みんなのシネマレビュー |
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21. あるいは裏切りという名の犬 敵対する男たちの人間ドラマに魅せられました。一人は相手への憎しみを堪え信条を守ることで戦い、一人は道理を破ってでも相手への憎しみを露わに戦う。見応えがありました。ジェラール・ドパルドゥーも久々に存在感たっぷりです。[DVD(字幕)] 7点(2007-08-07 22:51:24) 22. あるスキャンダルの覚え書き 内容は重たいが、教師と生徒のスキャンダルよりも、一人の老女の歪んだ感情(愛情?)に焦点が当たっており、胸をえぐられる展開ではなかった。やはりこれは、デンチとブランシェットの演技を堪能し、舞台を鑑賞しているかのような迫力を楽しむ映画です。[映画館(字幕)] 7点(2007-07-25 11:07:24) 23. 雨の日は会えない、晴れた日は君を想う 《ネタバレ》 事故で突然に妻を失った男が、自分の感情と向き合うドラマ。いろいろな物を「解体」する行為と、自分を見つ直すことをリンクさせているような展開。淡々とした語り口だが、J・ギレンホールが主人公を丁寧に演じているので飽きない。自販機の故障を通じて出会った女性と少年との触れ合いが、どう主人公の解体に影響したのかは、分かりづらかった。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-01-22 12:50:38) 24. アリー/スター誕生 《ネタバレ》 景色やライブ風景のワイドなカメラワークがほとんどなく、ずっとガガとクーパーのアップばかり。2人の歌唱パフォーマンスはすばらしいけれども、映画としてのメリハリや奥行きがなくて疲れる。弟に「崇めていたのは兄貴だ」と言われた後の表情が印象的なサム・エリオットが映画のキーになっていただけに、彼のエピソードをもう少し広げても良かったかもしれない。3人の抑制した演技はとてもよいだけに、映画のスクリーンで舞台劇を見たようなもったいなさを感じる。[映画館(字幕)] 6点(2019-01-05 14:29:04) 25. アーマード 武装地帯 《ネタバレ》 犯罪映画としてはまずまず。ストーリーに驚きはありませんが、配役が成功してます。いい人に見えて実は最も悪いM・ディロン。すぐにキレるR・フィッシュバーン。弱気で挙動不審になってしまうS・ウールリッチ。考えていることが読めないJ・レノ。これら悪役の配役は適役でしょう。警備会社のボス役のフレッド・ウォードも「トレマーズ」とは違い渋い役回りで、物語を盛り上げます。ただ、強盗を企む警備員たちに唯一反旗を翻した主人公に魅力がないのが残念です。[DVD(字幕)] 6点(2010-12-11 20:18:06) 26. アンロック 陰謀のコード 《ネタバレ》 豪華な俳優が揃っている割には凡庸な仕上がり。ストーリーを複雑にしすぎて、説明が不十分なまま進むので置いてけぼりをくう。ノオミ・ラパスも頑張ってはいるが、もっと華のある女優さんの方が適役だったのでは。[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-09-16 10:12:51) 27. アメリカン・サイコ 《ネタバレ》 妄想オチの映画という先入観で見ましたが、そうでもない気がします。妄想というだけでは説明のつかない部分が多い。主人公の格好つけた奇抜さ、滑稽さが時代に反映されているおかしさがありました。ここからガン=カタやって、激ヤセして、バットマンになったクリスチャン・ベールはスゴイ!![映画館(字幕)] 5点(2016-03-08 21:06:29) 28. アイム・ノット・ゼア ボブ・ディランについては少し知っている程度で鑑賞しました。一人のミュージシャンを、個性的な6人の俳優が演じる不思議なストーリー展開を期待したのですが、ストーリーが全然つながらず物語に乗り切れずじまいでした。[DVD(字幕)] 5点(2008-06-11 22:54:22) 29. アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 期待した分、ゾンビ映画であることが明らかになるとあまり乗り切れませんでした。ウィル・スミスとそれなりのアクションで飽きずに見ることはできたのですが。なぜ主人公があれほどまでに他に生存者がいるということを自分の中で拒否し続けたのかが、いまいち伝わってこなかったです。[映画館(字幕)] 5点(2007-12-29 12:42:07) 30. アダム -神の使い 悪魔の子- 《ネタバレ》 クローンである必要があったのかどうか分からない映画です。デ・ニーロ扮する医師がなぜ、暴力的な息子を再生したがったのかなど、疑問が残ります。細かい点を気にしなければ、割とドキドキして楽しめる映画です。ラストはもっと盛り上げて欲しかったですが。[DVD(字幕)] 5点(2007-08-04 09:58:27)
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