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プロフィール
コメント数 44
性別 男性
自己紹介 ただの学生
よかったら、ふぉろーみー

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評価順1
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1.  アメリカン・スナイパー 《ネタバレ》 狙い研ぎ澄まされていたはずのイーストウッドの照明、音、その他演出諸々が若干スベっているのでは、というのが第一印象。“フルメタルジャケット”を彷彿とさせる訓練シーンでは、虹が映ったり、西日が差し込むなど、いささか綺麗に撮られ過ぎてはないだろうかな。と思いきや、炎の揺らめきの陰影はやや甘い感じ。追いかけるのが主体のカメラ使いなのですが、待ちがなければ、スナイパーとターゲットの距離感が掴めない。ここら辺のサスペンス感も欲しかったところではないかな。 ただ、奥様の陣痛のタイミングはいいって思いました。 戦争映画という陥穽に陥ってはいないのは明々白々であって、やっぱり、そうだと決め付けるのはやや早計といったところ。山があったから山に登ったと登山家は言いますが、蛮人がいるから、スナイパーは蛮人を撃つとは言い切れない。映画的な要素を犠牲にしたとしても、そのバックボーンと煩悶と苦悩を描くあたり、クリス・カイルの敬意を最優先したのかと勘ぐってしまいます。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-11-08 13:16:08)(良:1票) 《改行有》

2.  アカルイミライ 刑務所の面会室で、フラフラと歩き回る浅野忠信が看守によって、椅子に座り直されるシーンが二回程あったかと思います。看守が両手でトントンと肩を叩き、まるでお前の居場所はここだということを示しているようでした。彼はとにかく、正社員であり、兄であり、さらには兄貴分という役目になることさえも嫌っていて、ひたすら、自由を求めるその姿が前半部のストーリーテラーでした。ようするに、黒沢清が撮りたかったのは、クラゲが“水槽”に入れられているカットでありシーンであると思いました。決して、水にぷかぷか浮かんでいるだけの姿ではなく。さらには、人の心を和ますのではなく、人を刺す姿。そして、そんな水槽が浅野忠信の部屋という枠から存在しなくなるカットはストーリーの危機の予兆でもあったことは間違いありませんでした。ところで、ゲームセンターで彼の妹の彼女に負けた時、オダギリは茫然自失となるのだが、“Panic”とプリントされたTシャツを着た店員?がちょうどカメラの前を通り過ぎるだが、これは偶然とは思えませんでした。状況説明シャツっていうやつですよね。撮影クルーという、普通では画面の枠には映ってはいけないものが映り込んでしまうラストは今作にお誂え向きなラストだったと思います。奇抜さだけを求めた学生映画と一枚も二枚も上手の演出でした。“枠”を強烈に意識した映画でした。 僕が一番印象に残っているのは、おしぼり社長の娘でした。買い与えられた勉強机、という名の拘束椅子が運ばれているのを、あの少女がどんな顔で見つめていたかをちゃんと見ただろうか?どんな顔で夕食を食べていたかをちゃんと見ただろうか?少なくとも、あの親は気づいてはいないでしょう。偶然見たとしたとしても、“具合が悪いの?”と頓珍漢な言葉を投げかけ、そして、少女は“大丈夫だよ”と儚げな笑顔で返すのが関の山でしょうか。お前ら親が危険の温床である。浅野忠信はきっと気づいたに違いません。あの子は小さなクラゲだと。毒を以て毒を制するべしと。川に解き放つべきだと。浅野忠信やオダギリがあの親を殺さなければ、あの少女が殺していたかとも思います。だから、家族という檻から放たれ、トンネル?を一人で歩いていく、名も知らないし、その後、映画から飛び出したようにも思える少女に僕はいたく感動しました。[DVD(邦画)] 8点(2015-09-26 08:45:11)《改行有》

3.  アナと雪の女王 劇場は冷房が効いてて、ちょっぴり寒かったです。[ブルーレイ(吹替)] 4点(2014-12-28 16:41:59)

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