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プロフィール
コメント数 900
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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評価順1234567891011

1.  ハンガー・ゲーム 《ネタバレ》 これは・・・宣伝しないと流行らんだろうな。とりあえず私が覚えてるだけのその「ダメ」と感じたところ、疑問に思ったところを羅列してみる。 ●選ばれた第12地区以外の22人全員がモチベーションが高すぎる。生存率24分の1の戦いに半ば無理やり選ばれて(そうでない地区もあるようだが)あんなに楽しげなのが信じられない。それとも他の地区は選出方法が違うのだろうか。それならそれで説明が不足している。 ●「ゲーム」前のパドックのような参加者への演出は結局何の意味があるのか。そこで得られたギャラリーの人気やポイントが「ゲーム」そのものにどこまで影響するのか。そのへんが全くハッキリしない。人気があればゲーム中にギャラリーから何かもらえたりするのかと思いきや、何かあげたのは「教育係」。じゃあ何故参加する意味さえ見いだせない「ゲーム」への演出をあんなに頑張らないといけないのか。無駄で冗長なシーンだった。 ●さて、いざゲーム開始。しかし全員を一か所に集中してスタートするため、開始直後にほぼ半数は死亡。1年に一度の見世物としてはあまりに雑な展開。 ●森でのサバイバル戦に突入。早速4~5人は徒党を組む。最終的にはお互いも敵になるはずで、いつ背中を刺されても不思議じゃないのになんという信頼感か、とても仲が良い。挙げ句みんなで一緒にご就寝。仲良いんですね。 ●↑と同様に第11地区からの少女ルーも何故かカットニスにまるっきり無警戒。敵であるはずのカットニスが気を失っていてもその治療をする始末。これどういう映画かわかってますか? ●ゲームも中盤。突然のルール変更。この時点でだいぶハードルが下がってるのでもうこのくらいはどうってことない。と思ってたらラスト、まさかの変更撤回。怒りすら覚える。 ●あくまで24名が殺し合う展開がこのゲームの醍醐味のはずなのに、終盤いきなりの猛獣投入。え、これで全員死んだらどうする気??ギャラリー達はこのゲームで賭けもしてるはずなのに、それこそ暴動でも起きないか?? ●以上、ここまでの長文にわたる不満・疑問を、140分というたっぷりと余裕のある上映時間で何も処理してくれなかったことが一番の不満です。次作の宣伝などしてる暇があったらもっと内容をがんばれ。 <追記> あまりにも不満点を挙げすぎてレビューの文字数の限界を超えてしまいました。おかげでだいぶ文章を削ってしまいました。[映画館(字幕)] 1点(2012-10-22 22:09:06)(笑:3票) (良:5票) 《改行有》

2.  タイタニック(1997) 《ネタバレ》 人間がどこまで理想を目指して生きれるか、また反対にどこまで本能あるいは欲望に従って生きれるか、それら二つを同時に示してくれた映画でした。人類全体を見ればとても大きいとは言えない船の中でここまで両極端に描かれた人間像はある意味とてもショッキングでした。乗員分のライフボートの用意がない豪華客船タイタニック、記録を作りたいがために船を急がせる船長、貴族相手のためか60人乗れるライフボートに12人しか乗せないクルー達、緊急事態でも自分のことしか考えない貴族達、そしてそのような人を人とも思わない環境の中でそれに抗い、人間的にお互いを愛そうとしたジャック(=レオナルド・ディカプリオ)とローズ(=ケイト・ウィンスレット)、付け加えて、最後まで自分達の道に生きた音楽家達。このどっちにもつかず平凡な生活を送っているオレには本当にショッキングなものでした。 ラストで船が沈んでゆくとき、冒頭で見た船の沈む様を再現したコンピュータ画像が頭にちらつきました。最後にはどうなるかということがわかっているだけに、まだ沈んでいない船を見てとても切ない気持ちがありました。 しかし、現在から過去を知ると言うことはまさにこういうことなんでしょう。私たちの過去の見方と言うとせいぜい本を読んでいつ何があったか覚えるという程度のものです。“本当に”何があったかを知るには、やはり“その場にいる”ということが最善で最良の方法なんだと思います。そしてその最良の方法に限りなく近いのが映画なんだろうと感じました。実際に全くあの通りだったとは言いませんが、タイタニック号の悲惨さだけは充分過ぎるほど伝わってきました。あり得ない話かもしれません、あり得ない恋愛かもしれません、しかしタイタニック沈没後海上で凍死した大勢の人たちはまぎれもなく真実だったのでしょう。そういった“真実の部分”をはらむが故にとてつもなく重い余韻を残す、そんな作品でした。 10点(2005-01-20 12:34:17)(良:5票) 《改行有》

3.  劔岳 点の記 《ネタバレ》 まず言いたいのは、私は登山をしません。したいとも思いません。事前に綿密に準備して、ものすごい荷物を持ちながらものすごい危険を冒して、ただ山を登って降りる。・・・いやぁ、無理です。でもこの映画を観ると、少なくともあの景色を肉眼で見てみたいと思わせられました。そう、肉眼で。個人的にはこの映画のポイントはそこにあるのかなと思いました。現実の剱岳はスクリーンのそれよりもっと壮大で荒々しく、清冽で危険な山でしょう。映画のそれは縦横のみの、しかも角度も決められた所詮二次元の映像です。しかしそこで出来うる限りの映像を木村監督は魅せてくれ、「本物はもっと素晴らしいよ、これをきっかけに本物を見に行ってほしい」というメッセージを私に送ってくれました。個人的な勝手な解釈なのであしからず。 昨今の銀幕事情は、CGなどの人が映像に手を入れる技術が当たり前になっています。決してそれらを批判するわけではありません。SFなどの実際にはありえない事象に対してCGなどで表現できるようになったのは、観る側として純粋に映画を楽しむ幅が広くなりました。ただ、求めれば実物があるのにCGに走ってしまうのはもったいないと思ってしまいます。『空撮・CG一切なし』けっこうだと思います。その中でしか味わえない自然の本物もあったと思いますし、それに触れた役者もだからこその演技が出来たのではないでしょうか。 役者といえば、宇治長次郎氏の存在が忘れられません。誠実で素直で、山に対して真摯に正面から向き合う山男を完璧に演じ上げていました。人に対しても自然に対しても礼を欠かさないその姿勢は、自分が見習うべきものをたくさん見せてくれました。 私は登山をしません。したいとも思いません。ですが、山に限らずこの世界にある風景を出来る限りたくさん肉眼で見ていきたいと、そう思わせてくれた作品でした。[映画館(邦画)] 10点(2009-08-04 10:31:55)(良:4票) 《改行有》

4.  プロメテウス 《ネタバレ》 『エイリアン』として作れば??鑑賞後すぐそう思ってしまった。同じ監督の作品だとは知ってたけど、そんなやり方・・・。なんにも前知識なしにこの映画見た人の立場は??本来娯楽目的のSF大作というジャンルの映画に、そんな「わかる人にはわかる」映画の作り方してたらろくなことにならないと思うが。 とまあここまで書いてもわかるように、ひどい映画だと思いました。作中の人物たちの行動の意味も、なぜその行動にいたるのかもわからない。アンドロイドがエイリアンの種仕込む理由も、最初殺されたクルー2名のうちの1人が凶暴化する理由も、船長が最後特攻する理由も、全てが理由として弱すぎるし意味不明。特に特攻の場面は、船長だけならともかく他の二人があっさり船長に同調するのもわからない。彼ら何??実際ドーム内部に入ったわけでもないのに命捨てるほどやばい状況ってわかるのか??エリザベス博士のあんな説得では命まで投げ出せない。自分なら絶対地球に帰ってるわ。 シャーリーズ・セロンさんの死に方もあまりに雑。横に2m動けばかわせるのに、ずーーっと船が倒れてくる方向に逃げる二人。一人はでんぐり返って(苦笑)助かり、ひとりはそのまま死亡、っておいおい!! この内容なら『エイリアン』絡みの映画って宣伝しておくべきだったと思います。隠す意味もわからないし・・・。「実はそうでした」なんて観終わってから言われても困る。映画という商売形態上、「見せれば勝ち」とでも思ってるのでしょうか。内容より興行収入目当ての宣伝の仕方しか考えてないように思えるやりかたに、個人的には怒りすら覚える。 映画界・・・もうちょっとしっかりして欲しい。[映画館(字幕)] 3点(2012-08-24 21:24:26)(良:4票) 《改行有》

5.  パッチギ! 《ネタバレ》 感動・・・してしまった。冒頭のバス倒しとか乱闘シーンとか見て、「あーやべ、これオレの苦手なタイプの映画や、、、」ってかなり引いた視点から観てたはずなのに。不覚。  1968年の京都。日本人と在日朝鮮人との壁がとても分厚かった時代。そんな中である日本人学生の松山が朝鮮学校のキョンジャとの出会いをきっかけに朝鮮に深く関わっていくお話。テーマ自体はものすごく重いものなのですが、そこに友情・恋愛・音楽などをからめて、文句の付けようもないくらい気持ちよく観れるものになっていました。  ラストのほう、ラジオ局のディレクター役の大友康平が「歌ったらいけねえ音楽なんてねぇんだよ!!」と言ってましたが、あれはそのまま「仲良くなっちゃいけねえ人種なんてねぇんだよ!!」って置き換えられるんだろうな、とか勝手に考えてました。 過去に起きたことについて知ることは実際とても大事なものだと思うし、虐げられてきた側にしてみればなおさらないがしろにはできない問題なのはとてもよく分かりました。ですが、そのせいで友達になれないとか結婚できないとか、ましてや友人の葬式に出席できないなんてのはやはり違うだろうと思う。家族の意を汲むと言う意味ではそのほうが正しいとも思うけど、でもそれでも死んだチェドキは松山とバンドを組みたがっていたという事実の方を汲んで欲しかったと思うのはオレだけでしょうか。。。 しかしこの映画、女性から見たらアンソンってめちゃくちゃ印象悪く映ってるんでしょうね(汗)そのへんやっぱ女性評って辛くつけられてそう・・・。 個人的にMVPをあげたいのはぜっったい大友康平!!!!上司を裏に連れてってボコにしたあとに満面の笑顔で「話はついた(^^)」っていやいやw短い登場でしたが、彼が一番ツボでした(笑) エンディングクレジットまで全て観てしまった映画なんてほんっと久しぶりだし(だって「あのすばらしい愛をもういちど」っすよ!?)、最高の映画です☆☆☆ [DVD(吹替)] 10点(2006-09-19 21:10:16)(良:3票) 《改行有》

6.  インデペンデンス・デイ 《ネタバレ》 オレははじめて見てからしばらくはこの映画の虜でした。だって話も面白いし感動もできるしハラハラもできるしとにかくよかったんやもん! 一番好きなシーンはラッセルがミサイルが故障して発射できなくなった時に、日本人顔負けの神風アタックを見せてくれたシーン。不覚にもちょっと泣き入りました。だってめちゃめちゃかっこええもん!正直、「それ一発で船全部沈むんかい!」とも思いましたが、彼の勇敢さをたたえてそれは黙認しました。誰かに好きな映画を聞かれたら俺の中で常にこれはリストアップされてます。10点(2003-12-12 16:11:27)(良:3票) 《改行有》

7.  ミッドサマー 《ネタバレ》 全く初めての国に行って、全く初めて見る行事や儀式を、全く具体的な説明もされず、見ていて楽しいというのならこの映画も楽しめるかも知れない。はっきり言って私には全くはまりませんでしたが。それっぽい荘厳なBGMを付けてなんとか見れるものにしようとしていますが、もし自分がこれを現地でBGMもなしで見せられたらと思うとぞっとする。 ダンス大会の勝ちの基準もわからない。よそ者を取り込むためにうまいこと勝たせてあげただけでしょう。まああんなんで「あなたが優勝」とか言われても不気味だし一ミリも喜びなんて湧きませんけど。クリスチャンが薬を盛られて村の娘と性行するのも、薬のせいもあるのでしょうがあんな環境で果たしてその気になれるものなのでしょうか。色々宇宙過ぎてついていけない、いやついて行く気も起こらない。そんな映画です。 こういった宗教の集まりなどを見ていると、ある意味このように何十人何百人の集まりが一つの意思に統一して動くことができるというのは率直に言ってすごいと思う。自分なら「なんでこんなことしなければいけないのか」とか「これに何の意味があるんだ」とか思ってこんなに身をゆだねて宗教を信じ切ることは出来ないだろうな。というか、どうすればここまで何かを盲信できるようになるのか、そっちのメカニズムのほうが気になります。ストーリーそっちのけで、彼ら彼女らがあの宗教に入信するまでの過程が知りたいと思いました。[インターネット(字幕)] 1点(2021-10-06 21:12:58)(良:3票) 《改行有》

8.  最強のふたり 《ネタバレ》 金持ち、貧乏、障害者、健常者。世間ではそういった要素ごとにバリア(障壁)があることが普通で、「人類みな平等」と世間では謳われているものの現実はそう言葉通りにいくわけではない。が、この二人の関係は見ていて心地良い。介護者と被介護者という関係でありながらお互いに気を使ってるようなところがなく、良くも悪くも明け透けに振る舞う。周りが聞いていてヒヤヒヤするような発言も二人の間ではストレートに届き、それを見ていた周囲も段々二人の相互理解を理解していく。そんな感じでした。 なぜこの二人はここまで「つながった」のでしょうか。それだけが最後までわからなかった。ドリスがフィリップのプライベートを垣間見たり、一緒に夜の散歩に出たり、段々と関係を積み重ねていって親密になっていったのはわかるんですが、「これ!」っていう出来事はなかったように思う。実話に基づいているということで、本当に映画で見たエピソードしかなかったのかもしれないし、実はもっと何かあったのかもしれない。車ぶっ飛ばして捕まったら「病院に急いでるんだよ!」はなんだか笑ってしまいましたが。でもあれ実際あったらたまったもんじゃないですね笑 結局フィリップが求めていたものはただ自分の世話をしていうことを聞いてくれる介護者ではなく、嫌がってるのに無理矢理文通相手と電話させたり、オーケストラを呼ぶような誕生日会でアースウィンドファイアーで踊り出すような「友人」だったんですね。ドリスの後に入った介護者の人が気の毒なくらい塩対応されてましたが、結局そういうことなんですよね。 世の中には肉体的・経済的・人間的な差が必ずあり、人と人は決して「平等」たりえないなと改めて思いましたが、人と人が「対等」になることは充分できるんじゃないか、そう思わせてくれた作品でした。[インターネット(字幕)] 9点(2021-06-14 22:17:04)(良:3票) 《改行有》

9.  ゴッドファーザー 《ネタバレ》 日本のドラマとかに出てくるヤクザとかを見てても思う事なんですが、こういうマフィアやらヤクザみたいなのはどうしてこう他人の命は簡単に奪えるくせに自分やその親族の命には過剰な反応示すんでしょうね。自分の親族が死んだら復讐したくなるくらいの反応をするってことは家族を失う痛みってのもわかってるはずなのに、たかだか勢力争いのために他人の命は奪えるんですもんね。すっげぇ皮肉だなと思って観てました。いかにもマフィアを綺麗に見せようみたいな映画の構成があったように思いましたがオレはこれっぽっちもこういうマフィアが良いもんだとは思いませんでした。もっと言うなら、そんなに続編をポンポン出すほどのもんかと。話のほとんどはドン・コリオーネ(=マーロン・ブランド)とその一家の話に尽きたんですが、逆に言うならそれはその勢力争いの陰で死んでいく人達は全く描かれないで、表面的に感動できる部分だけを映した映画という印象を受けました。マイケル(=アル・パチーノ)の恋人のケイがマイケルと寄りを戻すのを最初嫌がったのもわかる気がします。マイケルと婚約するっていうのは下手をすれば対立勢力に殺される可能性も充分出てくるし、ケイは知りませんがマイケルが隠居生活中に簡単に浮気をしていたりその相手が死んでしまったらすぐにまたケイと寄りを戻そうとするところなんかもう見ていて気分が悪いの何の。本当にこんなマフィアとかヤクザなんて自分勝手な生き方で迷惑以外の何者でもないもんだなというのが感想です。これがかっこいいと思う人達がいるのかねぇ・・・。オレにはわかんないです。[DVD(字幕)] 6点(2005-04-17 02:01:24)(良:3票)

10.  サブウェイ123 激突 《ネタバレ》 正直言って、ジョン・トラボルタに終始不快感を覚えました。基本的にギャーギャー喚いてるだけで、結局彼の目的がさっぱり分からない。てゆーか、そのギャーギャー喚かれるのもかなり耳に不愉快でした。序盤は「金目的じゃない」とガーバーに訴え(←これはまだ交渉術の一つなのかもしれないが)、終盤にはPCで儲けを確認しウハウハ笑い。「なんだやっぱり金目的か」と視聴者が思って金を大事そうに抱えながら逃亡するのかと思いきや、最終的には「警官隊のやつらに撃たれるくらいならお前に撃たれて死ぬ」「死は生の借金だ」 なんだそりゃ、さっぱり理解しがたいです。 あと、意外と計画が杜撰。さすがに強盗の計画とかしたことないですが、強盗プランに比べて逃亡プランはあまりにもテキトーでは・・・?仲間の二人はホテル出てすぐ撃たれて死んだし、ジョン・トラボルタもヘリどころか普通に追っかけてきた地下鉄職員のおっさんに追いつかれてるようではダメだろう。パソコンが通信中と分かった後でも妙に落ち着いてる犯人グループの態度も気になる。ってゆーかいろんなこと不自然だと気にしだしたら止まらない!!!!!!!!ぜんっぜん消化不良の作品です。 総括の意見としては、完全に観客置いてけぼり。感情移入させようとか、キャストの気持ちを伝えようとかそういう努力が全く伝わってこない。あと、トラボルタとデンゼルの二人が面白いくらいただのメタボなおっさんでした。[映画館(字幕)] 3点(2009-09-08 00:42:33)(良:2票) 《改行有》

11.  宇宙人ポール 《ネタバレ》 これまで『サイン』、『ノウイング』などに代表される宇宙人ものは押し並べて宇宙人そのものは隠そうとする演出をするのが一般的ですが、ここまで堂々と、しかも典型的な宇宙人を出されるとこちらも何だか受け入れ態勢が整いますね。コメディならではの思い切りの良さに脱帽。まあそもそも、DVDのジャケットからして隠す気ゼロでしたけどね(笑)  さて内容はというと、コミコンと呼ばれる米国のアニメ・マンガのフェス(?)に来場したオタク二人から始まる物語。二人はひょんなことからポールと名乗る英語ペラペラでブラックジョークを飛ばしまくる宇宙人と遭遇。その逃亡を手伝うことになる。道中で敬虔なキリスト教一家の娘も同行し、いよいよ物語はラブありコメありの何でも展開に。また宇宙人が異様にファンキーで人間寄りだったことがとても好印象でした。『世界侵略ロサンゼルス決戦』とか『バトルシップ』観た後でこの温度差はある意味衝撃的。こんな友好的な宇宙人がいてもいいよねっていう明るさがあります。 GEOでおススメされていましたが、確かにある程度どんな方でもウケる内容のわかりやすい映画になってると思います。かる~いノリの宇宙人を観たい方はどうぞ。[DVD(字幕)] 7点(2012-10-01 21:10:36)(良:2票) 《改行有》

12.  キル・ビル Vol.1(日本版) 《ネタバレ》 全体的にセンスが無い。ネーミングにセンスが無い。ストーリーにセンスが無い。音楽にセンスが無い。もうふざけんなって言いたい。評判聞いてカップルで観に行った人たちは可哀想だよ。なんであんなにスマステでべた褒めしてたんかもわからん。あんなことして評判上げなければ被害にあった人も少なく済んだろうに。大体なんでハットリハンゾウが刀を打つ?てゆーかなんでそこまでして日本刀にこだわる?普通に銃とかでもいいやん。平気な顔して飛行機に刀持ち込んでるしよ。なんか途中で「アニマトリックス」みたいなアニメーション入るし。ってかアニメ抜きでもあんなに血ぃどばどば出したり頭落としたり出きるんならアニメ使う意味って何?これは友達に批判しながらまわろう、うんそうしよう。絶対親しい友達には観て欲しくない映画だこれは。誰かがこの映画のことを"It was terrible!!"って怒ってたのがわかったよ。ほんっとにただのイカレ映画で終始した映画でした。よかったよレンタル安くなってるキャンペーン中で。なんかこの映画は一応はコメディとして扱われてるみたいやけどこれを観て本気で笑える人はいないだろう。もしこれがめっちゃいいって言う友達がいたらがんばって説得します。 はっきり言って臨界点越えました。冗談ではすまされん。0点(2004-05-16 23:42:55)(笑:1票) (良:1票)

13.  ノウイング 《ネタバレ》 話の内容がどんなに大風呂敷を広げたものであろうとも、 どんなに謎が深いものであろうとも、 それらを一発で解消してしまう魔法のような映画の手法☆★ そう、「エイリアンオチ」(爆) まあ実際のところを言えば、この映画をはじめエイリアンオチを用いたほとんどの映画はそういった大風呂敷を全く解消できてないんですけどね。 結論から言えば、久しぶりにやっちまった映画を観た感じでした。 地下鉄暴走くらいまでの展開は、観てるほうに緊張感も伝わってきたし、 観ていて肌が粟立った。電車の運転席からのカメラで目の前の人々を次々轢いていくシーンなんて、「これR指定しなくていいのか!?」ってくらいちょっと目をそむけたくなる。 そういう意味で、そこまではとても高い評価をしていたのですが。 さてさてルシンダやケイレブにささやく声の主は何者か?その目的は?といった話しの根幹となる大事な部分はいったいどんな衝撃的なまとめ方をしてくれるんだろう♪ と、期待していたところ。 ・・・あれでした。 個人的にはニコラス・ケイジは私の中でウィル・スミスと同じくらい「人類を救うヒーロー」的役柄が似合う俳優だと思っていたのですが、今作のニコラスは数字の謎は解いたものの、終始オタオタして周囲を怒鳴り散らしたりするだけで最終的に全く役に立たなかったキャラでした。 基本的にエイリアンオチって大嫌いです。理由は冒頭でも少し書いたように、 壮大なストーリーを「宇宙人」の一言で済ませてしまうその手軽さ、軽薄さでしょうか。 今作のように、いきなり突拍子もなく現れて子供たちだけを連れて行って、挙げ句の果てにノアの箱舟の真似事をする・・・と。それまで積み上げてきたストーリーとこっちの期待する気持ちはいったいどこへやったらいいの!!?? 素材がいいだけに悔やまれる映画です。もっと話を煮詰めて、宇宙人ではなくもっと筋が通っていて深いものにして欲しかった。[映画館(字幕)] 3点(2009-08-03 03:15:58)(良:2票) 《改行有》

14.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 「B級だぁ・・・」一言でまとめるならこの言葉が一番しっくり来ます。 が具体的にレビューするなら、やっぱりB級の映画って日本語がテキトーなんですよね・・・。日本人を二人もキャストして、それなりに製作にも日本人が関わってるはずが何をどうしたら「よみがえました」とか「萌&健太ビデオ」とか明らかに間違った日本観にあふれた日本語が出てくるのか。日本人からしてみたらそういうのが出てくるだけで力が抜けるというか、真剣に見ていたのに肩透かしを喰らったような感触です。 マコ(=菊池凜子さん)も脈絡も無く日本語と英語を使い分けていて観るほうとしてはどっちでもいいのに余計な蛇足に感じる。もっと言えば、日本語がほとんど聞き取れない。劇場によっても違うのか、少なくとも私が鑑賞した劇場ではほとんど聞こえなかった。 なんだか最近流行のマンガを実写の映画に仕立てたやつを見てるようでした。で、そういうのは私の経験上総じて面白くないのですが。この作品も、人間対怪獣と言うコンセプトは「派手なものが見れそうだ」という視聴者の興味を引く内容ではありますが、最近はこんなのが多いので、二番煎じと言うか食傷気味という印象です。映像は綺麗なんですがね・・・。上記に書いたように、映像以外の粗はむしろ昔より多すぎる気がします。もっと内容が洗練されたものが見たい。[映画館(字幕)] 5点(2013-08-11 01:30:05)(良:2票) 《改行有》

15.  マスター・アンド・コマンダー 《ネタバレ》 これは予告編を見たのが間違いだったか・・・。予告編ではラッセル・クロウと少年達が船上で一緒に頑張ってるシーンを見せられてたので、てっきりラッセル・クロウ以外はほとんどが子供しかいないような船の上でラッセルと子供達が感動的なドラマを見せてくれると思っていました。 でも実際はそんなに子供達もおらず、どっちかというと重要な話は船医のスティーブン(=ポール・ベタニー)とのものの方が多く、予告編を見て期待したものは見事に裏切られました。この映画、一応6点をつけますが、予告編でいらない入れ知恵をされなければ7,8点にはなってたと思います。この映画に限らず、洋画が日本で公開、又はレンタルDVDなどになるときはその邦題、予告編等に充分留意して欲しいものだと痛感しました。 あと、案外痛いシーンが多かったですね。腕切断とか、クルー見捨てたりとか。 「あの時代船に乗るってのはそういうことなんだよ」って声が映画スタッフから聞こえてきそうですがちょっとオレには・・・。娯楽を目的とする映画というエンターテイメント的な見方からすれば賛否両論わかれるとこでしょうね。6点(2004-11-01 20:00:51)(良:2票) 《改行有》

16.  ヒックとドラゴン 《ネタバレ》 バイキングに生まれるも体躯に恵まれず、だからこそ人一倍ドラゴン狩りに強い意欲を持つヒック。そんなヒックが偶然にもバイキング達から恐れられるNight Furyというドラゴンを捕まえるところから物語りは始まる。 はっきり言って序盤は気に入らなかったお子さまヒックですが、自分のせいで飛べなくしてしまったドラゴンを飛べるようにしたり、トゥースとの関わりを通じてドラゴン達への理解を深めていく姿にお子様の成長を感じ、とても良いドラマを見せてもらったという印象です。それでもやはり、ドラゴン頼りの勝利をヒックがさも自分の功績のように称えられて終わっていくんだろうなぁとか思ってたら、なんとヒックも片足を失う衝撃の展開!!これにはビックリするとともに、感動しました。これにより、ドラゴン頼りの勝利ではなく「二人の勝利」という形がより強く印象付けられ、作品と自分との一体感も一層高まりました。 で、あとはこういう物語にありがちな「強大な共通の敵」を倒せばメデタシメデタシなんですけども、それがトゥースと同じドラゴンというのが何とも言えない・・・。中盤でドラゴンは凶暴という誤解を解いたのは、標準サイズのドラゴンのためだけのフラグだったのか??大きいから悪いみたいな、、、ちょっとやり方が乱暴にも思える。もっとあからさまに悪いんだってやつを敵には持ってきて欲しかったかな。 しかしとても完成された映画だと思います。未知との友愛とか、冒険心を奮起してくれるところとか、そういう意味ではとてもワクワク出来て楽しめる映画でした。[DVD(字幕)] 8点(2011-04-25 23:04:55)(良:2票) 《改行有》

17.  ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 《ネタバレ》 かなりぶっとんだコメディで、笑いというより「おぉ~っ」って言ってしまうシーンの方が多かったように思える。特にあの有名人が出てきたときにはまさにそんな感じ。久しぶりに本人見たが、相変わらず強そうだ。 作中の設定がまず面白い!!酒飲んで記憶失って、朝起きたら部屋はめちゃくちゃ。なぜか虎やニワトリに産まれたばかりの赤ん坊。花婿も行方不明、ボーイに車を持ってきてもらえばパトカーという設定で、「何があったんだ!?」と興味を掻き立てられます。そんな「???」な環境下で、赤ん坊→パトカー→虎と自分たちの足跡を一つ一つたどっていく過程がまた面白かったです。 また、最終的に自分たちの行動のほとんどにちゃんとケリを付けて終わるという形が、見ているほうとしてもとてもスッキリしました。変な残尿感無く終われたというのは自分的にポイント高かったですね。 ニワトリだけは最後まで謎のままでしたけど。 しかし一晩でよくここまで色々出来たもんだ。酔っ払うと暴れるより吐くより先に寝てしまう私には信じられない行動力に驚かされるばかりでした。[DVD(字幕)] 7点(2011-02-14 11:49:09)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

18.  死ぬまでにしたい10のこと 《ネタバレ》 観る前はタイトル負けしてないかどうかがすごく心配な映画でした。 原題は全然違うのに、日本のスタッフが余計なことをしてただ人の目を引くだけの邦題をつけたんじゃないだろうなとか、すごく疑りぶかくなりながら観始めましたが、 もうこれは素晴らしいものでした!初めて邦題をつけた人に「グッジョブ!」と心で叫びました(笑) 何が素晴らしいってまず、全ての人物一人ひとりにそれぞれの人情味のようなものがすごくわかりやすく描かれているところです。感情移入と言うとその人物を完全に理解してないと言えないようなことですが、オレはそれぞれの人物に部分的に感情移入できたと思います。 これを観た他の人も完全にじゃなくても理解できる所はあったんじゃないでしょうか。 主役のほうのアン(=サラ・ポーリー)の「死ぬまでにしたい10のこと」もとても共感できました。<旦那以外の男と寝る>という項目は当然ふざけんなという人も多いでしょうが、これ、ちゃんと英語で映画を観てると、<旦那以外の男と寝る>のあとに<それがどんなものか知りたい>って書いてあるんですよ。これと合わせて22歳というアンの若さを考えたとき、オレには共感できるものとなりました。 自分が好きな話を聞かせたいアンの母の気持ちもわかったし、監獄にいるアンの父がせめて自分にもできることをと、アンの子供の靴を作らせて欲しいというのもうなづけました。 もう一つの素晴らしい所として、映画の中での主人公アンの詩的な語りがすごく良かったと思います。映画が始まってすぐに、雨に打たれるアンとその淡々とした語りに引き込まれてしまいました。心身ともに、なんというのか、染みました。 あのゆきずりのにーちゃんはあの程度の扱いでちょうど良かったと思います。 だってなんかずうずうしい。コーヒーはともかくジャケットなんか人にあげたら絶対相手は申し訳なく思って返しに来るだろうし、「ジャケットは返しに来なくていい」なんていいながらしっかり電話番号を書いた本を相手の洗濯物に仕込むそのずうずうしさ。まあアンも勝手だとは思うが、そう言う点ではこの男も自業自得である。 作中にはなかったですが、家族にビーチに行ったりしてるシーンや、アンが死んだその後みたいなのももっと見たかったですね。10点(2004-09-25 22:07:53)(良:2票) 《改行有》

19.  ハンガー・ゲーム2 《ネタバレ》 1作目のダメッぷりから逆に次作はどんなことになるのか期待して鑑賞。 その期待を裏切らない作品でした。ええ、期待通りひどかった。 前作で私が気になったり問題と思ったところは例えば以下のようなことでした; ・ゲーム開始までが長すぎる。 ・ゲーム中のオペレーターの介入(攻撃・妨害)ってアリなの? ・パドックやその他演出の意味は?それでゲーム有利になるの? ・次回作を匂わせる前に内容を何とかしろ。 とまあこんな内容だったと思いますが、それが何一つとして改善されてなかった。 すごいな、ある意味製作サイドぶれてない。強心臓だわ。 特に二つ目のオペレーターの介入は今作はかなりひどい。あんなのしてきたら出場者同士戦うどころじゃない。 これは前作のレビューでも書いた気がしますが、出場者同士の戦いが観客には醍醐味なのでしょう?? 運営が横やり入れていい気がする人はいないことぐらいわからないのか。 今回ちょっと出番が増えた大統領も矛盾だらけ。 カットニス(=ジェニファー・ローレンス)の人気を出させたくないのなら、それこそパドックなんてしなければいい。 わざわざ相手にアピールのチャンスをあげて馬鹿じゃないか、と。 歴代優勝者の中には「今後一切ゲームに出ない」と言っていた人もいるのに引きずり出したりとか。もうゲームの運営がグダグダなのがわかります。 よくこんな頭の悪い政府に本格的に暴動が起きないもんだ。それともこれが革命へのフラグなのか?だとしても雑。雑すぎる。[ブルーレイ(字幕)] 0点(2014-09-13 23:04:07)(良:2票) 《改行有》

20.  [リミット] 《ネタバレ》 全編にわたってロケーションは箱の中ということで、覚悟はしてたんですがそれでもやっぱり見にくい。シチュエーションによって携帯の光だったり、懐中電灯だったり、蛍光バーだったり灯りのバリエーションが多いのは楽しめましたがライターはぶっちゃけストレスでした。袋からブラックライトとか出てきて、それで箱を照らすと何か浮かびあがってくるみたいなのがあったらもっとテンションあがったのに。。。 突っ込みとしては、意外と長く空気もつなぁ、とか棺の上に数十センチの砂しか乗ってないなら木箱破壊して地上に這い出せないのだろうか、とかそんなところでした。 面白かったのは、閉じ込められてる人間とそれ以外の人間とで、危機感の温度差がすごいあるのが印象的でした。これが実際に起こったとしても電話に出る人の対応なんてあんなもんなんだろうなってのがやたら現実的。 総括としてあくまで個人の感想ですが、シチュエーションスリラーは本当にシチュエーション楽しんだら終わりみたいな作品が多い気がする。これも木箱の中に閉じ込められて・・・っていうシチュ自体は面白いのに、ほぼそれで終わりってなってしまってるのがもったいない。注目度だけはある、みたいな。そこから先を作り込んでくれる作品に期待。[DVD(字幕)] 6点(2011-04-18 19:38:06)(良:2票) 《改行有》


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