みんなのシネマレビュー
Cinecdockeさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 894
性別
自己紹介 ハリウッドのブロックバスター映画からヨーロッパのアート映画まで何でも見ています。
「完璧な映画は存在しない」と考えているので、10点はまずないと思いますが、思い入れの強い映画ほど10点付けるかも。
映画の完成度より自分の嗜好で高得点を付けるタイプです。
目指せ1000本!

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順123
投稿日付順123
変更日付順123

21.  アナスタシア ディズニーっぽいというレビューが散見されるが、そのスタッフを引き抜いて作ったのがこれ。どうりで似ているわけだ。問題はオリジナリティがなく、ただの劣化コピーで終わってしまったこと。予想通りのまま展開するのはともかく、脇役も悪役のラスプーチンもあまり活かされず、構成のバランスが悪くて退屈だ。随一音楽は素晴らしかった。あれからDNA鑑定によって、アナスタシアがボリシェヴィキに殺害されたことが正式に証明され、ロマンの欠片もなくなってしまった。そして、製作した20世紀フォックスがディズニーに買収され、本作がディズニープラスで配信されていることに皮肉を感じる。[インターネット(字幕)] 4点(2021-01-27 22:35:19)(良:1票)

22.  ある過去の行方 《ネタバレ》 二番目の夫が始末をつけるために元妻のいるフランスに到着する冒頭からの演出、 お互いに何を喋っているのか、その空白が不穏な空気と意識のズレを作り出す。 根幹となるのは三番目の夫となる男の前妻が何故自殺未遂を図ったのか。 その過去を調べれば調べるほど、全員が不幸になっていくスパイラルに陥るのは、他のファルハディ映画と同じ。 過去と未練に縛られて誰もが面倒臭くて被害者意識が強い。 酔っているとさえ思えてくる、演出上の作為が透けて見えてしまうのは欠点か。 フランスが舞台なのだから、もっと自由に撮れば良いのに。監督は本当に生真面目なのだろう。[DVD(字幕)] 6点(2020-05-19 01:04:09)《改行有》

23.  ある天文学者の恋文 《ネタバレ》 トルナトーレは『ニュー・シネマ・パラダイス』『海の上のピアニスト』くらいしか見ていなかった。父娘ほどの年の差遠距離恋愛ものかと思いきや、まさかの教授死亡。その後、彼女の行動を見透かすかのようにビデオレターが次々と封筒で送られてくる・・・。どういうどんでん返しがあるのか引っ張られるわけだが、良く言えば恋人を失った若い女性の自立物語、悪く言えば回りくどいオッサンの妄想垂れ流しである。しかも不倫で秘密裏に彼女の過去を探っていたのだから尚更。彼女を立ち直らせたいのであれば、聖域に立ち入らず、弁護士に遺品等を預けて潔く身を引くべきなのに、これでは映画にはならないから、結局気持ち悪い展開をダラダラ続けていくことになる。女はそこに疑問すら感じない都合の良い人形のよう。監督の"素敵な恋愛"、昔ならともかくいくらなんでも時代遅れとしか言いようがない。温故知新というものを失い、自分自身に酔っているようだった。[地上波(字幕)] 4点(2020-04-16 00:06:12)

24.  アトランティックス 《ネタバレ》 アフリカ系女性監督ならではの感性と独特の作家性が発揮された、常に浮遊感に漂うゴースト・ラブストーリー。時折、ブードゥー教を思わせる呪詛的なホラーの片鱗を見せつつも、むしろ描かれるのは昔の慣習(強制結婚、処女検査等)に囚われた女性がモノとして扱われる社会、そして給料未払いに代表される格差社会に対する抵抗である。欧州へ不法移民を試み海に呑み込まれた男性労働者が、女性たちに憑依し、かつての雇い主を恐怖に陥れる描写を見ても、権力と男性優位社会からの女性の自立を表明する。青い画面に揺らめく緑のネオンに代表される、時折挟み込まれる詩的なイメージに、バリー・ジェンキンスの作風は意識しているだろう。本作はカンヌ映画祭で次点のグランプリを獲得しているが、アフリカ映画という馴染みの低さによるNetflix配信であるため、独立映画の立ち位置の危うさがくっきり浮かび上がった。映画界も分断が進んでいくのだろうか?[インターネット(字幕)] 5点(2020-02-02 18:56:10)

25.  アイリッシュマン 《ネタバレ》 なんて寂しいのだろう。裏社会を暗躍した男たちは次々に消され、或いは全てを失い、老いに向かって死を迎える。無法の限りを尽くした者には例外はあれど大方報いがやってくる。生き残るため、家族を守るために板挟みにあっていたアイルランド系のシ―ランもそうだろう。ブファリーノとジミー・ホッファのどちらかを選ぶように、両者に出会わなければ運命は違ったものになっていたに違いない。偶然が重なって、殺し屋として生きていかざるを得なかった男の悲哀が滲み出ており、3時間半の時間を使ってでも、CGで若返りさせてでもやりたかったことがここにある。大作でありながら会話劇主体の内省的な内容であるため、メジャーな製作会社から渋られたのも分かる気がする。それは居場所を失っていく古き良き映画を作り続けるスコセッシと重なる部分があり、テーマパーク的な単純明快さを求めるマーベル好きの若者には到底理解できないことだ。いつかは彼らに取って代わられるだろう。衰えた身体に鞭を打って棺桶と墓場を選び、牧師に懺悔をして部屋に一人残されるシ―ラン。家族や友人といった大切なものを失い、自分たちのしてきたことは一体何だったのか、と分断で混迷する現代社会に問いかける。[インターネット(字幕)] 7点(2019-12-28 12:23:11)(良:1票)

26.  アベンジャーズ(2012) アベンジャーズに繋がる派生元の作品をチェックしないと楽しめないかもしれない。しかし一度波に乗ってしまえば冗長な前半を除いて、お祭り感覚で楽しめることは確か。価値観の違うヒーロー同士の対立から共闘へ突き進む熱い展開と、特殊効果をバンバン使った戦闘シーンでお腹いっぱいである。キャッチコピーの「日本よ、これが映画だ!」は落ちぶれていく邦画業界に再び聞かせたいものだ。[映画館(字幕)] 7点(2019-09-10 20:32:40)

27.  アイ・スパイ それほど期待していなかったが、ここまでダメだったとは。エディ・マーフィのボクサーの設定が活かされず、意外性もないまま、終盤がグダグダで盛り上がりに欠ける。小悪魔なファムケ・ヤンセンとブダペストくらいは魅力があると思いきや、全て捉えきれてない感じが拍車をかける。スパイものとしてもコメディものとしてもどっちつかずで何を描きたいのか分からないまま、エンドロールまで消化不良感が残った。観る人が望んだ展開を出し惜しみしまくった、スマートさのかけらもない駄作だ。[地上波(吹替)] 3点(2019-05-16 19:28:26)

28.  アメリ パリ・モンマルトルの魅力を最大限に引き出したポップな映像美とコミカルな内容とは裏腹に、 子供には見せられないような際どい描写も結構多め(実際そういう区域らしい)。 原作付きとは言え、奇人変人だらけなのもジュネ監督らしい。 この映画はオドレイ・トトゥの魅力によって大成功したと言っても良い。 可愛らしく、不思議で、至福に満ちたガーリッシュ・ファンタジー。[DVD(字幕)] 7点(2019-05-16 19:25:50)《改行有》

29.  アルゴ 《ネタバレ》 ポリティカル・サスペンスとハリウッド・ショービジネスのユニークな化学反応。『最後の猿の惑星』から作戦の着想を得たのが可笑しい。繋ぎ合わされていく写真の断片、言葉の分からない海外の恐さが脱出劇の空気を引き締める。ハリウッドの凸凹コンビによる掛け合い、航空機のアナウンスによる粋な演出がいい。地味だけど、欠点らしい欠点のないエンターテイメントの王道を突っ切っていると言える。ディレクターズ・カット版では、疎遠になった家族とのドラマを描いており、スピーディーさは少し削がれるが深みが出ていると思う。イラン側の扱いが気になるものの、信仰の名の元に扇動された人がたくさんいたわけで、誰が善く、誰が悪いかは一概に言えない。[映画館(字幕)] 7点(2018-11-12 23:57:02)

30.  アントマン ダメダメな等身大の主人公が敵とやり合う展開は相変わらずだが、ヒーロー映画に陥りがちな力のインフレ、スケールのインフレに食傷気味な今日において、小型化という突出した設定を巧く脚本に活かしていて飽きさせない。見ていて記憶に残る映画ではないが、アベンジャーズとあまり絡まない分、それほど複雑にならず気楽に見られる。大衆迎合の娯楽作品としては具体点といったところ。[地上波(吹替)] 7点(2018-09-10 22:43:02)

31.  アーティスト 《ネタバレ》 サイレントのスターがトーキー映画の住人になるまで。CG全盛の時代を逆行する白黒無声と、当時なかったメソッド演技法を用いる辺りに瑞々しさが光る。仰々しさより情感が広がる。"BANG"の字幕が流れる演出も当時では絶対に出来なかっただろう。ある意味でサイレント映画へのラブレターでもあり集大成でもある本作だが、期待ほどの感動には至らない。確かにテンポ良く見られるし、自分の突き通したい信念と大衆迎合との剥離に苦悩して転落する、そのアーティストの矜持を描いた物語は映画通好みであれど、ベタでオーソドックスな恋愛要素が絡まるとむしろ先述の技巧と噛み合わない事態になってしまう。入れないとサイレント映画らしくないというジレンマ。完成度は高く試みは評価するも、誰向けなのか分からない。当時の監督・俳優が見ていたらどう感じたのだろう?[映画館(字幕)] 7点(2018-07-31 23:11:31)

32.  OUT(2002) 人間としてのタガが外れ、閉塞的な世界を突破しようとする女たちのしたたかさを見届ける。悪役の間寛平はコメディのイメージが強すぎて、画面で浮きまくり。重くショッキングな内容なのに全体として薄味。狂気と笑いがまだまだ足りない。特筆して何かを感じるものもなく、テレビスペシャルで十分な普通のサスペンス映画だ。[DVD(邦画)] 5点(2018-02-05 20:15:33)

33.  アンストッパブル(2010) 《ネタバレ》 暴走列車を止めるだけ。敵らしい敵も存在せず、組織の体質をチクリと風刺しつつも、たったそれだけの内容を飽きずに魅せるトニー・スコットの演出が冴える。実話モチーフ故に仕方ないが、多少の地味さは否めないか。[DVD(字幕)] 6点(2018-02-05 20:04:18)

34.  青いパパイヤの香り 《ネタバレ》 ベトナムの戦火から逃れ、フランスで育ったトラン・アン・ユン監督から見た"箱庭の中のベトナム"或いは"記憶の中のベトナム"を表現したかったのかもしれない。武満徹を彷彿とさせる不協和音に満ちた音楽と、全編を貫く、鳥のさえずり、虫や蛙の鳴き声、水の音といった環境音が、絶妙なハーモニーを生み、東洋の異国情緒を醸し出す。また適度な湿気を保った屋敷と緑豊かな庭園を艶めかしく捉えるカメラワークの美しさも作品の完成度を高める。幼い使用人が主人公ともなると、ハードな鬱展開になりがちだがそういう展開を意図的に排除し、平穏な日常の中に隠された不穏な空気がまとわりつく緊張感が一定の心拍数で描かれる、その神妙さに味わいがあり。この映画はリュ・サン・マンの存在なくして成り立たなかった。そのため、成人したムイに見合う女優がいなかったのはウィークポイント。戦争そして物質主義に激しく移り変わっていく現在において、嵐の前の静けさのようなハッピーエンドに不思議な余韻が残る。幸せの価値観は人それぞれだが、静かに自問自答するような感触。[DVD(字幕)] 7点(2018-01-28 22:17:49)

35.  アニマル・キングダム 《ネタバレ》 主人公が犯罪者一家から抜け出し、恋人と新天地に向かう話ではなかった。キャッチコピー通りの内容でそれ以上でもそれ以下でもない。一家存続のため自分の手を汚さず、破壊分子の長男を主人公に殺させるゴッドマザーのジャッキー・ヴィーヴァーの静かな狂気。サイコパス一家によって広がる負の連鎖には関わりたくないものである。まさにケダモノの王国。[DVD(字幕)] 5点(2018-01-04 18:27:08)

36.  愛のむきだし 《ネタバレ》 2日に分けて視聴。それだけ変態と猛毒に満ちた237分は気合がいる。壮絶な描写の数々で、合間に挿入されるユーモアと主演の若手三人(特に満島ひかりの取り憑かれたような怪演)によって幾分見易くなっている。園監督特有の悪い意味での行き当たりばったり感は、本作に限ってはプラス働いている。壁にぶち当たり、時には廻り道をしながらもぶつかり合い、やっと真実の愛を手に入れた二人。圧倒的パワーの4時間を見届けた心地良い疲労感、そして、ゆらゆら帝国の連呼する"空洞"に自分自身の持っている虚無感と向き合うような余韻が残る。[DVD(邦画)] 7点(2017-12-20 21:03:43)

37.  ある子供 《ネタバレ》 未成年が親になる。女なら激痛に耐えて命を分けた子を産んで母になる実感を得るが、男は父親になる実感が湧かないだろう。子供に慣れない、あまりに未体験なことばかりで戸惑ってしまう。特に恵まれない家庭で育った男なら尚更だ。生きていくためなら金欲しさに平気で子供を人身売買業者にも渡す。ただ、事の重大さに気付いて、危うく取り返すも妻から絶縁を突き付けられる。当然の結果である。世間と上手く渡り合うことばかり顔色を伺い、接し方もぶつかり方も分からなかった。その想像力の欠如した"子供"が如何にして"父"になるか。一度は見捨てた仲間の少年のために自首し、妻が面会に来たことから本当のスタートがはじまる。簡単に道徳心が育つような楽な道のりではないことは確かだが・・・。親になることは重大な責任を背負うこと。糾弾することは誰でもできるが、社会が放置したままでは"こども夫婦"が増えるだけだろう。それがより感じられる映画であった。[DVD(字幕)] 6点(2017-06-08 19:27:03)

38.  アメリカン・ビューティー 《ネタバレ》 20年近く前の映画なのに、今日のように描かれる普遍性。娘の親友に欲情する父親に、敵視する同業者と不倫しちゃう妻、娘はビデオオタクの隣人と駆け落ちを企て、ゲイに嫌悪する隣人の父親は実は・・・という感じのブラックコメディ的構成でありながら、最後に行き着くのは「失って初めて気付く当たり前のもの」ということ。赤いバラで彩られた夢想シーンはエロティシズムで美しいが、灰色の風景に舞うビニール袋も美しい。前者は手を伸ばしても届かない甘い夢でしかなく、後者は無味無臭の世界に何かを見出せればそんなつまらない人生も悪くないかもしれない。目先のものに囚われ、隣人を巻き込んで崩壊していったある中流家庭の物語は、一歩間違えれば自分達もそうなるかもしれない警鐘を鳴らしている。[ビデオ(字幕)] 7点(2017-04-28 19:16:38)

39.  アメリカン・ギャングスター デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウの共演と言っても、仲が険悪なのだろう、終盤を迎えても同じスクリーンに二人が映ることは全くない。ロングショットで判別し辛い上、背姿は明らかにボディダブル。では内容を疎かにさせるものかと言えばそうではなく、作りは至って堅実でつまらないわけでもないが地味。実話ならではの限界か? 麻薬王なのにビジネススーツがビシッと決まっているデンゼルがカッコいい。そして母親役のルビー・ディーくらいしか印象に残っていないです。しかし、冒頭の本編とは無関係の掴みは如何なものかと。[DVD(字幕)] 5点(2017-02-28 23:56:41)

40.  アザーズ 《ネタバレ》 もう少し先に作られていたら、二番煎じとか短絡的なコメントを浴びずに済んだかもしれない不遇の佳品。序盤の展開がスローで退屈に感じたが、夫が戻ってきたあたりから引き込まれる。ゴシックで上質な雰囲気作りが良く、難病の子供の設定を突いた"白"の恐怖演出が光る。白目の老婆の正体ですら最後まで騙そうとするあたりも然り。ただ音で驚かせる安易な演出はやめてほしい。とにかく、この映画は一歩先を進んでいる。人間が幽霊を怖がるように、幽霊も人間を怖がっている。世界全体が逆転するあたりが本作のキモなのだろう。ああいう回りくどいことをしないと、声を失ったメイドがいるから尚更。運命を受け入れて、"平穏"な生活をこれからも続けていくのだろうかと思うと切ない。家族愛を感じさせるも哀しすぎるホラーだった。[映画館(字幕)] 7点(2017-02-16 00:07:56)

020.22%
1202.24%
2202.24%
3434.81%
410211.41%
516218.12%
616918.90%
722725.39%
811212.53%
9273.02%
10101.12%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS