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評価順1

1.  時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 過去を変えたいなんて後悔するだけ無駄。今という時もずっと続くなんてあり得ない。現在や過去に捕らわれていないで、「未来で待ってる」まだ見ぬ何かに向かって走れ。そんなメッセージだと個人的には解釈。 もう戻らない過去へのやるせない寂しさを感じさせつつ、未来に向かって「時をかける少女」の話の始まりを告げるエンドタイトルはまさに白眉。こんな名作を、CMで切り刻まれた地上波で、しかも晩飯片手に初見してしまった自分に後悔。出来れば映画館で…おっと、後悔はしないんだった。今からDVDを借りに走ろう。[地上波(邦画)] 9点(2007-07-22 21:15:00)(笑:2票) (良:3票) 《改行有》

2.  手紙(2006) 《ネタバレ》 私には合わなかった。この映画は。実際芸能人なんてネット上であることないこと山ほど書かれているが、親類の犯罪が噂になっただけでそんなの引退の理由にまでなるだろうか。そもそもなぜ本名でデビューするのか。たとえ全く他人に恥ずるところのない一般人だったとしても本名デビューは躊躇するだろうに…。刑務所からポストに手紙が来るだけでご近所職場、会う人会う人皆に兄弟の凶悪犯罪がバレてしまう。そんな四方八方名探偵な状況も疑問。だったら手紙局止めにするとか対策もあるだろう。例えるなら、目の前に見るからに大きな落とし穴が空いているのにわざと落ちて、落とし穴の理不尽さを説いているようなもの。主人公然り、ヒロイン然り、登場人物全員が「なぜそんな行動をとる?」と思う人ばかりで、ストーリーの都合の良いように動かされている感情の無い駒のようだ。[映画館(邦画)] 3点(2007-05-07 00:11:50)(良:3票)

3.  となりのトトロ 《ネタバレ》 世の中にいつ見ても泣ける映画は数あれど、見るたびに泣けるポイントが増えていく映画と言うのは珍しい。今回はラスト30分涙垂れ流し状態だった(苦笑) 圧巻なのはラスト、メイの失踪にかけての空の描写。息をのむような夏の青い空をこれでもかと見せつけ、その中で不吉な報せがもたらされる。徐々に空の光はくすみ、紅みが増し、黄昏が訪れる。その全ての空の色に見られるこだわりが半端ない。この一連の空の情景を美術的な最大の見せ場としているのだが、なんとその空の色彩のみでクライマックスにかけての時間経過を説明し、登場人物たちの焦燥感を演出してしまう。こんな荒業、アニメでしかできない。 子どもは子どもの目線で楽しく見ることができるし、大人は大人の目線で唸り、涙することができる。間違いなくジブリの最高傑作だろう(と、『紅の豚』に関しても思っているのだがどうしたものか)。[地上波(邦画)] 10点(2008-07-19 01:28:39)(良:2票) 《改行有》

4.  エミリー・ローズ 率直に、面白かった!私は悪魔とか幽霊とか特に信じてはいないし、事件を表面上だけ見る限り、この事件も神父の過失で確定と考えてしまう。でも個人的な先入観は捨て去って審判せねばならないのが法廷というもの。本当にこの世に悪魔などいないと言い切れるのか?精神科の医師の診断だって、何の証拠も無い推測にすぎないではないか。悪魔の存在はともかくとして、「儀式」が「成功」していたならエミリーは回復していたかもしれない。医学ではそれを宗教的暗示とでも呼ぶのかもしれないが、いずれにせよ「儀式」も治療行為のひとつと考えられなくも無い・・・と、つらつら思ったことを書き出してみたが、このような思考を重ねながら裁判の行方を見守るのは非常に面白い時間だった。もちろん、これは物語にすんなりのめり込むことのできる下地――脚本、演出、演技etc.がしっかりしているから。検察側が提示する客観的事実と、エミリーと神父2人の間にあった真実の狭間で、陪審員はどのような結論を下すのか。法廷物が好きな人は、オカルティックな内容に嫌悪感を抱かずにぜひ見ることをお勧めします。[DVD(字幕)] 7点(2007-08-18 23:42:13)(良:1票)

5.  ゲゲゲの鬼太郎(2007) 室井滋の原形を止めない砂かけ婆も良いし、女優としての矜持をなげうった田中猫娘のプロ根性も半端じゃないのだけれども、やはりすごいのは大泉洋のねずみ男!アニメから抜け出てきたかのようなこの怪演を見るためだけでも映画館へ足を運ぶ価値あり!…かどうかは人によるでしょうが、全編鬼太郎スピリットに満ち溢れたこの映画、鬼太郎好きなら大人も見て損は無いと思います。いい意味で裏切られました。ストーリーは多少尻すぼみ感も否めませんが、子どもにも分かりやすく、良。ファミリー映画として9点に限りなく近い8点。[映画館(邦画)] 8点(2007-05-03 12:24:48)(良:1票)

6.  グラン・トリノ ネタバレなしで。ここでの評価がむちゃくちゃ高いのも頷ける佳作だった。見た後こんなにも温かな気分になれる映画はそうそうない。しかもいわゆる「いい映画」然とした映画ではなく、笑いどころも思った以上に多い。友達誘って気軽に観にいける作品。 グラントリノってのは全盛期(前世紀)のアメリカを生き抜いたアメリカ男児の誇りそのものみたいなもんなんだろう。アメリカのじーさんってのはカッコいいね。いやむしろイーストウッド「が」カッコいいのか。老いた自分をネタにギャグを撮れる御歳78歳、恐るべし。[映画館(字幕)] 8点(2009-05-05 05:14:04)(良:1票) 《改行有》

7.  崖の上のポニョ すごいなぁ。宮崎駿。本当に。まず非凡な色彩感覚によって描かれた美しすぎる絵!この絵が動くという、それだけでもう感動してしまう。CGが飛び出るなんて浅い感動とはわけが違う。クラゲが動くだけでゾクゾクしてくる。そして観る者の心をごくごく小さな振れ幅でプラスやマイナスの方向に翻弄する演出。ほんのちょっと嬉しくなって、ほんのちょっと不安になって、ほんのちょっとワクワクして、ほんのちょっと怖くなる。宮崎駿の計算のうちに易々と感情をコントロールされるこの快感は、名指揮者やソリストの非凡な解釈による音楽を聴いて鳥肌がたつときの感覚に近い(というかこの作品自体、どことなく音楽的なものを感じる。音響的な意味ではなく、演出的、構成・展開的な面で)。加えて千と千尋に比肩するイマジネーションの奔流…全くどこからこんな発想が生まれるのやら、尊敬する他ない。 世の中のハードルは滅茶苦茶に高いようで、必ずしも評価の芳しくないこの作品。でも私のような少数派の人間のためにも、宮崎氏にはこれからも名作を作り後世に残して欲しいと切に願います。テレビ放送で見てしまったふとどき者の私ですが、BD必ず買いますから…[地上波(邦画)] 9点(2010-02-06 13:15:50)(良:1票) 《改行有》

8.  レ・ミゼラブル(2012) 本っ当に面白かった!私は満点を付けます。 ほぼ全ての台詞を歌で歌ってしまう異色の映画なので、そういうのに抵抗がある方にはちょっと勧められませんが、そうじゃない方、ミュージカルや洋楽、クラシック音楽に抵抗が無い方は見て損はないでしょう。特にラストシーンは珠玉ですね。フィナーレとエンドロールの間の静寂を拍手と歓声で埋められないもどかしさ。日本人に生まれてきて損したなと思いました。 本作はミュージカルが原典なので、舞台版が頭にある人はどうしても歌の技術ばかりが気になるようです。でも私は「歌が上手い選手権」を見るために映画館に足を運んだんじゃない。すごい声量でビブラートぐわんぐわんかけられても逆に興ざめな場面もあるのです。私はこの作品の全てのキャストの、全身で演技をしながら魂から絞り出す歌に素直に感動しました!ただ、初見ではリアルなセットの中でリアルな衣装を身に纏ったキャストが歌いまくるという特殊な世界観に若干とまどった部分も正直あったので、今からでももう一度映画館に行きたいです。とりあえずサントラもBDも買います。[映画館(字幕)] 10点(2013-01-15 22:07:01)(良:1票) 《改行有》

9.  嫌われ松子の一生 昔8点でつけていたレビューだが、変更することにした。10満点に。 この映画を見たときはまあ毒がありつつもギャグは楽しく演出はテンポ良く、音楽はセンス良く、かなりの秀作だな、程度の感想だった。しかし1年ほど時間を置いて思い出されるシーンは川原で笙に笑いかける切ない表情の松子だったり、孤独に疲れた悲痛な目をした松子だったり。濃い味付けの映像の奔流の中で特に目立たなかったはずのシーンの数々が、私の胸の奥深くに楔のごとく突き刺さったまま消えないで残っている。とにかく松子という人の生き様が忘れられない。傑作としか言い様がない。 次回作『パコと魔法の絵本』は絶対映画館に観に行かねば。[DVD(邦画)] 10点(2006-11-26 16:59:01)(良:1票) 《改行有》

10.  アバター(2009) 《ネタバレ》 飛び出す以外何の取り柄もない映画。途方もない手間がかかっているのは認めるが、物語が浅すぎるのと、独創性に欠ける感は否めない。 昨日金曜ロードショーでもののけ姫をやっていたのでどうしても比較してしまうが、例えば首を切られて変貌するシシ神・デイダラボッチのような観る者の想像力を易々と超越する凄味のある描写。いくらでも深読みしたくなる人物造形、舞台背景、主人公アシタカの心理。そんなものが微塵もないというのは比較対象としていくらなんでもお粗末すぎる。 悪い敵をやっつけて愛する人と結ばれる。そんな能天気なストーリーも、独創性に欠けるパンドラの自然やモンスターも、おそらくは3Dのインパクトとリアルさを引き立たせるためにあえて選択されているのだろう。であればやはりこの映画は上記の一言に尽きる。飛び出す点以外ならもののけ姫の方が20年は先を行っている。これだけの大衆向け映画で有色人種(青色)に理解を示したのがストーリーで唯一評価できる点だろうか。[映画館(字幕)] 6点(2010-01-10 00:35:56)(良:1票) 《改行有》

11.  千と千尋の神隠し 《ネタバレ》 全く先の読めないストーリーに、一癖も二癖もあるキャラクターたち。次から次に繰り広げられる意外性のある展開がいちいち面白くて仕方ない。特に両親が唐突に豚と化す展開とカオナシが本性を現す場面は凄い。こんな作品世界で宮崎駿意外に誰が撮れるだろう。これだけの才能があるからこそ『となりのトトロ』なんて化け物みたいな作品が出来上がるわけだ。疑いようのない傑作だと思う。[地上波(邦画)] 9点(2009-06-13 12:28:47)(良:1票)

12.  犬神家の一族(2006) この映画は、旧作と比較してこそ意味があるものだと思う。誰々役は昔の女優と今の女優どっちが良いかだとか、石坂浩二が老けただとか、監督は現代の人にそういう比較をどんどんして欲しいと思ったのではないか。未だ衰えぬ監督の手腕によってスポットライトを浴びているのは、現代映画界を担う映画人だけではない。旧作に登場した往年の名俳優であり名女優もまた、本作の影の主役たちである。旧作と全く変わっていないからこそ感じられる全編にわたるノスタルジーと、旧作と唯一変わっているからこそ鮮烈な印象を焼き付けるラストシーン。映画館で見て、素直に良かったと思った。[映画館(邦画)] 7点(2008-03-19 01:03:38)(良:1票)


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