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評価順1

1.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 全体的にハラハラドキドキ,ストーリーがどこに向かうのかとたのしく観ました。 しかし,終わってみると「なんか脚本が大味だったなあ」という印象。 序盤もいきなりアナが怪我をしてしまうけど,それまではエルサの魔法が隠されていなかったのはなぜ? オラフによってアナは閉ざされた記憶を取り戻すかと思えば別にそれもなく,急にハンスは悪役に転じてしまうし(本気で恋をしていたけど,部下たちにそそのかされて…とかならわかるけれど。途中までは命を張っていたのだし), ラストもエルサがいきなり魔法をコントロールできてしまってビックリ。 もう少し自分の成長に戸惑ってくれてもいいのに。 有名な主題歌も,「すべてが解決して素直に生きる幸せ」を歌っているかと思えば,開き直りの歌でビックリ。 メロディとは関係なく和訳した人の訳文を見ると,「己を解き放て」という感じで,だとしたらそちらの方が映画の流れとしてはよかったな。 同じメロディで,エンディングでは違う言葉を歌ってもいいわけだし。 これはちょっと番宣に踊らされてしまいました。 全体的に,子ども向けにわかりやすくしたのかもしれないけれど,もう少しだけ丁寧にもできたのではないかと思ってしまいました。 いろいろ文句を書いてしまったけれど,絵はすごく綺麗だし,動きもとても丁寧。キャラクターはみんな愛らしい。歌も素晴らしい。本当に脚本さえもう少し丁寧なら……!!!と悔しく思ってしまいます。アナとハンスの歌もとってもいいデュエットなのにストーリー上残念な歌になってしまったがもったいない。[映画館(吹替)] 7点(2014-05-19 13:28:47)(良:3票) 《改行有》

2.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 なんだか不思議な作品でした。 「わー! おもしろかった!」という感じではなく,「ああ,いい映画だったなあ」と思いました。 戦争も,日常の中にとけ込んでいて,特別なものが突然襲ってきたわけではない……という感じでした。(その描き方がまた恐ろしくもありましたが) 勝ち気な自分としては,おっとりしたすずさんよりも,徑子さんの方が親近感を覚えましたが,2人ともそれぞれに凸凹しながら一生懸命生きてるんだろうなと思えて,よかったです。 敗戦で終わるのではなく,歩き出すところで終わるので,観終わった後も明るくなれました。 いつか,すずさんが左手で絵を描き出すといいなあ。 以下は,自分語り含みます。 私も絵を描くことがとても好きですが,右手を失って,そこで絶望し,悲嘆にくれるだけの主人公には,「私なら左手で描くなあ」と冷めた気持ちで思ってしまいます。ただ,すずさんの場合は,本人を取り巻く状況的に,まだ左手で描き始める時期ではなかったのかなとは思いました。 ただ,この解釈を他の人に言ったら,「すずにとって絵を描くことはとても大切なことで,それを失われた悲劇性を描いているのに,お前は何もわかっていない」と強烈に説教をされてしまって,大変辟易しました(その人はとくに絵を描くことが好きでも嫌いでもない)。 絵描きにもいろいろいるとは思いますが,幼い頃から絵を描くことを大切なたのしみにしていた人だからこそ,「左手で描く」ということも,とても自然ではないかと,私には思えます。むしろ,そこで絵をやめてしまったり,右手を失ったこと,代わりに左手で描くことを,わかりやすい「悲劇」と捉えてしまう方が,幼い頃から丁寧に描いた「すず」という人物像が,揺らいでしまうと思えてなりません。この物語に描かれていない未来はわかりませんが,そこだけがモヤモヤとしてはいます。[映画館(邦画)] 7点(2016-12-05 15:42:34)(良:2票) 《改行有》

3.  パラサイト 半地下の家族 《ネタバレ》 面白くないわけではないけれど,消化不良でした。 格差問題の根っこというのは,「富める者はますます富み、貧しき者はますます貧しくなる」ということで,一度その差がついてしまったら最後,学ぶ機会も与えられず,就労するにもその就労技術さえもままならない。そしてますます貧しく……というスパイラルではないかと考えています。 しかし,主人公家族たちは「受験に失敗した」という能力の問題から始まり,実際に就労して見るとそれぞれ十分に技術を持っているわけで,そのことがリアルさに欠くように感じました。 「元々,十分な能力を持っていたのに就労できないのが悲劇なのだ」というのであれば,序盤の「ピザの箱さえちゃんと組み立てられない」というのはなんだったのだろう? 「実は受験に不正があり貧乏人はどう頑張っても受からないのだ」というのであれば,上流階級の娘に対する憎しみなどがあってもおかしくないのに,呑気に(しかも恩のある友達を裏切って)恋仲になるというのもわかりませんでした。 コメディ映画として観るのならば,そのちぐはぐさも面白いなと思ったのですが,だとしたら最後の惨劇はなんだったのだろう? 何も悪くないのに刺されてしまう社長の不条理さは何? 「無計画」がキーワードと言いつつも「上流階級に取り入る」という計画性と,「衝動のまま殺してしまう」という無計画さが特に鏡合わせにもなっておらず,映画としてのオチが弱いと思いました。 「上流階級の息子がモールス信号を読み解く」というのも,特に話には何も生かされておらず,もったいなく感じました。もちろんラストの父息子の交流につながっていることはわかっていますが,「寄生しているホームレス」と「寄生されている上流階級の息子」がつながっている……というどれだけでも面白く調理できるだろう設定が活かされなかったことを歯がゆく思いました。 映画としてどうしようもなく悪いわけではないですが,しかし「何を描きたかったの?」と振り返ってみたとき,私には見えてこないなと思ってしまいました。[映画館(字幕)] 7点(2020-01-28 19:05:38)(良:2票) 《改行有》

4.  若おかみは小学生! すごくよかった。 ただ,私は大人なので大人としての感想しか書けないです。 子どもとして子どもの目線から観た映画感想は,また違うのかもしれないなと思いました。 大人の登場人物を気にしてしまうのも,大人目線になってしまっているなと思いつつ…… とくにおばあちゃんの心情を思うと,おっこちゃんとは別に泣けてしまう。 配偶者と別れ(死別か離別かはわからないけれど),自分の子どもが亡くなって残された孫を引き取り,その孫は元気に振る舞っていて心配だけど,経営者として叱咤する必要もあり…… そんなことを観終ってから考えてしまいました。 物語は長いシリーズを一本の映画にするときにありがちな,ちょっと不思議なストーリー展開でした。 でも無理があるわけでもなく,とてもよかったです。 原作小説をしっかり読みたくなりました。 丁寧さ真摯さが,物語からも画面からも伝わって来て,とてもいい映画だったと思います。[映画館(邦画)] 9点(2018-11-19 15:49:26)(良:1票) 《改行有》

5.  おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》 映画館で観て,もう1度テレビ放送で観ました。 おもしろかったけど…… ちょっと粗が目立ちすぎて,素直に受け取れませんでした。 そもそも,何で避妊しないの? 生命保険に入らないの?(免許取れるなら戸籍あるよね?) 花は友達いないの? 美しい愛の物語なんだろうけれど,愛しい相手を幸せにするためには,知恵と備えが必要だなあと思いました。(そしてこの物語は,知恵も備えもなかった) 田舎暮らしの経験がなければ,釘を打つのも大変だろうし,家庭菜園なんてさらに。でもいきなり始めてしまう無計画さにクラクラ来ました。 滑落しても,びっくりするほど元気な超人的肉体をもっているし,もういろいろつっこみどころがありすぎます。 全編に渡って「苦境にも笑顔でがんばるけなげなお母さんと,それを取り巻く美しい自然」を描きたいのはわかるのだけれど, 脇が甘すぎて,テーマだけが先走ってしまっているようにしか思えませんでした。 身内の男性は絶賛していたけれど,これ,男女逆だったら,どうなのかなあとも思いました。[映画館(邦画)] 6点(2016-12-05 13:37:38)(良:1票) 《改行有》

6.  ちはやふる 上の句 《ネタバレ》 とてもよかった! 原作大好きで,実写化には多少の不安もありましたが,杞憂でした。 2時間でまとめるため,端を折られてしまうのは,このような映画の難しいところですが,今作は,そぎ落としたり,改変したりしながら,うまく組み立て直したなと感心しました。多少,もどかしい部分はありましたが,全体の完成度に比べれば気になりません。 キャラクターも,みんな「その人らしく」実写化されていて,とてもよかった。 原作の活かし方もよかったですが,ストーリーとしても,爽やかな青春映画に仕上がっていて,感動しました。 競技かるたは,原作だけでは,そのスピード感がわかりませんでしたが(これは漫画である以上仕方ない),実写になることにより,その速さ,面白さ,競技の内容がより分かりやすくなっていて,それもよかったです。 以下ネタバレですが, 映画は,大部分が「太一の物語」になっていたのが新鮮でした。もちろん,主人公は千早だし,新も重要な役なのですが。 千早は2時間の映画の主役にするには,ちょっと変人すぎたのでしょうか。 でも,このような視点の切り替えもよかったです。「神様に見放された瞬間はわかっている」というのは,原作にはないセリフでしたが,太一の軸になるエピソードで,とても印象的でした。 下の句がどうなるか,とてもたのしみです。[映画館(邦画)] 10点(2016-04-17 18:45:03)(良:1票) 《改行有》

7.  ボヘミアン・ラプソディ 面白かった! ストーリーは王道だけれど,「あ,この曲もクイーンだったんだ!」など驚きもあり面白かったです。 普段からライブをよく観るので,最後のライブシーンの迫力,熱狂,瞬間を共有する気持ちなどグッときました。 同じく王道の音楽伝記ものの『ジャージー・ボーイズ』を思わず見返してしまいました。 比べてみて,それぞれの見所や見せ方の違いがわかり,面白かったです。どちらもいい映画でした。[映画館(字幕)] 8点(2019-01-30 19:42:16)(良:1票) 《改行有》

8.  帰ってきたヒトラー 《ネタバレ》 すごくよかった。 この映画を観る上で,映画の中に「実際の街中でヒトラー扮装の人を紛れ込ませ,その反応を撮る」という部分があると,知っているかいないかで評価が大きく変わるのではないかと思いました。 ヒトラーが現代によみがえることも,トントン拍子にスターになることも,荒唐無稽な話。映画のフィクションの部分は少し飽きる部分もあった。 しかし……その中には実際の反応もある。ヒトラーの扮装の人が大真面目にヒトラーを演じ,それを笑う人,好意的に取る人,話をする人……中には不快感を見せる人もいたが…… 一番恐ろしさを感じたのはエンドロールでした。 この映画の軸である「ヒトラーが現代によみがえり,現代人はそれをおふざけの人と思いながら受け入れ,次第に飲み込まれていく」ということが,あのシーンに集約されるのではないか。 実際は「次第に飲み込まれていく」かどうかはわからないが,しかし米国で大統領選にトランプが勝ったことも,イギリスが国民投票でEU離脱を選んだことも「まさか」と言われたことだった。「そういう考えだってあっていい」と思いつつ「まさか最終的にそちらが選ばれるとは」ということでもあった。その第一歩をみるようであった。 この映画は風刺ではなくドキュメンタリーなのではないか。 映画自体はコメディに分けられているが,私には全くそう思えなかった。[ブルーレイ(吹替)] 9点(2019-03-23 23:23:28)(良:1票) 《改行有》

9.  ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 前作に引き続き,題材も雰囲気もいいのだけれどストーリーがわかりづらい。 そしてそれ以上に「魔法動物」がいなくてもいいのでは? という点が残念でならない。 魔法動物をメインにした,魔法動物ならではの話を観たい。[映画館(吹替)] 4点(2019-01-30 19:23:12)(良:1票) 《改行有》


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