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コメント数 814
性別 女性

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評価順12
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1.  風の谷のナウシカ 1番好きなのは、ラピュタ。でも宮崎駿監督の映画の中で最もテーマが深遠なのは、この映画だと認めている。人の根源的なものに訴えかけ、魂と魂の会話を促すような、表皮を1枚1枚剥いて行き、最終的に残った自分の核を見つめ直すことを要求されるような、そんな映画。自分の中の汚いものを見透かすようなナウシカの眼差し。愛情の湧き方が半端ではない人。彼女のあまりにもの高尚さと、森羅万象に対する達観ぶりに、自分を恥じてしまう。全ての人間がこの映画から得るものを読み取り自らに汲み入れれば、ひょっとしたら人間は無駄な争いなんてしなくなるかも知れない、そう思う。そして同時にそれは不可能だ、とも。作品のラスト以降、未来永劫穏やかな世界が続くとは誰がどう見ても思えないから。それも含めて、メッセージなのだ。人間の全てが描かれている。なあなあではない、厳しい眼差し。何者にも寄らない対等な目で、世界と向き合う作品。世界中の人が見るべき作品。人間の源泉を真摯な目で捉えた、大変に完成度の高い作品。10点(2004-01-07 15:06:12)(良:4票)

2.  カルネ 映画全体が血の色をしている。血は生や性、死、肉、縁、執念の象徴であり、この映画にはその全てが出て来る。この映画において馬肉屋はその全てを凝縮されたものの象徴として描かれる。そしてその物語はたった40分に更に凝縮される。必要なものは全て在り、不必要なものは排除された、完成度の高い映画。10点(2003-11-30 15:32:36)

3.  カノン 「愛」なんてのはつまり「誰かに対する強烈な執着」なんだって解釈したら、この親父は愛に溢れている。半端がないんだね。敵か味方かのどっちかしかない。愛と憎しみは同じ所にある。同じものなのだ。マザーテレサだって言っている、「愛の対極は憎しみではない、無関心なのだ」と。この作品に寄せられたアニエスbのコメントが好き。「愛は暴力的なのよ」。私もそうだと思う。10点(2003-11-29 15:13:09)(良:1票)

4.  風と共に去りぬ スカーレットはこんなに嫌な女だったのか、と驚いた。イライラした。高慢で傲慢で我儘で自己第一主義。地球は自分の為に動いていて全ては自分の為にある。何て嫌な女だろう。……でも、その全てのベクトルが常に前を向いている。彼女は惨禍の中でも前しか見ない。後ろだけじゃない、横すら見ない。負傷した兵士たちの間をずんずん歩いて行くシーン。あの見事な俯瞰は全て彼女の為だ。中心は彼女だ。嫉妬した。そしてその嫉妬はいつしか羨望になった。あの時代にあそこまで我を貫いた女性。これは参った。お見事。「この作品を好きか?」と問われると言葉に詰まるけれど、色々考えるに、どうしたって私はこの作品を否定出来ない。どう考えても名作だと思うからです。9点(2004-03-28 15:38:17)

5.  髪結いの亭主 今まで観て来たラブストーリーの中で唯一無二、恋人たち2人の両方とも心から好きだと思った作品だった。この2人程「ああ、いいなあ。この人たち大好きだ」と思った恋人たちはいなかった。なぜかは分からないけれど、きっと私の琴線にひどく触れたのでしょう。表面的には穏やかでも、内には激しい思いが渦巻いている、私はそんな映画が好き。この作品も「ベティー・ブルー」とかと本質は一緒なんです。根っこの部分はとても激しい。2人の愛はいつか必ず「恋愛」から「家族愛」へと変容するであろうこと、それを見越した妻。それに耐えられなかった彼女。彼女は自分が「女」であることを大切にしたかった。そしてついに「女」であるまま逃げた。妻はある意味勝ち逃げをし、夫は静かな喪失感と共に残される。あのあまりにも切ないラストは、いつまでもいつまでも心に残る。私はDVDを持っているのだけれど、買ってからはまだ1度も観ていない。こういう作品はなかなか気安く観れないのです。9点(2004-01-16 15:54:40)(良:1票)

6.  カイロの紫のバラ 《ネタバレ》 見方によっては突き放されたような印象を受ける残酷な結末。それでもラストシーンの主人公の何とも言えない笑顔。穏やかな諦念と、映画に対する愛情の充溢。いい笑顔でした。もう2度と両者があんなに分かりやすく邂逅することはないでしょう。でもこれからも各々は決して一方通行ではない。彼女は映画を愛することで救われ、映画は彼女に愛されることで存在を許される。通じ合っている。それは最高の共依存ではないでしょうか。8点(2004-04-05 20:35:04)

7.  ガタカ 硬質な質感の未来。磨き込まれた石の床のように冷たい世界。取っ掛かりも慈悲もない無感情な社会システム。不適合者はただただ滑り落ちてゆく。ユマ・サーマンとジュード・ロウの端正で異質な美しさに酔い、ラストシーンのナイマンの音楽に耽溺する。たまらない。私は本当にナイマンの音楽に弱いんだ。いや、もう、本当に弱いんだ。8点(2004-03-26 22:09:51)

8.  風が吹くとき 世界中の人が、きちんと観なければいけない類の映画。そして、作品自体の時間の何万倍もかけて、その意味するものを考えなければならない映画。8点(2004-01-05 20:42:16)

9.  カリートの道 これを「男の美学」と捉える男性は多いだろうけれど、どこか醒めた目で「男の勝手」を感じてしまう女性も少なからずいるのではないかと思う。とはいえアル・パチーノの色気は只者ではありません。参りました。日本であんな色っぽいおっさんは見たことない。7点(2004-08-22 16:19:46)

10.  カタクリ家の幸福 最初の死体発見シーンなんて素晴らし過ぎます。このプチ鬱がケラッケラ笑いましたよ。それが笑いのピークだったのが残念でしたが、そのシュ~ルな世界観自体は実に好みです。ところで、冒頭の雰囲気がヤン・シュヴァンクマイエルの「フード」に酷似していると思ったのは私だけ?ひょっとして三池監督ってヤン好き??7点(2004-08-14 14:05:26)

11.  カラーパープル(1985) 原作を中学生の頃に読んだのだけれど、今思うと本当に理解し切れていたのか?と疑問に思う。アメリカの黒人女性。白人から蔑まれ、男からも虐げられる。逃げ場もなく、根本的に絶望的。その閉塞感の中でそれでも前を向いて生きていけるか?私にはとても無理だ。しかし劇中の女性たちはあの悲惨な状況下でも笑って生きている。思考を喚起させる、という意味ではこの映画は充分だ。それがスピルバーグの手腕なのか、アリス・ウォーカーの原作に起因するものなのかは分からないけれども。7点(2004-01-10 14:32:56)

12.  ガンモ かなり悪意のあるコラージュの洪水。いわゆるホワイトトラッシュ(クズ白人)と言われる人たちの日常をチョキチョキと切って、脈絡なく貼り付けた前衛的で精神病理的な映画。当時、この監督は相当若かったという記憶がある。クロエ・セヴィニーの恋人だったよね。賛否両論だったこの映画、私も正直さっぱり分からなかったし、観ているのがかなり苦痛だった。ただ、観て何年か経って、「アレは結局何だったんだろう?」と思い出してしまう、そんな不思議な吸引力がある。また観てみたい…でも絶対後悔する…でもな…という感じ。心に残る、ちょっとした悪い夢のような映画。記憶に妙に残るということで、評価は高めで。あと、あの子役の顔、1回見たら絶対忘れられない…。「ケロッグ博士」にも出ていてびっくりしたよ。7点(2003-12-17 19:50:47)

13.  カーラの結婚宣言 「八日目」と同じですね。自立の難しい障害者が性に興味を持つ、恋をする…とても微妙でデリケートな問題だと思う。微笑ましい物語ながら、根っこの部分は深く複雑だったりする。色々と考えることがあります。6点(2004-02-20 17:04:01)

14.  仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督) 見ごたえのある作品。見事な騎士道には圧倒される。ただ突っ込むべきは、物語の重厚さに貢献してくれたのは主演のディカプリオではなく、4人の騎士だったということ(みなさん言われてますが)。彼は食われてるなんてレベルではなかった。主役ではないです。この作品における「仮面の男」はつまりは騎士道を描く上でのかませ犬だったな、と結果として思う。6点(2004-01-20 13:11:26)(笑:1票)

15.  カラー・オブ・ハート 綺麗。ファンタジックな美しい映像が堪能出来る、ハートウォーミングで良質な作品。以前ギネスブックに載っていたのを見たことがある。デジタル処理のカットが世界一多い映画だとか。今はどうなんだろう。この頃、なぜか観る映画観る映画にウィリアム・H・メイシーが出ていて、ああ、いい味出す役者だなあ、と思った記憶がある。6点(2004-01-10 14:42:57)

16.  カンパニー・マン 公開時の前評判は「斬新な展開」。でも私はむしろSFサスペンスの王道的なものを感じてしまった。どこかで何かで観たような…という展開。パクリというより、確信犯的にやっている気がする。先人の遺産に対するオマージュというか。だからもしこれで「新しいものを作った」なんて言われたら、違和感と抵抗感は感じてしまいます。ラストも衝撃というより、むしろ予定調和ではないかな、と。5点(2004-08-06 17:36:34)

17.  彼女を見ればわかること 自らの抱えるものをまるで武勲のようにひけらかすでもなく、不幸自慢をするでもなく、ただただその存在を以って何かを語る。そんな女性たちが静かにそこにいた。その人を見れば何かが分かる、感じられる。女性はみんな、そうでありたい。5点(2004-08-03 20:44:52)

18.  顔のない天使 先入観。排他意識。狡猾な保身。人は、人を信じることよりも、疑うことに長けている。人を信じることは難しい。人を信じることは本当に難しい。5点(2004-02-24 19:25:42)

19.  ガールファイト ミシェル・ロドリゲスのあの目!あの目に出会えただけでも観た価値はあったと思う。あんな目を持った女優は他にはいない。肉食獣のような目。一般的な美の範疇からは相当に外れているけれど、美しい目だと思う。野卑でタフで、挑戦的な目。彼女には獣の美がある。しかし残念ながらストーリー自体には新しいものが特になく、後半はちょいと眠たかったかな。5点(2004-02-09 20:13:34)

20.  カクテル 世間で酷評されているとも露知らず、昔TVで観て結構楽しめた。位置付けはアイドル映画でいいと思う。ストーリー云々よりもパフォーマンスを頑張っているトム・クルーズの姿が印象的で微笑ましかった。5点(2004-01-29 20:29:47)

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