通す力技の爽快さと、ダイヤの原石を掘り当てたようなアクションシーンとの邂逅、そして極めて亜細亜的なユーモアセンス。 その点において、今作は最高の仕上がりとなっています。 グレイスの拉致シーンや軽自動車のカー・アクション、携帯電話店での珍強盗等、見所満載!抱腹絶倒!気分爽快!  謝謝!![映画館(字幕)] 8点(2009-09-08 00:49:04)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

5.  コーリング ねぇ、奥さん。伝えたい事があるなら、あんなに亭主を怯えさせてはいけないよ!5点(2003-12-08 01:56:31)(良:2票)

6.  舞妓Haaaan!!! 京都での仕事を思い出しました。 「素人はんが、祇園でもてよう思わはったら、あきまへんぇ~」 すいません、会社の金を使い過ぎました・・・恐ろしい街です・・・反省しています。[映画館(邦画)] 6点(2007-08-13 21:57:35)(笑:2票) 《改行有》

7.  アフタースクール 観客を驚かせるベクトルとしては「キサラギ」的なのですが(先日のTV放映でどうしても比較してしまうのだが)、「キサラギ」ほどの感動がないのは何故?それは俳優陣の体温の差だと思います。今作の主要3人物(大泉・佐々木・堺)は、初めから「騙し」というストーリー設定上からか、非常に感情を抑えた演技をしています。~もともとそういうタイプの俳優のようですが~あの暑苦しいまでの「キサラギ」の俳優陣(小栗・香川・ユースケ・小出~もちろん塚地も)とは、決定的に体温が違います。個人的な趣向によるでしょうが、私は後者に感情移入してしまいます。素晴らしい脚本ですので、キャスティングの妙と「舞台的演技」の演出で、もっと生まれ変われる作品だと思います。[映画館(邦画)] 5点(2008-08-25 01:57:35)(良:2票)

8.  バベル 《ネタバレ》 言語の壁、民族の壁、宗教の壁。「ことば」の伝わらぬ虚しさと「ことば」がなくても繋がる人間の絆。 一発の銃弾から始まる4つのストーリー展開は非常に強引ではあるが、それを微妙な時間軸のズレによって描写し、随所に「壁と絆」を織り込んでいます。イデオロギーの戦いから宗教戦争へと変遷した21世紀の世界紛争の火種とかすかな解決への希望を暗示しているような気がします。それは家族愛であり、民族を超えた人を慈しむ心なのでしょうか。パニック状態のスーザンにモロッコ人通訳の母親が、鎮静剤がわりに煙草(大麻)を吸わせるシーンは強烈な希望の光です。 我々が観賞後に感じる一種の不快感は、いわゆる無宗教の頽廃した平和日本人の尺度では、現代の世界標準の現実を直視できないもどかしさからか?これも一種の「壁」(だからあえて東京が舞台に選ばれた?)なのでしょうね。 エンドロールのギターの咽びが、なぜか無性に心に染み渡りました。[映画館(字幕)] 8点(2007-05-09 03:10:46)(良:2票) 《改行有》

9.  コールド マウンテン ちょっと男共を殺し過ぎだよ。それにプラトニックラブに命を賭けて最期のヒトサシで子孫を残すなんて…激流を遡って精を吐き出して朽ち果てる雄鮭みたいだな。それにしても母は強し。6点(2004-05-12 03:31:00)(笑:2票)

10.  ペイチェック 消された記憶 ジョン・ウーさん、お願いです。これ以上堕ちないで下さい。香港に戻って狼になって下さいませ。4点(2004-04-03 02:03:06)(良:2票)

11.  エターナル・サンシャイン 《ネタバレ》 過去の恋人の記憶を消去できるという非現実的な設定を、ストーリーが進むにつれ、自然と受け入れてしまう。ひとえに脚本の見事さか、俳優陣の名演技の賜物か? 時間軸の目まぐるしさで観客を小パニックに陥らせ、ラストでため息をつきながらの種明かし。さすがカウフマンというべきか。 手持ちカメラの多用とCGを極力排した映像は、最近の大作には見られない、身近な緊張感を醸し出し、場面場面での少々ウイットの富んだ音楽の挿入が更に花を添えている。 「タイタニック貴婦人」「スパイダーマン妻」は過去の大役のイメージを払拭する素晴らしい演技。2人が直接絡む場面はないが、火花散ってます。(それにしても最近のウィンスレットは単なる垂れ乳ネェサンなんだが、いい色気を出すね。きっと私生活が充実~二人目の旦那メンデス監督のおかげ~しているのでしょう。) 主要スタッフの映画に対する勘所のベクトルが似ているようで、何とも言えない調和を感じる作品。何度見返しても新しい発見があり、何度でも同じ場面で鳥肌が立つ映画。 「バニラスカイ」同様、この手の映画は大好き![映画館(字幕)] 10点(2005-05-23 01:19:27)(良:1票) 《改行有》

12.  阿弥陀堂だより 各俳優陣の澄んだ演技と信州の美しい四季が見事に溶け込んだ作品。心を病んだ樋口可南子と自然と生きる婆・北林谷栄を比較しながら、他の登場人物すべての生き様を垣間みる事ができるのは、脚本の良さか演技力の高さか。原作とはまた違う味わいがあります。小西真奈美ちゃん、光ってます!日本人のアイデンティティをくすぐるこんな映画がなかなか邦画との縁を切らせてくれない。8点(2003-09-23 23:23:03)(良:1票)

13.  ヒトラー 最期の12日間 《ネタバレ》 衝撃! ナチスドイツ崩壊時の人間模様をベルリン地下室の見事な再現と鬼気迫る俳優陣の演技で描ききっています。単なるドキュメンタリーとしても秀逸ですが、なによりも究極下での人間の尊厳・愚かさ・命の軽重をこれでもかと見せつけ、「無常」という」言葉では片付けられない人間の本質を観る者に問いてきます。 ヒトラーや秘書ユンゲばかりでなく、すべての登場人物の生き様(死に様)をこの短時間に表現し、観客に「あなたなら誰の生き方を選ぶの!」と投げかける見事な演出。 ゲッベルス夫人が6人の自分の子供を毒殺するシーンは落涙を通り越して心臓がしめつけられます。 最後のユンゲ女史の告白には、ドイツ国家の「戦後処理」の思想を窺わせる狙いを強く感じたが、私はこの映画を「不朽の人間ドラマ」として讃えたく、あえて唯一、残念なラストシーンといわざるを得ない。[映画館(字幕)] 9点(2005-11-09 02:35:07)(良:1票) 《改行有》

14.  冷たい雨に撃て、約束の銃弾を 《ネタバレ》 前作「エグザイル」の痺れ度には及ばないまでも、香港ギャング映画の神髄を継承するジョニー・トーの世界を十分味わえる快作! 台詞が少なくて良い(私でも理解できる英語)。俳優陣の表情が素晴しい。圧倒的な銃撃シーン。切なく響く音楽が良い。マカオ・香港の夜景が良い。 主人公の記憶喪失から糞転がしみたいな決戦に至る後半が、張り詰めた緊張感連続の前半と比較して少々物足りないが、ここまで胸躍らせてくれれば申し分なし![映画館(字幕)] 8点(2010-06-06 02:18:44)(良:1票) 《改行有》

15.  オーシャン・オブ・ファイヤー 競馬フリークとして血統までハマった事のある者として興味深く拝見できました。ストーリーの裏にある利権と民族のプライドと対立。インディアン、アラブ人、黒人奴隷、英国ブルジョア。征服する者、される側。富と貧困。果たして正統なる血統とは勝ち誇った者だけが主張するものなのか?混血は不浄?ネィティブ・アメリカンと英国人の混血児である主人公の大活躍が、これに一石を投じているように見えてならないのです。7点(2004-05-12 03:18:48)(良:1票)

16.  ビッグ・フィッシュ 縁あって関わった人達すべてを幸福にしてしまう主人公。そんな力は私にはないが、せめて縁あって一緒になった女房ひとり位は幸せにせにゃいかんな。10点(2004-07-19 11:26:53)(良:1票)

17.  座頭市(2003) 「七人の侍」以来の殺陣の革命かもしれない。世界に通用するチャンバラだ。北野COLORは健在の上に、今回は音とスピードに新境地を見せた。こういう映画は下手に登場人物をだらだら描いて観客に感情移入させるより、テンポよくバッサバッサとぶった切った方が気持ちいいね。そういう意味では芸姑姉弟の描き方は中途半端、どうせなら個人的には夏川結衣~浅野忠信夫婦に入れ込んで欲しかった。役者的にもこの二人の方が魅力あるでしょうが。どちらにしてもとにかく気持ちのいい映画だ!昨年の「阿弥陀堂だより」とは違った意味だが、邦画も捨てたもんじゃないね。 8点(2003-10-15 02:41:16)(良:1票) 《改行有》

18.  300 <スリーハンドレッド> 《ネタバレ》 西洋版滅びの美学。日本の武士道にも通じ、「ラストサムライ」的な共感を生みます。但し、レオニダスを神格化するあまり、ペルシャ帝国側を地球制服を目論むエイリアン並みの扱い。勧善懲悪に徹し、「悪」の感情表現が皆無な為、映画としての深みにもの足りなさを感じます。 壮絶な戦闘シーンは素晴らしいのですが、吾がアジア人種としては、若干の爽快感と共に、白人偏重主義を感じずにはいられなく、微妙な不快感も覚えました。 どちらにしても、生首飛ばし過ぎやで![映画館(字幕)] 5点(2007-06-08 02:16:18)(良:1票) 《改行有》

19.  ジョゼと虎と魚たち(2003) 熊野で精進料理を作っていると思ったら、滝沢君とラブラブしてたり、今度は乳母車に乗ったけったいな女の子ですか。千鶴様、あんた、「ほんまもん」の女優になりはったな。 佐内氏の写真さながらの浮遊感のある映像、効果音の憎い使い方、くるりの演奏もベストマッチ。ジョゼの後頭部での演技と大根切りの音響が心に残ります。久々に爽やかな邦画にめぐり逢えました。9点(2004-01-24 01:26:40)(良:1票) 《改行有》

20.  ジョニー・イングリッシュ 《ネタバレ》 爆笑ネタが随所にちりばめられ、久々にばか笑いさせてもらった。特に回転すしのシーンと自白剤と筋肉柔和剤を取り違えるシーンは秀逸!フランス人が国王になるという自虐的なギャグを映画にしてしまう英国人魂は素晴らしい。英語を解せればもっとブラックユーモアで笑えただろう。ただ、馬鹿っパロディーなだけで心に響くものは何もなかった。そこまで望むのは酷かな?6点(2003-10-07 02:33:29)(良:1票)


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