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1. 崖の上のポニョ
《ネタバレ》 素敵な映画でした。「アニメーション」とは、生命のない動かないものに命を与えて
動かすことを意味する言葉だそうだけれど、まさにその真髄を見た気がしました。
動いている!とにかく髪の毛の先まで動いている。
特に再会のシーンでポニョがぎゅーっと抱きつくところが、
あまりにもぎゅぎゅーーーっとしていて胸が熱くなりました。
一見世界が普通の日本のどこかのようなので、非現実的なことが起こると
ややとまどってしまいますが、「ここは日本のようだけど、違う世界、
パラレルワールドのどこかの世界なんだ」と一度納得してしまうと、
昔、御伽噺を自然に受入れていたのと同じ感覚で素直に観れました。
雨が降って海になってしまうのは「千と千尋」と同じですね。
「雨が降れば海くらいできるよー」って言っていたあの感覚と同じ。
水がひけば、海の中で揺れていた干したままの洗濯物はそのままの姿でぱりっと乾いて、
何事も無かったかのようにすべてはもとどおりになるに違いない世界。
水の上をおもちゃの船で航海するところは本当に気持ちが良かった。
昔読んだ、「エルマーのぼうけん」とか思い出しました。
そしてやっぱり食べ物が抜群においしそう!あなたは見ましたか?
2枚のハムの間からじんわわ・・・としみだしてくるラーメンの汁を・・・♪
好きです。何回も観たい。[映画館(邦画)] 8点(2008-08-15 12:43:06)(良:1票) 《改行有》
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