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コメント数 4680
性別 男性
年齢 41歳

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61.  アデル、ブルーは熱い色 《ネタバレ》 これ系の映画は、禁断の愛を描きました、みたいな作風が多いけど、本作は凄く等身大の純粋な愛をリアルに描いているという感じで、とても共感が持てますね。哲学や文学のエッセンスなんかを各所に散りばめているところがフランス映画らしいなと思いますけど、本作が描こうとしてるのは、本当にそういう哲学的な領域まで踏み込んでるんじゃないのって思ったりします。人間にとって、愛とはなんなのか、性とはなんなのか。人はなぜ人を好きになり追い求めるのか。性を超越した愛をリアルに描くことで、そういうことを思索する内容になってる。まぁとにかく、特に驚いたのはその熱演。恋人に浮気がばれて、このアバズレ!出て行け!と怒るエマと泣いて許しを請うアデルのシーンが凄い。本当に喧嘩してるカップルを覗き見してるようなリアリティでした。[DVD(字幕)] 7点(2014-12-23 19:42:01)

62.  荒鷲の要塞 《ネタバレ》 いや~、エンターテイメントですね~。戦争映画じゃなくて、一種のスパイアクションですわな。とにかくドイツ軍が弱いのなんのって(笑)。個人的に好きなのはロープウエイの上で格闘するシーンかな。ハラハラと楽しませていただきました。[地上波(吹替)] 7点(2014-08-28 23:16:44)

63.  アメイジング・スパイダーマン2 《ネタバレ》 前作よりも楽しめましたね。テンポも良いし、時折ユーモアを交えつつ、アクションは満載。そしてなにより、ストーリーが割りかししっかりしていたし。特に、仲の良かった友人と敵同士になる、その苦悩と葛藤が巧く描かれてましたね。これまでの映画のせいか、スパイダーマンって中身がスカスカなイメージしかなかったけど、本作を見て「あ、こういう人間ドラマが込められてるんだな~」ってわかった気がします。原作に忠実なのかな?ヒロインが亡くなるという展開も意外だったし。スパイダーマンの、ヒーローとして抱える悩み、一人の男として抱える悩み、そしてまたそれを乗り越え立ち上がっていく成長、終盤はそれがちゃんと描かれていて伝わりました。 エレクトロの悪役としての魅力もきちんと備わってました。一言で言えば電気マンですわな。なかなか格好いい。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-08-22 23:05:43)

64.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 いや~もう、アナ雪旋風とやらが吹き荒れてて、毎日毎日「レリゴー」をどこかで耳にする始末。一体何がそこまでヒットする要因だったのだろう、と興味本位で拝見致しました。感想から言うと、まぁ面白かったけれども、ごく普通のディズニー映画だな、と。個人的には「塔の上のラプンツェル」のほうが好きなんですけど。じゃあなんでこんなにヒットしたんだろう、と色々考える。アナが髪ぼさぼさで、ふわ~とあくびしながら口はむにゃむにゃ。なにこの人間くさい主人公。これは今までのディズニーキャラと少し違う、と思う。遭ったその日に結婚、そして嘘ついたとわかったら、ワンパンですよ、男にワンパンでノックアウト。あの自由奔放キャラに女の子達は惹かれたのかな?と思う。ただ一つ腑に落ちないのは、あの名曲のシーンですよ。王国をおわれ、妹ともあんな風に別れて、それでいきなりハピネスに唄いだす展開がどうにも違和感があるのと、「ありのままの姿見せるのよ~」って、お前がありのままの姿さらけ出したから王国が全部凍って大変なことになってるのに、なに呑気に唄っとんねん!てつっこんじゃいました。その後の展開からいうと、彼女のあの時点では「愛」を忘れてたので、ありのままではなかったとも言えるし。ま、雪の結晶がメリメリ育ってお城になるシーンは確かに綺麗でしたし、最初の氷運びの唄とか「ゆきだるまつく~ろう~」の唄とかも良かったんで、とりあえず7点はつけときましょうかね。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2014-07-27 21:59:51)(笑:1票) (良:1票)

65.  アブダクティ 《ネタバレ》 ワンシチュエーションスリラーは、 アメリカではいくつも作られてますけど、 日本では初めてなんじゃないかしら。 温水さんが主役ということで、 コメディ映画なのかと思ってたけど、 実際は笑いの要素は全然ないシリアスな内容でした。 なので役者としての温水さんの持ち味が しっかり詰まっていて楽しめました。 確かに、ラストの展開はシュール世界に逃げちゃってる感も あるので批判もあるかと思いますが、 あの大風呂敷をまとめるのはなかなか難しいでしょう。 周りの人たちとのやり取り、そして外側の機械音などの 恐ろしさとか外の世界を音で想像する感覚とか、 そういうものを楽しめばいいと思います。[DVD(邦画)] 6点(2014-04-06 23:47:24)《改行有》

66.  アップサイドダウン 重力の恋人 《ネタバレ》 確かに、シチュエーション自体はラブストーリーの定番ではあるんですよね。いわゆる「ロミオとジュリエット」と同じで、住む世界が違う二人が、その垣根を愛の力で乗り越えようとする話。ただ本作は、上の世界と下の世界という、これまでにない状況設定を作り上げていて、それが目に楽しく面白いです。この二人の前には、それぞれ上下に住んでいて下の物質は上に長くいられないという、物質的な壁があり、そしてまた下の人と上の人は互いにかかわってはいけないという人的な壁があり。そういう分け隔てを、愛の力でなんとかしてやろうという、そういう展開なわけです。さかさまの人同士で話し合ったり、ドアが上下違うところを追っかけっこしたり、なんだかエッシャーの騙し絵を見ているような不思議な感覚になります。どうやって撮影したんだろうと気になりますね。上の世界の海に飛び込んで靴を脱いで、そのまま下の海に落下するシーンとか凄く好きですけど、特に素晴らしかったのは空中に浮かびながら二人で抱擁しあうシーンですかね。素晴らしく美しかったですねえ。愛の映像化ってな感じで。なんだかぐっときちゃいました。アダムは笑顔がチャーミングで、まさにはまり役だな~と思ったんですが、対してキルステン・ダンストはちょっとおばちゃんかなという気もしました。[DVD(字幕)] 7点(2014-02-04 18:51:54)(良:1票)

67.  アパッチ(1954) 《ネタバレ》 アパッチ役の人もヒロインも、見るからに黒塗りの白人なわけですが、今回そういうのには目をつぶりましょう。そもそもインディアンが主役の西部劇という、それ自体がかなり特異な作品で、白人が先住民族に思いを馳せる、相手方のことを考えることを意図して作られたのならばそれは有意義なものでありましょう。ただまぁ、アパッチのキャラクターが個人的にちょっと感情移入しずらい、いまいち理解しずらい奴なので、本作でインディアンの性格が理解出来たというよりは、むしろ気難しい戦士なのだな、という相違点だけが目に付く感じになっちゃってます。赤ん坊の声で闘いをやめるラストは現実的というよりは映画的という感じで、それ自体は悪くなかったとは思います。[DVD(字幕)] 6点(2014-01-24 13:07:03)

68.  アフターショック 《ネタバレ》 凄く良く出来てると思うし面白かったんですけど、全く救いようのない作品です(笑)。最初のほうで快楽を楽しみ、ちょっと感じの悪いキャラの面々ではあったかもしれないけど、だからといって自業自得というには可哀想すぎる展開。特に、仲間思いの気持ちが次々と裏切られ、なおかつ人を助ける為にやったことで自分が瀕死の状態になったり死んじゃったりすることばかりなので、人の良心を逆なでするような内容。神父さんも死んじゃうし、あぁ、この世に神なんていないのよね~って気持ちになる。そんでもってあのゴロツキども、金だけとってどっかいきゃいいものを、赤の他人にあそこまでするもんかね。地震の映画ではあるけど、全体としてみると天災より天災に遭ってパニックになった人間や悪人のほうがよほど恐ろしいと思わされる。まぁとにかく、そういう不条理も含めて娯楽として楽しんでください、という、パニック映画に対するアンチテーゼ的なパニック映画、とでもいえる作品です。[DVD(字幕)] 7点(2014-01-07 20:22:23)(良:1票)

69.  アイアン・フィスト 《ネタバレ》 中華風の建築セットなり衣装なりは、さすがハリウッド映画なだけあって目にも楽しい絢爛を感じるのですが、残念ながらアクションシーンはカンフー映画のオマージュというか焼き増しそのまんまという感じで実に陳腐。監督さんが、そういうカンフー映画が好きで愛情が伝わってはくるのですが、もう少し映像的な創造性を見せてほしかったです。ラッセル・クロウもよくまぁこんな映画に出たなと少々驚きなのですが、その演技に特段の不満はありません。神秘の力で鉄を動かし、肉体と一つになるってなんじゃそりゃ、てな感じですけど。タランティーノが絡んでるそうですが、タランティーノっぽさを感じたのはやはり血しぶきでしょうかね。まるで噴水のように飛び出す漫画的な血しぶきの数々は、彼の作品でもよく見かけました。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-01-05 21:13:08)

70.  アンチヴァイラル 《ネタバレ》 デヴィッド・クローネンバーグの息子による長編デビュー作ということですが、この陰鬱でグロテスクな世界はまさに父親の作風そのもの。それ故に、とても万人受けはしそうにない内容となっております。セレブから採取したウィルスをファンに注射する商売が成り立っている近未来という設定。これまでに聞いたことのないような話で、その独創性は評価したいし、「ウィルスにかかっているとへんてこに歪む顔」の道具もヴィジュアル的に面白くていいのですが、あまりにとっつきにくい世界観故に共感はしずらい。もっとも、父親の最近の作品はいきつくところまでいっちゃってるのに対し、本作はまだ解りやすさを保ってはいるのですが。白が支配する世界での血の赤の印象強さ、そしてやたらとそばかすの多い主人公の病みっぷりが鮮烈な怪演の様、特筆すべきところもあるのですが、申し訳ない。この点数で。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2013-12-25 11:43:38)

71.  アバター(2009) 《ネタバレ》 ストーリー的には、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のSF版という感じで、特段目新しいものではありません。先住民ナヴィの風貌は、完全にインディアンそのものでしたしね。本作はそんなことよりも、「体感」することを目的としている。空中に浮く巨石とそこから流れ落ちる滝。巨大な動物と奇想天外な植物。美しく発光する精霊に、巨鳥に乗って滑空する圧倒的な世界。この広い宇宙には、こんな風に人間が知らない世界が数多く存在しているはず。それを観客に体験してもらいたくて作ったんだ、と。いわばキャメロンによって作られた、「衛星パンドラツアー」なわけですね。勿論、ハード的には3D映画の幕開け、という意味で記念碑的な作品でもありますけど、こういうSF映画としての魅力が詰まった作品が世界中でヒットしたというところが個人的に嬉しいのです。やっぱり人は皆、見たことのない世界、自分の知らない世界にロマンや憧れを抱いているんだなって。[映画館(字幕)] 8点(2013-12-22 01:25:26)(良:1票)

72.  アフター・アース 《ネタバレ》 個人的には、人類がいない未来の地球、そこでの冒険みたいなものを期待して観たのですが、率直に言って映像的には普通で特段の驚きもないんですよね。猿、ヒョウ、大鳥とかが出てきて、まぁ最後にSFっぽいラスボスが出てはくるけどそれもたいした造形でない。これだったら、地球である必要がないと思うので、いっそのこと全然別の惑星に墜落して、得体の知れない化け物をわんさか出すほうが映像的に面白くなったんじゃないかと。ストーリー的には実にシンプルで、いわば恐怖は存在しない、それは自分の想像が作り出すものだ、だから勇敢になれっていう。物語でそれを直球に伝えようとしていて、それ自体は悪くないしスミスジュニアの演技も悪くはなかったのですが、ウィル・スミスのキャラがクールすぎる面もあってかそれほど心揺さぶられる感じじゃないんですよね。お父さん側の葛藤や心の揺らぎが感じられるシーンがもっとあっても良かったかなと思います。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-12-20 00:51:13)

73.  アイアンマン3 《ネタバレ》 ストーリーはシリーズ中一番楽しめたとは思うけど、アクションや馬鹿馬鹿しさは前作のほうが良かったかなぁ。あ、でも飛行機から落下する人々を間一髪救い出すシーンは良かったな。それから、身体のパーツパーツが凄い速度で遠くからやってきて、バチンバチン!と身体にフィットしアイアンマン化するという展開も、なんかもう無敵だな~って感じで良かったですね。あれならどんな奴が相手でも勝てそうな気がする。おませな男の子とのやりとりや、ファンだと自称する男との絡みとか、なかなか笑えました。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-10-12 22:22:47)(良:1票)

74.  アンナ・カレーニナ(2012) 《ネタバレ》 トルストイの小説の内容は知らずに鑑賞致しました。 ははぁ~、こういうお話だったのですね。 自分の身分、そして時代が彼女の奔放で真実の愛を 許さない。その狭間で引き裂かれる、みたいな。 ただ、本作を見てる限りでは主人公アンナは ちょっと独りよがりと言いますか、なんだか どうしようもない女で夫は凄く知的でいい旦那みたいな 感じがするので、いまいち共感が持てないというのも事実。 あれだけの美青年に巡り会って目がハートになっちゃう 気持ちもわかるけど、、、、あぁ女の心は難しい。 映像的に変化をつけるためかそれとも予算の問題なのか、 たまに舞台風の展開になったりするんですけど、 あれは果たして成功していたのでしょうか。 そのへんも正直微妙。どうせやるならもっと多用するか 話と巧く織り交ぜてやるかすべきでしょうね。 昔のロシアの貴族衣装などは見てて楽しいものはありましたが。[DVD(字幕)] 6点(2013-10-04 14:39:23)《改行有》

75.  R-18文学賞vol.1 自縄自縛の私 《ネタバレ》 いや~、数年前まで、清純派で売っていた 平田薫ちゃんを見ている自分としては、 彼女がまさか映画でヘアヌード披露することに なるとは想像もしていませんでしたね~。 これはまた一つの女優魂というやつでしょうか。 そして、津田寛治の怪演もさすがだなと感じさせます。 細かく見てると、苦しんでる様子とか、 だんだんと汗ばむ顔とか、すごいよく演技してるんですよね。 役者さんだな~と実感。 ただですね、映画として面白かったかと言われると、 なんとも言えません。こういう自縛という性癖は 自分にはないので、彼らがこのプレイを始めるに至った 経緯を見ていても、どうもよくわからない。 まぁ、こればっかりはしょうがないかな。 とりあえず2人の演技に6点つけときます。[DVD(邦画)] 6点(2013-08-17 22:53:34)《改行有》

76.  青い山脈(1963) 《ネタバレ》 もう半世紀も前に作られた作品。「民主的な」とか「健全な恋愛」とか、なんだか時代を感じさせる内容なんですけど、それよりも全体的にもの凄くシュールなんですよね。失笑しっぱなしだったのですが、これってコメディ的なノリでそうなってるのか、それとも真面目に作ってて時代が変わった今見るとその差異がおかしく感じるからなのかがよくわからない。序盤は、新子宛にラブレターが届いて、それがクラスの誰かのいたずらだということがかわるのだけれど、突然泣き出すわ、学校の名誉のためにやったんだとか力説するわ、一つ一つが予想外で失笑してしまう。なんなんこいつら、てな感じで。委員会の場でも、男性教師が間違って送ったラブレターをなぜか読まれて赤っ恥かくシーンとか、そんなアホなでしょ。終盤も、わざと自分に殴らせて「これでおあいこよ」とか、これもまたシュールだなぁと感じる。てなわけで、全編に渡ってへんてこ具合がいちいち笑ってしまう。主題歌はやはり名曲だなと思うが、なぜ何度もリメイクされるほどのお話なのか、この作品を見ただけではわからなかった。[地上波(邦画)] 5点(2013-07-31 21:08:48)

77.  アウトロー(2012) 《ネタバレ》 どんな相手でも瞬殺する無敵の肉体&事件をみるみる解明していく明晰な頭脳の持ち主、まさに超人ヒーローの主人公ジャック・リーチャー。原作は知りませんが、この役柄をトム・クルーズは見事に演じきっていたと思います。というか、この作品の魅力は彼の持ち味だけで占められてるといってもいいぐらい。全体的なピリッとした雰囲気、ジャックの孤高感も良かったですね。ああやって美人の弁護士を救出したら、普通はいい関係になって終わりそうですが、立つ鳥跡を濁さずのごとく消え去るのみ。まさにアウトローですな。途中のカーアクションも、トム自らスタントしていたみたいだし、そういうところのこだわりは凄いね。[DVD(字幕)] 6点(2013-07-14 10:13:35)

78.  ある兵士の賭け 《ネタバレ》 いや~、けっこう感動してしまいました。なにが良いって、アレン大尉の正義感、人柄、優しさ、これが全てですね。特にタケシとふれあってるシーンがジーンときてしまう。最初は人を信じられなくて、一人ですねてたタケシをボールで誘うシーン、んで成長していい子に育ったタケシと再会して抱き合ったりとかしてるシーン、ジーンてくる。孤児院の子供たちが、「アレンさ~ん!」と言いながらかけよってくるその素敵な光景、マザー山田との交流、ジーンとくる。このアレン大尉が主人公で、石原裕次郎演じるカメラマンの北林はかなりのサブキャラ。朝鮮戦争での光景を見ているから最初のうちはアレンを非難していたけれど、あれもちょっと独善的というか、北林には肩入れ出来ない展開だったと思う。アレンさんは終盤になってベトナムに行くことになるわけだが、そこでの北林との会話とか、マザー山田との会話で「死亡フラグ」がビンビンに立ってたので、もしや、と思ったら案の定。うう、、、、悲し過ぎるやん。子供達がみんなで演奏しながら出迎えてるの、そんなの残酷すぎるやん。タケシが察してもらったハーモニカ握りしめるの、ベタだけど泣けるやん。総じて、けっこういい映画だったやん。8点献上。[DVD(邦画)] 8点(2013-07-02 23:27:49)

79.  悪の教典 《ネタバレ》 単純にエンターテイメントとして面白かったです。リアルに考えると、銃ぶっ放してるのになんで周りに住んでる人気づかないのとか水を灯油に変えて殺すとか無理すぎだろとか思うんですけど、まぁそういうツッコミはナンセンスなんでしょう。それよりも、猟銃での殺戮シーンをご堪能ください、と。実際、銃をぶっ放したときの人の吹っ飛びようとか血の飛び散りようなんかはまさに爽快とも言えるほど。実際の目で見たら恐ろしい限りですけど、映画だと凄く楽しい。それから、地下鉄のシーンなんかは固定カメラで撮って電車の揺れの動きを見せて不気味さを出すとか、なかなか印象深かったです。そんでまた三池監督らしいユーモアのある台詞もそれなりに笑える。逆に、聖司の心の中を描くようなシーン、夢の映像とかはなんだか微妙な出来で、彼の深層部分がどういうものでなんでああいう風になったのか、いまいちよくわからなかった。まぁ、娯楽なんでそんな深く考えずに見ればいいのかもしれませんが。楽しめたので7点差し上げます。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-05-12 23:38:57)

80.  アウトレイジ ビヨンド 《ネタバレ》 前作ほど派手なアクションはなかったけれど、電気ドリルでグリグリとかバッティングセンターでのシーンとか、数は少なくとも一つ一つが実に印象的。特にバッティングマシーンの、機械的な音と反復操作がより狂気っぽさを醸し出してて良い。北野監督は、暴力シーンは痛みを感じなければいけない、というモットーを持っていて、本作もそれがしっかり伝わってくる。今回も悪い奴いっぱい出てくるけど、刑事さんが一番あくどい。なので、あの唐突なラストには思わずニッコリ。うむ、さすがは北野映画だ。ヤクザは義理と人情が大事なので、それを逆手にもてあそぶのが一番許せなかったのだろう。ハード的には、これまで固定カメラが多かった北野映画だが本作は移動するショットが多く、照明のこだわりもかなり伝わってくる画作りだった。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-04-18 23:51:07)

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